2009年12月12日土曜日

メイクアップ・グレード


 メイクアップ・アブセンスをしてから約2週間後の11月12日、今度は怪獣の学校(ミドルスクール)でメイクアップ・グレードがありました。

 メイクアップ・グレードの方は出席はしているけれど、成績の良くない生徒が(C以下の成績を取った子が)成績を上げるために受ける授業、こちらは正規の授業時間に行われたため、授業料を納める必要はありませんでした。

 C以下がなくて成績の良い子は、メイクアップ・グレードの授業の時間は、ご褒美として授業を受ける代わりにローラースケートにでかけました。
 我が家の怪獣も(かろうじて?)AとBだけの成績だったので、ローラースケートに行く事ができました。

 もちろん入場料は学校持ちです。
入場料にレンタルのローラースケート代も含まれているのですが、ローラーブレードの方がいい子は自費で借りるか、自分のローラーブレードを持ってきても良いことになっていたので、怪獣は自分のローラーブレードを持っていそいそと学校へ出かけました。

 昼休みを含めて2時間くらいの活動だったようですが、かなり楽しかったようで、興奮の冷めやらない怪獣は、下校の時に持って行ったローラーブレードを履いて帰ってきました。
帰って第一声、
坂で止まれなくなって大変だった~
と、ニコニコ顔でした。


追記:今回AとBしかなかった怪獣ですが、特に成績が優秀というわけではありません。
授業に遅刻せずに出席して、宿題や提出物を期限内に出していれば、C以下の成績になる事は滅多にありません。

 今回の「スケートのご褒美」は、宿題を真面目にやった子へのご褒美という感じです
学校でこのようなご褒美があると、勉強へのモチベーションが上がるので良いことだと思います。

 意外に思えるかも知れませんが、「勤勉(hardworking)」はアメリカ人の重要な価値観の一つで、学校も親も子供に「勤勉」の価値観を教えるのにあの手この手を使っています。
(今回のスケートのご褒美もその1例です。)
日本だと頑張っていても遠慮して「頑張っています」と言わないけれど、アメリカだと勤勉さをアピールすることが奨励(←ゴメン。"encourage"にあたる日本語が思いつけないのでコレにした)される傾向があります。 
 
 

4 件のコメント:

  1. こんにちは、天天です。
    「勤勉」に対する価値観の差もさることながら、ローラースケートで学校に行くことが驚いた。「事故にあった時の責任」とか、そもそも「道路交通法では、道路での使用が禁止」されている日本では考えられないですね。自由と自己責任のアメリカはさすが!警察官がローラースケートで警らをしているのは、アメリカだったかな?

    投稿: 2009年12月12日 (土) 12時28分

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    1. >天天さん
       
      こんにちは~(こんばんはかな?)
       
      >ローラースケートで学校に行くことが驚いた。
       
      ローラースケートどころか、スケートボードで学校に通っている子もいますよ~
      自転車通学もOK。
       
      自由というよりは、誘拐されそうになったら走って逃げるよりは速いから(ローラースケートの子を捕まえるのは歩いている子を捕まえるより難しいから)、という事もあるみたい…

      投稿: 2009年12月12日 (土) 16時05分

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  2. ローラースケート登校ですか…そう言えば映画で観た気がする(^-^)
    日本では道路が狭いし道路交通法違反だから不可能ダケド…まぁその分 校区も都市部なら徒歩20分範囲だから。
    コチラでは最近 女の子の間で 小さいローラーが組み込まれたスニーカーが流行していて 普通に歩いてる子が急にスーッと滑るから ビックリします(^-^;

    投稿: 2009年12月12日 (土) 20時34分

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    1. >梓さん
       
      > 女の子の間で 小さいローラーが組み込まれたスニーカーが流行していて …
       
      5~6年前にも流行していましたよね。
      娘も小学校の時履いていました。
       
      こちらでも時々見かけますが、娘が小学生だった頃のように、沢山の子が履いている感じはないです。

      投稿: 2009年12月13日 (日) 04時26分

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