邦画の「三丁目の夕日」の方ではなくて、スティーブン・スピルバーグ監督の1989年の映画。
"A Guy Named Joe"(1943年)のリメイク版だそうです。
"A Guy ..." の方は、主人公が第二次世界大戦の戦闘機のパイロットの設定らしいですが、"Always"は、山火事の消防飛行機のパイロットの設定です。
登場人物の名前は"A Guy ..."の登場人物の名前そのままで、ストーリー展開もほぼ一緒。
消火活動の最中に事故で死亡したピート(主人公)は、新米の消防飛行気乗りテッドを指導する守護天使になって働く使命を受けます。
テッドがピートの生前の恋人ドリンダに恋してしまい、ピートは複雑な心境に…
全体的に映像が綺麗な作品でした。
山火事の現場の上スレスレを飛行するシーンや、燃えさかる炎の中から脱出する飛行機のシーンが迫力があったし、
ピートが初めて単独飛行に成功した麦畑のシーンや、ドリンダがゴーストのピートとダンスを踊るシーンも綺麗でした。
また、この映画で天使ハップの役を演じている往年のオードリー・ペップバーンはこの映画を最後に女優業を引退しました。
(その後、ユニセフの活動に携わって、93年に大腸癌で他界。)
年をとっても妖精のような華奢な感じが、天使役にぴったりの雰囲気でした。
最後にピートがドリンダにお別れを言うシーンの台詞は(英語で聞くと)すごく感動的。
主人公のピ-トが(死んでも)心からドリンダを思っている気持ちが伝わってきて、泣けてきました。
日本語の字幕や吹き替えがどうなっているのかよくわからないのですが、日本ではこの映画の評価や知名度が低いのが残念です。
こんばんは天天です。
返信削除是非探して観てみたいと思います。吹き替えか字幕なしで、観られたらどんなに素敵でしょうね。(私には無理!)
ところで、「ゴースト ニューヨークの幻」の映画のような感じで、生きてる人間と接しているのかな?ドリンダは、ビートを感じているのですか?でも、何故か、切ないですね(´Д⊂グスン。
投稿: 2010年1月 3日 (日) 18時04分
>天天さん
削除うちの夫もこの映画を見たときに、「ゴースト」に似ているといっていました。
「ゴースト」と違うところは、ピートとドリンダはコミュニケーションを取る事が出来ない事です。
ピートはただひたすら見守るだけ。
完全な一方通行なので「ゴースト」よりも、もっと切ないかもしれません。
投稿: 2010年1月 5日 (火) 06時39分
なんとなく…純愛モノのイメージですねo(^-^)o
返信削除天使様が恋するほどの素敵な女性になりたいモノですo(^-^)o
投稿: 2010年1月 5日 (火) 14時05分
>梓さん
削除ラブストーリーではあるのだけれど、山火事の消火活動のシーンが迫力があって、普通のラブストーリーのような、ベタな甘い感じはないですよ。
投稿: 2010年1月 6日 (水) 02時29分