今年の夏から秋にかけては縫い物ばかりしていました。
(←ファミリー・ルームに置く予定で作ったラグ。
最後の仕上げの撥水スプレーを撒くために、ホワイエに置いたところ。)
キルトやカーテン類などの大物からクッションカバーやコースター等の小物まで、インテリアの布製のものは、自分で縫うことが多いです。
服もコスチューム程度の簡単なものなら、縫うことが出来ます。
(←カーテンを解いて縫ったキャノピー。
最近はIKEAのようなシンプルな家具が流行りで、4ポスターの天蓋つきのベッドはオールドファッションで、我が家のベッドのタイプ用のキャノピーは市販されていないので、自作するしかない。)
「簡単なものなら自分で縫う」
と、言うと、多くの人が
「ソーイングが好きなんですね。」「ソーイングが得意なんですね。」
と、言ってくれるのですが、
実は、ソーイングはあまり好きではないのです。
(←同じくカーテンを解いて作ったベッドカーテンとベッドスカート。
同系色の布で作ったクッションカバー。
キルトと枕カバーは市販品。)
ソーイングをやり始めたばかりの頃は、家庭科の実習の感覚で、たとえ下手でもとにかく何かが出来ることが楽しかったです。
少し慣れてくると簡単な物ではつまらなくなって、大物や複雑なものに挑戦するのだけれど、道具がそろわないと努力の割には仕上がりがいまいち。
かといって、道具を購入してまで挑戦する情熱もなくて…
「私って、ソーイングが好きではないんだ。」
と、気がつきました。
(←娘のスカートの余り布で作ったクッションカバー。
ソファーにかかっているラグは10年位前にステンシルしたもの。)
そんな私が縫い物をする理由は2つ
①自分の欲しいデザインがお店で売っていない。
②売っているけれど、(オーダーメードなどで)我が家の経済力では買えない。
つまり、自分の欲しいものが安価で手に入れば、わざわざソーイングなんかしないわけで、縫うことが楽しいわけではないのです。
(←ダイニング用テーブルランナーとランチョンマット。
現在、テーブルランナーの下に敷くレース編みのテーブルクロスを作成中。)
私にとってソーイングは「料理の好きではない主婦(又は主夫)が毎晩の食事を作る感覚」です。
一通りのことは出来るけれど、「作っていて楽しい」と言う感覚ではないと言えばわかりやすいかな…?
今日の一言:出来る(技術がある)事と好きなことは必ずしも一致するとは限らない。
私はモノを三次元で捕らえるコトが出来ないらしく 数学は三次関数や立体図形…美術はデッサンの陰影が全く解らない(ρ_;)
返信削除その流れで裁縫は雑巾・コースター・ランチョンマット・巾着袋…系統の学校で使いそうな小物類は出来るケドソレ以上は無理”(ノ><)ノ
デキナイ事と嫌いなコトは同じかもしれない( ̄∀ ̄)
投稿: 2010年11月20日 (土) 10時06分
>梓さん
削除私も3次元はあまり得意ではないです。
インテリアの布物はスケールは大きいけれど、ほとんど2次元の作業なので単純と言えば単純なのですが…
我が家のミシンは家庭用のミシンで大物を作るのにはあまり向いていないみたいで、作業に時間と手間がかかります。
なので、ミシンを使っている間は毎回
「コレが完成したら、もう二度と縫い物はしないぞ」
と、つぶやきながら縫っています。
ミシンや道具を買えば良いのだろうけれど、そんなお金があったら、オーダー・メイドした方が良い気がして、ジレンマのループにはまっています。
投稿: 2010年11月21日 (日) 12時41分