リビングについている掃きだし引き戸のパティオドア(2つ)が老朽化していて、断熱性が良くないのと隙間風が酷いので新しいパティオドアに交換することにしました。
(↑交換前のパティオドア)
(←断熱フィルムを貼った交換前の左側のパティオドア)
老朽化していてもペアガラスなので、夏から秋にかけては問題なく過ごせたのですが、マイナス20℃まで外気温が下がる冬はブラインドを下ろしていても、窓の側に立つと外の冷気が伝わってくるのがわかりました。
そのままだと、暖房してもどんどん熱が逃げていってしまうので、窓を断熱性の高い物に交換したかったのですが、冬場は寒すぎて自力での作業が無理だったので、断熱フィルムを貼って急場をしのいでいました。
(←取り付け前の新しいパティオドア。
ペアグラスだけれど、ガラスとガラスの間にアルゴンガスが封入されていて断熱効果が高い(と言われている)モデル。)
気候が暖かくなってやっと自力で作業できるようになったので、一家総出でパティオドアを交換することになりました。
①まず、古い窓を外す。
室内部分のトリム(木の枠)を剥がして、
古い窓枠から螺子を外して、窓と壁の間を埋めていたシーラーを剥がして、古い窓枠を外します。
(←古い窓を外したところ)
②開口部の処理をして、敷居の部分の防水処理をする。
(↑左:敷居部分に防水テープを貼っているところ。
右:防水テープの上にシーラーを塗ったところ。画像クリックで拡大します)
窓を取り付ける枠を掃除したり調整したりして新しい窓が取り付けやすいようにします。
水平器(レベル)を使って、敷居が水平か横の枠が敷居に垂直になっているかも確認します。
その後、敷居(と横の枠の一部)に防水テープを貼って、防水テープの上にシーラーを2箇所ライン状に塗ります。
(←新しい窓を開口部に置いたところ。
アメリカの引き戸は、片方がはめ殺しで窓枠から外せないのでかなりの重量がある、窓を開口部に置く作業が一番大変で、一家総出(と言っても3人)でやった。)
③開口部に新しい窓をはめ込んで、窓の位置を決める。
②でシーラーを塗った開口部の敷居の上に窓の敷居が乗るように新しい窓をはめ込む。
水平器(レベル)で水平を確認しながらシム(楔)で窓の取り付け位置を調整する。
(←開口部と新しい窓枠の間に挟み込まれたシム)
④窓の位置が決まったら、螺子で窓を開口部に固定する。
シムで水平や壁と面一(つらいち)になるかどうかを調整して仮止めしたら、窓をはめ込んで動くかどうかを確認します。
窓の開け閉めに問題がないことがわかったら、窓枠に螺子穴を開けて螺子で窓枠を壁に固定。
(←窓を固定するための螺子。
防水のためにシーラーを塗ってある。
私たちの買った窓の窓枠には螺子穴がついていなかったので、ドリルで穴を開けた。
螺子を使わずにそのまま釘を打ち込む場合もあるみたい。)
長くなったので、続きは次回…
今度は窓の取り替え…ですか(◎o◎) yuukiさん一家はDIYで家が建てられそうですね!(b^ー°)…それより窓枠ごと売っているアメリカのDIY市場にビックリです(◎o◎)
返信削除私達が実家の車庫を作った時はトタンから鋼材、水切までオーダーメイドで発注しましたよ(T_T)
投稿: 2011年5月28日 (土) 00時45分
>梓さん
返信削除>窓枠ごと売っているアメリカのDIY市場にビックリです
DIYの店頭で売っている窓やドアもあるのですが、
今回付け替えたパティオ・ドアはとりあえずオーダーメイドです。
オーダーメイドと言っても、メーカーにじかに注文するのではなくて、DIYのお店でサンプルを見て、サイズや色を指定して注文して配達してもらうもの。
アメリカのDIYのお店は凄いですよ~
階段のキットとか、ユニットバスとか、給湯器とか、煙突やダクトの部品とか、屋根のアスファルトとか、電気配線の道具とかも売っているので、
家を建てるまでは出来なくても、日本で言うリフォームくらいなら、自分で出来てしまいます。
細かい説明書も付いてくるし、わからなかったらDIYの店員に聞けば教えてくれる。
投稿: 2011年5月28日 (土) 11時51分