2011年1月25日火曜日

断熱フィルムを貼る


  我が家が住んでいるのは、北海道とほぼ同じくらいの緯度で、冬はめちゃくちゃ寒い地域です。
 日本に住んでいたときの様に、ファンヒーターとコタツだけの一部屋を暖める暖房では凍えてしまうので、多くの家はセントラルヒーティングなどで家全体を暖める暖房がほとんどです。

 我が家は暖房と給湯と乾燥機にガスを使っています。
この間、12月のガス代の請求来てびっくり

 ナント!350ドル!(約3万円!)( ゚Д゚)( Д) ゚ ゚

 ぐわ~ぁぁ~ガス代だけでこの値段!
いくら寒い日が続いたからって、暖房と給湯だけでこの値段は高すぎる

(↑フィルムを貼る前のファミリールーム/リビングルームの窓) 

 が職場の同僚に聞いたら、私たちの家よりも1.2~1.5倍くらい広い家で、しかも、暖房の設定温度は我が家よりも高いにもかかわらず230~250ドルくらい。

 どうやら、我が家の暖房効率がかなり悪いらしい。
暖かい空気が逃げてしまう場所としては、2階の屋根裏と窓(特にファミリールームについている外が眺められる掃きだし窓)だろうと言う事で、窓自体を断熱効果の高い物に変えるのはかなりお金がかかるし、冬場に窓の交換作業は寒そうなので、窓用の断熱フィルムを貼って急場をしのぐことになりました。

(←DIYショップで買ってきた窓用断熱フィルム。
「最大90%断熱効果アップ」とパッケージに書いてあるけれど…)

 DIYのお店で見つけた断熱フィルムは幅62インチ(約150㎝)×長さ210インチ(約530㎝)のシート2枚と両面テープのセットで13ドルでした。
 お店のレジの人が、
「これは、かなり効くからお奨めよ~」
と、効果を保証してくれたけれど、
パッケージを開けてみると、ただのラップフィルムとセロハンを足して2で割ったみたいな手触りのシートだった。

(←左:取っ手を外した窓。
右:外した取っ手。)

 早速、一番面積の大きいファミリールームの窓から作業開始。

 パッケージの説明書では、窓の枠の一番外側に貼るように書いてあったのですが、ファミリールームの窓は窓枠の中にブラインドがついていて、説明書どおりに貼るとブラインドの開け閉めが出来なくなってしまうので、サッシを取り付けている木の枠に貼る事にしました。

(←サッシの枠に両面テープを貼ったところ。)

 サッシの枠に貼る時の問題は、窓の取っ手が突き出ていてフィルムがピンと貼れない事。
 フィルムを貼ったらどのみち窓の開閉は出来なくなるから、取っ手を外してしまうことにしました。

 フィルムを貼る作業は障子を貼る作業と似ている感じ。
が、障子と比べると面積が大きいので、皺にならないように貼るのは難しかったようです

(※難しかったようです:この間の本棚もそうなのだけれど、インテリアのコーディネートや改装をする場合はほとんどが企画は私、施工はなので、フィルムは全部が貼った。)

(←フィルムを貼り終えたところ)

 貼った後、説明書の指示通りにドライヤーで暖めたら細かい皺はなくなりました。

 窓の取っ手を外したり、ブラインドを外したりで、思ったよりも時間がかかってしまったけれど、無事作業終了。

 一番面積の大きい窓はフィルムを貼り終えたので、他の窓も順次張っていく予定です。 

 仕上がって見た感じはビニールハウスのようだけれど、これでどこまで暖房費が節約できるのだろうか?
(今月のガス代があまり変わっていなかったら、今度は屋根裏の断熱アップを考えなければ…)

2 件のコメント:

  1. ウチは団地で勝手に改造出来ない上に窓が北・東・西向きなので 夏は日射しが凄くて風が通らないし、冬は北風が凄くて寒い。
    亜熱帯気候だからまだ我慢出来るけど、今年は日照不足で強風なので、一段と寒い。
    そんなわが家の寒さ対策は フローリング部分に畳調のマットレスを敷く事、東・北に向いた吐き出し窓のカーテンは夜は必ず閉める←コレだけでも大部違う。
    チビが喘息だからオイルヒーターと暖房で部屋を22℃に保って、加湿器で湿度調節f^_^;
    結構 大変デス。

    投稿: 2011年1月31日 (月) 23時31分

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    1. >梓さん
       
      チビちゃん喘息なんですね。
      喘息持ちだと、風邪をひくとすぐに発作が出るので、風邪の予防が大事ですよね。
       
      怪獣も小さい時は喘息持ちで、冬になるとかかり付けの医者がホクナリン・テープをまとめて処方してくれていました。
       
      アメリカに越してきてからは、不思議に喘息の発作が出ていないです。

      投稿: 2011年2月 3日 (木) 00時54分

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