2011年6月16日木曜日

運転免許の切り替え2 (ピクチャーテスト)


 前に住んでいた州では、滞在が3ヶ月以上になると州の運転免許の試験を受けることできたのですが、私は留学して初めの1年間は国際免許で運転していました。

 なぜかと言うとSSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)がなかったため、免許の手続きが煩雑だと思ったからです。

 (今はヨーロッパに引っ越してしまった)Bさん家族の奥さんから、
「国際免許を持っている人の、免許の取得は簡単らしい。
州の免許がとれたら自動車保険も安くなる。」
と、いう情報を貰ったので、Bさんの奥さんと一緒にライセンス・オフィスに行きました。

 ドライバーズ・ライセンス・オフィスに行ってわかったことは、
①州の免許を取得するには筆記試験と技能試験をパスしなければならないこと。
②アメリカ国内でも外国でも一度も免許を取ったことのない人は、ドライビング・スクールで技能教習も含めて一定時間の教習を受けなければならないこと。
③ 外国の免許を持っている人は、英語で試験をうけるか、母国語で筆記試験(母国語の筆記試験がない場合はピクチャーテスト)を受けるかが選べる事。
でした。

 英語以外の筆記テストはスペイン語とフランス語しかなかったので、日本人は英語で受けるかピクチャーテストを選べたので、当然ピクチャーテストの方を選びました。

 ピクチャーテストは2択で、2枚の絵のうちの正しい物を選ぶというテストで、標識や右左折のしかた、レーンの区分などの設問の他に、
「シートベルトをしている絵と、していない絵」
「運転手が飲酒している絵と、助手席に座っている人が飲酒している絵」
も、あってほとんどが常識で考えれば正解できそうな問題ばかりでした。 

  筆記試験に合格したら、技能試験の予約をして仮免を貰います。
技能試験は予約された日時に、車持込で受けます。
(自分の車がなくて、友人や家族から借りて受ける場合は承諾書が必要です)
技能試験は日本の路上テストに似たテストで、普通に路上を運転して坂道のパーキングと発進、縦列駐車と方向変換とバックの試験を受けたら終わりで、日本の様にS字やクランクの試験はありませんでした。

 技能試験にパスすると、視力測定を受けて本免がその場で発行されます。

 かかった費用は免許の申請のお金(35ドル)のみ。
本当に簡単に取れてしまった。
 (アメリカの免許の試験では、実際に運転できるかどうかが重視されるので、
日本の免許を持っていても、ペーパードライバーだった場合は免許取得は難しいと思います。)

追記:

 アメリカでは州単位で道交法がちがうので、免許も州単位で発行しています。
なので、別の州に引っ越すと免許の切り替えが必要になります。

 私も去年別の州に引っ越したので、免許の切り替えをしました。
州が変わって免許を切り替える場合は、切り替える前の免許が有効期間内ならば申請料だけを払って無試験で切り替えができます。

 現在住んでいる州では英語以外の言語の筆記試験も沢山準備されていて、母国語で筆記試験がない場合は英語で試験を受けることになっていて、ピクチャーテストはないということなので、前の州で免許を取っていて良かった。

 前の州で取った免許も有効期間が切れていなければ使えるので、同時に複数の州の免許を持つことも可能です。
(私も前の州の免許と現在住んでいる州の免許の両方持っているけれど、前の州の免許は使うことがないです。)

2 件のコメント:

  1. アメリカは実質的でいいですね!

    投稿: 2011年6月16日 (木) 09時19分

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    1. >hiroさん
       
      アメリカは免許を取るのは日本より簡単だけれど、ナンバープレート取得や更新の料金や自動車保険料の設定が、実質に副って細かく規定されてので面倒です。
      投稿: 2011年6月18日 (土) 04時17分

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