2011年10月4日火曜日

GPS(カーナビ)


 この間の「左足(指)負傷事件」の時に買ってくれる約束だったGPS(カーナビ)が遂に届きました。

 普通の電気店で売っている物は4.5~5インチが多いけれど、私は目が悪いので7インチのものが欲しかったので、通販で購入してもらいました。

 バーゲン好き・割引好きの節約家のがセールでもないのにGPSを買ってくれたのは、方向音痴の私に空港への送り迎えを頼みたかったから。
 「GPSさえあれば、道を覚えなくても、初めての場所でも大丈夫だろう」
と、言うわけです。

 この間、日本の出張からの帰りに
「○時に着くから、迎えにきて」
と言うので、買ったばかりのGPSを初めて使ってお迎えに行くことに…

 アメリカのGPSは日本のGPSと違ってシンプルに地図を電子化しただけのもの。
音声で案内をするけれど、渋滞情報なんて出ないし、工事の情報も出ない。

 まず家をでて2分も経たないうちに、工事中の道路に誘導されて半信半疑で暫く走った挙句、行き止まりでUターンする羽目に…

 その後、フリーウェイに折角乗ったのに、「降りろ」とうるさいのでランプを降りたら一般道に誘導
(確かに、そのほうが走行距離は短いかもしれないけれど、制限速度や信号で何度も停車することを考えたら、距離は長くてもフリーウェイの方が走りやすいし時間も短時間でいけるのに…)

 更に、一般道から別のフリーウェイに乗るように誘導するのでそのとおりに行ったら、今度はそのフリーウェイが工事で封鎖中
 迂回路を探そうと車を走らせていると、「フリーウェイに戻れ」としつこく指示。

 やっと迂回路を見つけたものの、片道1車線しかなくて大渋滞。
それが7マイル(11.2km)くらい続いた。
 不運なことに、「GPSがあるから」と、思って、道路地図は持っていなかったので、渋滞する迂回路を進む以外道を知らない
 その間も、GPSは「フリーウェイに戻れ…」と、指示をしつこく繰り返すし、本当にうるさかった。

「もしかして、わざと時間のかかる道を選んでない?」
と、思うくらい時間がかかった。

 結局空港に着いたのは、迎えに行くはずの時間よりも1時間半も後だった。
でも、私の場合は目的地に着けたからまだいいのかも…
 カナダ人の観光客なんか、今年の初めにGPSを使ってドライブしてネバダで1週間行方不明になっちゃったんだから。

今回の教訓:「GPSがあっても、紙の道路地図は積んで走ろう」

2 件のコメント:

  1. カーナビ…私も非常に苦手デス。
    20年程前に住んでいた所へ 息子の手術で行ったのですが スッカリ都会化していて 買い物や書類作成のために レンタカー(カーナビ付き)を借りました。
    お店は以前からあったので、カーナビは使わず、書類の提出のための福祉センターに行くためにカーナビを使ったのデスが…「保健所の隣です」という情報を頼りに梓が記憶の糸を手繰り寄せて向かっていると「通り過ぎました」…(゜∀゜;ノ)ノ…ウソ…まだ先ダヨ。
    結局カーナビは無視して梓の20年前の古地図と記憶力で無事着きました。
    コチラはGPSの標準からあまりにも離れ過ぎていて、200m位座標がズレてるらしい…( ̄∀ ̄)m

    投稿: 2011年10月10日 (月) 23時58分

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    1. >梓さん

      今回うちが買ったGPSの精度は結構いいのですが、良すぎてちょっとでもずれると「戻れ」とうるさいです。

      結局、GPSって地図の延長で判断したり考えるのは人間がしなければならないんですよね。

      投稿: 2011年10月11日 (火) 08時37分

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