2011年10月2日日曜日

Home Fries(100万回のウィンク)


 1998年の作品。
邦題は「100万回のウィンク」。

 ストーリーは、ファスト・フード店で働くサリー(ドリュー・バリモア)は、妻子ある男性とは知らずにドリアン(ルーク・ウィルソン)の母ベアトリス(キャサリーン・オハラ)の再婚相手ハリー(クリス・エリス)と交際して妊娠してしまいます。
 ハリーが結婚していることを知ったサリーは、ハリーにハリーの奥さんに真実を告げるように要求します。
 ハリーは浮気していることは告げたものの、相手や相手が妊娠していることは話さないままだったので、煮え切らない態度に愛想をつかしたサリーは別れを決意します。
 ハリーの継息子ドリアンとアーガス(ジェイク・ビジー)は継父の浮気を懲らしめるために、軍用ヘリでハリーを追い回して驚かし、ハリーを心臓発作で殺してしまいます。

 ハリーを追い回してヘリを操縦していた時に、無線が近くのファスト・フード店の無線と混信していたので、自分達の会話から継父殺害がばれていないかどうかを確かめるために、アーガスはドリアンをサリーの働いているファスト・フード店で働かせて監視させることに…

 アーガスと母ベアトリスはハリーの死後も浮気の相手を探して復讐をしようと企てている一方で、ドリアンはサリーが継父ハリーの不倫の相手とは知らず好意を持ち始めます。

 その後は、ドリアンがサリーが継父の不倫の相手であることを知り、不倫の証拠が母とアーガスに渡らないように努力したり、結局母とアーガスが相手を突き止めて騒ぎがますます大きくなっていきます。

 サリー、ドリアン、アーガス、ベアトリスと4人もメイン・キャラクターがひしめきあっていて、ストーリーも映画の最初の設定をそのまま引きずって特にクライマックスもないままゴタゴタのうちに終わってしまうため、評判がいまいちの映画らしく、日本ではビデオレンタルのみで劇場公開はされなかったようです。

 私は、このゴタゴタ感とアーガスと母ベアトリスの異常な性格が面白いと思ったし、ヘリコプターに追い詰められて機銃を向けられているのに、産気づいてラーマス法の呼吸をしているサリーのリアクションとかが面白かったんだけれど、アメリカでも評判はいまいちみたいで、DVDを扱う店でも中古のお店でも見たことがないです。

2 件のコメント:

  1. もしかして 旦那サンがチックムービーという映画なのかしら…多分日本人にはウケない内容だと思います。
    日常生活がベースなのに、日本では考えられないストーリー展開だから…f^_^;
    最近 私の周囲では映画ではなく「24」や「プリズン ブレイク」等をケーブルテレビで観ている人が多いようで、レンタルDVDを利用する人が減っていますf^_^;

    投稿: 2011年10月10日 (月) 23時38分

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    1. >梓さん

      ジャンルは日本で言うところのラブコメなんですけれどね、ヘリコプターを使って脅すというところが半分サスペンスっぽくて中途半端なんですよね。

      投稿: 2011年10月11日 (火) 08時33分

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