2011年12月25日日曜日

Last Holiday(ラスト・ホリデイ)


 2006年のコメディ映画。
邦題は「ラスト・ホリデイ」。

(←ジョージア役のクィーン・ラティファ)

 主人公のジョージア(クィーン・ラティファ)はデパートで調理器具をデモンストレーションして売る販売員。
グルメ料理が好きな、見た目も性格も控えめでシャイな女性。

 同じ職場で働いているショーン(LL・クール・J)に好意を持っているのだけれど、話すときにもぎこちなく仕事に関する話しかできない。

(←ショーン役のLL・クール・J)

 ある日職場で頭を打って気を失ったため、職場の医者の勧めで頭部の断層写真を撮ることに…

 スキャンの結果、脳に腫瘍がいくつか見つかり、治療をしなければ3週間の余命と診断される。

 治療の計画のために、加入している健康保険の事務所を訪れるが、ジョージアの治療のため手術は保険の適応外で費用を出さないと言われる。
アメリカでは保険会社が民間の会社で営利目的のため、高額な治療のほとんどは保険適応外のケースが多い。)

 自己負担で手術を受けようと思ったら、(麻酔の費用は含めないで)34万ドル(2006年当時のレートで3600万円)かかると言われ、治療を断念。

 どうせ死ぬなら好きな事をして過ごしたいと、仕事を辞め今まで貯まっていた年金を全部引き出して、前から憧れていたヨーロッパの高級リゾートホテルに豪遊に出かけます。

 この映画のオリジナルの映画は1950年のもので、主人公は男性でした。
 後に別の俳優(ジョン・キャンディ)を主役にリメイクされる計画でしたが、彼の急逝(1994年3月)でリメイクは棚上げに。

その後、女性のクィーン・ラティファを主役に台本が書き換えられて、2006年に映画化されたものです。

 このDVDの特典には、ジョージアが映画のはじめのシーンでTV番組を見ながら作る「チキン・チャピトゥーラス」のレシピがついていたので、我が家の今年のクリスマスのディーナーに作ってみることにしました。 

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