バスタブの設置が完了したら、アルコーブ(バスタブを入れた小部屋のようなスペース)部分に下地の壁を取り付ける作業に移りました。
(←アルコーブ部分の壁2面の取り付けを始めたところ)
アルコーブの壁3面全部をタイルで仕上げるなら、シャワーやカランを仮設置して動作確認をしてから一度はずして、下壁の取り付けをするほうが効率が良いのですが、我が家はシャワーをつける面の壁の一部に、明かり取りのためにガラスブロックを入れるため、下壁の作業を先にしてから、シャワーの取り付けをすることにしました。
①設置したバスタブが傷つかないように養生する。
②コンクリートボード※1を壁のサイズに合わせてカットして専用のネジで止める。
今回コンクリートボードのカットはグラインダーでカットしたため、細かい粉塵が飛び散って家中が埃まみれに…(T_T)掃除が大変でした。
(←アルコーブの外側のパイプの点検口の部分)
(←枠の間にガラスブロックを積んでいるところ)
③ガラスブロック※2のサイズに合わせて枠を作る。
(この枠が出来ないと水道のパイプの固定が出来ないためガラスブロックを積む作業を先にした。)
④枠とガラスブロックの間、ガラスブロック同士のの間にスペーサー・ストリップ※3を挟み、一段積むごとにL字金具で固定していく。
(←ガラスブロックを積み終わって、上の部分をアルコーブの外側から2×4で固定したところ)
⑤ブロックを積み終わったら、上の部分を固定する。
我が家のデザインでは積み終わったガラスブロックと天井との間に隙間ができるので、2×4で固定しました。
(2×4の部分は石膏ボードで覆うので、見えなくなる予定。)
(←ガラスブロックを積み終わって、シャワーやカランの配管&点検作業をするためにバスタブの養生を外したところ。)
⑥バスタブとコンクリートボードの隙間にシーラーを塗って防水する。
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※の残りの説明は↓からどうぞ
※1コンクリートボード
防水用のボードで、DIYショップには1.2cmくらいの厚いボードと0.5cmくらいの薄いボードの2種類がありました。
薄い方のボードは、カッターナイフで切れるので作業が簡単です。
今回は(バスタブの縁の厚みの関係で)アルコーブの内側には厚い方のボード、外側には薄いボードを使いました。
※2ガラスブロック
スタンダードなサイズは、8×8インチの正方形で、5ドル。
小さめのサイズや、角や端用の特殊な形のものもあって、値段はスタンダードと比べると高い。
柄も波模様や泡の模様や氷模様などのデザインがいくつかあって、やはりこれもスタンダードのものよりも高いです。
明かり取りのためにガラスブロック(スタンダードタイプ)を使うデザインにしたのだけれど、今回バスルームに使うタイルが1×1フィート(12×12インチ)あたり60セントしかしないので、ガラスブロックを使うとタイルを施工する方法と比べるとコストがかなり高くなりました。
※3スペーサー・ストリップ
ガラスブロックを積む方法は、モルタルでガラスブロックを接着していく方法とプラスティックのスペーサー・ストリップを間に挟んで金具で固定したあとシリコンのシーラーでブロックの隙間を埋めていく方法があります。
今回は施工が簡単なスペーサー・ストリップを使いました。
スペーサー・ストリップはプラスティックの筒を潰したような形で、表面と裏面の真ん中に溝があってガラスブロック同士を固定できるようになっています。
長さは使う場所(縦か横かなど)によって色々な長さがあります。
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