1月の末頃に、「玄関に置いた雛飾りに合わせてダイニングのテーブル・アレンジをしてみよう」と思い立ち、手芸品店に材料を買いに行きました。
ひな祭りの飾りだから、赤と白とピンクをメインに飾ることに決めて、今回買ったのは、
・桜の花の造花(白5本、ピンク3本)
・ランチョンマットとテーブル・ランナー用のピンクの生地(濃淡2色でそれぞれ1メートルくらい)
・小鳥と蝶々の飾り
です。
最初は既製のランチョンマットやテーブル・ランナーをさがしたのだけれど、和風のものは売っていなかった。
自分で作るにしても、日本ならピンク系の和風の柄の生地も売っているのだろうけれど、ここでは手に入らないので、自分でアップリケをして生地から作ることにしました。
濃い目のピンクの生地に淡いピンクの生地でアップリケをしてランチョンマットを、
赤の生地(雛飾りの下に敷いてあるシーツとセットになっていたピローケースなどの生地)に淡いピンクの生地と白のボイル生地(怪獣のハロウィンの衣装をつくった時の余り)でアップリケをしてテーブル・ランナーを作りました。
(←ダイニング全体のアレンジ)
ひな祭りのテーブル・アレンジなのに、ランチョンマットとテーブル・ランナーのアップリケを、桃の花ではなくて桜の花にしたのは、手持ちの食器が桜の柄だったと言うことと、「桜だったら雛飾りをしまった後も、桜の季節まで暫く使えるかも…」と思ったから。
それに、アメリカ人にはひな祭りが「桃の節句」だと説明しないかぎりわからないだろうし、わかったところで、よっぽどガーデニングオタクでない限り、桃も梅も桜も同じ様にしか見えないだろうと思ったから。
テーブル・セッティングの他には、買ってきた桜の花の造花を鉢に飾りました。
私は生まれてこの方、フラワーアレンジメントも活け花も体験したことがないので、どの花を組み合わせたらいいのか、どういう形に活ければいいのかさっぱりわからない。
悩んでいてもしかたがないので、鉢の中にに発泡スチロールを入れて、買ってきた造花を適当な長さに切って挿すことにした。
鉢の大きさからするともう少し高さや横の広がりがあるほうがいいのだろうけれど、桜の花の造花は定価で1本10ドルもして、活け花のセンスのない私には「猫に小判」状態なので、新しく買い足すのはやめにした。
「猫に小判」で思い出したのだけれど、猫と言えば…
今回、春の雰囲気を出そうと思って、桜の花の造花に小鳥や蝶々の飾りを針金で固定して飾りました。
(←小鳥と蝶々の飾り)
蝶々は鳥の羽とプラスティックで、小鳥は発泡スチロールと鳥の羽で出来ているのですが、蝶々はともかく小鳥のほうはサイズや形が本物の小鳥とそっくり。
(←小鳥を飾った造花)
クリスマスツリーについていた飾りも、猫にイタズラされて壊されたことがあるので、「本物そっくりの小鳥の飾りは狙われるんじゃないかな…」と少し心配していましたが、人間が起きている間は興味を示している様子はなかったので、油断していました。
翌朝起きてみると…
飾った造花が傾いていて、その先に飾ってあった小鳥が無残にも齧られて穴があいていた。
(←穴の開いた小鳥の飾り。
矢印の先が齧られて穴の開いた部分。)
傾いた造花を直して小鳥も飾り直しておいたのですが、どうやらそこに小鳥の飾りがあると言うことに気がついてしまったみたいで、人間が起きている間もイタズラするようになってしまったので、ついに小鳥は外して蝶々だけ飾ることになりました。
今回の教訓:小さな子供とペットのいる場合は、ホームデコレーションは制限つきにならざるをえない。
素敵なアレンジですね
返信削除小鳥さんは残念でしたが・・
桜を使うアイデア、すごく良いと思います
日本だって気づかないんじゃないかしら・・?
と思いました
投稿: 2012年2月24日 (金) 10時20分
>母さん
削除>桜を使うアイデア、すごく良いと思います
>日本だって気づかないんじゃないかしら・・?
ありがとうございます
日本人から見てもおかしくないなら嬉しいです。
家の中だけでなくて、外にも早く春が来てくれるといいのだけれど・・・
今日は息子の学校が雪で休校になりました
投稿: 2012年2月25日 (土) 00時37分