アメリカで暮らして6年が過ぎて、こちらの文化や習慣にもだんだん慣れてきたけれど、未だにどうしても抵抗のある習慣は挨拶の時にハグ(抱き合う)すること。
ホモと思われるのを恐れて、男性同士は挨拶の時にハグをすることは(滅多に)ないし、異性同士でもよっぽど親しい間柄でない限り、セクハラを恐れて男性から女性をハグすることはほとんどない。
基本的に男性は挨拶の時にハグをしないのが普通。
ところが、女性は親しみを表すために、女性同士なら当然の様にハグするし、男性とも挨拶の時にハグすることが多い。
私が日本人だと知っている人は気を使って、ハグする時は「ハグしてもいい?」「ハグしてくれない?」と聞いてくるけれど、日本人と知らなくていきなり抱きつかれると、心の準備ができなくて思わず固まってしまう。
そんな時には、「日本人なのでハグの習慣に慣れていないんです」と言い訳するのだけれど、中にはハグ大好き(もしくはハグが苦手じゃない)日本女性もいて、挨拶の時に自然にハグしている人もいるから、言い訳が苦しくなってくる。
引越し前に住んでいたご近所には、アメリカ人と結婚した日本人女性(ツンデレ発言の女性)がいて、そのツンデレの彼女はハグが大好き。
挨拶の時、知り合いにはみんな積極的にハグをする人でした。
一方、私は積極的にはハグをしない人。
ご近所で私達の話題が出て名前を言っただけではどちらかわからない場合は、「誰にでもハグする日本人女性」と「ハグしない日本人女性」で説明がついてしまうくらい対照的でした。
私がハグが嫌いで自宅でも家族にハグをしないので、子供たちもハグが苦手。
特に発達障害のある怪獣は、ハグされると私以上に固まってしまう。
それでも、相手がアメリカ人だとグッとがまんしてハグを返すのですが、相手がツンデレの彼女のように日本人だと、完全に拒否ムードになってしまう。
一昨年の夏休み、(アメリカ人と結婚してアメリカに住んでいる)夫の妹(怪獣から見ると叔母)に会った時に、ハグされて固まってしまい表情は思い切り拒否ムードになってしまった。
彼女が日本語の通じないアメリカ人だったら、日本人だとしてもせめて怪獣がハグされるのが最後だったら、気持ちの準備も出来たのだろうけれど、家族で最初にハグされたので予想外の展開に対応できなかったのだと思う。
私たち親も怪獣の極度の緊張がわかったので、パニックにならないかと顔面蒼白。
その場の雰囲気が完全に凍り付いてしまった。
夫の実家の家族にも私の実家の家族にも、怪獣が発達障害だということを話してあったのだけれど、どんな場面で問題が起こりやすいかを理解してもらうのは難しいと思った出来事でした。
私も、ハグされたら固まっちゃうかも・・。
返信削除国が違うと文化が違って大変ですね。
そしてうちの長男は、
絶対にアメリカでは暮らせないです
投稿: 2012年2月21日 (火) 21時10分
>母さん
削除>そしてうちの長男は、
>絶対にアメリカでは暮らせないです
アメリカでも男の子が家族以外にハグされるのは滅多にないので、多分大丈夫ですよ。
それに引き換え、私は女なのでハグされる機会が多くて…
度々、化石状態になっています。
投稿: 2012年2月23日 (木) 06時02分
ハグのように、文化的に受け容れることが求められる(?)ものにどう対応するかは難しいですね…><
返信削除yuukiさんのご近所の方の様に、「ハグしない日本人」で覚えてもらえるのはいいですね^^
男の子は家族以外にされないんですね!
男女関係なく、どんどんやるのかしら…と思っていました^^
投稿: 2012年2月23日 (木) 19時01分
>藤堂さん
削除>男の子は家族以外にされないんですね!
男の子も学齢前の小さな子なら、ハグしたりハグされたりする機会もあると思うけれど、思春期くらいになるとほとんどないですね。
小学校でも、教師が生徒に必要以上に接触しないように厳しいルールーが決められているので、先生が生徒をハグするのもあまり見ないです。
投稿: 2012年2月24日 (金) 10時12分