"Yours, Mine & Ours"(2005/1968)はファミリー・コメディーで邦題は「ヘレンとフランクと18人の子供たち」(2005)「合併結婚-ヘレンとフランクと18人の子供たち-」(1968)。
1968年のオリジナル版と2005年の設定は少し違うのだけれど、妻や夫に先立たれた子沢山の寡と未亡人が再婚して、子どもが18人の超大家族になり、そこで起こるハプニングをコミカルに描いた作品。
2005年版は、
沿岸警備隊をしているフランク(デニス・クエイド)は8人の子どもの父。アパレル関係のデザイナーをしているヘレン(レネ・ルッソ)は4人の自分の子供と6人の養子のあわせて10人のこどもの母。
沿岸警備隊の仕事で転勤の多いフランクが、自分の生まれ故郷に久しぶりに戻ってきて、高校の同窓会でかつての恋人だったヘレンと再会。
お互い独身だと言うことがわかって惹かれあい、子供たちに内緒で電撃結婚してしまう。
結婚後、双方の子どもから猛反発にあう。子供たちはお互いに協力してフランクとヘレンを別れさせてもとの生活に戻そうと計画を立てるが…
1968年版は、
海軍人のフランク(ヘンリー・フォンダ)は妻に先立たれた10人の子どもの父で、一番年下と下から2番目の女の子たち2人は妹夫婦に面倒をみてもらっている。看護婦をしているヘレン(ルシール・ボール)は8人の子どもの母。
フランクの一番上の娘を連れて行った病院でヘレンと会い、お互い寡だと知って惹かれあい、デートはするがお互いの子どもの数を知って、交際をやめ2度と会わないことにします。
ところが、フランクとヘレンの共通の友人ハリソン(ヴァン・ジョンソン)が2人をくっつける策を練って、偶然を装って2人を再会させてしまう。
再開後2人はお互い共通の話題が多いので、恋人としてでなく子育てや悩み事を相談する友達として付き合うことに…
2005年版も1968年版も、どちらも子沢山家族ならではのエピソードが面白かったです。
とくに興味深かったシーンは、1968年版のほうで、フランクとへレンがそれぞれ別の相手とデートしたレストランが偶然同じレストランで(実は友人のハリソンが予約して仕組んだのだけれど)、ヘレンの相手がヘレンに子どもが8人いることを知ってデートから逃げてしまい、帰りの車がなくて困っているところに、フランクが「良かったら送っていくよ」と申し出て、フランクとフランクのデートの相手とヘレンの3人で車にのるシーンで、
(←1968年版
フランクとへレンが自分達の子どもの話題で盛り上がるのを、フランクのデートの相手が呆れ顔で眺めるシーン)
車に乗っている間、フランクとヘレンはお互いの子どもの話で盛り上がって、デートの相手をあきれさせてしまう。
車の中の会話で、
フランク:「I'm glad I have ten.(僕は10人の子どもがいて嬉しいよ~)」
ヘレン:「I'm glad I have eight.(私も、8人の子供がいて嬉しいわ)」
フランクのデートの相手:「I'm glad I'm careful.(私は自分が注意深くてよかったわ)」
と、話すシーンがあって、
一緒にDVDをみていた怪獣が
「どうして、注意深くてよかったの?」
と、聞いてきた。
私が、
「子どもが出来ないように避妊に気をつけてたってことだよ」
と、返事したら、
怪獣:「だから?」
私:(゚ロ゚;)エェッ!?
「もしかして…(15歳になっても)子どもの出来かたを知らない?」
怪獣:「それは知っているよ~」
私:(もしかして、セックスは子どもを作る目的のためだけにすると思っている???
ふつう、子どもを作るだけの目的ではなくてする人がほとんどだと思うのだが…
ここで、セックスの目的について詳しくレクチャーすべき???
オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ…)
「いや、セックスはぁ、子どもを作る目的だけでするんじゃなくてぇ…ゴニョゴニョ…(;´Д`A ```」
怪獣:「もういい、わかったよ 」
私:(いや、絶対わかってないし…)
ファミリー向けの映画をみていて、性教育の話題に発展するとは思わなかった…
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