床が仕上がったので、今度はトイレ(便器)の取り付けです。
(←トイレを取り付ける前の床)
トイレの取り付けと言っても、我が家のトイレは新しく配管を引くわけでも配管の位置を変えるわけでもなく、古い配管の上にトイレ(便器)を取り付けるだけの簡単な作業でした。
(↓今回購入したトイレ。
タンクの蓋に水洗ボタンがついているタイプ。
左から外箱、便器、タンク、取付け用の部品とマニュアル)
トイレに付いていたマニュアルには、作業時間の目安50分と書いてありました。
作業の手順は…
①取り付け予定のトイレに割れやヒビがないかを確認する。
②床の配管のフランジ(配管口のつば状の部分)についている古いワックスを剥がす。
古いワックスは見た感じ色が黄土色ですが、汚物ではないです。パイプも綺麗で(2階のトイレのためか)臭いも全くありませんでした。
③床の配管のフランジについているスリットに便器固定用のボルトを2つ取り付ける。
ボルトを取り付けたら、プラスティック製のボウル・スペーサーをはめる。
④ワックスリングを便器の裏の便器の排出口にのせる。
便器が傷つかないように、床にダンボールや布を敷いて便器を裏返して置き、ワックスリング(便器の排出口と床の配管の接続部分にはめるゴムのパッキンにワックスがリング状についているもの)を、ワックスが便器側になるように(ゴムのスリーブが床の配管側になるように)して、便器の排出口の周りにフィットするようにのせて圧しつける。
⑤便器を床の配管口に合わせて置く。
便器のボルト穴に、床の配管のフリンジにつけたボルトが通るように便器を置いて、上から便器を圧してワックスリングがフリンジ部分に接着するようにする。
※注:一度ワックスを接着させた後、便器を外したり動かしたりすると、ワックスリングが切れて防水出来なくなってしまうので注意。
⑥便器を固定する。
ボルトに、プラスティックのディスク、ワッシャー、ナットの順に通して、ナットを締めて便器を固定する。
固定が終わったら、ボルトキャップを被せる。
(ボルトが長すぎてボルトキャップが締まらない場合は、ボルトの先を少し金属用の弓ノコで切る。)
(特に必要ではないけれど、)便器を固定した後に、床と便器の間をシーラーでコーキングしてもOK。
⑦タンクを取り付ける。
⑦-1:タンクを裏返して、タンクの底の穴に付属の封水パッキン(ゴム製)をはめる。
⑦-2:封水パッキンをつけたタンクを便器のタンクトの接続する穴にはめ込んで、固定用のネジ穴のタンク側と便器側の穴が真っ直ぐに重なるように合わせる。
(←タンク側からみたネジとワッシャー)
⑦-3:タンクと便器を固定する。
タンクの底のネジ穴に、ゴムワッシャー、金属ワッシャー、タンクネジの順に入れる。
タンクの下の便器側から、出ているタンクネジに金属ワッシャー、プラスティックワッシャー、ロックリング、を通し、ウィングナットを締めて固定する。
(ウィングナットを締める時は、タンクネジが空回りしないようにタンク側からドライバーなどで押える。)
(←便器側から見たネジとウィングナット)
⑧タンクの蓋にフラッシュ(水洗)ボタンを取り付けて、タンクの蓋をタンクにのせる。
後は、タンクと水道を繋いで、便座を取り付けると トイレの取り付けは完了です。
が、
付属の便座ではなく、日本から持ってきた洗浄便座を取り付けることにしたので、続きは次回の記事に…
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