2012年6月6日水曜日

リモデリング(改装)40
バスルームの改修31-鏡の取り付け-

 左側のバニティの改造の合間(ボンドが乾いて固定するのを待つ間)に、ミラーの取り付けをしました。

(↑ミラーを支えるホルダーを軽く仮止めしたところ
水色の矢印の先がホルダー)

 取り付けたミラーは改修前についていたミラーで、高さ3フィート(92cm)×幅7フィート(214cm)の大きいもの。
 日本のシステム洗面台のように、左右の洗面台の壁2箇所に分けて鏡を入れることも出来たのですが、元々ついていた鏡を処分するのが大変な事と、
狭いバスルームを少しでも広く見せたかったので、古い鏡をそのまま流用してあとで枠を作って取り付けることにしました。


 作業の手順は…

スタッド・ファインダー※1で壁の裏にある柱の位置を確認して印をつけ、鏡を支えるホルダーのネジの位置を決める
鏡の下縁はホルダーが水平に並ぶように、レベルで水平の線も出して印をつける。

(←軽く仮止めした、ミラー・ホルダー
ホルダーの左右の短い縦線の間が柱の位置、
横線が水平線)

②ミラー・ホルダーを軽く仮止めする。

壁との接着度を高めるために、取り付けるミラーの裏側にシーラーを塗る

(←ミラーの裏側にシーラーを塗ったところ)

 取り外す前は、洗面カウンターのバックスプラッシュ※2(水はね避けの板)の上に鏡を置いて線で支え、上2箇所と横2箇所の合計4箇所のミラーホルダーで点で支えてありました。
 今回は下3箇所と上3箇所の合計6箇所のミラーホルダーだけで鏡を支えるため、支える強度が心もとなく感じたので、シーラーを接着剤のようにして使いました。

 いよいよ、ミラーを壁に取り付けます。

ミラーの下の縁をミラーホルダーの上に乗せて、設置位置に横が水平に鏡面が床と垂直になるように(鏡の裏が壁にぴったりくっつくように)置いて(位置がずれないように手などで)支える

(←ミラーをホルダーに乗せているところ。
鏡が大きくて結構重量がある上にワレモノなので、今回の作業の中で最も神経を使う作業でした。)

ミラーを設置位置に置けたら、鏡が壁から離れないように押えながら、ミラーホルダーの螺子を締めて固定する

(↑上縁のミラーホルダーを螺子で留めているところ)

 先に、仮止めしてあった、下縁の3箇所のミラーホルダーの螺子を、ドライバーで締めて固定。
 次に、ミラーの上縁にあわせてホルダーをつけて螺子で固定。
注意:上下のホルダーの固定が完全に終わるまでは、ミラーを壁に押さえつけて支えておくこと。)

(←固定が終わった下縁のミラーホルダー
こんな小さなミラーホルダー6個で、あんなに大きいミラーを支えているなんて…ちょっと不安。)

 ホルダーの固定が終わったら、ミラーの設置は終了です。

(↓設置の終わったミラー)


※1:スタッド・ファインダー


 壁の内側のスタッド(柱)や金属などをスキャンする道具。

(←の写真のスタッド・ファインダーはスタッドのスキャンが2種類、金属のスキャンが1種類のもの。
 スタッドファインダーの横にあるボタンを押しながら、壁をなぞるように動かすと、目標物(柱や金属)の箇所でランプが点灯して音が鳴るようになっている。) 


※2:バックスプラッシュ

(←以前の洗面台についていたバックスプラッシュ:水色の点線で囲った部分)

 バックスプラッシュは、シンクなどの周りの防水のタイルや壁。
 以前のバックスプラッシュは、バニティーカウンターと同じ素材のラミネートの板で幅が10cmくらいのものが、カウンターの周りにぐるっと貼られていた。

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