去年の夏の野菜の収穫がおわってから冬にかけて、庭の落葉や刈り取った芝生や生ゴミなどを、菜園に積み上げて堆肥を作っていました。
(←去年の秋。落葉を積み上げたところ。)
我が家の庭には落葉樹はないので、秋に庭に落ちている葉のほとんどはお隣さんのオークの木※の落葉。
オークの葉は落葉の時期が遅いことと、腐りにくいので、ほとんどが春になっても分解されずに残ってしまった。
(←今年の6月。)
枯葉が残ったままでは定植が出来ないので、枯葉やゴミや大きい石などを取り除くために、レーキ(熊手)で土と混ざった枯葉を集めた後、目の粗い篩(ふるい)で菜園の土を篩うことになりました。
まず、最初にしたのは篩の製作。
(←夫が作った手作りの篩)
地下室に前の持ち主が置いていった1センチくらいの目の粗さの金属のネットがあったので、40センチ×60センチくらい(改装の時に余った木材を使ったので正確な大きさは不明)の木の枠に固定して篩を作りました。
夫は器用なので、作業に必要な道具を自分の必要に合わせて改造したり、作ったりすることがよくあります。
手作り道具のいいところは、自分の必要に合わせて作るので、市販の道具より使いやすいし丈夫な点です。
写真の篩も、1回目の作業の後で取っ手を取り付けて作業がしやすいように改良してくれました。
(←レーキで落葉や大きなゴミを除いて、篩いの作業に入る前。)
6月の中旬は旅行に出かけたりして多忙だったので、菜園の土を篩う作業にかかったのは、6月の下旬に入ってからでした。
寒冷地とはいえ、6月の下旬には最高気温が100゜F(38℃)を超えることが多く、炎天下での作業は危険なので、早朝か夕方に1日2時間くらいずつ5日かけて全部の土を篩いました。
(←土を篩っているところ)
篩う作業は中腰でするので、作業後は腰痛が酷くて大変でした。
※オークの木
(←オークの木。5月)
ブナ科コナラ属の木。
家具や建築の材料。タンニン酸を多く含みカビや虫がつきにくいので、ウィスキーの樽などに使われる。
葉は柏の葉に似ていて、常緑樹と落葉樹があるが落葉樹のほとんどは葉が枯れても春まで葉が落ちない。
(←オークの木。11月)
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