To Rome with Loveは2012年のロマンティック・コメディ作品。
「ミッドナイト・イン・パリ」のウッディ・アレンが脚本・監督・出演を勤めた作品。
邦題は「ローマでアモーレ」で、2013年6月8日に劇場公開予定。
ローマを舞台にして、ヘイリー、アントニオ、レオポルド、ジャックを中心にした4組のカップルの様子をそれぞれオムニバス形式で描いた作品。
(←上:ヘイリーとミケランジェロ
中:ヘイリーの両親
下:ミケランジェロの父)
ヘイリー(アリソン・ピル)は観光でローマを訪れたアメリカ女性。
道案内をしてくれた親切なローマ人ミケランジェロ(フヴィオ・パレンティ)と恋に落ちて、急遽結婚することに…
ヘイリーの両親ジェリー(ウッディ・アレン)とフィリス(ジュディー・デイヴィス)はミケランジェロの家族と顔合わせのためにローマにやってくる。
引退したオペラ作家のジェリーはミケランジェロの父ジャンカルロ(ファビオ・アルミリアート)がシャワーを浴びているときに歌う歌声の素晴らしさが気に入って、ジャンカルロを説得し、オペラ歌手としてプロデュースしようと画策する…
(←上:アントニオとミリー
下:アントニオを間違って訪れる娼婦のアンナ)
アントニオ(アレッサンドロ・ティベリ)とミリー(アレッサンドラ・マストロナルディ)は新婚ほやほやのカップル。
アントニオは親戚のつてでローマに仕事を見つけ、ローマに住むために田舎からミリーと出てくる。
二人はローマのホテルにチェックインして親戚と会うことになっていたが、ミリーが美容室に出かけている間に、娼婦のアンナ(ペネロペ・クルス)が間違ってアントニオの部屋に転がり込み、もめているときに親戚が到着。
妻以外の女性が部屋にいることで、親戚の不興をかうのを恐れたアントニオは、アンナをミリーとして紹介。
一方、美容院に行くためホテルを出たミリーは、道に迷ってしまい、おまけに携帯まで失くしてしまって自力ではホテルに帰ってこれなくなる…
(←レオポルドの家族)
レオポルド(ロベルト・ベニーニ)は平凡なサラリーマン。
妻のソフィア(モニカ・ナッポ)と娘と息子の4人家族で、平凡に暮らしている。
ある朝家を出たら、マスコミや記者に追い回される有名人に仕立て上げられていた。
今までのありきたりな生活がガラッと変わって、パーティーや有名人と付き合う機会が多くなり、いつもマスコミに追いかけられて忙しい日々を過ごすようになる…
(←上:モニカとジャックとサリー
下:ジョン)
ジョン(アレック・ボールドウィン)は有名なアメリカの建築家。バケーションでローマを訪れて、若い頃に住んでいたアパートを訪れようとするが道に迷ってしまう。
道に迷ったジョンを道案内してくれたジャック(ジェシー・アイゼンバーグ)は建築家の卵で、恋人のサリー(グレタ・カーウィグ)と一緒にアパートに住んでいるが、ジャックの住んでいるアパートは偶然にもジョンの住んでいた部屋だった。
ジャックはジョンをお茶に誘って、恋人のサリーに紹介する。
サリーは自分の親友でアメリカで女優をしているモニカ(エレン・ペイジ)がスランプで仕事がなくて落ち込んでいるので、ローマに来て自分たちのアパートに暫く滞在することをジャックに話す。
ジャックは快く承諾するが、ジョンは「やめておいたほうがいい」とアドバイスする…
この作品は、イタリアの俳優やニュースキャスターや警官も出演していて、英語とイタリア語が半々くらい。英語版ではイタリア語の部分は字幕になっていたけれど、日本語の場合は英語字幕とイタリア語字幕に違いがあるのだろうか?
ストーリーの構成は、現実とファンタジーが混在するウッディ・アレンらしい作品。
「ミッドナイト・イン・パリ」と同じように、ローマの名所の映像が楽しめるのも魅力です。
こんばんは
返信削除ジャック役のジェシーアイゼンバーグ 、超好みの顔です
あー、観たいですー
アレック・ボールドウィンも出ているんですね!!
投稿: ほぼ毎 | 2013年6月 6日 (木) 21時36分
>ほぼ毎日さん
削除こんにちは~
いつもコメントありがとうございます。
「ローマ…」面白かったです。
アレック・ボールドウィンは、ファンタジーっぽいちょっと不思議な役回りです。
投稿: yuuki | 2013年6月 7日 (金) 02時24分