6月の最初の週に、Meadow Brook Hall(メドウ・ブルック・ホール)に行ってきました。
(↑入り口の橋から正面玄関をみたところ)
Meadow Brook Hallは、アメリカの城と言われる歴史的建物の一つで、面積は8200㎡、110の部屋があるチューダ・リバイバル様式の邸宅です。
車のメーカーの創始者ジョン・F・ドッジの妻のマチルダと、ドッジの死後に再婚したアルフレッド・G・ウィルソンによって1926年から1929年の間に建設されました。
(↑入り口の橋を渡り切った所から建物の一部を撮影
曇り雨の天気だったので、暗く写っている)
建物の柱や壁などの躯体は鉄骨とコンクリート製で、壁に古いレンガを貼り付けてレンガ造りに見えるように設計されています。
(↑正面玄関)
室内2コース、庭1コース、約1時間の3種類のガイド・ツアーがあり、それぞれ1コース、12歳以上61歳以下は15ドル、62歳以上は10ドル、11歳以下は無料です。(2015年6月現在)
また、クリスマスシーズンには特別ツアー(ホリデー・ウォーク)があるようで、別料金になるようです。
残念ながら、ツアーは英語とアメリカの手話のみで、日本語のツアーは無いようです。
ガイド・ツアーの詳しい時間や料金は
http://www.meadowbrookhall.org/visit/tours
(英語サイト)を、参照。
(↑裏庭から建物を眺めたところ)
建物内部もチューダ・リバイバル様式に仕上げられていて、電気のコードやコンセントが見えないように内装が工夫されていました。
建物内部はツアーでのみ見て回ることができて、1階の広間と地下のツアーの待合室以外は、出入りが制限されています。
また、建物の内部は写真やビデオ撮影が禁止で、外観と庭の撮影もツアーのチケットを買った人やイベントのチケットを買った人のみ記念撮影が許可されています。
(↑建物の裏庭側の日時計)
1ツアー1人15ドルはちょっと高いかな…と言う気もしますが、内部の部屋や家具などインテリアは、ツアーをとって見る価値はあると思います。
(日本語のツアーがあると、もっといいのだけれど…)
おまけ:
Meadow Brook Hallのある敷地1400エーカー(5.7㎢)は、マチルダの最初の夫ジョン・F・ドッジが購入したもので、マチルダとジョンがこの辺一帯を通りかかった時に、マチルダが丘の上に立つ白い農家の景色を気に入ったので、その場でジョンが持ち主に交渉して農場と共に買い上げたものだそうです。
おまけのおまけ:
(←ツアーのチケットと記念品)
ツアーが終わった後に、お土産品店のレジ(ツアーを申し込む所)でアンケート用紙(英語)を貰って記入すると、記念に小さな冬季のお皿の裏に磁石のついたものが貰えました。
磁石付きのお皿はイギリスの陶器メーカーのアンスレイ・チャイナの食器のセットのレプリカで、マチルダがニューヨークのティファニーを通して購入したもののミニチュア版。
オリジナルの食器セットはMeadow Brook Hallに今も収蔵されているそうです。
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