ここのところ、住居のDIY関連の記事が少ない。
今年の夏は車の修理に時間とお金がかかってしまって、家の改修は殆どしていないためだ。
(←新しい窓を設置する前)
そんな中で、今年の夏やった改修らしきものはマスターバスルーム(夫婦のバスルーム)の窓の設置。
3年前に、歪みが酷くて隙間が出来てしまったために、交換したマスターバスルームの窓。
(←マスターバスルームの簡単な間取り。
矢印の先辺りが新たに窓を設置する予定の場所。)
バスルームの大きさ(床面積で3坪くらい)に比べると、(交換する前の窓もあまり大きくなかったけれど…)窓が小さすぎて昼間も薄暗い感じだった。
窓を交換してすぐ、明り取りのために、もう一か所窓を取り付ようと考えていて新しい窓も購入済みだったのだけれど、壁に穴をぶち抜いての作業なので面倒くさくて延び延びになっていた。
遂に今年の夏、重い腰を上げて2枚目の窓を設置することにした。
(←窓、設置前のバスルームの内部
約3坪のスペースにバスタブと洗面台、シャワーブースにトイレまで詰め込んでいる上に、ドアの位置が真ん中についているため、全体の写真を撮るのは不可能でした。)
間取りなどの物理的な都合で、新しい窓の取り付け位置は選択の余地がほとんどなかったにも関わらず、夫がデザイン的にどの位置に窓をつけるか迷いだしたので、夫婦で小一時間どの位置に穴を開けるかで口論になった。
(いつもの事だが、夫は計測もしていなければ、何のプランもなく行き当たりばったりで窓をつけようとしていた。)
計測した結果、窓の穴を開ける位置が決まったので、
①壁にマーカーで窓のサイズに印をつける
②印に沿って内壁を切る
③断熱材を開口部に合わせて切り取る
④窓を取り付ける時に邪魔になる2×4の柱を切り取って外す
⑤補強のためと窓を取り付けるために、開口部に2×4で枠を作って固定する
(←窓敷居が水平になるように、水平器で調整しているところ)
⑤-1:窓を乗せる窓敷居をつける
(↑窓のベースになる枠を取り付けているところ)
⑤-2:開口部に追加の断熱材を詰めて、窓敷居の上に窓を取り付けるベースになる枠を取り付ける。
(今回は壁の内側にある2×4柱の位置の関係で、左右のたて向きの枠は2重に柱を重ねた)
(↑外壁を切り抜いているところ。
2本の矢印の間が切れ目を入れた部分
クリックで写真拡大します)
(←外壁を切り取る作業を内側からみたところ
↑の写真の矢印の間の部分を切り取っているところ)
窓を取り付けるための枠を設置したら、
⑥外壁を切り抜く
外壁を窓のベースになる枠に合わせて切る。
(↓切り抜きが終わったところ)
外壁の切り抜きが終わったら、
⑦2×4のベースの枠に窓枠を取り付ける。
⑦-1:窓敷居の部分に防水テープを貼る
⑦-2:窓枠の下の部分(窓敷居)が水平になるように、水平器を見て楔(シム)で調整しながら窓枠の位置を決め、ネジで固定。
(↑左:窓枠取り付け前、
中:内側から見た取り付け後の窓枠、
右:外側から見た取り付け後の窓枠、窓の取り付けの準備をしているところ)
⑧ベースの枠と窓枠の隙間をスプレー式の断熱フォームで埋める
⑨窓の取り付け
(←化粧板を貼った後、固定して乾かしているところ)
窓枠とベースの枠の間の隙間を隠すために、
⑩内側のベースになる枠の上に化粧板を薄いを木工用ボンドで貼り付ける。
窓と化粧板を取り付けたところで、暗くなってしまったので、作業は翌日以降に持ち越しになった。
壁に穴開けて窓・・・
返信削除すごいですw(゚o゚)w
投稿: Lino | 2015年11月11日 (水) 21時58分
>Linoさん
削除訪問&コメントありがとうございます~
記事は自動更新で、3日に1度しかブログをチェックしないので、お返事おそくなってゴメンネ。
マスターバスの壁をぶち抜くのは、外壁が木製だったので、施工しやすかったです。
日本で使われている外壁材の多くは、薄いコンクリートの板のようなものなので、切り取るのが大変です。
もし、レンガとかだと、ぶち抜きたくても不可能です。
投稿: yuuki | 2015年11月14日 (土) 00時25分