6月13日に夫が去年就職したばかりの会社を解雇になりました。
去年の6月9日付けで採用されて6月14日から働き始めたので、1年で解雇になった事になります。
考えられる原因は、採用時に担当していた案件が日本の本社に横取りされてしまったこと。
その後代わりに担当する事になっていた案件2つが、トランプ関税の影響で先行き不明なため客先が開発や量産に消極的になって、様子見のために最低でも1年延期になってしまって、仕事量が激減し社内で仕事の奪い合いが起こり、採用されて最も日の浅い夫が解雇されてしまったのではないかと思います。
夫は大学を卒業して以来ずっと製造業の業界で働いてきたのですが、今回解雇になった会社は製造業者を顧客としてカウンセリングやコンサルタントを行うのが主な業務で、製造業と関りはあるものの所謂『物を作る会社』ではなかったため夫も働きにくそうにしていました。
解雇になった直後に夫から電話で「解雇になった」と連絡があり、それを聞いた私の第一声は「合ってなかったもんね、次は自分のやりたい仕事しなよ」でした。
今回は自分から辞めたのではなくて会社都合での解雇(レイオフ)なので、Servarance Package(解雇パッケージ)が会社から提供されることになりました。
夫の場合の内容は、1か月分の給与と6月いっぱいまで(約2週間)の健康保険を延長し、その後COBRA(働いていた時と同じ条件で健康保険を継続できる保険のプログラムだけれど、保険料は会社の負担分はなく100%自腹)に加入するか、1か月分の保険料(約3000ドル)貰うかでした。
Servarance Packageでは通常数カ月分の給与が出る事が多いので、夫の場合はかなり低額だけれど、勤続期間が1年と短いので妥当な額ではあると思います。
解雇になる前に少額だけれど夏のボーナスも支給されていたし、満足のいくものではなかったけれど納得がいくパッケージの内容ではありました。
夫は今回解雇になった会社でも仕事の効率化をするプログラムを2つ作ったのですが、その2つのプログラムは解雇になった時に「置いて行くように」と、言われたそうです。
その前の会社で働いていた時にも構築したプログラムを置いてきていて、折角作ったプログラムを持ち出せないのは残念だけれど、社外持ち出し禁止のデータも入力されていたため、たとえデータを全削除したとしてもセキュリティの問題があった事と、夫が辞めても会社が使いたかったので「置いていけ」と、言う事になったようです。
レイオフになってしまったので、翌日から就職活動を始める事に…
Servarance Package(解雇手当):
アメリカの殆どの州でAt-will employment(随意雇用)という採用の形式のため、いつでも自由に会社都合の解雇を行うことができます。
即日解雇も稀ではないため、解雇の手続きをスムーズに行うため企業側がServarance Package(解雇手当)を提供するケースが多いです。
一般的なServarance Packageの内容は、
・解雇に伴う一時金
・未使用の有給休暇等の補償
・健康保険、生命保険
・401kや退職金
などで、一括で支払われる事が多く課税対象です。
企業によってServarance Packageの細かい内容は様々で、手厚い補償をしてくれる企業もあれば、そうでない企業もあります。
大規模な解雇を行う場合は、企業イメージを損なわないためServarance Packageの内容を公開する事もあります。
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返信削除ハングオン
2025/08/26 12:21
なるほど・・・
これが原因だったのですね、yuukiが 来れなかったのは。
今は 仕事は 見つかったのですか?
まぁ なんでも やる気に成れば 仕事は あるのでしょうが。
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返信削除usamimi
2025/08/26 14:39
たいへんでしたね。
そんなことがあるんですね。(°°;)
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返信削除とまと
2025/08/27 00:39
大変だったのですね。((+_+))
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返信削除セカンド
2025/08/27 17:24
アメリカと日本では雇用形態が違うのですね
大変です・・・
次は自分に合った良い仕事が見つかりますように!
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返信削除てつや*
2025/08/28 21:14
大変ですね。
アメリカは、医療費がもの凄く高いから、保険をどうするかは、重要な選択ですね。