アメリカン・ガバメントのクラスを取っていた時に、アメリカ議会員(上院議員か下院議員)に手紙を書いて、国政について意見を述べて返事を貰うと言う宿題がでたことがあります。(当然英語です)
(←ここはどこでしょう? ヒント:アメリカです。政治に関係あり。)
コネタマ参加中: 今の政治に「これだけは言いたい」一言は何?
議員専用のe-mail(e-mail番目安箱のようなもの?)アドレスにメールを送ったのですが、きっと沢山の学生がメールを書いているだろうし、他にも苦情や意見のメールを送っている人もいるので、返事はあまり期待していませんでしたが、送ってからずいぶん経って返事が来ました。
内容は簡単に言うと、
「あなたの意見を参考にするつもりはない。」
というものだったのですが。
言い訳が長くて、政治用語や聞いたこともない法案の名前がずらずら出てきて、肝心の論点にははっきりした返事がもらえませんでした。
アメリカでも政治家の言葉はあいまいで断言を避けるような言い回しが多いです。
アメリカではこのような表現をweasel words(イタチ語法:意図的にぼかした言葉遣い)と言います。
「どこでも一緒なら、言葉の通じる日本の方がましかな?」
と、思っていましたが、ところが、今回日本に一時帰国して3年前に日本を出た時に比べると、(経済状態も悪くなったせいもあると思うのですが)生活レベルが悪化していることにびっくりしました。
福祉関係のサービスが質も量も減って来ているし、景気対策も、年金問題も、少子化問題にも、どの政党も素人目から見ても陳腐な政策しか打ち出していない。
これだけ国民の批判が高まっているのに、政党だけ変わって根本的な政策もなにも変わらないままという国も珍しいのではないかと思います。
アメリカの独立宣言には、
「…政府は国民の生命・自由・幸福の追求と保護ために存在するべきであって、それを妨げる政府は人民によって変えるか廃止して、新しい政府を設立することが出来る・・・」
と、書かれていて人民が主権を持っていることが明記されています。
自分たちの権利を血を流して勝ち取った国と、与えられた国では国民の政治に関する姿勢に違いがあるのは仕方がないかもしれません。
今の日本の政治に言いたいことは、
「日本もそろそろ民主主義を採用してほしい。」
です。
(↑の答え:マサチューセッツ州議事堂。)
今回のブログは政治的で燃えてますね(^-^;
返信削除今月30日に衆議院議員選挙があって 各党が教育・福祉を最優先事項に論戦を繰り広げているようです(^-^;
ハッキリ言わせてもらうと…貯金なんてできないほどの低所得で給料日までやっと食べている…一般庶民の実状も知らないクセに!…と思います。
我が家では 毎回国会議員の資産額やボーナスの支給額をニュースで知ると家族全員で怒りがこみ上げてきます!
ボーナスだけでウチの何年分の年収?…って感じ。
「財政のムダをなくす」って言ってるケド 話者の話の途中で激しい野次を飛ばしたり 人の挙げ足を取り合ったり 居眠りしたり…しているセンセ方の給与を半分以下に減らせば福祉財源は確保できるんじゃない?…と常々思う。
キュウリやキャベツの値段すら分からない人に国民の生活を支えられるのか?…物凄く疑問デス。
2009年8月 4日 (火) 11時23分
>梓さん
削除3年前に一時帰国した時と比べると、食品の何パッケージが小さくなったり、値段が上がったりしていてびっくりしました。
帰ってきて最初にお菓子を見た時に、あまりの小ささに唖然。
アメリカで何でもBIGサイズに慣れて、自分の感覚がおかしくなったんじゃないかと思いました。
日本では政治に個人的な不満があっても、手紙やメールで政治家に直に抗議する方法がないですよね。
国民の意見が政治に反映されにくいのが、日本の政治の特徴かな?
2009年8月 6日 (木) 06時50分