アメリカの一戸建てには、ベースメント(地下室)がついていることが多いです。
ベースメント(地下室)と言っても様々で、傾斜地を利用した半地下や、ドライエリアがつけられていて、窓が大きく明るくてトイレや風呂やキッチンなどもあって、生活できるタイプの物から、水道管やガス管などのパイプやヒーターの機械が据え付けられているだけの機械室のような地下室まで幅が広いです。
我が家が以前住んでいたアパートは前者(ベースメント・アパートメント↑の写真)で、今住んでいる家についている地下室は後者タイプの機械室&物置です。
地下室は地面に穴を掘って作った部屋なので、基本的に水が溜まりやすく排水に問題があるとすぐに洪水状態になってしまいます。
(←水浸しになった地下室)
前に住んでいたアパートでも床全体が水浸しになったり、床の一部が濡れる程度のものまで、何度か洪水を経験しました。
昨夜、ヒーターの設定をしに地下室に下りて行った夫が大声で呼ぶので、地下室に下りてみると…床の一部が水浸しになっていました。
ここのところ2~3日雨の日が続いたので、水がどこからか流れ込んでしまったようです。
夫は
「どこかから雨漏りしているから、雨漏りの箇所を探さなきゃ」
と言うのですが、私は
「濡れているのは全部排水溝の周りだし、ポンプの動いている音も聞こえないから、排水ポンプが止まっているんだよ」
と、主張。
(今住んでいる家の地下室にはポンプがついていて、排水枡に一定以上の水が溜まると水を吸い上げて下水道に流すようになっています。
水が溜まった時だけポンプが動くようになっているので、いつもポンプが稼動しているわけではありません。)
(←水がいっぱいに溜まってオーバーフローしかかっている排水枡)
夫「ポンプはいつも動いているわけじゃないから、ポンプの音が聞こえない事もあるよ。」
私「こんなに雨が降っているのに、ポンプが動いていないのはおかしいよ。」
ちょっとした口論の挙句、ポンプと排水枡を調べに行ったら…
案の定ポンプが止まって排水枡が溢れかかっていました。
幸い、ポンプの電源のブレーカーが落ちてポンプが止まっていただけだったので、ブレーカーを元に戻すとすぐにポンプが稼動して水は引いていきました。
もし、ポンプが故障していたら、地下室の物を全部上まで運ばなくてはならなかったので、徹夜になっていたことでしょう。
今回の教訓
「地下室のポンプ(機械類)は小まめに点検すべし」
地下室があると 収納性があって 良さそうだけど 意外と細かいメンテナンスが必要なんですね…p(´⌒`q)
返信削除投稿: 2010年10月 1日 (金) 01時40分
>梓さん
返信削除この辺は竜巻多発地帯なので、地下室は機械室&物置兼、竜巻の時のシェルターにもなるので、地下室のない家の方が珍しいです。
築年数の古い家(築100年以上)の地下室は、現代風の地下室の様にコンクリートではなくて、石造り暗くて怖いです。
投稿: 2010年10月 2日 (土) 03時32分