夫は3月の下旬に日本出張予定だったのだけれど、日本の地震の後の放射能漏れ事故で、出張は無期延期になりました。
ヨーロッパに出張中だった日本在住の社員も、日本に帰らないように指示が出ているそうです。
夫の勤めている会社(外資系)の首都圏の支社は一時的に引越しになるらしく、関西の方に移すか、国外に移すかで検討中らしいです。
外国人の社員はいいのだけれど、子どもの学校や配偶者の仕事の都合で簡単に引越しの出来ない日本人の社員は大変みたいです。
今日の記事は震災と関係のない話なのですが…
我が家のファミリールーム(リビングルーム)にあるソファーの一つはレザー(皮張)で出来ていて、夏はいいのだけれど冬は座るとかなり冷たい。
(↑左:コットンラグが掛かった夏の頃のソファー
右:新しく作ったThrowをかけたソファー)
夏はコットンのラグをかけて使っていたのだけれど、冬は寒いので毛布か何かを買って掛けようと思って探したのだけれど、適当なサイズの物が見つからない。
シングルサイズの毛布は大きすぎるし、Throw(肩掛けやひざ掛けに使う)は小さすぎ。
(←出来上がったThrow)
布を買ってきて自分で作るのも面倒くさいし、買うよりもお金がかかるので、どうしようかと思っていたら、手芸店の冬物処分のセールで市販のThrowよりも一回り大きなサイズのキットを見つけた。
パッケージに"NO SEW THROW"(縫わずに出来るThrow)と書かれていたので、
「縫わずに出来るなんて簡単じゃない」
と、言うことで、作ってみることにした。
(←フリンジ部分)
パッケージを開けると、中には寸法のサイズに切られたフリースが2枚と、パッケージの裏に作り方が書かれてるだけ。
作り方の説明によると…
①それぞれの布の四隅を7インチ(17.78cm)四方切り落とす。
②布を外表に合わせて、4つの端を深さ7インチ幅1インチ(2.54cm)の間隔で切り込みを入れてフリンジを作る。
③表と裏のフリンジを結び合わせる。4つの端全部のフリンジを結び合わせたら出来上がり。
確かに縫わなくてもいいけれど…
「いったい何回結べば完成なんだ?」
ちょっと、嫌な予感が…
おまけに説明書を側で見ていた夫が、
「1インチ間隔で7インチの長さのヒラヒラ(フリンジのこと)じゃ、結び目がゴロゴロしていて美しくない」
と、言うので、
幅は1.25cm(約1/2インチ)長さは10cm(約4インチ)でフリンジを切ることに…
おかげで説明書の2倍以上の数のフリンジが出来てしまった…(´;ω;`)トホホ・・・
ひたすらフリンジを切って結ぶ作業を続けること4時間。
やっと、縫わずに出来るThrowが出来ました。
今回の教訓:「縫わずに出来る」=「簡単に短時間で出来る」ではない。
苦労してやっと出来たThrowが思ったより暖かいのが気に入った夫が一言、
「これと同じキットを買ってきて、一人掛け用のレザーの椅子にも一回り小さいのを作ろうよ。」
だって。
(←一人掛け用のレザーの椅子)
もし作ることになったら、結ぶのにスキルはいらないので、今度は夫に時間のかかる結ぶ作業をさせようかしら…
追記:
ソファーのThrowが出来て1週間後、夫のリクエスト通り、一人掛けの椅子の方にもThrowを作った。
(←Throwをかけた一人掛けの椅子)
一人掛け用のThrowのフリンジは夫に結ばせる予定だったけれど、結局日中家にいてヒマな私が結ぶことになった。
ソファーのThrowは長方形だったけれど、椅子の方のThrowは正方形にしたため、少し生地が余ったので、余り生地でクッションを作った。
(←余り生地で作ったクッション)
Throwと全く同じ生地でクッションを作っても目立たないので、裏の茶色の無地の生地に、表の生地の蝶々のプリントを切り取ってアップリケして作ったもので、結構手が掛かっているのに、鈍感な夫は全く気がつかない。
「雰囲気は合わせて色違いで…」
と、思ったのだけれど、あまりにも雰囲気が似すぎたみたいでインパクトに欠けてしまって残念。
お疲れさまでした( ̄∀ ̄)
返信削除手作りが好きなyuukiさんならではの作品ですね!(b^ー°)
私はミシンという文明の利器が上手く使いこなせないので、今「手縫いでできる おままごと野菜」に挑戦してます。
芸術のセンスが皆無なので、仕上がりが何に見えるか不安…f^_^;
投稿: 2011年3月18日 (金) 15時59分
>梓さん
削除>「手縫いでできる おままごと野菜」に挑戦してます。
私は手芸(手作業)と言うのがすごく苦手。
手縫いで作品を作れる梓さんを尊敬します。
投稿: 2011年3月20日 (日) 03時55分
海外では日本の放射能関係で及び腰になっているとは聞いていますが、身近な方がその対象になっているのを聞くと湖都は申告なのだと感じます。
返信削除現在たしかに原発は非常に危ない状況ですが、チェルノブイリクラスの大爆発が起こるというわけではなさそうなので、東北地方に行くのではないのなら風評的なものが先に立っている気もします。とはいえ、私の実感は北海道の片田舎のものなので幾分とはいえ、放射能の量が上がっている関東のひとからしたら感想は変わるのかもしれませんけど。
投稿: 2011年3月19日 (土) 21時10分
>メンカさん
削除ヨーロッパの人はチェルノブイリの時にかなりの被害にあった経験があるから、放射能に対してセンシティブになるのも仕方がないのかもしれません。
夫の会社の東京オフィスは関西の方に引越しになりました。
恒久的な移転ではなくて、原発のことや電気の供給や物流が落ち着くまでの一時的なものらしいです。
関西に行き先が決まって、家族のいる日本人の社員はホッとしたみたいです。
投稿: 2011年3月20日 (日) 04時02分