ジャグジーが動くのを確認できたら、仮留めしてあったバスタブと排水管を外して本設置の作業に移ります。
①断熱効果を高めるため、バスタブの側面をグラスウールで巻く。
(←枠を取り付けて、セメントを敷いたところ)
②壁面のバスタブの縁の少し下の部分に2×4材で枠を作って取り付ける。※1
③バスタブの底を支えるためと、床面とバスタブの底を接着するために、バスタブの底と床の隙間が出来る部分にセメントを敷いて荒く均し、上からバスタブを載せて押し付ける。※2
(←バスタブを入れているところ)
④セメントが乾かないうちに、バスタブの縁が水平に設置されているかかどうかレベルで確認して、必要ならば調整する。
(←レベルで水平を確認しているところ)
⑤バスタブの排水管を取り付ける。※3
タブの縁が水平になっていることが確認できたら排水管を取り付けます。
我が家の風呂は2Fにあって、階下の部屋の天井に穴を開けて取り付け作業をしたので、バスタブの下の配管が見えて作業がしやすかったです。※4
(←排水管をつないだところ。
1階の床が見える)
配水管をつないだら、バスタブに水を少し溜めた後、流して排水管周りの水漏れがないかを確認します。
(←上:下の階からバスタブの配水管を見たところ。
下:下の階の様子。右の穴の開いている部分が排水管の作業のために開けた穴。
左の継ぎのあてられた部分が、水漏れした箇所。)
ジャグジーの付いたバスタブは施工が難しいと聞いていたけれど、DIYショップで売っているバスタブはジャグジーの配管が全て終わっていて、設置するだけの状態になっています。
ジャグジーのポンプの電源の工事以外は、普通のバスタブを設置する方法とほぼ同じでした。
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※の残りの説明は、↓に書いてあるので興味のある方はどうぞ…
※1バスタブの縁の少し下の枠
バスタブ全体の重みを支えるための枠ではなくて、バスタブの縁を水平に固定するための枠です。
枠を取り付けるときはレベルで水平を割り出してからマーカーでマークをつけて取り付けます。
枠を取り付けた後もレベルで水平を確認します。
※2固定のセメント
DIYの本に書いてある施工の方法はホーロー製のバスタブの施工方法が多くて、バスタブと床をくっつけるためだけにモルタルを使うので、厚さは1センチくらいの薄さにコテで均してその上にバスタブを置く方法です。
今回のバスタブはアクリル製で、セメントは固定のためとタブの底面にかかる重みを支える両方の目的があるので、厚さは4~5センチぐらいにセメントを置いて、上からバスタブを置いて押しつぶすような感じで施工しました。
※3タブの排水管
バスタブの排水管は、バスタブのメーカーやオーバーフローを防ぐ排水口の高さや形によって色々。
別売りの排水管のセットがあるので、バスタブのモデルに適合する排水管のセットを選ぶ。
※4配管の作業
1階や地下などで下の階に部屋がない場合は、排水口側の壁とタブの横の床の部分に少し穴を開けて覗きながらの作業になるので大変です。
(少しにじむくらいの水漏れがあっても、下は地面なので問題はないのかも…)
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