バスタブの取り付けは去年の暮に済んでいたのですが、ジャグジーのポンプ用の電源コンセント(プラグイン)の工事が済んでいなくて、ジャグジーは動作していない状態でした。
(←バスルーム側から見た壁。
バスタブの下、水色の点線で囲った部分にジャグジーのポンプがついている。)
ジャグジーを動かすために、ホール側の壁に点検口を開けて、電源コンセントの工事をすることにしました。
(←バスルームの見取り図。
バスルームの入り口がホールに繋がっていて、ホール側の壁から点検口を開けるとジャグジーのポンプにアクセスできる。
水色の線が点検口を開けた位置。)
開けた点検口はトリムで囲って処理をして蓋をして目立たなくするのが一般的だけれど、作業の手間を省くために、今回はエアダクトのカバーを点検口の蓋に使うことにしました。
(↑左:マスター・バスルームの点検口。
トリムで囲って壁と同じ色のペンキを塗って目立たないように処理されている。
右:今回使ったダクトのカバーをホール側の壁にあててみているところ。)
作業の手順は、
①電源の工事をしたい部分のブレーカーを切って電気を遮断する。
②点検口の位置と大きさを決めて壁に印をつける。
壁の内部にある柱が点検口の真ん中にならないように確認した後、
ダクトのカバーを壁に当てて印(←写真の点線)をつけて、その印から1インチ(2.54cm)内側に点検口を開けるための印(←写真の実線)をつける。
(実際は鉛筆で印をつけてあったけれど、写真では見にくいので点線と実線を加えた。)
③つけた印にあわせて壁を切って、切り取った壁を外す。
壁を切る時は、壁だけがギリギリ切り取れるくらいの浅さで切る。
深く切り込み過ぎないように注意。
(今回カットした壁は石膏ボードで、カットする時に石膏の粉が飛び散るので、床にビニールを敷いて養生しました。)
(↑左:点検口。
防水シートの向こうにジャグジーのポンプが見える
右:電気のケーブルを壁の内側に通しているところ。)
④電気のケーブルを壁の内側から通して、電源と繋いで配線する。
ジャグジーの電源は換気扇と同じラインに繋ぐことにしたので、配線の作業は屋根裏での作業が主でした。
⑤壁の内側の柱にコンセント・ボックスを取り付けて、電気のケーブルを通す。
⑥コンセント(プラグイン)とケーブルを繋いで、コンセント・ボックスにネジで固定する。
コンセントと電気のケーブルの繋ぎ方は、コンセントの説明書を参照する。
⑦石膏ボードの内側に、補強のための板を貼り付ける。
壁が石膏ボードでダクトカバーを固定するネジが空回りしてしまうので、補強の板をボンドで貼り付ける。
⑧防水シートをカットして処理する。
防水シートに切れ目を入れて折り曲げ、ホッチキス(ステイプラー)で止めて、点検口からポンプにアクセスできるようにする。
⑨ジャグジーのプラグをコンセントに繋ぐ。
余分なコードは巻いてタイラップなどで束ねると配線が絡まってゴチャゴチャにならずに済む。
⑩ダクトのカバーを壁に取り付ける。
ダクトのカバーをネジでとめて、点検口に蓋をする。
(←ダクトカバーの取り付けが終わった点検口)
⑪ブレーカーを戻し、バスタブに水を入れてジャグジーの動作確認をする。
文字で書くと長いけれど、夫は電気の配線工事は得意なので、(補強の板のボンドが乾くのに時間がかかったけれど)作業はあっという間に終わってしまいました。
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