SSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)は社会保障番号で日本の年金番号のようなもの。
日本の年金番号は年金関係でしか使わないけれど、SSNはクレジットヒストリーを管理したり、納税の報告(確定申告)時に使ったり、運転免許の発行など、個人識別のための番号として使われます※1。
夫は昔留学していた時に取得していた(911のテロの前は、年金を納めない留学生でも申請すれば簡単に取れた)し、私は学内でバイトをしていた時に発行してもらっていたのですが、子供たちはSSNを持っていませんでした。
SSNがないと色々不便で、去年の納税報告の時は子どもたちのSSNがなかったのでインターネットで報告できずにIRS(Internal Revenue Service:アメリカ合衆国内国歳入庁、日本の税務署のようなもの?)の支所に行って書面で申告しなければいけませんでした。
永住ビザの申請のプロセスで子どもたちもEDAカード(労働許可)をもらったので、SSNを発行してもらうためにソーシャル・セキュリティ・オフィスに行きました※2。
SSNの発行申請は、窓口に指定されたフォームに必要事項を記入したものを提出して、EDAカードとパスポートを提示するだけでした。
「SSNの発行申請を受け付けました。」というレシート(受領証)を貰って手続きは完了。
貰ったレシートには、「2週間以内にSSカードが届かない場合は、連絡してください。」と書いてあった。
私はカードの情報を更新するだけなので、番号は変わらないまま。
怪獣は新規の取得なので、急用で番号だけ先に知りたいなら、申し込みの翌日にソーシャル・セキュリティ・オフィスに来てレシートを提示すれば(カードは発行できないけれど)、番号だけは教えてあげられる、と言われた。
特に急ぐ用事もなかったし、再度SSオフィスに出かけるのも面倒だったので、番号を聞きにはいかなかった。
手続きから1週間後、普通郵便でSSNカードが無事届いた。
メデタシ、メデタシ(o^-^o)。
追記:
※1 個人識別のための番号として使われます
SSNでクレジット・ヒストリーやクレジット・スコアを管理するので、他人のSSNを使った成りすまし(他人のSSNでクレジットを作って高額な買い物をして踏み倒すなど)や詐欺などの犯罪も多いです。9桁の番号なのだけれど、電話などで本人を確認される時は最後の4桁しか使わない。電話で全部の桁を聞かれることがあったら要注意。
※2 SSNを発行してもらうためにソーシャル・セキュリティ・オフィスに行きました
「子どもたち」と書いたけれど、私が手続きに行ったのは怪獣の新しい番号の申請と自分のSSNの更新のためだけで、娘のSSNの申請の手続は娘自身がしました。
(と、言うのも、アメリカでは18歳が成人で、(大学生の)娘は未成年ではないので公的な手続きなどを親が代理ですることが出来ないためです。)
EDAカードが届いたのは、娘が大学(他州)に戻って後だったので、EDAカードを送らなくてはいけなかったのですが、アメリカの郵便事情は日本の郵便ほど信頼できるものではないので郵便で送るのをためらいました。
UPSやFedExに料金を確認したら、50ドル(4000円)かかると言われたので、郵便のトラッキング付き(日本の書留のようなもの)10ドルくらいのものを利用する事にしました。
無事に届くか心配だったのですが、2日後に娘から「受け取った」と連絡が入って一安心。
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