2月の頭に夫の永住ビザに申請する資格(I-140)が認可されました。
移民関係の手続きはどの国でもややこしいのだけれど、日本と違って多くの移民を受け入れているアメリカでも手続きは煩雑で、雇用ベースで移民ビザを申請するのは移民弁護士(専門家)を頼まないと個人では無理だと思いました。
認可されたI-140は、外国人労働者が永住ビザ(移民ビザ)に申し込む条件を満たしているかどうかを審査するもので、I-140が認可されると永住ビザに申し込む資格があることが認められます。
I-140が認可されたあとは、移民ビザの審査(我が家の場合はI-485:AOS)のステップに進むことになります。
「永住ビザを申請する条件を満たしている(I-140認可)=即移民ビザ発給」
ではなくて、
「条件を満たしている事がわかったので、これから移民ビザを発給するかどうか審査します。
(条件を満たしていても、過去に犯罪歴があったりして気に入らないヤツにはビザを発給しないよ)」
と、いう順序で進むらしい。
ややこしいよぉ~(;へ:)
I-140が認可されてから、永住ビザの申請(I-485)をするのが一般的な手順ですが、我が家の場合はEB-1カテゴリー(国際企業管理職)だったため、I-140とI-485の同時申請※1をしてあったので、I-485は既に提出済みで、AOSの認可待ちの状態になりました。
追記:
※1:I-140とI-485の同時申請
永住ビザは申し込むカテゴリー(または出身国など)で永住ビザの手続きに進むまでの待ち時間が異なります。(米国国務省のVisa BulletinのCut-offナンバー参照)
申し込みと同時に永住ビザの手続きが出来るカテゴリーで申請する場合は、I-140(条件審査)とI-485(AOS)を同時に申請することが出来ます。
同時申請のメリットは手続きが速く進むということと、EDAカードが申し込み後約1~3ヶ月で発行される事です。
デメリットは、I-140が却下になった場合、非移民ビザがキャンセルになり米国に合法的に滞在できなくなること、I-485申請にかかった料金(2012年現在、申請料だけで1人1070ドル+健康診断などの料金)が無駄になることです。
申請の手順が2つに分かれているのはややこしいと思ったけれど、同時申請のデメリットを考えると、申請のステップが2つに分かれているのはいいことかもしれない。
条件を満たしていなくてI-140が却下になっても、移民ビザの申請しなければ、非移民ビザで合法的に滞在できる。
自営業などや企業で初めて永住ビザを申請する場合は、却下になるリスクも大きいだろうけれど、我が家の場合は夫の勤め先が国際企業で外国人が多く、今まで何人も永住ビザを申請して許可されている実績があるので、I-140が却下になることはないだろうと弁護士が判断しての同時申請でした。
yuukiさん
返信削除ご無沙汰してます。お元気そうで何よりです。
まだ、途中段階ですが、複雑な手続きですね(=゜-゜)(=。_。)
今は一段落…というところでしょうか。
お疲れさまでした。
しかし、「この人達で最後だから…」と親切に手早く手続きに協力してくれた…ラシイ…なんて…アメリカの公務員サンってホントに合理的(?)ですねo(^-^)o
ハワイの叔母が出した手紙が、やっと昨日(20日間かけて)母に届いて、母が「アメリカの郵便事情は遅れてるわね!」と言っていたのをyuukiさんのブログで再確認(^-^)m
「ハワイからコチラだから近いと思って、手紙が泳いで来たのかもね」と言うと梓従妹(ハワイの叔母の娘)も「出したんだから、考えてもしょうがないでしょ?その内着くわよ。」と言ってたらしい…アメリカってそういう国なのかなぁ…結果オーライで笑い話になってます。
投稿: 2012年5月25日 (金) 13時36分
>梓さん
削除お元気でしたか?
お久しぶりです。
郵便が遅れることやなくなることはよくあります。
同じアメリカ国内で私たちの住んでいる州から娘の州に普通郵便で手紙を出すと、届くのに2週間かかることがあります。
アメリカって日本人の私から見ると、結構アバウトかと思えば、融通が全く利かないこともあったりで、不思議な国ですよ。
投稿: 2012年5月26日 (土) 11時05分