我が家の玄関を出て右には桜の木が植えてあります。
詳しい品種はわからないのですが、山桜系の桜のようで、春になると花と葉が同時につきはじめます。
(←2013年5月9日)
「桜切るバカ、梅切らぬバカ」と言われるように、桜の木は剪定に弱いので、引っ越してきて一度も剪定したことはありませんでした。
(←写真中央付近:桜の葉の裏についた黒い粒状のものと、小さな虫。)
花が終わった5月下旬頃に、黒い粒々が葉っぱの裏についているのを見かけるようになりました。
パッと見た感じ(とてもじゃないが、じっくり観察する勇気はなかった)アブラムシの集団か、虫の糞か、と思っていました。
園芸に詳しいCさんに見せたら、
「それは虫の卵で、放って置いたら幼虫が孵化してくるから、卵のついている葉っぱを取り除いて、石鹸水を噴霧しておくといい」
と、アドバイスをもらいました。
インターネットで調べたら、「桜の木は基本的に剪定しないほうがいいが、病害虫に犯された場合は剪定が必要なケースもある。」
と、書かれていたので、卵のついた部分と中心付近の枯死してしまっている枝を剪定することにしました。
まず、卵のついている葉の部分を鋏で切っていく作業をしたのですが、ほとんどが枝の先端の柔らかい部分で、枝を落とす必要はほとんどありませんでした。
卵がついているかどうかを葉の裏から確認しながら切っていくので、かなり時間がかかりました。
また、梢の先端の高い部分は、梯子を使ってカットしたのですが高くて手が届かない場所もありました。
(←上:切り落とした卵のついた葉
下:切り落とした葉を集めて袋に入れたところ)
卵のついた葉を切り取った後は、洗濯洗剤を水で薄めたものを葉の部分全体に噴霧しました。
噴霧が終わった後は、枯れた小枝を落として、中心部分の枯死してしまった太い枝(というか、ほとんど幹といってもいいくらいの太さ)を電動の鋸で切り落としました。
(←枯死した部分を切り落として、シーラーを塗ったところ。)
切り口にpruning sealerを塗って作業は終了。
今回作業した桜の木は、異臭騒ぎでスカンクにスプレーされた場所の近くだったので、臭いが漂う中での作業でした。
日本でも桜は切り口から腐りやすいので、剪定はあまりしないほうがいいけれど、梅は放っておくと枝が込み入って木の力が衰えてくるので、剪定しなくてはいけないといわれています。
アメリカ(イギリス?英語圏?)でも、梅は剪定しなければならない木らしくて、単語pruneには「梅」という意味と「剪定する(動詞)」という意味があります。
前回のコメントし損なっちゃいました~
返信削除怪獣くんのタコスすごいじゃないですか~ヽ(´▽`)/
こんなの作るようになるんだねおいちそ~
害虫駆除は大変でしたね~
写真を拡大して拝見しましたが・・・(◎-◎;)
コレは卵というより、アブラ虫の形にも見えますね~(°°;)))オロオロ
早めに退治してよかったですね(^^;)
それにしても、こんな諺があるなんてΣ(・ω・ノ)ノ!
桜の木は自然な樹形を楽しむものだから、
確かに切らないほうが美しくもなりますね*^-^*
投稿: tomo* | 2013年6月10日 (月) 14時59分
>tomo*さん
削除いつもコメントどうもです~
お陰さまで怪獣の調理の試験は無事に終わりました。
害虫駆除は…
まだ全部終わってなくて、高い梢に黒いブツブツを発見してしまったので、再度駆除になると思います。
投稿: yuuki | 2013年6月11日 (火) 01時44分
ソメイヨシノは観賞用に開発された品種で自然には増えないと聞きました
返信削除だからこそあんなにはかないのでしょうか?
近所の幼稚園の桜は歩道に大きくはみ出てしまい幾分か剪定されていますが
元気です
投稿: Lino | 2013年6月11日 (火) 00時29分
>Linoさん
削除コメントありがとうございます。
幼稚園の桜は剪定されていても元気なんですね~
桜の木の剪定って、多分コツがあるんでしょうね。
素人なので適当に切っちゃいましたが、
うちの桜、大丈夫かなぁ…
投稿: yuuki | 2013年6月11日 (火) 01時48分