昨日の記事からの続き…
転職活動の手始めとしてまずはレジメからと言うことで、7年前に使ったレジメに新しい情報を加えたり、手直ししてJ.Cさんにわたしました。
J.Cさんは一応目を通したのですが、J.Cさんが働いている業種・業界と夫の働いている業種・業界が違うので、文法的なチェックは出来るけれど、夫の希望する業界の企業への売り込むポイントがわからないと言うことで、J.Cさんの友人で夫と同じ業種・業界で、人事担当をしているG.Tさんを紹介してもらいました。
G.Tさんとは、J.Cさんと夫と私の4人で会って、幾つか職探しのアドバイスをしてくれました。
まず、G.Tさんは、夫のレジメを一目見て、日英バイリンガルと現在の業界ではなくて最初の業界で働いていた履歴をセールスポイントにして、レジメを書き直すように勧めてきました。
レジメは一般用のものと、申し込む企業のニーズに合わせて、強調するポイント(スキルや職歴など)を変えたものを幾つかと2種類準備すること。
レジメに添付する、カバーレター(挨拶状)を書くように言われました。
G.Tさん曰く、
「多くの人はレジメで就職が決まると思っているが、レジメは面接に漕ぎつけるための手段。カバーレターはレジメを読んでもらうためのもの。
カバーレターが魅力的じゃなかったら、レジメは読んでもらえないし、レジメが興味をそそるものでなかったら面接もしてもらえない。」
と、レジメは就職活動の入り口でしかないことを強調。
「就職活動を左右する最も大事なことは、採用を決める人にいかに好印象を与えるかだ。」
と、人事の立場から話してくれました。
レジメを書き直したら、一般用のレジメをモンスター・ドットコムなどの就職・求人サイトやLinkedInなどのビジネスSNSに登録して最新のレジメを添付するように指示されました。
就職サイトに登録すると、求人のコンタクトの他にも、セミナーや学校の案内などのコンタクトも来るので、不要なものは整理が必要になってきます。
夫は当時働いていた会社の規則で、1カ月間の企業内職探しの後3ヶ月プログラムのスケジュールをこなしながら、外部での職探しをすることになるため、整理のための時間が取れないので、就職・求人サイトのチェックは私が担当するようにアドバイスを受けました。
また、G.Tさんの知り合いで、教会で職探し活動のワークショップやカウンセリングをやっているS.Sさんに連絡を取って、次回のセミナーの予約を取るように勧められました。
次回に続く…
余談:カバーレターについて
G.Tさんの勧めで、カバーレターを書くことになったのだけれど、カバーレターを書くのが初めての夫はどうやって書いて良いのかわからない。
インターネットのサンプルなどを見て、何とかそれらしいものを書いて、J.Cさんに添削を頼みました。
頑張って初挑戦したカバーレターだったけれど、工学部出身の夫は、文章を書く(しかもビジネス英語で)スキルがかなり不足している。
添削してもらったカバーレターは、内容こそは一緒だけれど、文章は全く別物に書き換えられていて、夫の書いた文章はカケラも残っていなかった。
外国人だけでなく英語がネイティブの人でも、お金を払ってレジメやカバーレターを代書してもらう人がいるくらいなので、J.Cさんのように完璧なカバーレターを書ける人はアメリカ人にも多くない。
「持つべきものは優秀な友達。」
だと、痛感した。
どこの国でも国語力(アメリカなら英語)が
返信削除大事なんですね
昨日息子が学校から持って帰ったプリントでは
大阪府の府立高校の入試で3年後の入試から
TOEFLなど3つの外部資格を英語の
成績に反映する制度を導入するとのことでした
例えばTOEFL50点取っていれば
入試で90点が保証される
入試で90点以上であればそちらが
優先されるというもの
学校の勉強だけで
どれくらいとれるのかはわかりませんが
割と標準的な数字が保証されてるような気がします
当日緊張しそうな子は
前もって資格を取っておいたほうが
有利になりそうですよね
日本の受験もだんだん様変わりしてきてます
うちの息子はまだ小4ですが
漢字検定を去年から受けるようになって
今年は7級に挑戦 私も準2級に挑戦です
うちの場合はまず日本語力からです
投稿: Lino | 2013年11月26日 (火) 09時03分
>Linoさん
削除いつもコメントありがとう。
高校入試にTOEFLですか~
でも、TOEFL-ibtって受験料が高いですよ~
確か2万5千円くらいで、レートによって変動ありだったと思います。
高校入試に使うなら、ibt(インターネット)ではなくて、団体向けで紙に記入するitpのタイプかも知れませんね。
漢字検定は、Linoさんも一緒に勉強されているんですね。
口だけで「勉強しなさい」と言うよりも、親がお手本を示すって効果がありますよね。
投稿: yuuki | 2013年11月27日 (水) 02時08分
日本では履歴書が就職活動の入口なんだけど
返信削除アメリカでは履歴書にたどり着くまでの
プロセスを踏まないといけないわけですね
学歴、職歴なんかよりも、まずフィーリングというのが
日本人の感覚とはぜんぜん違いますね。
夫の友人が日本国内の外資系ばかり何社も転職していて
どうしてそんなことができるんだろう?と思っていたけど
なんとなくわかった気がしました・・・
投稿: モッチーヌ。 | 2013年11月26日 (火) 09時07分
>モッチーヌさん
削除コメントありがとうございます。
アメリカは、年齢や性別や人種で差別化が禁止されているので、日本以上に学歴社会です。
高学歴=高学費ですから、
学歴の篩いにかけると、教育にお金をかける余裕のある裕福な白人家庭出身の男性が多く残る仕組みになっています。
日本の企業は、採用後に社員教育をするので、協調性が高く素直な人が好印象を持たれますが、
アメリカでは即戦力になるスキルや経験や実績があるかどうか、自立できているかどうかを重視します。
投稿: yuuki | 2013年11月27日 (水) 02時31分