2019年2月23日土曜日

クラスの登録取り消し&Dean's List


 今学期、私は心理学のクラスを2つ登録していました。
一つは『Adjustment of Psychology』のクラスで、もう一つは『異常心理学』でした。

 『Adjustment of Psychology』のクラスの方は1月9日から始まったのだけれど、『異常心理学』のクラスは1月30日から始まる予定でした。
 ところが、1月30日は超低温のため休校になってしまったので、『異常心理学』の最初の授業は2月6日に始まりました。

 『異常心理学』の授業に行ってみたら、宿題も含むすべての提出物(課題)は学校のインターネットのシステムを使って提出することになっていて、私のPCでは投稿された宿題や課題を見ることができませんでした。
 ブラウザを変えたり更新してみたり色々やったのだけれど、結局課題を見ることはできないままでした。
 宿題の締め切りは授業の前日の正午までで、紙の宿題は受け付けないということだったので、インターネットで課題を見たり提出できなかったら、単位を取ることは不可能。
 今回PCの設定が何とかなったとしても、またいつ問題が出るかわからないし、毎週教科書(英語)を30ページ読んで課題とケーススタディーをやるだけでも大変なのに、PCやネット環境の問題も同時に解決するなんて、私の貧しいPCやネットの知識じゃ無理なので、登録を取り消すことにしました。

 ところが、最初のクラスの予定日が悪天候でキャンセルされてしまったため、払い込んだ授業料の返還が受けられるクラスの登録の取り消し期限は実際の最初の授業の2日前だったため、登録の取り消しができても授業料は還って来ないと言われました。

 授業料に関する窓口をいくつか回って(たらい回しにされて)、ステューデント・サービス(学生課?)のオフィスで、最初の授業が開かれたのは返還期限の後だったことを説明して、授業料の返還が認められないか相談したら、返還要求の申請はできるけれど、返還されるかどうかの保証はない、と説明されました。

 返還要求のフォーム(申し込み用紙)と、細かい理由を説明するための添付の用紙を渡されてネットか窓口で提出するように指示されました。

 申し込み用紙は学籍番号や住所や連絡先や登録を取り消したクラスの番号などを記入するだけなので私にもできたのですが、理由説明の文章の方は、英語のビジネス・レターを書いたことがなくて自信がなかったため、アメリカ人の友人(社会人)に添削してもらうことにしました。

 上↑に書いたような理由を英語で書いて、友人にメールで送って見てもらったら、
「事情はわかったけれど、添削するのは面倒だったから、全部書きなおしておいたから、それ(書きなおした文章)にサインをして提出して」
と、言われました。
 送り返された文章を見たら全く別の文章になっていました。
(;´д`)トホホ…
同じ事を説明するのにここまで違うかと愕然としました。
(友人が書きなおした文章はこの記事の最後の方につけておくので興味のある方は読んでみてください。)

 申し込み用紙に書きなおしてもらった文章をつけて、ステューデント・サービスの窓口に提出したら、結果(返還されるかどうか)は大体4週間後くらいにメールで送信するので、メールをチェックするように言われて、返還要求の手続きは終了しました。

(;-_-) =3 フゥ

後は結果を待つのみだわ…

 

 

Dean's List:


  授業料の返還の手続きをしている時に、カレッジから手紙が来ていて、確定申告に使う授業料の払い込み証明かしら?と思って開けたら、秋学期のDean's Listに名前が載ったというお知らせでした。

Dean's Listは成績優秀者名簿で、学期末ごとや学年末毎に纏められる。成績優秀者名簿に載るための要件は学校によって違うのだろうだけれど、私が現在通っているカレッジは(1学期)最低6単位、GPA(Grade Point Average)が4点満点の3.5以上の生徒に与えられることになっているようです。

以前に通っていた大学でも何度かDean's Listには載ったことがあったけれど、トランスクリプト(成績証明?)に記載されているだけで、手紙でお知らせがくるのは初めてだった。

手紙の内容は、「2018年秋学期のDean's Listに名前が載ったのでおめでとう。これからも一層の努力と個人の成功を期待しています…」というようなものだった。

Dean's Listに載ったからといってこれといった特典はないけれど、奨学金(返還不要の給付型のもの)を貰ったり、転校したり、進学したり、就職活動の時に印象が良くなるかな…という程度。

「おめでとう」の手紙はいらないから、取り消したクラスの授業料を返してよ~
と、思ってしまいました。

 

授業料返還申請に添付した文章:

 上↑で触れた授業料返還の申請に添付した理由説明の文章です。
 私が書いた元の文章も載せようと思ったのですが、あまりに拙い文章で載せても何の役に立つことはないだろうと思って省く事にしました。

以下がアメリカ人の友人が書き直してくれた文章です。

 

To Whom It May Concern,(←宛名)

I am writing to request a full refund of my tuition for ◇◇(←登録を取り消したクラスの名前).

The first scheduled class was Jan 30 but there was a weather cancellation.

The deadline for receiving a full refund for a dropped class was Feb 4th. 

I attended the first class period on Feb 6th and became aware of the pervasive use of ○○(←学校のネットのシステムの名前) in the course.  My home computer is unable to interface with ○○. I used all of the suggestions I was given to remedy this technical difficulty but we were unable to resolve the issue.

Had class met on Jan 30, as scheduled, I would identified the problem earlier and met the deadline.

Due to the extenuating circumstances created by the weather, coupled with my inability to access the class materials on my home computer, I am requesting a deadline extension in order to receive a full tuition refund for this course.

Thank you for your consideration,

Givenname Lastname(←名前)

△△△△(←手書きのサイン)

 

概訳:

担当者の方へ

◇◇の授業料の全額返還をお願いしたく筆をとっています。

そのクラスの最初の授業は1月30日に予定されていましたが、天候によりキャンセルになりました。

取り消したクラスの授業料全額返還の締め切りは2月4日でした。

2月6日の最初の授業に参加した時に、○○(学校のネットシステム)を広範囲に使うクラスだということがわかりました。私の自宅のパソコンは○○に接続することができません。技術的困難を解決するために提案された事は全て行ったのですが、問題を解決することはできませんでした。

クラスが予定通り1月30日にあったら、(パソコンの)問題に気がついて授業料全額返還の締め切りに間に合った筈でした。

天候による酌量すべき状況と、(私の)自宅のコンピュータでは授業の内容に接続できないため、このクラスの授業料全額返還の締め切りを延ばしていただけるようにお願いします。

ご検討をお願いします。

Givenname Lastname(名前)

△△△△(手書きのサイン)

 

pervasive(広範囲) とか、extenuating(酌量すべき)とか、英語が母国語ではない私には到底思いつかない単語だわぁ~と、思いました。
(それにしても、英語で意味がわかっても、自然な日本語に訳するのって難しい~)

 

 

2 件のコメント:

  1. アメリカの大学状況が、少し見えてきます。参考になりました。異常心理の課題大変ですね!そこでネットが使えないととても受講できないでしょう。英文のお手紙も参考になりました。とてもこんな文章作れない!

    投稿: 正体不明 | 2019年2月23日 (土) 08時15分

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    1. >正体不明さん

      訪問&コメントありがとうございます。

      私はPCやITが得意ではないので、わざわざ学校に通って対面のクラスをとっているのに、今回のようにネットを中心に使う講義なら、オンラインの講義と殆ど変わりがなくて学校に通う意味が(私にとっては)ないです。

      記事中のアメリカ人の友人が書いてくれた英文の文章、ビジネス・レターのお手本みたいな文章ですよね。
      彼女は(今は別の仕事をしているけれど)MBAホルダーなので、ビジネス・レターに関しては、普通のアメリカ人よりはかなり上手です。
      私もいつか彼女のような文章が書けるようになりたいです。
       
      投稿: yuuki | 2019年2月26日 (火) 01時03分

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