アメリカの高校では、日本の様にクラスごとに時間が決まっていて、クラスに入れば自動的に時間割が決まるのではなく、自分の時間割は自分で組まなくてはいけません。
そもそも日本のような学級というものがなくて、個人で自分の取りたい教科と時間帯を選んで登録する登録制で、日本の大学のシステムに似ています。
夏休み前に希望の教科を提出しておいて、8月の上旬の10日間の期間には9月から始まる新学年の調整と登録が行われます。
自分の希望した教科と時間帯が上手く登録できていればOKなのですが、そうでない場合は調整の必要があります。
調整は登録期間内に終わらないと、ペナルティーで登録の変更にお金が取られるし、期間を過ぎてしまうと自分の取りたかったクラスが定員一杯になって取れなくなってしまうので、登録期間内に登録を完全に済ませておく事が重要です。
去年の夏、娘は登録期間に登録しないで、新学期になってから登録したため、
10ドルのレイト・フィー(延滞料)は取られるし、取りたかったクラスのほとんどが締め切り済みで、悲惨な目にあいました。
今年はそんな事がないようにと、インターネットで登録を試みたらしいのですが、どうやっても上手く調整が出来なくて、国際電話をかけてどうしたらいいのか聞いたら、
「学校に来てください」
と、言われたらしいです。
娘が
「今、日本にいるので行けません。」
と、言ったら、
「じゃあ、新学期になってから登録してください。延滞料はかかります。」
との返事。
色々交渉をして、知り合いに代わりに登録に行ってもらうことで、何とか登録も無事に終わったようですが、またしても「電話では埒があかないアメリカ。直接行かなくては手続きの進まないアメリカ。」を、経験してしまったのでした。
融通が利かないと言えばソレまでだけど…超合理的なのかもしれませんね(^-^;
返信削除日本のように「今回は何とかしましょう」っていう所がないから 学校側の事務処理は手間がかからないでしょうね。
例えどんな事情があっても「やった事はやった」「やってなかった事はやってなかった」…で処理できるから。
2009年8月18日 (火) 00時02分
>梓さん
削除海外に出てみて分かった事なのですが、日本の窓口の対応は世界一だと思います。
日本でも公官庁(お役所)の対応は評判が悪いですが、それでもアメリカに比べたらずっと良いです。
2009年8月18日 (火) 08時56分