先週の水曜日、怪獣のピアレンツ・ティーチャー・カンファレンスがあったので、夫と一緒に行ってきました。
去年はミドルスクールで今年は高校と言う違いだけで、教科担任と親が面談する形式はミドルスクールの時と全く同じでした。
面談の主な内容は新学期が始まってから今までの成績と、勉強法のアドバイスやクラスでの様子の説明です。
今学期、怪獣はAlgebra(代数)と世界史と物理と英語と3Dアートとスタディ・スキルのクラスを取っています。
IEPのため3Dアートのクラスのみが普通のクラスで、英語とスタディ・スキルは特殊教育のクラス、代数と世界史と物理のクラスには担任の他に補助教師が付いています。
特殊教育のクラスはIEPの生徒のみのクラスですが、補助教師が付いているクラスはIEPの対象ではないけれど勉強が遅れ気味の子やグループ学習が得意な子も参加しています。
面談で意外に思ったのは、怪獣が学校ではクラスメイトと話したり、教師と話したり質問したりしているらしいこと。
それも1つの教科の担任だけではなくて、ほとんど全部の教科の担任が「初めは人見知りでぎこちなかったけれど、慣れてくると少しずつ教師とも話すようになった。」と証言していることから、結構コミュニケーションが取れているらしいことがわかりました。
家では全く会話がないので、かなり意外でした。
英語の教師に
「家ではどんな話をしているのですか?」
と、質問されて、
「家では会話はほとんどありません」
と、言うと、驚かれました。
英語の教師と話していてわかったことは、どうやら怪獣は英語では会話が出来るらしいこと。
そういえば2年前にミドルスクールに行った時に、教師との会話を聞いていて「なんだ、あんたやれば(会話が)出来るじゃない!」と思ったことがあったっけ。
日本語でのコミュニケーション・スキルは依然として惨憺たるものだけれど、英語でのコミュニケーション・スキルは確実に向上しているみたい。
英語の教師に、
「(怪獣の)コミュニケーションの力とソーシャル・スキルをつけるために、家でも英語で話してください」
と、勧められてしまった。
これからは親のほうの英語力が問題になってきそう。
親も頑張って勉強しなければ…
家族皆で一つの目標の為に努力し合うのは、ある意味貴重で、素晴らしい事だと思います。
返信削除うちの長男も、だいぶ言葉が増えてきてはいるけど、時々”英語っぽい文法で話しているな”と感じる事が在ります。英語的文法の方が、分かりやすいと言う事なのかな・・・。
投稿: 2011年10月28日 (金) 22時35分
>鶴岡八幡宮さん
削除日本語は動詞(述語)にたどり着くまでが長いですからね~
動詞が先に来てくれる方が話は理解はしやすいですよね。
うちの怪獣が英語の方が会話がしやすいのは、主語や動詞がはっきりしているからだと思います。
日本語は暗黙の了解で主語を省いちゃったりするので、文字通りのことしか理解できない怪獣には誰の話をしているのかわかりにくいのだと思います。
投稿: 2011年10月30日 (日) 06時07分
yuukiサンがアメリカに行く前の話ですが、怪獣クンは コミュニケーションの時の距離感が極端だった記憶があります。
返信削除まるで結界があるかのように近寄り難いオーラを発してる時もあれば 顔がくっつきそうなくらい近くで話して来たり…。
ソレから 怪獣クンが小学1年くらいだったか…日本語の助詞・助動詞は全く使わずに話してくれました。
「梓チャン エライ 強い」って…髪の毛をクシャクシャにされたケド、何だか嬉しかったですよo(^-^)o
我が家のアスペ・オニイチャンは幸い言語に遅れがない上に読書で語彙が物凄く豊富なので、同級生には分からないカナリ辛辣な単語を相手に投げるので、先生方がヒヤヒヤしていますf^_^;
デモ、初対面の人の質問には単語のみで答えるし、説明が必要な時は「別に」「普通」「微妙」といった曖昧表現でコミュニケーションを断とうとする。
思春期の少年だから許される…感じです。
投稿: 2011年10月28日 (金) 23時49分
>梓さん
削除うちの怪獣は言語の遅れはあるのですが、語彙は比較的多いです。
試験をすると答えられるのだけれど、日常会話で使うことは滅多にありません。
単語を知っていても使うことがないので、知らないと思って説明したら、
「そんなの知ってるよ~」
と、言われます。
知っているなら使えばいいのに…
投稿: 2011年10月30日 (日) 06時15分