2012年2月3日金曜日

サービス問題2(消防車の色)


 先学期、怪獣は高校でフィジカル・サイエンス(物理入門?)のクラスを選択科目で取っていました。

 この間、フィジカル・サイエンスで光と色に関する小テストを解いて、4択の答えの番号を先生のウェブ・サイトのCGIに送信する宿題がでました。

 問題と答えの選択肢の書かれた用紙を見せてもらったのですが、20問くらい設問の中に「アレ?」と、思う問題を発見。

問題:以前は消防車は赤い色でボディーが塗られていましたが、最近の消防車は緑がかった黄色で塗られるようになり、赤い消防車は減少の傾向にありますが何故でしょう?
選択肢:
1.赤い色は火事の中では見難い波長だから。
2.赤い色は人を神経質にさせるから
3.黄色い色が人の目には目に付きやすい波長だから。
4.みんなが赤い色の消防車には飽きてきて、「黄色はどうか?」と提案されたので黄色になった。

 2の選択肢は心理学の問題ならありうる解答だし、4の選択肢も社会科の問題の答ならありうるけれど、どちらも物理の問題の解答ではないことが一目瞭然。
(正解は3)

 私が大学で地質学や生物学のクラスを取っていた時にも、この手の「点数を取らせるためのサービス問題?」と思われる問題を見かけた。
 サービス問題なのか、テストの選択肢を作っている教師の語学のセンスなのか、この手のジョークのような問題はサイエンスのクラスのテストの特徴なんだろうか?

余談: 

以前の記事で、ラスベガスで黄色い消防車を見かけて「珍しいと思った」と書いたことがありましたが、怪獣の宿題のおかげで、どうして消防車が黄色に塗られていたのかがわかって親も勉強になりました。

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