4月25日の朝、夫が「白猫の調子が悪そう」と言う。
朝はいつも夫が餌をあげているのだが、あまり食べないし、うずくまって震えているという。
1階に降りていって猫たちの様子を見ると、マダラの方は元気そのものでシロの残した餌をちゃっかり平らげていたが、シロは確かに元気がなさそう。
(←キッチンのタイルの上の血尿?)
いつも餌を食べさせるキッチンの一角を見ると、タイルにピンクの染みのようなものがあちらこちらに点々とついている。
血尿か?と思って、猫のトイレを確認しに行ったら、猫トイレの近くのタイルにも、血の塊の混じった赤い液体が…
(←猫トイレの近くの血尿)
これは放っておくわけには行かない。
獣医に連れていかなければ…と、思ったが、今の家に引っ越して来てから(正確に言うとアメリカに越してから)一度も獣医に連れていったことがない。
アメリカは人間の医者もそうだけれど、獣医も当たり外れが激しくて、誰が良心的な医者なのか行ってみないとわからない(上に診療費も高額)。
どこへ連れていったらいいのかわからないので、知り合いのM.Bさん(旦那さんが以前日本に単身赴任していた)にテキスト(ショート・メール)をしたら、自分の犬が通っている獣医を紹介してくれて、(その日はたまたま仕事が休みなので)獣医に連れていってくれるという。
(←処方された薬)
早速教えてもらった獣医に電話をかけて午後3時に予約を取り、獣医に連れていってもらった。
検査と診察を受けて、膀胱の感染症だろうということで、朝晩2回2週間分の抗生剤が処方された。
(診察と検査と薬の処方で約140㌦)
診察した時に、犬歯が一本ないし、歯茎が腫れているので、膀胱の感染症が治ったら口の中の治療をすることを勧められた。
(←抜けてしまった左上の犬歯)
処方された薬を飲み始めて3日目の朝に、薬を飲ませようと口を開けたら、もう片方の上顎の犬歯も抜けていたし、確かに歯茎も腫れている。
どこへ行った?シロの犬歯…
歯が抜けてしまった翌日の朝(金曜日の朝)からシロの調子が悪く、餌を食べても吐いてしまう、水を飲んでも吐いてしまう、を繰り返して(食欲もないらしく)遂に飲み食いするのを止めてしまった。
水が飲めないと脱水症状が怖いので、土曜日の朝一で獣医に電話をかけて連れていった。
診てもらった結果、薬の副作用かもしれないということで、血尿が止まっているなら処方された薬は止めるように言われた。
水も食事も取れないので、皮下に注入して徐々に吸収される栄養剤のようなもの(24時間で吸収され、水も食事もとらなくても大丈夫なもの)をうってもらって、暫く様子を見ることになった。
消化の良い猫缶も(食べるかどうかがわからないので)一つだけ試しに買った。
土曜日の獣医にかかったお金は、診察料は無料だったので、栄養剤と猫缶の代金だけで31ドルだった。
この記事を書いている今も調子が悪いらしく、じっとしている。
年が年(今年で14歳)なので心配。