2017年7月22日土曜日

インデペンデンスデー&スマホ紛失事件


 ミシガンのアッパー・ペニンシュラ観光の記事が続いていますが、ピクチャード・ロック観光の一連の記事が一段落したので、旅行の記事の毎日更新は一休みしてインデペンデンスデーの時の話を書きたいと思います。

(←7月4日午後9時半頃近所の公園の近く)

 アメリカのインデペンデンスデー(独立記念日)は7月4日。
数少ない公休日で、クリスマスやサンクスギビングデーのように、多くの企業や学校(大学や職業訓練学校)がお休みになります。
 アメリカの公休日は連休になるように第○月曜日というように、月曜日に設けられていることが多いのですが、独立記念日は7月4日で固定されているので、年によって曜日が変わります。
 今年は火曜日で、の会社は火曜日と水曜日がお休みだったので、月曜日に有給を取って土曜日から水曜日までの5連休にしました。

 我が家でインデペンデンスデーといえば、家の改装や手入れをする日。
(この時期にイベントや旅行に出かけても人が一杯で料金も跳ね上がったりするので)

 今年も例年に漏れず、月、火、水、と3日間みっちり家の改装&手入れに費やしました。

(←アメリカの大規模DIYストアの内部
http://industrystandarddesign.com/wp-content/uploads/2015/07/lowes-store.jpg
より引用)

 月曜日にはガレージ横に物が置けるようにコンクリートタイルで舗装してあったのを、更に延長して目隠しフェンスをつけるための柱を立てる作業を始め、火曜日(インデペンデンスデー当日)には月曜日の作業の続きと(後に『ハンマー投げ事件』に結びつくことになった)台所の天井の改装に着手して、夕方に足りない材料などを買うためにDIYのお店に買い物に行き、水曜日は午前中はDIYの店に行き、月曜日に始めた舗装作業の続きをしました。

 火曜日、水曜日と2日連続でDIYのお店に行った1つの理由は、火曜日がインデペンデンスデーでDIYのお店がいつもより早く閉店してしまったため。

 アメリカの大規模なDIYストアの中には、材木や壁材やフェンスなどの大きな物や砂や土やコンクリートの袋や煉瓦やタイルなどを多量に買う場合は、店内で会計を済ませて倉庫や屋外の荷物置き場にトラックやトレーラーなどを乗りつけて荷物を積むシステムになっていて、私たちが火曜日の夕方に買い物に行ったお店もそういうシステムだった。

(←↓アメリカの大規模DIYストアの倉庫と店内の画像
http://csinewsnow.com/?p=81023
より引用)

 火曜日の夕方、DIYのお店でドライ・ウォール(屋内の壁などに使う石膏ボード/プラスタボード)を何枚か買ったのだけれど、店内で会計したレシートを持って倉庫に車をまわした時には普段の閉店時間まではまだあるのに倉庫の門が閉じていた。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 慌てて店内に戻ろうするけれど、お店の方も閉店していて(どうやら私たちが最後の客のうちの一組みだったらしい)自動ドアは既に開かなくなっていて、脇の非常ドアから入って店員に倉庫が閉まっている事をつげると、「明日の朝にしかあかないから、明日きて。」と、サラッと言われる。

(゚∇゚ ;)エッ!?

 日本だったら、「今日は祝日で閉店時間がいつもより早いから、今会計しても倉庫での受け取りは明日以降になるけれど…」と確認するだろうに…
何の説明もなしかよ~
流石アメリカ!/(´o`)\オーノー!!

 仕方ないので翌日出直すことにして家に帰ったが、私たちが火曜日に行ったDIYの店はいつも行く近所のDIYストアではなくて、車で片道1時間弱の少し離れた所にあったので、出直しは面倒だなぁ…と少し落胆。

 

スマホ紛失事件:

(←7月4日の夕食)

 家に戻って、屋外のグリルで肉を焼いてBBQで夕食にして、そろそろ寝ようかという時に、
「俺のスマホ知らない?」
と、訊く。
 は個人用のスマホと会社のスマホの2台スマホを持っているのだが、会社のスマホが見当たらないという。

 私は会社のスマホが見つからない…と聞いて嫌な予感が…
 なぜならの会社のスマホを私が最後に見たのは、DIYショップのカートの中。
「こんな所に無造作に入れて、置き引きやひったくりに遭わないかしら?」
と、思ったのを覚えていたから。

 は個人のスマホから会社のスマホに電話をかけて家や車の中にないか確認している模様だが、家の中でも車の中でも見つからず。
 子どもたちや私にスマホを探すアプリを使うように言われて、慌ててアプリで探した結果、
(あらかじめアプリに会社のスマホを登録してあったのは奇跡かもしれない)案の定スマホは件のDIYストアにあることが分かった。

 今DIYストアに行っても店は閉店しているし、どうせドライウォールも取りにいかないと行けないから、翌日に行けばいいという事になった。

 私はスマホが拾得物としてサービス・カウンターに届けられているならいいけれど、どこか床に落ちていたり商品の棚などに置きっぱなしになっていた場合は、開店後時間が経ってしまったら、誰かに猫ババされる可能性が非常に高いから、開店直後に店に入れるようにしようと勧めた。

「インデペンデンスデーの翌日で、普段と違う営業時間かもしれないから、今のうちにそのお店の翌日の開店時間が何時なのかをネットで確認しておこう。」
「今調べておけば、(開店時間から逆算して)翌日何時に起きればいいかわかるし…」
と、私が何度も促してもは聞く耳持たず。

 診断はされていないが発達障害の傾向の強いは、時間を逆算して計画を立てるという概念がほぼない。
 多くの場合行き当たりばったりで、口癖は「やってみなきゃわからない。」「起こってみなきゃわからない。」である。

 確かに全てが段どり通りに物事が進むとは限らないけれど、『段どりなし』と『段どりあり』では自分が望む結果の起こる確率がかなり違ってくる(自然の成り行きに任せたらそこそこや低確率でしか起こらない事を、段どりや計画で確率を上げることができる)事を理解できないのか、100%じゃなきゃ考える価値がないと思っているのか、私から見たら行き当たりバッタリにしか見えない。

 『段どりなし』のもう一つの問題は、不慮の出来事の時に咄嗟の対応ができないことである。
なにせ、何かが起こるまで何も考えていないのだから、予想外の事が起こってから情報を集めて考えるのでは決断のスピードも遅くなる。

 段どりの話はさておき、話を戻すと、聞く耳持たないは結局何も調べずに眠ってしまった。
 失くしたのが個人のスマホなら私も放っておくのだけれど、会社のスマホなので放っておくわけにも行かず、結局私がその店の翌日の営業時間を調べて、目覚まし時計をセットして寝た。

 翌日、開店時間の朝6時半に合わせて店に行き、店員以外の人間のいない店内のフロアをスマホを探すアプリを頼りに進むと…
数分後に、床に山積みにされてる商品の上に無造作に特売のチラシに包まれて放置してある会社のスマホを発見!

(〃´o`)=3 ホッ
ひとまず安心。

 大まかな位置だけでなく、店内のどの辺りにあるかまで表示できるアプリの精度に感心すると共に、(インデペンデンスデーだったので、その日は特別だったのかもしれないが、)いったん閉店してしまったら店内の掃除も確認もしないアメリカのお店にも驚いた。

 

 

2 件のコメント:

  1. お疲れさまでした。(^-^;

    DIYってアメリカは住んでる家を
    自分達でするんですよね~
    最近、日本でも流行ってますが~
    得意不得意があるから、なかなかね。
    私と旦那は好きなので壁を塗りました(笑)

    しかし、流石アメリカ・・・日本ではありえないね。見つかって良かったですスマホ。

    投稿: ヒナタ | 2017年7月23日 (日) 11時07分

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    1. >ヒナタさん

      こんにちは~
      訪問&コメントありがとうございます~

      アメリカでも業者に頼んじゃう人も多いですよ~
      ホームセンターにも設置やリフォームをやってくれるところがあって、そのお店で商品を買うと安い値段で設置やリフォームしてくれます。

      スマホは見つかってホッとしています。
      アメリカだと日本と違って落し物がネコババされる確率高いですから、今回は運が良かったと思っています。

      投稿: yuuki | 2017年7月25日 (火) 04時26分

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