2017年7月31日月曜日

The 3rd Alternative
第3の案


 5月~6月の中旬にかけて、スティーブン・R・コヴィ-著の『The 3rd Alternative』(日本語訳版は『第3の案 成功者の選択』)を読んでまとめを書いていました。

 読んでまとめを書く事になったわけは、ここ数年夫婦間でコミュニケーションがうまくいかないため、今年の頭くらいから夫婦でカウンセリングに通っていて、私がに読むように勧めたけれどが読む時間がないと話したので、 カウンセラーから(英語で)まとめを書くように宿題がでたためです。
(カウンセラーも読んでいなかったので、内容の要約を知りたかったのもあると思う。)

 折角読んで要約したので、リビューを書く事にしました。

 スティーブン・R・コヴィ-はベストセラーの『7つの習慣』の著者。
 『The 3rd Alternative』は『7つの習慣』の中の第4の習慣(Win-Winを考える)、第5の習慣(まず理解し、そして理解される)、第6の習慣(シナジーを作りだす)の3つの習慣について更に詳しい説明と応用を実例などを交えて書かれた本。

第1章と第2章で3rd Alternativeについて説明し、第3章以降が実例を踏まえた解説、になっている。

この本の内容をもっともシンプルにまとめたのが↓の画像

 この図と下にかかれている短いシンプルな説明がこの本に書かれている考えの全てと言って差支えないだろうと思います。
 この本を読んで感じたことは(『7つの習慣』もそうだけれど、)シンプルな考え(原則)なのにも関わらず、多くの読者が著者の伝えたかった事を理解して読者自身の生活に応用するのは難しいのではないか?ということです。
 著者もその事を知っていたので、実例をいくつもあげたり、図を使ったり、実践リストを提示して試すことができるように、あの手この手をつくしたのだと思います。

 この本で紹介されている考え(原則)を理解するにはインスピレーションというか、ある意味悟りのような境地(著者はパラダイム・シフトと言っている)が必要なのじゃないかと…
 かといって、スピリチュアルな本でも哲学の本でもない。
極めて現実的な内容で一つ一つの例はわかりやすいのだけれど、それらの例の根本にある考え方(原則)が自分の実際の生活の場面で起こっている事とどのように関わっているのか把握(理解)しにくいと思います。

 私の知り合いの何人かは、「スティーブン・R・コヴィ-の本はわかりやすいけれど、綺麗事で、現実は必ずしもその本に書かれているようにはならない」と懐疑的なコメントや「本に書かれていることはあまりにも常識で、今更本なんか読まなくても知っている」と、本を途中で読むのを止めちゃった人も…
 確かにくどいくらい実例が多いし、わかりやすい例が多いため元になる考えも浅薄だと勘違いされちゃうのがこの本の残念な所かもしれない…

2017年7月28日金曜日

家庭菜園2017

 我が家はほぼ毎年夏には庭の小さな畑に夏野菜を植えています。

(↑6月5日
左:キュウリの苗とトマトとベルペッパーの芽
右:ズッキーニとトマトの苗)

 今年も5月に家庭菜園用の苗を作るために、種まきからスタートしました。
今年はトマト、プチトマト、ベルペッパー、バナナスクワッシュ、胡瓜の種を撒きました。


(←6月5日
前年のこぼれ種から発芽した大葉)

 いつもは発芽までだいたい2週間くらいを目安にしているのだけれど、今年は使った種が去年の種の残り(一部は一昨年の種の残り)だったためか、バナナスクワッシュ以外はなかなか発芽せず、「古い種だったし最悪の場合は店で苗を買ってくるか~」と、思っていたら6月に入って少しずつ発芽し始めた。
 また、大葉は去年夫の友人から貰ったものを放っておいたらこぼれ種から芽を出した。

(↑6月28日
胡瓜に蔓を這わせるためのネットを設置)

 例年、7月の頭頃に畑に定植をするのだけれど、数年前から隣の家の庭の木が伸びすぎて私たちの庭にまで影を落とすようになって、うちの畑も午前中はずっと日陰になって、畑に植えた野菜の育成が悪かったので、今年は全部プランターや鉢植えで栽培してみようということになりました。

 (旅行直後の)6月28日には大きくなった苗からプランターや鉢に植え替えをして、胡瓜にはツタを這わせるためのネットを設置しました。

(↑7月3日
バナナスクワッシュ)

(←7月10日
バナナスクワッシュの初収穫
サイズ比較のための水のボトルは約500㎖)

 7月の頭にはスクワッシュに花が咲き、実がなり始めました。
 7月10日にはスクワッシュが2本初収穫できました。

(↑7月3日
左:ベルペッパー。右:トマトとプチトマト。)

(↑7月26日デッキに並べた野菜のプランター&鉢)

 プランターや鉢で栽培すると決めたものの、「どこに鉢をおくか」「食害を防ぐためのフェンスはどうする?」などと家族で議論?になったけれど、デッキに置いて様子を見てみようということになりました。

(↑7月26日
トマトとプチトマト)

 デッキは畑よりも広いので、フェンスを全部に張れないけど大丈夫かと心配していましたが、鹿などはデッキに登って来れないらしく(7月の下旬現在)動物による食害はないです。

(↑7月26日
キュウリ)

 プランターや鉢のいいところは、(ネットに這わせたキュウリ以外は)日当たりに合わせて移動できること。
 逆にデメリットは土の量が少ないのですぐ乾いてしまうところ。
来年もプランターで育てるなら大きいプランターにした方がいいな…と思いました。

(↑7月26日
バナナスクワッシュ4鉢)

(←7月25日
収穫したバナナスクワッシュ)

 スクワッシュは初収穫から順調に収穫できていて、料理にも使いました。
 初収穫の時はかなり実が大きくなってから収穫したのですが、大きすぎると中の種が固くなってしまうので、小ぶりなうちに収穫する方がいいことがわかりました。

(↑7月26日
キュウリの実)

 キュウリは7月の下旬になってやっと実がつき始めました。

(↑7月26日
左:スクワッシュの葉についたカビのようなもの、
右:キュウリの葉についたカビのようなもの)

 この記事にUPした画像でもわかるように、今年の夏は曇りや雨の日が多くて日照時間がすくないです。
 そのためか、デッキの上で栽培しているにも関わらず白いカビのようなもの(うどんこ病?)がキュウリとスクワッシュに発生。
 6月の上旬に重曹の液を散布したけれど(雨で流れてしまったのか)効果なし。
キュウリは下の葉から徐々に黄色くなってきてしまってます。

(↑7月26日
間引きして植え替えた大葉と店で買ってきたバジルの鉢)

(←小さな大葉の葉の使用例)

 大葉はあまりにも密集して生えていたので、いくつかは真引きして小さな葉は料理の薬味などに使ったりしました。
 6月の夏至のディナーの生ハムとタルタルのカナッペにもつかいましたが、ちょうどいいサイズでした。

2017年7月27日木曜日

ポケモンGO1周年記念イベントシリーズ

 去年の7月6日に(アメリカで)リリースされたポケモンGOの1周年を記念するイベント(シリーズ)が始まった。

 1周年記念の皮切りは6月の半ばごろから、炎タイプと氷タイプのポケモンの出現率が上がる+捕獲時のXP(卵の孵化も含む)が開催された。

 我が家の近辺では炎タイプのポケモンの出現率が低いので、炎タイプと滅多に出ないラプラス目当てで子どもたちとプレーした。

 第1弾目のイベントの期間の終わり頃にはジムがリニューアルの為に閉鎖になり、ポケコインを集めて孵化装置を買おうと思っていたの手に入らなくなってしまったのが残念だった。

 ジムのリニューアル後はレイドバトルが始まり、ジム戦のシステムやジム防衛の報酬などが大きく変更になった。

サトシ帽子のピカチュウ出現

 1周年記念の第2弾はサトシ帽子を被ったピカチュウが期間限定で出現+アニバーサリーBOXの販売。
 期間は7月6日~7月23日とのお知らせだった。

 無課金でしか遊ばないと決めている我が家は1200ポケコインもかかるアニバーサリーBOXはあきらめて、このイベントはサトシ帽子のピカチュウを集めることにした。サトシ帽子のピカチュウは(アメリカ東部夏時間の)7月25日の午前中現在でもフィールドで出現していた。

シカゴイベント&ボーナスイベント

 (アメリカ時間の)7月22日には、シカゴのグランドパークで大型イベントが開催され、会場のプレーヤー(トレーナー)限定のイベント以外にも、会場のトレーナーも含めた世界中のトレーナーがポケモン捕獲のノルマを達成すると、世界中でボーナス・イベントが開催され期間はアメリカ太平洋夏時間の24日午後5時までとなっていたが、更に3日延長されて27日になった。

ボーナス・イベントの内容
捕まえたタイプ 獲得ボーナス
草タイプ 星の砂UP(2倍)
炎タイプ 飴の数UP(2倍)
水タイプ XPがアップ(2倍)
電気タイプ 卵の孵化距離が短縮(1/3)
岩タイプ 相棒の飴を見つける距離が短縮(1/3)
ノーマルタイプ ポケモン出現率UP

 

伝説のポケモン解禁

 シカゴ・フェスタと同時に伝説のポケモン解禁の噂がありました。
 シカゴ・フェスタ後、フリーザが世界各地で7月末まで限定で出現していて、サンダーやファイヤーも期間限定でレイドバトルに現れる予定らしいです。
 (7月25日現在)ルギアもレイドバトルに出現しているらしいですが、我が家の近辺では伝説のポケモンを見かけた事はないです。
(田舎だから仕方ないよねぇ…
かといって、伝説のポケモンが出て来るのを待って一日中ポケモンGOやってるわけにはいかないし…)

進化マラソン

 また、貰える飴や星の砂やXPも2倍になっていたので、我が家のプレーヤーどもはポッポやビードルやコラッタやオタチやレディバなどの出現率の高いポケモンを片っ端から捕獲して飴を集めて進化させてXPを稼ぐという、『○○(ポケモンの名前)マラソン』に挑戦中。

 

 これからも暫くポケモンGO1周年記念イベントは続くようですが、我が家のトレーナーは次々起こるイベントが多くて早くもイベント疲れ気味。
 ポケストップやジムの多い都会に住んでいて、イベント期間中(夏休みのように)ずっと休みだったらなぁ…と思う。

 

2017年7月26日水曜日

アッパー・ミシガン(半島)観光 その18
旅行中のポケモンGOなど


アッパー・ペニンシュラの旅行記も前回で終了。
今回は旅行中のポケモンGOについて書きます。

(←Old Mackinac Point Lighthouse)

 

 

 

 

DAY1:

 1日目の6月25日はアッパー・ペニンシュラではなくてローアー・ペニンシュラの北端の町で灯台を4カ所見てまわりました。

(↑Old Mackinac Point Lighthouse付近に出ていたポケモンたちの写真)

 最初に訪れたOld Mackinac Point Lighthouseと付近の公園と近くにあるダウンタウンは観光地で沢山のポケストップやジムがあった。
 今回は時間がなくてダウンタウンをゆっくり回れなかったので、次回(紅葉の季節にバイクのツーリングでくる予定)回ろうと思った。


(←McGulpin's Point Light)

 次に行ったのは、McGulpin's Point Light。
この灯台もポケストップになっていたけれど、Old Mackinac Point Lighthouse周辺ほどポケストップはなくて、1カ所のみ、周辺にジムはひとつもなかった。
 電波状況も悪くなく、問題なくプレーすることができた。

(↓McGulpin's Point Light付近に出ていたポケモンの写真)

(↓McGulpin's Point Lightの近くの湖岸からのマキノー・ブリッジを背景にチコリータが…)

(←Cheboygan Crib Light)

 3カ所目はCheboygan Crib Lightとホグホーン。Cheboygan Crib Light周辺は公園になっていて、灯台とホグホーンがポケストップになっていた他、公園内にも幾つかポケストップがあった。

 ここも町の近くだったためか、電波状況は良かった。

(↑ホグホーンの周辺のポケモンGOの写真
左:ホグホーンの周りのマップ画面
中:コイキングと埠頭とホグホーン
右:フォグホーンのポケストップの画面)

(←Cheboygan River Front Range Lighthouseとクラブの写真)

 4カ所目のCheboygan River Front Range Lighthouseはポケストップにはなっていなかった。

 Cheboygan River Front Range Lighthouseも町中にある灯台で、周りは民家で囲まれていたためか電波状況はよかった。
 灯台近辺の市街地?(ダウンタウン?)にはジムもポケストップも沢山あった。

 

 

 

 

 

 

DAY2:

(←長袖の服を買ったお土産専門店の画像。
ここもポケストップになっていた)

 2日目は、マキノー・ブリッジを渡ってアッパー・ペニンシュラの玄関口のセント・イグナスの町に入った。

 橋の両側はどちらもポケストップが幾つかあった。
(車で通過したためアイテムを取る事はできなかった。)

 セント・イグナスに入って最初にしたことは、雨が降って気温が10℃台前半と寒かったので、まずお土産屋さんに長袖の服を買いに行ったら、そのお店もポケストップになっていた。

(↑Seul Choix Point LighthouseでのポケモンGOの写真)

 2日目は灯台を4カ所回った。
Seul Choix Point 灯台、Manistique East Breakwater灯台、Peninsula Point 灯台、Sand Point灯台の4つの灯台どれもポケストップになっていた。

(↑Peninsula Point 灯台でのポケモンGOの写真)

 Peninsula Point 灯台は灯台の敷地内は電波は届いていたけれど、灯台に至る道では電波が途切れる事が多かった。

(↑Sand Point灯台とポケモンGOの写真)

(←エスカナーバ市のレストラン内にあったポケストップ
クラシックカーのプラモデルが壁に沢山展示されていた)

 Sand Point灯台の周辺は公園で、公園はエスカナーバの市街(ダウンタウン)に隣接していて、電波の状況も良く、市街(ダウンタウン)にも沢山ポケストップやジムがあった。

 私たちが夕食を食べたエスカナーバの町のレストラン?(パブ?)内にもポケストップがあった。

 ポケストップやジムは史跡や観光スポットや公園に設定されている事が多いので、ポケストップを回るとその町の観光地や名所が見て回れるので面白いと思った。

 

 

 

 

 

DAY3:

(↑Munising FallsでのポケモンGOの写真)

 3日目はPictured Rocks国立湖岸(公園)の観光でした。
ナショナルパークの殆どが自然を保全するための公園なので、付近に人家はないし、電波状況も非常に悪いです。
 ネットどころか電話の通話さえできない場所も…

(↑Munising Falls、水色の矢印の先がポケストップになっていた。)

 運転している時にもスマホのGPS(ナビ)機能は電波状況が悪くて使えないので、6年くらい前に買ったGPS(カーナビ)専用機を使わなければならなかった程でした。

(↑Sand Point周辺のポケモンGOの写真)

 電波状況が悪い中でも、ミューニシングの町に近いMunising Fallsと公園の管理本部のあるSand Pointとインフォメーションセンター(夏季のみオープン)から近いMiners CastleではポケモンGOをプレーすることができました。

(↑Miners CastleでのポケモンGOの写真
私たちが行った日は、Pictured Rocksの公園ではキリンリキが大発生していた。)

 スマホによってポケモンGOがプレーできるかどうかは差があるらしく、Miners Castleでは私のスマホのみでプレーが可能でした。

 Miners Castleのローアー展望所にはジムとポケストップが並んでいて、ジムの仕様が新しくなったばかりだったためかジムは空いていて誰もいなかったので、ギャラドスを置いてきました。

(←Miners Castleのジムのステータス画像)

 以前のジムのシステムでは、防衛ボーナスとしてジムに置いたポケモン1匹あたり21時間毎にポケコインが10コ貰えるようになっていて、強いポケモンを長く置けば21時間毎に10コインを回収することができました。
(1日のコインの上限は100コインまで)

 新しいジムのシステムではポケモンをジムに置くと10分毎に1ポケコインボーナスが貯まるようになっていて、置いたポケモンが負けて帰って来た時にコインが受け取れるように変わりました。
(その代わりに1日のコインの上限は50コインに減ったので、何日防衛しても50コインしか貰えないようになってしまいました。)

(←置いたポケモンが負けてやっと戻ってきたところ)

 新しいジムの仕組みがよくわからなかった私は、何も考えずにギャラドスを置いてきてしまった。

 以前のジムのシステムとは違って長時間ジムに置きっぱなしにしていると、ハートのゲージが減って弱くなってしまうのだけれど、誰かが倒してくれない限りどんなに弱くなっても帰ってこない。

 Miners Castleのジムは電波が弱くて訪れるプレーヤーがいないのか、翌日になっても翌々日になっても帰ってこない。
(結構強いポケモンだったので他のジム戦やレイドバトルに使えないのは本当に困った。)

 これは…
次回Miners Castleに行く前に新しいグーグルアカウントを作って、今の所属チームとは違う色のチームに入って、帰ってこないギャラドスをジム戦で負かすしかないかも…
と、『ギャラドス救出作戦』まで考えていたら、4日目になってやっと戻ってきた。

 「もう、電波状況の悪いジムには強いポケモンは2度と置かない」と、経験から学んでしまった。

 

 

おまけ:
ジムバッジについて

ジムのリニューアルに伴って、最初に訪れたジムの中のフォトディスクを回すとジムバッジが貰えるようになった。

(↑旅行中に集めたジムバッジ)

 今回の旅行中に立ち寄ったジムでもバッジを手に入れた。
中には詳しい説明のついているジムもあるし、地図のモードにするとどの辺りで手に入れたのかも表示されるので、ジムバッジを集めるのも旅行の楽しみの一つになりそうです。

2017年7月25日火曜日

アッパー・ミシガン(半島)観光 その17
その他・雑感など

 アッパー・ペニンシュラ観光の3日目も夕方になって、Pictured Rocks湖岸公園の観光も終えた我が家。

(↑マキノー・ブリッジ)

 ざっくりしか計画を立てていなくて半分行き当たりバッタリ状態で、Pictured Rocks湖岸公園を後にする車の中で、
「さて、今晩どうする?」
と、言う話になった。


(←上:マキノー・シティで購入したマグネット
下:灯台のフィギュア)

 というのも、3日目の宿泊先を決めていなかったから。
 当初の大まかな予定では、3日目は国境の橋を渡ってカナダに入って、4日目はカナダ観光を予定していたけれど、観光2日目に家族のだれもパスポートもグリーンカードも持って来ていない事が判明。
(国境を行き来できないので、アメリカ側にとどまるしかない。)

(↑6月26日にManistique East Breakwater灯台付近のサンドウィッチ屋さんで食べた昼食)

 4日目は2日目で観光できなかったマキノー・アイランドを観光してみてもいいと思ったけれど、天気予報を調べたら4日目は1日雨の予報。
 雨では観光できないので、(殆どが夜通しのドライブになるけれど)思い切って帰っちゃおうということになった。

(←チキン・パスティにグレービーをかけたもの)

 帰り道の途中で、アッパー・ペニンシュラで名物のパスティ(ペイスティ)を食べたいね~と、話して帰り道沿いにお店がないか探すけれど、国立湖岸公園の近辺とミシガン湖側に抜ける道(州道77)のは人家やお店らしいものが殆どなくて、ミシガン湖沿いのUS2沿いには幾つかパスティを売っているお店があったのだけれど、閉店の時間(午後5時とか6時とか)が早くてどこも閉まっていた。

(↑ビーフ・パスティの断面
左:グレービーソースをかける前、右:グレービーソースをかけたところ)

 やっと見つけたまだ営業している店がマキノー・ブリッジを渡ってローアー・ペニンシュラの北端のマキノー・シティにあるパスティ専門店。
 そのお店も、私たちが着く頃には閉店時間ギリギリという感じだった。
 何としてもパスティの食べたい我が家は(特には)、そのお店に営業時間内についた時はホッとした。

(←私たちが行ったパスティのお店。
ポケストップになっていた。)

 お店にはビーフ、チキン、ヴェジタブルの3種類のパスティがあったので(他にもイタリアン・パスティとかトッピングを加えたメニューはあったけれど、シンプルなパスティは3種類だった)、それぞれ1種類ずつ注文しようとしたのだけれど、ヴェジタブル・パスティは売り切れということで、ビーフを1つとチキンを2つ(それぞれグレービーソース付きを)注文した。

 ポケモンGOのポケストップの画像の説明によると…
・パスティ(ミート詰めパイ)は北ミシガンの伝統的な食べ物
らしい。

 店員さんによるとオリジナルのパスティはビーフらしく、そのお店でもビーフ・パスティが一番売れているそう。

 食べてみると味はシェパード・パイのマッシュポテトの代わりにパイ皮で包んだような味だった。

 パスティを食べてお腹が落ちついた我が家は、マキノー・シティでガソリンを入れて、帰途について自宅には日付が変わって28日の早朝に到着。
 行き当たりばったりの旅行も無事終わってホッとした。

 

余談:

(←舗装されていない土の道路)

 アッパー・ペニンシュラ、特にピクチャード・ロック国立湖岸の道路は舗装されていない土の道路も多かった。

 ←の写真の画像のように踏み固められて平らな道はまだよかったのだけれど、穴があいていて水たまりになったり、ぬかるんでいる道もあった。

(←帰って来た直後の車
途中のガソリンスタンドで窓やボディーの汚れを落としたけれど、それでもまだ泥で汚れている。)

 舗装されていない道は制限速度も低くて25マイル(40km/h弱)くらいの道が多かったのに、は40マイル(約64㎞/h)~50マイル(約80㎞/h)で走るので、水溜りの水は跳ね上がるし、凸凹道で泥や石や色々なものも跳ね上げて、車はドロドロに汚れてしまった。

 私も子供たちも
「もっとゆっくり走ってよ~」
「対向車が来たら危ないし…」
と、何度も言うのだが(いつもの事だが)聞く耳持たず。
 走行中に何かガラガラと音が聞こえたりしたがが、それでも用心して走る気配がない。

(↑左:左前輪。キャップの上のエンブレムがなくなっている。
中:右後輪。キャップもエンブレムも揃っている。
右:右前輪キャップごとなくなっている。)

 家に帰って気がついたのだけれど、右前輪のキャップが外れてなくなっていたし、左前輪もキャップについているエンブレムがなくなっていた。
 走行中に聞こえたガラガラの音は、キャップが外れて飛んだ音だったんだ…と判明。
 ただの飾りなので走行に問題はないけれど、キャップが緩んで外れるほどの荒い運転って…

( ̄Д ̄;;

「(キャップが)なくなってるなぁ~買えばいいじゃん」
と、は反省している様子は全くない。

ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…

(←前バンパー)

 アメリカの市街地以外の草原や森などを(特に夕方から明け方までの暗い時間に)走っていると、虫などが車の前面に衝突して張り付くことがある。
 今回もフロントガラスやバンパーに虫が一杯張り付いていた。

(↑虫の張り付いたバンパーの拡大画像。
クリックで拡大)

 車の足回りは泥跳ね汚れ、前面は泥跳ね+虫の汚れで酷かったので、帰って一眠りしたらまず洗車をする事になった。

(←車のマットと泥で汚れた靴を洗う

 怪獣が圧力洗浄機で車やマットや泥で汚れた靴を洗っている間、私はこれもまた泥で汚れた洗濯物を洗濯した。

 旅行は楽しかったが、後の掃除や洗濯や片付けは夜通し運転して後だったので、少し辛かった。 

2017年7月22日土曜日

インデペンデンスデー&スマホ紛失事件


 ミシガンのアッパー・ペニンシュラ観光の記事が続いていますが、ピクチャード・ロック観光の一連の記事が一段落したので、旅行の記事の毎日更新は一休みしてインデペンデンスデーの時の話を書きたいと思います。

(←7月4日午後9時半頃近所の公園の近く)

 アメリカのインデペンデンスデー(独立記念日)は7月4日。
数少ない公休日で、クリスマスやサンクスギビングデーのように、多くの企業や学校(大学や職業訓練学校)がお休みになります。
 アメリカの公休日は連休になるように第○月曜日というように、月曜日に設けられていることが多いのですが、独立記念日は7月4日で固定されているので、年によって曜日が変わります。
 今年は火曜日で、の会社は火曜日と水曜日がお休みだったので、月曜日に有給を取って土曜日から水曜日までの5連休にしました。

 我が家でインデペンデンスデーといえば、家の改装や手入れをする日。
(この時期にイベントや旅行に出かけても人が一杯で料金も跳ね上がったりするので)

 今年も例年に漏れず、月、火、水、と3日間みっちり家の改装&手入れに費やしました。

(←アメリカの大規模DIYストアの内部
http://industrystandarddesign.com/wp-content/uploads/2015/07/lowes-store.jpg
より引用)

 月曜日にはガレージ横に物が置けるようにコンクリートタイルで舗装してあったのを、更に延長して目隠しフェンスをつけるための柱を立てる作業を始め、火曜日(インデペンデンスデー当日)には月曜日の作業の続きと(後に『ハンマー投げ事件』に結びつくことになった)台所の天井の改装に着手して、夕方に足りない材料などを買うためにDIYのお店に買い物に行き、水曜日は午前中はDIYの店に行き、月曜日に始めた舗装作業の続きをしました。

 火曜日、水曜日と2日連続でDIYのお店に行った1つの理由は、火曜日がインデペンデンスデーでDIYのお店がいつもより早く閉店してしまったため。

 アメリカの大規模なDIYストアの中には、材木や壁材やフェンスなどの大きな物や砂や土やコンクリートの袋や煉瓦やタイルなどを多量に買う場合は、店内で会計を済ませて倉庫や屋外の荷物置き場にトラックやトレーラーなどを乗りつけて荷物を積むシステムになっていて、私たちが火曜日の夕方に買い物に行ったお店もそういうシステムだった。

(←↓アメリカの大規模DIYストアの倉庫と店内の画像
http://csinewsnow.com/?p=81023
より引用)

 火曜日の夕方、DIYのお店でドライ・ウォール(屋内の壁などに使う石膏ボード/プラスタボード)を何枚か買ったのだけれど、店内で会計したレシートを持って倉庫に車をまわした時には普段の閉店時間まではまだあるのに倉庫の門が閉じていた。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 慌てて店内に戻ろうするけれど、お店の方も閉店していて(どうやら私たちが最後の客のうちの一組みだったらしい)自動ドアは既に開かなくなっていて、脇の非常ドアから入って店員に倉庫が閉まっている事をつげると、「明日の朝にしかあかないから、明日きて。」と、サラッと言われる。

(゚∇゚ ;)エッ!?

 日本だったら、「今日は祝日で閉店時間がいつもより早いから、今会計しても倉庫での受け取りは明日以降になるけれど…」と確認するだろうに…
何の説明もなしかよ~
流石アメリカ!/(´o`)\オーノー!!

 仕方ないので翌日出直すことにして家に帰ったが、私たちが火曜日に行ったDIYの店はいつも行く近所のDIYストアではなくて、車で片道1時間弱の少し離れた所にあったので、出直しは面倒だなぁ…と少し落胆。

 

スマホ紛失事件:

(←7月4日の夕食)

 家に戻って、屋外のグリルで肉を焼いてBBQで夕食にして、そろそろ寝ようかという時に、
「俺のスマホ知らない?」
と、訊く。
 は個人用のスマホと会社のスマホの2台スマホを持っているのだが、会社のスマホが見当たらないという。

 私は会社のスマホが見つからない…と聞いて嫌な予感が…
 なぜならの会社のスマホを私が最後に見たのは、DIYショップのカートの中。
「こんな所に無造作に入れて、置き引きやひったくりに遭わないかしら?」
と、思ったのを覚えていたから。

 は個人のスマホから会社のスマホに電話をかけて家や車の中にないか確認している模様だが、家の中でも車の中でも見つからず。
 子どもたちや私にスマホを探すアプリを使うように言われて、慌ててアプリで探した結果、
(あらかじめアプリに会社のスマホを登録してあったのは奇跡かもしれない)案の定スマホは件のDIYストアにあることが分かった。

 今DIYストアに行っても店は閉店しているし、どうせドライウォールも取りにいかないと行けないから、翌日に行けばいいという事になった。

 私はスマホが拾得物としてサービス・カウンターに届けられているならいいけれど、どこか床に落ちていたり商品の棚などに置きっぱなしになっていた場合は、開店後時間が経ってしまったら、誰かに猫ババされる可能性が非常に高いから、開店直後に店に入れるようにしようと勧めた。

「インデペンデンスデーの翌日で、普段と違う営業時間かもしれないから、今のうちにそのお店の翌日の開店時間が何時なのかをネットで確認しておこう。」
「今調べておけば、(開店時間から逆算して)翌日何時に起きればいいかわかるし…」
と、私が何度も促してもは聞く耳持たず。

 診断はされていないが発達障害の傾向の強いは、時間を逆算して計画を立てるという概念がほぼない。
 多くの場合行き当たりばったりで、口癖は「やってみなきゃわからない。」「起こってみなきゃわからない。」である。

 確かに全てが段どり通りに物事が進むとは限らないけれど、『段どりなし』と『段どりあり』では自分が望む結果の起こる確率がかなり違ってくる(自然の成り行きに任せたらそこそこや低確率でしか起こらない事を、段どりや計画で確率を上げることができる)事を理解できないのか、100%じゃなきゃ考える価値がないと思っているのか、私から見たら行き当たりバッタリにしか見えない。

 『段どりなし』のもう一つの問題は、不慮の出来事の時に咄嗟の対応ができないことである。
なにせ、何かが起こるまで何も考えていないのだから、予想外の事が起こってから情報を集めて考えるのでは決断のスピードも遅くなる。

 段どりの話はさておき、話を戻すと、聞く耳持たないは結局何も調べずに眠ってしまった。
 失くしたのが個人のスマホなら私も放っておくのだけれど、会社のスマホなので放っておくわけにも行かず、結局私がその店の翌日の営業時間を調べて、目覚まし時計をセットして寝た。

 翌日、開店時間の朝6時半に合わせて店に行き、店員以外の人間のいない店内のフロアをスマホを探すアプリを頼りに進むと…
数分後に、床に山積みにされてる商品の上に無造作に特売のチラシに包まれて放置してある会社のスマホを発見!

(〃´o`)=3 ホッ
ひとまず安心。

 大まかな位置だけでなく、店内のどの辺りにあるかまで表示できるアプリの精度に感心すると共に、(インデペンデンスデーだったので、その日は特別だったのかもしれないが、)いったん閉店してしまったら店内の掃除も確認もしないアメリカのお店にも驚いた。