2013年8月31日土曜日

Hope Springs
31年目の夫婦げんか


 Hope Springsは2012年のアメリカ映画、ジャンルはロマンティック・コメディ(ラブコメ)。
 邦題は「31年目の夫婦げんか」で、2013年7月に劇場公開されています。

 主演がメリル・ストリープとトミー・リー・ジョンズとスティーヴ・カレルということで、面白そうだと思ったので図書館から借りてきて観ました。

 ケイ(メリル・ストリープ)とアーノルド・ソウムズ(トミー・リー・ジョーンズ)はネブラスカ州オマハに住む結婚31年目の熟年夫婦。

 子どもたちも独立して家を出て、夫婦2二で暮らしている。
 寝室もそれぞれ別々、毎日同じことの繰り返しで、会話もお互い用件を伝えるだけの会話のみの生活をしている。
 
 夫のアーノルドは生活費を稼いで、必需品さえ買えば結婚の義務は十分果たしていると思っていて、特に生活を変える気はない。

 一方、妻のケイは、新婚の頃のような夫との感情的な繋がりを取り戻したいと思って、色々試すが上手くいかない。

 ある日、ケイは本屋で見つけた一冊の本に共感し、その著者でメーン州に住むドクター・バーニー・フィールド(スティーヴ・カレル)が、カップル・セラピーをやっていることを知り、自分が働いたお金で1週間の集中カウンセリングを予約する。

 アーノルドはその話を聞いて、飛行機に乗って馬鹿げたカウンセリングを受けるために、1週間も仕事を休むなんて冗談じゃない、絶対行かない、と言い切るが、
ケイの決心は固く、アーノルドが行かなくても自分だけで行くと言って、フライトの日にアーノルドのチケットとアーノルドを残して一人で空港に向かう。

 一人残されたアーノルドは仕方なく、ケイを追って空港に向かい、二人でカウンセリングを受けるためにメーン州のホープスプリングに行くことになる。

 アーノルドは文句たらたらで、カウンセリングなんか受けたくないという態度だが、ケイの熱心さに折れてカウンセリングに渋々ながらも行ってみる事に…

 はたして、ケイとアーノルドのカウンセリングは成功して、親密な夫婦関係を取り戻すことができるのか…
後は、観てのお楽しみということで…

 この作品の中のカップル・セラピーで、カウンセラーが熟年夫婦にも性的な関係を持つようにしきりに勧めるのには日本と欧米の文化の違いを感じた。
 (映画なので、話を面白くするために誇張している部分もあるのだろうけれど、)話の流れが「愛=セックス」という感じの価値観で展開されていて、セックスなしの心の繋がりも愛情と考える日本人の感覚とはずいぶん違うなぁ~と思った。
 それにしても、結婚して30年以上経っても愛情を表現するためにセックスしなければいけないなんて、ちょっとしんどいなぁ~と、日本人の私は感じてしまった。

2013年8月29日木曜日

クラシックカー・クルージング2013


  毎年8月の中頃に、デトロイト郊外のミシガン州道1号(ウッドワード・アベニュー、MI#1または#1)で行われるクラシックカーのイベント、ドリームクルーズに、今年も出かけてきました。

(←シボレー・コルベットC3)

 今年のイベントの期間は、8月16日~18日で、我が家は土曜日の17日に行きました。
(土曜日が一番イベントや車の数が多い)

 去年はフォードのマスタングの展示を中心に見て回りましたが、今年は特に目標を絞ることなく、12マイル付近※を#1沿いに見て歩きました。

(←シボレー・ベルエア)

 イベントではクラシックカー、バイクや改造車などが#1を走行したり、沿道に展示されたり、カーメーカーや車関係のメーカー(パーツやカーアクセサリーや塗装や工具やオイルなどのメーカー)の出展もあり、食べ物や飲み物などの屋台などもあって、お祭り気分。

 走行するクラシックカーを見るために、数日前から沿道にテントを張って場所取りをする人もいます。

(←シボレー・コルベットC1)

 #1を走行したり、通り沿いに展示されている車で多かった車種は、シボレー・ベルエア、シボレー・インパラ、シボレー・コルベット、フォード・ムスタング、フォード・サンダーバード、プリムス(クライスラー)、フォード・モデルTなどでした。

(←コカコーラの販売車に改造されたフォード・モデルTとミニチュアをのせたトレーラー)

 フォードのモデルTは改造ベースに使われることが多く、色々な形に改造されていて、オリジナルのモデルTは全くと言っていいほど見かけませんでした。 

 展示されている車の中には、車の年代や車種などの説明が書かれたパネルと一緒に展示されていたり、改造や修理の様子の写真をファイルにして、一緒に展示している車もありました。

※12マイルロード

 デトロイト市から北側の地域では、東西に走る道路には、本来の名前とあわせてデトロイトからの距離を表す名前がついています。

 例えば、16マイルロードは西から
・ウォールナット・レイク・ロード(ウェスト・ブルームフィールド・タウンシップ内)
・カルトン・ロード(インクスター・ロード~#1間)
・ビッグ。ビーバー・ロード(#1~デクィンダー・ロード間)
・メトロポリタン・パークウェイ(デクィンダー・ロード~メトロ・ビーチ・メトロパーク間)
4つの名前があります。

 シンプルに○マイルロードだけの道路もあります。

 8マイルロードがデトロイト市と郊外の地域の境目で、8マイルより北側の郊外は治安がデトロイト市内に比べると良くなります。

 クラシックカーのイベントが開催される#1は、東西に走る道路とは斜めに交差しています。

2013年8月27日火曜日

Ceder Point(シーダー・ポイント)2013


 1泊3日のプチ旅行の翌々日に、怪獣が夏休み前から行きたいと希望していた遊園地に行きました。

(←ゲートの手前にあったスヌーピー型の植木)

 この遊園地には2年前の夏にも行っていて(は22年前にも行っている)、ジェットコースターが沢山ある遊園地で有名。

 前回行った時は、ジェットコースターに思ったほど乗れなかったので、今回は、「出来るだけ沢山のジェットコースターに乗るぞー」
と、目標を立てて出かけました。
 
 混雑が嫌だったので、週末を避けて平日に行ったのですが、その日は夜から特別のイベントが予定されていたみたいで、平日にもかかわらず、人が多かったです。

(↑Mantis)

 そのせいか人気のジェットコースターはどれも、1時間~2時間待ちくらいでした。
あまり人気のないものでも、20分待ちとかでした。

(↑ロープウエイ)

 人出が多かったせいか、前回行った時は休止していた乗り物も今回は動いていて、乗ることができたものもありました。
 上の画像のロープウエイも前回は止まっていたけれど、今回は動いていました。

 前回行った時にはなかったファスト・レーン(人気のアトラクションを少ない待ち時間で乗れる)チケットもあって、園内で追加料金を払えばファスト・レーン・チケットに変えてもらうことも出来ましたが、追加料金が高かったので我が家は買いませんでした。

 怪獣のお目当てのジェットコースターは、今年できたばかりのGate Keeper(ゲート・キーパー)というウィング型のコースター。
 遊園地の門の真上を通っていて、CMとかでも宣伝されている人気のアトラクション。

(←Gate Keeperの看板とコースター)

 開園直後は動いていたのだけれど、午後になって私たちが乗ろうと思った時は一時休止していて、乗らずに帰ることになるのかと諦めていました。
 別のアトラクションで遊んで戻ってきたら動いていたので、子どもたちだけ乗りました。
(大人は疲れてしまっていたので、荷物番してました)

 子どもたちが列に並んでいる間も、30分くらい休止してしまったので、どうなるかと思ったのですが、無事に再開されて乗ることが出来たようです。

(←夜の遊園地)

 お目当てのゲートキーパーに乗れたので、午後9時頃帰路につきました。

 帰路の途中で、シーダー・ポイントの近くのタイレストランに寄って夕食を買いました。
(本当は、お店で食べたかったのだけれど、閉店間際でテイクアウトのみだった。)
 近くのパーキングエリアで食べたのだけれど、値段は安いのにボリューム満点でしかも美味しかった。
(アメリカ人向けの味になっていたので、本場のタイ料理ほどは辛くなかった。)
 今度遊びに行くときも、このレストランで食べたいと思った。

 

2013年8月26日月曜日

自閉症児を安楽死させろ?


  前回の記事で一休みして、また夏休みのお出かけの記事に戻る予定だったのだけれど、インターネットのニュースでショッキングな記事を見かけたので、そのことについて書くことにしました。

(←オリジナルの手紙の写真
http://mit.zenfs.com/99/2013/08/autistic-letter.jpg
より引用)

 ヤフー・カナダのニュース・ブログによると、カナダのオンタリオ州に住む、自閉症の孫のいる女性が憎悪に満ちた手紙を受け取ったというニュースで、警察が捜査中ということです。

 この女性は夏休みの間、13歳の自閉症の孫息子を預かって面倒をみているのですが、問題の手紙は先々週、彼女の家の玄関ドアの下の隙間から投げ入れられたものです。

「この住所に住む人へ」で始まっていて、差出人は「うんざりしている母」と言うことになっているのですが、内容があまりにも酷いので、地元のニュースで取り上げられ、その後オンタリオ出身のデュオのツイッターでつぶやかれて広まったらしいです。

 書かれているおおまかな内容は
「私はあなたの近所に住んでいて、問題をかかえています。あなたには精神障害の子どもがいるくせに、こんな住宅地に住むことがいいと思ってるのか?わがままにも毎日子どもを外に出して、彼が繰り返し出す変な声(騒音)で迷惑や問題を起こして、他のみんなに公害をまきちらす。彼が屋外で出す騒音は恐ろしい!!!!!!!!!私のノーマルな子どもたちを糞脅かしている。」

「…中略…赤ちゃんが泣くのや、音楽や、犬が吼える音でさえも、普通の生活音だけれど!!!!!!!!彼はそうじゃない!!!!!!!」

「…中略…彼はみんなにとって迷惑で、これから先もずっとそうだ!!!!!!どこの糞野郎が彼の面倒をみるんだ?????誰も彼を雇わない、普通の女の子は誰も彼を愛さないし結婚もしない、そしてあなたは永遠に生きられない!!」

「・・・中略・・・彼の持っている発達の遅れていない体の部分を科学のために提供するべき。彼が誰かのために出来るいいことはそれくらいだ!!!!」

「・・・中略・・・何の権利があって、あなたはこのようなことを勤勉に働く人にするのか。私はあなたのように、特別な助けが必要な子どもがいるから、特別な待遇を受ける権利があると思っている人たちが大嫌い!!!×○□!!!!」

「…中略…あなたの野獣のような子どもを連れて、森かなんかに行って、トレーラーで住めばいい!!!誰もがあなたにここに住んで欲しくないと思ってる、でも言い出す勇気がないだけ!!!!!正しいことをしろ、引っ越すか彼を安楽死させるか!!!どっちでも、私たち全員に都合がいい!!!」

 うわぁ~、あまりにも意地悪な手紙の内容と表現に、あいた口がふさがらなかった。
いったいどんな顔をしてこの手紙をタイプしたんだろう?
差出人の名前の通り、「母」だったとしたら、自分の子どもにはどう接しているのだろう?
(私は訳が下手なので、ネットの翻訳みたいで罵倒語とかがうまく訳せていないけれど、原文はかなり汚い言葉を使って、憎悪に満ちた表現になっていて、読んでいて不快になるくらい。)

 TYTと言うニュース・ショーでもこの話題が取り上げられていて、この手紙は「ヘイト・クライム」になるかどうか議論されていたけれど、今のところキャスターも警察も「ヘイト・クライム」にはならないだろうという見解みたいです。

2013年8月24日土曜日

イタリアンフルコース"もどき"に挑戦


 旅行の記事が続いたので、ちょっと一休み。

 去年はの誕生日に洋風フルコースもどきを作ったけれど、今年はイタリアンフルコースもどきに挑戦した。

(←テーブルセッティング。
夏のテーブルセッティングのコップとプレートを少し変えたアレンジ。)

 イタリアンフルコースの一般的なメニューは、
1.アペリティーヴォ(食前酒)
2.アンティパスト(前菜)
3.プリモ・ピアット(一皿目の料理)
4.セコンド・ピアット(二皿目の料理、メインディッシュ)
5.コントルノ(付け合せ)
6.ドルチェ(デザート)
7.ディジェスティーボ(食後酒)
の順です。

(←イタリアンブレッド)

 今回のメニューは、(子どももいるので)食前酒やアルコールの飲み物はなしか、ノンアルコールのドリンクにしました。
 また、セコンド・ピアットの魚料理と肉料理の間に、ラズベリーシャーベットを口直しとしていれました。

2.パーティ・ペペロンチーニ(アンティパスト)とイタリアンブレッド
3.アジアーゴ・ファルファーレ・アルフレド(プリモ・ピアット)
4.白身魚のトマトソース添え(セコンド・ピアット)
-ラズベリーシャーベット
4&5.ステーキ(セコンド・ピアット)&トスカーン・ベジタブルソテー(コントルノ)
6.ティラミス(ドルチェ)&ペロ
7.レール・スプリッター(デジェスティーボ)

(↑パーティ・ペペロンチーニとイタリアンブレッド)

(↑アジアーゴ・ファルファーレ・アルフレド)

(↑白身魚のトマトソース添え)

(↑ラズベリー・シャーベット)

(↑ステーキ&トスカーン・ベジタブルソテー)

(↑テイラミス&ペロ

(←レール・スプリッター) 

 ディジェスティーボ(食後酒)のレール・スプリッターはノンアルコールカクテル。

 パーティ・ペペロンチーニは、本当はサラミがチーズの外側に来るのだけれど、この時はスライスされたものが見つからなくて、細切りしたサラミをペペロンチーニの中に詰めました。

 パーティー・ぺペロンチーニのレシピは↓から、

 

 

パーティ・ペペロンチーニ

材料:
・ジェノア・サラミ(薄いスライス)…30枚
・プロバーニ・チーズ(薄いスライス)…30枚
・ペペロンチーニ・ペッパー…1瓶(16oz)
・オリーブオイル…大さじ1

作り方:
ペペロンチーニの汁をきり、ヘタと種を取り除く。
サラミとチーズの表面にオリーブオイルを刷毛で薄く塗る。
サラミのうえにチーズをのせ、その上にペペロンチーニをのせて巻き、爪楊枝を刺してとめる。
ラップなどでカバーして冷蔵庫で冷やす。

(←ペペロンチーニ・ペッパーの瓶詰め)

 前日に作って冷蔵庫で保管しておくと風味が増すそうです。

http://www.food.com/recipe/party-pepperoncini-186133
より、引用。
(日本語に訳して、手順などを少し変更しました。)
 
 薄切りのサラミが手に入らなかったので、ペペロンチーニに細切りにしたサラミを詰めたもの↓

2013年8月22日木曜日

プチ旅行4 (雑感)


 夕方7時少し前に観光地を後にして、高速を約8時間運転。
帰路の途中で日付が変わり、家に着いたのは翌日の午前3時ごろでした。

 はじめの5時間はが運転を担当。
後半の3時間は私が車を運転したのですが、私が運転している間は家族全員が寝てしまい、起きているのは私だけ。
話し相手もいなくて、眠気と戦うのが大変でした。
「疲れてるのはわかるけど、運転手が寝ないように誰か一人でも起きていてくれる気配りのある人間は我が家にはいないのか…」
(;-_-) =3ガッカリ
家族の冷たさが身に染みました。

 今回観光に行った場所は、営利目的の商業観光地ではなくて大々的に宣伝されていないので、観光客は多くなくてゆっくり観て回れたのは良かったです。
 また、ほとんどすべての施設が無料なのに、展示や実演や体験コーナーやツアーも質が高くて、「穴場」と言う感じで、また行ってみてもいいなぁ~と思いました。

 ちょっと残念だったのは、観光敷地内に宿泊施設やレストランやお土産店がないところ。
最寄の町に行くと宿泊施設やレストランはあるのだけれど、小さな町なので数も規模も少なかったです。
(将来敷地内に宿泊施設やお店が出来ると便利だろうなぁ~)

(↑左:マッドハッター・バーガー
右:タコサラダ
「さすがアメリカ」って感じのボリューム。タコサラダの隣に移っているフォークやナイフと比べるとどれくらい大きいのかわかると思います。)

 レストランと言えば、観光1日目はお弁当を持っていったのですが、2日目はガイドさんが勧めてくれたお店に行きました。
 最寄の町ではなくて、車で20分位のミシシッピ川の対岸の町なのですが、いかにもアメリカの(田舎の)レストランと言う感じのお店でした。
 ボリュームは多いのに、値段はそんなに高くない。(↑上の写真)
私はタコサラダを注文したのですが、多すぎて食べきれず、半分は箱をもらって持ち帰りにしました。

(←丘の上に建っていた再建されたテンプル。
オリジナルは火事と竜巻で壊れてしまったそうです。)

 今回の旅行では、観光地の最寄の町でなく、ランチを食べた町で宿泊しました。
 宿泊したのはアメリカ全国にチェーン店のあるモーテルだったのですが、朝チェックアウトして車に荷物を積もうと思って駐車場にでたら、うちの隣に停めてあったトラックの窓が割られていて、持ち主とモーテルの従業員が片づけをしていました。
私:「どうしたの?」
と聞いたら、
従業員:「誰かに窓を割られたんだよ。この車だけじゃない。この駐車場に停めていた他の車6台もやられた。」
と、いいながら被害にあった車の停めてあった場所を指差した。
私:Σ(- -ノ)ノ エェ!?
従業員:「それだけじゃなくて、1kmくらい離れた別のモーテルでも同じ被害があった。あなたの車は被害に遭わなくてラッキーだったよ。」
と、言っていました。

(←今回の旅行で使った車)

 ラッキーだった、と言われても…
(-"-;A ...アセアセ
 我が家の車は98年製のMT(マニュアル)車。
そのうえ、今の家に引っ越す前までは屋外駐車で雨(雪)曝し陽曝し、今の家に引っ越してからも冬季以外は屋外駐車で塗装はあちこち艶がなくなっている。
おまけに、旅行に行く前3ヶ月くらいは洗車してなくて、埃まみれ。
こんなボロ車を狙う人はほとんどいないでしょう。

 の職場の同僚たちに「車、買い換えないんですか?」と聞かれるくらい、見た目のコンディションは悪いけれど、足回りもエンジンもが整備していて、走りには全く問題ないし、燃費もいい。
 「壊れて動かなくなったときに買い替えればいい」と思っていたけれど、今回の車上狙い事件でますます手放せなくなってしまった。

 それにしても、こんな田舎町でも車上狙いがあるなんて…
従業員は(モーテルの信用に関わるので)滅多にないような口ぶりだったけれど、周りの人の反応から、(日常茶飯事とまでは行かないけれど)よくあることなんだろうなぁ~と思った。 

 1泊3日(正確に言うと2日と2時間)の旅行だったのに、4記事も書けてしまうなんて…
(^-^;
 文章をまとめるのが上手くない証拠だよなぁ~

2013年8月20日火曜日

プチ旅行3

 観光1日目にベーカリーに行った時、日本人のボランティアのガイドさんがいて、ベーカリー内の説明を日本語でしてもらいました。

 その時に、
「今日は持ち場を離れることが出来ないけれど、明日はガイドできるので予定はどうですか?」
と、申し出てくださったので、お言葉に甘えて2日目は日本語でガイドをお願いすることになりました。

(v^ー゜)ラッキー

(↑個人の住宅と裏庭にあった貯蔵庫
 家を作る時は、地下室も作って貯蔵庫にすることが多いそうです。
 ところが、この家は最初は丸木小屋で地下室がなかったため、先に貯蔵庫をレンガで作って、後で家の方をレンガの家に建て替えたそうで、貯蔵庫が地上にあるのは珍しいそうです。)

 ガイドをしてくださった方によると、日本から観光に来る人もいるそうですが、ガイドや説明は英語なので、建物を見て回るだけで、(上の貯蔵庫が地上にある理由などの)細かい説明や話を理解できていないのはもったいないこと。
 でも、日本語の話せるガイドが少ないので、全ての日本人をガイドしてあげられないのは残念だと話しておられました。

(←上:荷車屋、蹄鉄屋、鍛冶屋の建物
中:荷馬車屋の内部
下:ミニチュアの蹄鉄を作って見せているところ)

 午前中は、いくつかのお店や個人の家を見て回りました。

 午前中最初のお店は、荷車屋と蹄鉄屋と鍛冶屋が一つの建物に入っている施設でした。
 荷車屋では、荷車の車輪の作り方が当時の工具を使って説明されました。
 蹄鉄屋と鍛冶屋では、ミニチュアの蹄鉄作りのデモンストレーションを見ました。
 出来た蹄鉄は幅が3センチくらいで、お土産にもらえました。
「この蹄鉄にぴったり合う馬を連れてきたら、残りの3つも作ってあげる。保障つきだよ~」
と、冗談で言われました。

 2番目に行ったお店は、薬屋と雑貨屋が一緒になっている建物でした。

(←薬屋の棚と窓)

 薬屋の通りに面した窓には、青と赤の色水の入ったフラスコが飾ってあって、床屋さんの店先にある、青と赤と白のグルグルと同じ意味だそうです。

 左の写真では青のボトルが上に飾られていますが、病気が流行っている時は、青と赤のボトルの位置が入れ替わって、赤のボトルが上に飾られるそうです。
 流行が終わると、緑色の色水の入った瓶に変えられるので、薬屋の窓を見ると町の人たちの健康の様子がわかったそうです。

 薬屋には雑貨店も併設されていて、陶器や布、日用品や食品なども売られていて、物々交換でものが売り買いされることもあったそうです。

 観光2日目は、他にも集会場や個人の住宅、靴屋さん、1日目でミュージカルを観たカルチャーホールの2階と・3階等を見学して、午後7時頃に帰路へ着きました。

(←靴屋さんと当時の製法で作られた靴)

 今回の観光では、(2日目に日本人のガイドさんがついてくれたこともあって)開拓者時代の生活や、「ステレオタイプ」の語源や、眠るときの挨拶「Sleep tight」はなぜそう言われるのか…など、面白い話をたくさん聞くことができました。
(全部書きたいのですが長くなるので、そのうち機会があったら、記事にするかもしれません。)

(←カルチャーホール
カルチャーホールは1階が劇場、2階はキルトが展示されていて、3回はダンスホールでした。) 

2013年8月17日土曜日

プチ旅行2


 が休みを取れたのは8月12日から17日までの1週間。
 その一週間で、旅行に出かけ、遊園地に遊びに行き、土曜日にはデトロイト郊外で開かれるクラシックカーのクルージングに行きたいと、盛り沢山の予定を立てていたので、今回の旅行で観光できるのはせいぜい2日くらいだろうと踏んでいました。

(←開拓者の使った荷馬車を復元したもの)

 当初の予定は、日曜日に家を出て目的地付近で1泊、翌日と翌々日観光する3泊4日の予定でいましたが、移動だけのために2日使うのがもったいなくて、移動は夜間に、観光は昼間にする1泊2日の強行軍で行くことに決定。
(ホテル代が2日分浮くと言うのも、理由ではあったけれど…)

 1日目は、月曜日の早朝午前2時に家を出発。
 ビジターセンターが朝9時に開くので、その時間に合わせて着きたかったのだけれど、お弁当を作ったりしていて予定よりも1時間出発が遅れてしまいました。

 午前10時頃に目的地に到着。
 教会が非営利で運営している観光施設なので、CMなどで宣伝されている有名な観光地とは違って規模は小さく、目立たなかったので探すのにちょっと苦労しました。

 到着してすぐ、J.Cさんのアドバイスの通りにまずビジターセンターに行ってスケジュールを立てることにしました。

(←荷馬車ツアーの荷馬車と馬)

 ビジターセンターの人によると、観光施設を紹介しながら町を回るワゴン(荷馬車)ツアーがあるので、まず最初はワゴンツアーに参加してから、興味のある施設を回るといいということで、ワゴンツアーのチケット(無料)をもらいました。   

 それから、J.Cさんのお勧めの屋外のショーは7月いっぱいで終わってしまっていたけれど、夕方7時にカルチャーホールでミュージカルがあるので、そのチケット(無料)ももらいました。

 ワゴンツアーの後、ピクニックエリアで持ってきたお弁当を食べて、ベーカリー、ファミリー・リビング・センター、ブリキ屋、鉄砲鍛冶屋、印刷所、郵便局、ブリック・ヤード、学校、住宅などを見て回りました。

 ビジターセンター以外で働いている人たちは、ガイドだけでなく、お掃除や庭の手入れをしている人たちまで開拓者時代風の服を着て作業をしていて、当時にタイムスリップしたみたいな雰囲気でした。

 ファミリー・リビング・センターでは当時の家庭での手工業や仕事の様子などの展示や、体験や、実演などをしていました。

(←ロープ作りを体験しているところ)

 糸紡ぎ、キルト、バッスルオーブンを使ったパン作り、ロウソク作り、機織、ロープ作り、陶芸、樽作りのコーナーがありました。

(←ロウソク作りのやり方を説明してくれるコーナー)

 我が家は、ロープ作りを体験。家族で作ったロープはお土産にもらいました。

 他には、ロウソク作りとパン作り(当時のレシピと方法で作ったパンの味見ができた)、陶芸、樽作りの説明を聞き、機織の実演を見ました。

(←機織の実演と説明をしてくれたおじさん。)

 ここの機織機では、床に敷くラグを作っていて、他の建物の床にもここで作られたラグが敷かれていました。

 また、パン作りの説明をしてくれたコーナーでは、ジンジャーブレッドとパンも作られていて、パンはパン作りの試食用、ジンジャーブレッドはベーカリーでもらえる試食になるそうです。

(↑上段左から:ベーカリー、ブリックヤード、ブリキ屋
下段左から:郵便局、鉄砲鍛冶、印刷所)

 建物などを見学した後は、7時からのミュージカルを観て1日目の観光は終わりました。

2013年8月15日木曜日

プチ旅行


 日本のお盆休みの期間に、の休暇が取れたので用事のついでに近場にプチ旅行に行くことにした。

(←サイドミラーに写った朝焼け)

 近場と言っても、今回の旅行は片道8時間を越えるドライブ旅行。
1泊2日の旅程だったので、ほとんどの時間車の中で過ごしたことになる。

(←アメリカの中部の景色。
行けども行けども畑や草原や牧草地の広がっている、まさに「大草原の小さな家」って感じ。)

 今回の目的地は、友人のJ.Cさんのお勧めのイリノイ州とアイオワ州のボーダーのミシシッピ河畔にあった開拓者の町を復元した観光地。

 モルモン教徒の開拓した町で、周囲の住民とのトラブルのために1850年代に放棄されたけれど、1960年代から発掘や復元されて、観光サイトになったもの。

(←ミシシッピ川の岸辺
写真では小さくて見にくいけれど、白い蓮の花が沢山咲いていて綺麗だった。)

 入場やほとんどの施設は無料で、野外劇などのショーもある(ショーも無料)、と言うことだったので、無料大好きな我が家は出かけることにしました。

2013年8月11日日曜日

家庭菜園2013 その3
-収穫-


 今年も定植が7月の頭になってしまった我が家の家庭菜園。
 プラス、雨の日が多くて、夏らしい高温の晴れた日が続かないので、うまく育つか心配だったけれど、7月の下旬にはトマトが赤く色づきはじめ、少しずつだけれど収穫できるようになりました。

(↑7月29日のトマト)

 キュウリは7月中は、3センチくらいの細い実がいくつか見られるだけでしたが、8月に入ったらかなり大きく成長して、収穫も間近と言う感じになってきました。

(←8月4日のキュウリ)

 キュウリは成長すると長さが40cmくらいになる品種なのですが、キュウリのうちの一本が低い位置に実がなっていたため、地面に実が触れるようになってしまったので、少し早いけれど、30cmくらいの長さになった他のキュウリと一緒に、8月9日に収穫しました。

(←8月4日に収穫したトマト)

 収穫したトマトはサラダの上に乗せて、飾りにして食べ、キュウリは輪切りにして醤油とワサビで食べました。
(キュウリは、もろみ味噌があったら良かったのだけれど…)

 トマトもキュウリも新鮮で、ちゃんと野菜の匂いがして美味しかったです。

 (↑左:8月9日の収穫、
右:とれたキュウリを輪切りにしたところ)