オールド・フォート・ナイアガラ(ナイアガラ砦)はニューヨーク州にある。
我が家からニューヨーク州にいくルートはカナダを経由するルート(距離は短いけれど制限速度が低い)とアメリカ国内を通るルート(距離は長いが制限速度は高い)がある。
今回は(アメリカ国内ルートのハイウェイが工事中だった事もあって、アプリで調べたらカナダ経由が最短の時間だったので)カナダ経由でニューヨーク州に行った。
(←ナイアガラのレインボーブリッジのアメリカ入国のレーン。
2012年の時に撮影したもの。
現在は入国審査のゲートの撮影は禁止されています。)
カナダを経由する場合は国境越えなので入国審査がある。
グリーンカードを提示して、聞かれる質問は大体同じ、
・どこに行くのか?(入国の目的)
・どこに住んでいるのか?
・(私たちはアメリカに住んでいるので)どれくらいの時間カナダに滞在する(またはしたのか)?
・カナダで何か購入したか?
・火器の持ち込みはないか?
・特定の品物やフルーツなど申告しなければならないものはないか?
等です。
昼間(明るい時間)の入国審査は、係官も愛想がよく質問もサクサク進むけれど、早朝や深夜(暗い時間帯)は疑いの目で見られている感じで質問も執拗に細かい質問をされることが多い。
今回ナイアガラのレインボーブリッジでカナダからアメリカに入国する時(昼間)に当たった係官は、私たちのグリーンカードを見るなり
「国籍はどこ?」
と、訊いてきた。
国籍はあまり訊かれることはないので、ちょっと面食らって
「日本だけれど…パスポート必要ですか?」
と、訊いたら、
「いや、要らない」
との返事。
後はいつもの質問が続いて、最後にグリーンカードを返してくれる時に。
「サヨナラ~、気ヲツケテネ~」
と、片言の日本語で挨拶してくれた。
(どうやら、アニメやゲームが好きなのか日本に興味を持っている係官だったみたい。
それで、日本語が使いたくて国籍をきいてきたのか…)
「あ、サンキュー、ありがとうございます~」
と、日本語で返事をして入国審査のゲートを抜けた。
(↑ニューヨーク州、牧場。)
ナイアガラのレインボーブリッジを抜けると、アメリカのニューヨーク州。
橋の周辺は観光地で、お土産品店やカジノや商業施設があるのだけれど、車で数分も走ると景色が変わってくる。
(↑マンハッタンの夜景)
(←メトロポリタンミュージアム前)
日本人が『ニューヨーク』と聞くと、ニューヨーク・シティを思い浮かべるのではないかと思う。
だけれどもニューヨーク州の殆どは丘や小山の多い地形で、車でドライブすると牧場や畑と森が入り混じった景色が続く。
今年のイースターの頃にオンタリオ湖岸の灯台巡りに行った時も、森と農地の景色ばかりだったし、今回の旅行も田舎の道を走ることが多かった。
(↑森と風力発電の風車)
(↑矢印の先:ニューヨーク・ステート・スルーウェイの案内板)
(↑トウモロコシ畑の広がる農地)
(←矢印の先:ネイティブアメリカンの表記?のある案内板
春の旅行の時に撮った画像)
ニューヨーク州はネイティブアメリカン(インディアン)も多い地域で、ネイティブアメリカンにちなんだ地名も多い。
ナイアガラ砦の五か国の門は、モーホーク族、オナイダ族、オノンダーガ族、カユーガ族、セネカ族の5つのネイティブアメリカンの部族連合(イロコイ連邦)に敬意を表してつけられた。
(↑一つ上の画像の看板の部分の拡大図)
(←ローカルのコンビニエンスストア?とイトマル。
コンビニの隣はポストオフィスでポケモンGOのジムがあった。)
ドライブの途中、ネイティブアメリカンの5部族の名前の1つ、セネカの町に近いローカルのコンビニ?(スーパー?)で、お昼ご飯を買った。
スマホのアプリの口コミで評判が良かったので寄ったのだけれど、70年代の田舎のスーパーという感じで、半分は食料品や日用雑貨が並べてあって、半分はピザやサンドウィッチやフライドチキンなどの軽食を作って売っているお惣菜コーナーだった。
(←私が注文したローストターキーサンドウィッチ)
お惣菜コーナーのサンドウィッチ類はできたものを並べて売るのではなく、注文を受けてから作るもので、中に挟む具やソースやドレッシングを選ぶ形式だった。
(←ナイアガラの近くのアイスクリーム屋さんで買ったアイス。
左:カスタード
右:ピーチシャーベット)
食べ物といえば…
ナイアガラ砦を見た後に、(これもアプリの口コミで探した)アイスクリーム屋さんに行った。
このアイスクリーム屋さんはカスタード(アイス)が評判らしく、娘が注文して食べていた。
私はピーチシャーベットを注文したのだけれど、カスタードの方が美味しかったので後悔した。
写真でもわかるように、普通のサイズでこの大きさ。
一人で一つ食べたら絶対太るよこれは…
ナイアガラ砦は、ナイアガラ滝から少し離れていて(中国人団体以外の)観光客は多くはなかったけれど、アメリカの歴史を感じられる場所なので、ナイアガラ滝に行くことがあったら立ち寄ってみてもいいかも…
今回でナイアガラ砦の旅行の記事はおしまい。
次からの更新は3日に1度の通常のペースに戻りま~す。
(◎´∀`)ノ
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