2020年4月27日月曜日

Opening Up America Again アメリカ再開のためのガイドライン 続き


 前回からの続きです。
前回は第一段階まで書いたので、今回は第二と第三段階について書きます。

第二段階:

再流行の徴いの見られない州及び地域で、再開の基準を2回目も満たした場合

個人
・重症化リスクの高い個人は引き続き自宅待機。
・重症化リスクの高い家族をもつ人は適切な距離の取れない職場に戻る時に自宅にウィルスを持ち込む危険性があることを認識する
・重症化リスクの高い人との接触は避ける
・公共の場では十分な距離をとり、50人以上の集会をさける。
・不要不急の移動は再継続。

雇用主
・引き続きテレワークを推奨する。
・人が集まる場所や接触の可能性のある場所(食堂や談話室など)は閉鎖。
・社会的距離を取ることを厳格に守らせる。
・重症化リスクの高い従業員に対しては特別な配慮を検討する。

特別な業種の雇用主
・学校や若年層の集団の活動の再開可
・病院や高齢者施設の訪問は引き続き禁止、患者や高齢者に接する必要のある人は厳格な衛生手段を守る事
・レストラン、映画館、スポーツ施設、宗教施設は厳格な社会的距離をとることができれば運営可能
・緊急を要しない手術は臨床的に適切ならば、引き続き執刀可能
・スポーツジムは社会的距離を厳格に守れるならば引き続き営業可
・バーは適切に定員を最低限に減らせば再開可

第三段階:

再流行の徴いの見られない州及び地域で、再開の基準を3回目も満たした場合

個人
・重症化リスクの高い人も距離を公共との接触に戻ってもいい。戻る際は十分な距離を取れない場所に行く時はできるだけ短時間にする。
・人混みや集団で過ごす時間をできるだけ短くする。

雇用主
・人員に関する制限を解除(普段の状態で就業可)

特別な雇用主
・病院や高齢者施設の訪問の再開可、患者や高齢者に接する必要のある人は厳格な衛生手段を守る事
・レストラン、映画館、スポーツ施設、宗教施設は引き続き社会的距離をとることができれば運営も可
・ジムは標準的な衛生手段を守っているなら営業可
・バーは定員の制限を緩めて営業可

※↑第二段階と第三段階の画像はOpening Up America America Again the White Houseからの引用です。

 

(↑スマホのcoronavirusより引用)

 我が家の住んでいる地域も徐々に感染者数と死亡者数も減って来ていたので、5月から第一段階に入れると噂がたっていたですが、24日にアンバーアラートで、5月の第2週まで自宅待機命令の延長の連絡が入ってしまいました。

|||||/(=ω=。)\ガーン||||| 

 

2020年4月24日金曜日

Opening Up America Again アメリカ再開のためのガイドライン

 4月16日、アメリカのトランプ大統領はアメリカ再開のためのガイドラインを発表しました。
以前の状態に戻すために、3段階のアプローチを示しました。
これらのアプローチは州や郡や地域ごとの状態を鑑みてそれぞれの州や郡や地域単位でガイドラインに沿って運用される予定だそうです。


(←アプローチの前提
最新のデータと対応準備に基づいていること
再流行のリスクを減らすこと
重症化リスクの高い人達を守ること
各州知事の判断下で州や郡単位で実施可能なこと)

 再開の基準は、

症状:直近の2週間以内にインフルエンザに似た病気やCOVID-19の症状の報告数が減少傾向にあること

症例:直近の2週間以内の新たな感染者とCOVID-19の検査の陽性者数が減少傾向にあること

病院:すべての患者が危機対応なしで手当てされていて、感染リスクのある医療従事者へのしっかりした検査体制があること

上記の再開基準を満たした州や地域が、第一段階へ進み、第一段階を実施しても上の再開基準をクリアしている場合は第二段階へ移行することができ、同様に第三段階へと進むことができます。

第一段階:
個人
・重症化リスクの高い人は引き続き自宅待機
・重症化リスクの高い家族をもつ人は適切な距離の取れない職場に戻る時に自宅にウィルスを持ち込む危険性があることを認識する
・重症化リスクの高い人との接触は避ける
・公共の場では十分な距離をとり、10人以上の集会をさける。
・不要不急の移動は最小限に抑える。移動の際はCDCのガイダンスに従う。

雇用主
・可能な限り引き続きテレワークを奨励する。
・可能なら、段階的に職場復帰させる。
・人が集まる場所や接触の可能性のある場所(食堂や談話室など)は閉鎖
・社会的距離を取ることを厳格に守らせる
・不要不急の移動を最小限に抑える、移動の際はCDCのガイダンスに従う。
・重症化リスクの高い従業員に対しては特別な配慮を検討する。

特別な業種の雇用主
・学校や若年層の集団の活動は引き続き閉鎖
・病院や高齢者施設の訪問は禁止、患者や高齢者に接する必要のある人は厳格な衛生手段を守る事
・レストラン、映画館、スポーツ施設、宗教施設は厳格な社会的距離をとることができれば再開も可能
・緊急を要しない手術は臨床的に適切ならば、再開可能
・スポーツジムは社会的距離を厳格に守れるならば再開可
・バーは営業停止のまま

です。

長くなったので、第2段階と第3段階については次回にUPします。

※記事中の画像はOpening Up America America Again the White Houseからの引用です。

2020年4月18日土曜日

First Responderのクラスの登録取り消し 使い捨て手袋の外し方(再掲)

 冬学期にFirst Responderのクラスを取っていたのですが、COVID-19の影響でオンラインの授業になってしまったため、登録の取り消しをしました。
 講義を受講して、筆記試験と実技の試験を受けるとEMR(Emergency Medical Responder)の証書が貰えるはずだったのですが、オンラインの講義では実技の習得が難しいし、実技試験が受けられる見通しも立たなかったためです。

(↑American Red Cross,Emergency Medical Responce, p21より引用)

 登録は取り消してしまったものの、それまでFirst Responderのクラスで学んだことが、感染について英語で理解するうえで役にたったのは良かったです。
 First Responderの教科書では、感染についてはEMR(Emergency Medical Responder)の職種と役割(第1章)に続いて第2章で学ぶ、最優先事項です。
 今回のCOVID-19で意外にも役にたったのは、使い捨ての手袋の外し方でした。
COVID-19はDirect Contact(直接接触)、Indirect Contact(間接接触)、Droplet Transmission(飛沫感染)で、Entry Site(侵入部位)は粘膜なので、ウィルスのついたものを触った手などで、目や鼻や口などの粘膜に触れることで感染するらしいので、外出の時に使い捨て手袋を使うことで、手にウィルスが付くのを防ぐことができます。

 使い捨て手袋を外す時は菌やウィルスが手につかないような外し方があり、それをFirst Responderのクラスの最初の授業の実習で繰り返し練習しました。

 手袋の外し方は以前の記事に書いたのですが、今回の記事に再掲することにしました。
似たような外し方が自衛隊のコロナ対策PDFにも掲載されているそうです。 

手袋の外し方:

First Responderはケガ人や急病人に処置をする時は必ずノンラテックスの手袋をかけるのですが、処置が終わった後手袋を外す時に、体液や血液や感染性の菌やウィルス等で手袋の外側が汚染されている可能性があるので、手袋の外側に素手が触れないように手袋を外す練習をします。

(↑手袋を付けているところ)

①片方の手でもう片方の手袋の手首の部分(外側)をつまむ

②つまんだ側の手袋を半分折り返す
(親指の先が見えている状態。折り返す時に手袋の内側部分に外側の面が触れないようにする。)

③手袋を折り返した側の指で、もう一方の手袋の手首の部分をつまみ完全に手袋を外す

(↑片方の手袋を完全に外したところ
外した手袋は内側のクリーンな部分が裏返しになって外にでている。)

④片手は外した手袋をつまんだまま、外した裏返った手袋で①で折り返した部分を手袋のついていない手でつまんでもう一方の手袋も外す。

外したら、そのまま持ち替えたりせずに、バイオハザードの廃棄箱に捨てる。
(手袋の外側と素手が触れないように注意)

↑の画像では指輪をはめたままですが、作業の時はアクセサリーなどはつけてはいけないことになっています。

2020年4月15日水曜日

イースター2020

 ここのところ、COVID-19関連の記事ばかりになっていますが、今回はイースターの食事の記事です。

(↑一人分のテーブルセッティング)

 今年のイースターは4月12日でした。
今年は自宅待機命令がでているので、家族3人でのディナーになりました。

メニューは

・クランベリーとクルミのパン
・アスパラガスのレモン炒め
・ポテトとアーティチョークのグラタン
・ベークド・ハム(パイナップル・チリ・ソース)
・デビルズ・エッグ
・チーズケーキ(スフレタイプ)

(↑クランベリーとクルミのパン)

(↑アスパラガスのレモン炒め)

(↑ポテトとアーティチョークのグラタン)

(↑ベークド・ハム)

(↑デビルズ・エッグ)

(↑一人分を盛りつけたところ。デビルズ・エッグは盛りつけ忘れてしまった。)

(↑一人分のチーズケーキ)

 3人だけの食事だったので量は控えて作ったけれど、余ってしまい、翌日の夕食も同じものを食べました。

 

2020年4月12日日曜日

COVID-19騒動4 マスク着用義務&給付金

 当初、4月の上旬頃には政府のガイダンスも州の自宅待機命令も解除の予定だったけれど、感染の威力は衰えることはなく、どちらも4月一杯まで延長になりました。

(↑4月9日、霰の後に雪が降った。)

 私たちの住んでいる州では、遂に自宅待機命令に加えて外出時のマスクの着用が義務になりました。
ネットの広告動画では、「マスクは医療関係者のために取っておきましょう、マスクを買いに行かなくても、手作りマスクやバンダナで口を覆うことで代用できます。」と、宣伝していました。


(←Kさんから貰った防塵マスク)

 我が家には風邪や花粉症のの時に使うマスクの予備はなく、半年くらい前にバイク仲間のKさんから貰った防塵マスク3箱(30枚入り)があるので、それを代わりに使うことにしました。

Kさんありがと~

 マスク着用義務になってから、ポケモンGOがてらの散歩も行かなくなりました。
運動は室内のルームランナーで済ませています。
(ちなみに英語でルームランナーは『treadmill(トレッドミル)』といいます。『roomrunner』はロックグループの名前らしく、『roomrunner』で全く通じないわけではないけれど、通じにくいと思います。)

 トランプ大統領はアメリカ国民に給付金を配ると宣言していたのですが、誰にどれくらい配るのか噂は聞くもののどれもあやふやだったのですが、昨日、確定申告事務所でバイトしていると電話で話していて、詳しい情報のサイトを教えてもらいました。

給付金については↓から…

Economic Impact Payment (給付金)について:

(↑IRSのサイトより引用)

 給付金の正式な名称は『Economic Impact Payment』で、IRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)が給付の手続きを担当します。
IRSは確定申告の申告先で、普段は納入した税金の過不足を調整したり、脱税がないかなど監査をしている機関です。

 今回の給付をIRSが担当しているのは、IRSが納税者の銀行の口座の情報を持っているからです。
アメリカはSSN:ソーシャル・セキュリティー・ナンバー(日本のマイナンバーのようなもの)で、納税や年金や銀行口座やクレジットヒストリーや運転免許の発行などを管理しています。
 IRSはSSNに関連する情報を保持していて、税金の過払いの払い戻しなどを振り込むための個人の銀行口座の情報も持っています。

 IRSの『Economic Impact Payment』のページの情報によると、

・対象者はアメリカ税金を納入している居住者(residents)

・給付額は個人と世帯主1200ドル、夫婦で連帯申告した人2400ドル

・減額給付対象者は個人で年収75000~99000ドル、世帯主の年収112500~136500ドル、夫婦連帯申告者年収150000~198000ドル

・給付対象外:個人収入99000ドル以上、世帯主年収136500ドル以上、夫婦連帯申告者年収198000ドル以上

4月末までに銀行口座に給付金を振り込みます。
2018年と2019年の確定申告をした人は手続きは不要です。
年金受給者も手続き不要です。
低所得者で申告義務のない人、2019年に働き始めた人でIRSが銀行口座を把握していない人はファイリングしてください。

だそうです。

面倒くさいので1ドル=100円で換算すると、給付から外れる人は、
個人:年収900万円
世帯主:年収1365万円
夫婦連帯申告:年収1980万円
です。
減額給付対象者は、
個人:年収750万円~900万円
世帯主:年収1125万円~1365万円
夫婦連帯申告者:年収1500万円~1980万円
です。

殆どの人が満額受け取れるのではないかと…

詳しい情報は↓のリンクからどうぞ

IRS Economic Impact Payments

日本もマイナンバーで納税が管理されていたら、迅速に給付金を支給できただろうに…

2020年4月9日木曜日

COVID-19騒動3 マイバッグ禁止&冷蔵庫バカ売れなど


 日本でも非常事態宣言が出され、こちらは3月の下旬にStay-at-home order(自宅待機命令)が出て早くも3週間が過ぎたけれど、新型コロナ感染の猛威は止まらず、4月の上旬で解除予定だった州も延期が続々と発表されました。

(←トレーダージョーズのマイバッグ)

 マスク大嫌いで、普段は自分が病気にかかった時と医療関係者くらいしかマスクをつけないアメリカ人達が、マスクをつけて使い捨ての手袋をつけて買い物をしている様子は、感染の恐怖を感じていることがよくわかります。

 使いまわしの買い物バッグはウィルスを運ぶ危険性があるということで、使用しないように呼び掛けたり禁止になったりしています。
買い物から帰るとお店の紙袋やビニール袋は即(屋外の)ゴミ箱行き。商品の包装袋や外箱などもゴミ箱へ、どうしても捨てられない袋や箱はアルコールで消毒。フルーツは石鹸で20秒以上洗浄、野菜も生では食べない。
 テイクアウトしてきた食事も梱包の箱や袋は廃棄して中身を皿にあけ、必ず電子レンジでチンして食べるようにすすめられています。

 外出は基本的に禁止、病院や食料や日用品の買いものなど、生命活動に関わる外出のみOKということでした。
DIYのお店などは開いていないだろう…と思いきや、なんと(入場人数の制限はあるけれど)営業していました。
 が聞いたところによると、「冷蔵庫の販売や修理などがあるから…」ということだったらしい。
日本人の私の感覚だと「こんな時になぜ?」と、思ったのだけれど、
どうやら、買い物の回数を減らしたいので冷蔵庫を買って2~3週間分買い溜めできるようにするためらしい。
動画などでも食料品の買い物は多くても2週間に一度、理想は2カ月〜3か月は買い物なしで済ませることらしい。
冷蔵庫が売れるはずだよ~
スペースに余裕のあるアメリカらしい。

 売れているといえば…
コロナ騒動で、銃と弾丸が売れているらしい。
何のために?銃でウィルスは防げないでしょう?
一説では政府がバカやったら政府の転覆をするためと言われているけれど、
この感覚は日本人の私にはどうしても理解できない。

 政治も大荒れ。 
トランプ大統領は新型コロナの感染の拡大はWHOの対応の遅さだと非難して、WHOの分担金は払わないと言い出しているし、(それに対して中国がWHOを擁護する声明をだしたり)民主党のサンダース候補が大統領選から手を引くと言い出すし、アメリカ国民の約半分はトランプ大統領のコロナウィルス対策に賛同しているらしい(調査する団体によって数値にばらつきがある)。
 トランプ大統領は、日本円で220兆円のコロナ対策の方針をまとめて、議会も通過して成立、更に中小企業支援のための追加を行うことを発表したり、など経済対策はかなり頑張っていると思う。
(アメリカは雇用主の力が強く、雇用主の都合で簡単に解雇ができるため、景気が悪くなると爆発的に失業者が増えてしまう。)

余談:


(←怪獣のコレクションだったハンド・サニタイザー)

 COVID-19の騒動のせいで、消毒用アルコール、ハンド・サニタイザー(アルコール・ジェル)、除菌ウェットティッシュ、ハンドソープトイレットペーパーやティッシュペーパーなどがかなり手に入りにくくなっています。
 スーパーの棚は空、いつ入荷するのかわからないので見つけたらラッキーという感じです。

 我が家は普段ハンドソープはBath&BodyWorksのものを使っていて、セールの時に買いだめしておくので、ハンドソープは暫く大丈夫そうです。
 消毒用アルコールは使いかけのがある程度、ハンド・サニタイザーも私が普段外出の際使っている小さいものが2~3本あるくらいだったのですが、この間、怪獣が十年くらい前から2年前くらいまでコレクションしていた携帯用のハンド・サニタイザーを「使ってもいいよ~」と出してきてくれました。
(容器の形が変わってしまったのでいた集めるのをやめていた。)
 その数ナント99本

サイズは1本あたり29mlと小さいのですが、99本もあれば消毒用アルコールがなくなった時のために使えるでしょう。

ありがと~怪獣
 

 

2020年4月6日月曜日

インターネット不通


 先週の金曜日の午後、急にインターネットが使えなくなった。
現在使っているプロバイダはインターネットとケーブルテレビのサービスをしている会社で、以前に使っていた会社と比べてネットが使えなくなる事はほとんどなかったので意外でした。。

 ネットが使えなくなってもせいぜい2~3時間のことだろう、と思っていましたが、夜になっても復旧しませんでした。
スマホで調べてみると、中西部を中心にアメリカ全土のあちらこちらでネットもケーブルテレビも不通になっていました。

 ネットやケーブルテレビの問題を報告するサイトには、色々な地域の人がいつ使えなくなったのかを書き込んでいました。
会社の返信は「原因を究明して至急問題を解決します」と、書いてありましたが、何時間経っても解決されないので、ユーザーの書き込みも段々と苛立ちがあらわになってきていました。

 特に自宅待機命令の出ている州のユーザーから、「ネットで仕事をしていたのに、できなくなって損害が出た。」「子どもが家にいるのにテレビが見られない。」「ネトゲの途中で不通になって、俺の〇〇(キャラクターかアバター)が死んだ。」「何時間経っても復旧しないなんて、恥かしいと思わないのか!」などの苦情の書き込みをしていました。
 中でも気の毒だと思ったのは、「今朝、別のプロバイダからこのプロバイダに乗り換えたばかりなのに、午後になったら不通になった」と書き込んでいた人で、もうタイミングが最高に悪かったとしか…

 結局当日中には復旧せず、我が家のネットが復旧したのは翌日の早朝、ネットを使えなくなって12時間以上経ってからでした。
 不幸中の幸いだったのは、COVID-19の対策の一環として政府の要求があり、スマホのキャリア会社全部が、5月13日まではデータ通信を無制限で無料にする期間限定のサービスをしてくれていたので、データ通信の使用量を気にせずスマホでネットにアクセスできたことでした。

こういう細やかな政府の対策は助かります、

ありがと~アメリカ政府(゚ーÅ)

 

2020年4月2日木曜日

COVID-19騒動2&BCGとの関連性

 新型コロナウィルスで自宅待機命令が出て1週間が経ちました。
不要不急の外出は禁止なのですが、食料品や日用品の買い物はOKなので、スーパーなどには何回か出かけています。

(↑スーパーの入り口に提示されていた注意書き
・2週間以内に航空機で旅行した人
・2週間以内に新型コロナウィルスに感染した人と接触した人
・現在乾いた咳、のどの痛み、下痢、息切れなどの症状のある人
・38℃以上の熱のある人
・2週間の人との接触を医療機関などに禁止された人
これらに一つでも当てはまる場合は入店しないでください。
と、書かれている。)

(↑スーパーの入り口に貼られたお知らせ。
「当店は一時的に60歳以上のお客様のために開店前1時間を設けています。
開店1時間前の時間、60歳以上のお客様が買い物ができるように敬意を払って頂けるようお願い致します。
ご協力感謝申し上げます。」
と書かれている。)

 スーパーも色々コロナ対策していて、入り口の所でカートの消毒をしている店員がいたり、レジの交通整理をする店員がいたり、店によっては入り口を1カ所、出口を1カ所に制限しているところもありました。

(↑レジの店員と客との距離を保つために、レジのカウンター横に並べられた荷物)

 セルフ・レジのコーナーでは、客が清算を終えた後タッチパネル等をアルコールで拭くための店員が待機していて、アルコールで拭き終わってから次の客に使わせるということをしている店もありました。

(↑自宅近くの公園)

 近くの公園も遊具で遊ばないように立て看板がおかれていました。
学校もお休み、公園でも遊べなくなって、自宅でゲームで遊ぶ機会が増えたのか、あるスーパーのゲームソフトのコーナーでは、一つソフトを買ったらもう一つは半額セールになっていました。

(↑公園閉鎖の看板)

 自宅待機命令が出て以来、多くの会社や工場が閉鎖になって、失業者もかなり出ているようです。
3月末時点で失業保険の申請が300万を超えたらしい。
 アメリカ政府は新型コロナの経済対策として2.2兆ドルと、所得税の減税を発表しました。

 3月の末には、遂にアメリカの感染者数が中国の感染者数を抜いて世界一の感染者数になってしまった。
(中国政府の発表した数は信憑性が高くないので、何とも言えないけれど、アメリカの感染拡大のスピードを考えると、本当に感染者数世界一になるのも時間の問題でしょう。)

 感染拡大のスピードと言えば…
BCGの摂取と感染拡大のスピードについての興味深い記事を見つけました。
↓で紹介するので、興味のある方はどうぞ…

 

 

BCGと新型コロナウィルスの関連性について

(↑ブログJSatoNotesより引用)

 ブログJSatoNotesの『If I were North American/West European/Australian, I would take BCG vaccination now against the novel coronavirus pandemic.』によると、ヨーロッパやアメリカで爆発的に新型コロナウィルスの感染が広がったのは、BCGの摂取と関係があるのではないかという仮説を立てています。

 ブログは英語で書かれているのですが、著者はJun Satoという日本人で、東京とオーストラリアのブリスベン両方に在住。
東京はブリスベンより人と人の距離は近く混んでいるにも関わらず、感染者が増えるスピードが遅いのは何故だろう?と疑問に思って調べたらしいです。
 記事の最初の方に、「自分は医療専門家ではないのですが…」と断っています。
彼の仮説は「BCGワクチンを接種していると、新型コロナウィルスに対しての免疫が強められるのではないか?」というもので、根拠になるデータを図やグラフなどで視覚化してあって、英語が堪能でなくても理解しやすい記事だと思います。

 上の世界地図の画像は、BCGの摂取状況の地図で薄いオレンジの国は現在BCGの(集団)摂取が行われている国、濃いブルーは以前摂取が行われていたけれど廃止された国、濃いオレンジの国は接種が行われたことのない国、白は摂取の状況が不明な国です。

 新型コロナウィルスの感染者が急速に増えたイタリアとアメリカはBCGの集団摂取が行われたことのない国で、ヨーロッパでは集団接種を廃止してしまった国に感染者の確率が高い、南米では集団接種を廃止してしまったエクアドルの100万人当たりの死亡者数は、集団接種が実施されているコロンビアの25倍ブラジルの6.6倍と、BCGの摂取と相関性があるのは興味深いです。

 その他にもワクチンの作られた国(ワクチンの株?)によって、免疫の効果に差が出ている(ロシア、日本、ブラジルの株が効果が高い)なども説明されていました。

 興味のある方は↓のリンクからどうぞ…

https://www.jsatonotes.com/2020/03/if-i-were-north-americaneuropeanaustral.html