高校卒業の年に運転免許の取得に挑戦し始めた怪獣。
(↑水色の矢印の先、怪獣が試験を受けたドライビングスクール)
怪獣の通っていた高校は、学校の授業の一環としてのドライバーズ・エデュケーションのクラスがなく、ドライビングスクールに通って州で定められた講習を受けて、州の筆記試験に合格したらドライビング・パーミッション(仮免)をもらい、最低1カ月(40時間以上)路上で練習した後、ロードテスト(路上テスト)をドライビングスクールで受けて合格証をもらって、州の出先機関に合格証と仮免とその他の書類を持っていって、視力検査を受けてやっと免許の発行になります。
私たちの住んでいる州では免許は16歳から取得できるのですが、未成年者(18歳未満)はドライビングスクールに通うことが必須で、成人(18歳以上)は州の筆記試験を受けて1カ月(40時間以上)路上で21歳以上免許取得して2年以上の人を助手席に乗せて練習(自己申告で時間数は証明の必要なし)すれば、州の指定のドライビングスクールでロードテストを受けることができます。(日本でいう『一発免許試験』)
怪獣が免許に挑戦した時は既に18歳以上だったので、州の筆記試験を受けて路上試験に合格すれば免許を取れるはずでした。
(↑縦列駐車のテストを受けているところ。
普段は駐車場で、試験の時だけ、三角コーンとポールを立てる。
ポールも三角コーンの穴に棒を刺しただけで、垂直でなくても気にしていない。)
ところが、路上テストに合格しない。
路上テストは自家用車の持ち込みかドライビングスクールの車(有料)を借りて受けることが出来て、駐車場内で①停止線で停止、②スリーポイント・ターン(方向変換?車庫入れ?)、③縦列駐車をテストされて合格すると路上でのテストが受けられるのだけれど、最初に試験を受けに行った時は、駐車場内での試験に合格できませんでした。
合格できなかった理由は、停止線からの距離が長かったことと、縦列駐車を一度で入れることが出来ず切り返したから。
((゚∇゚ ;)エッ!? 周りのポールに当たりそうだったら、切り返してやり直すでしょう普通)
路上にも出られずに、試験料50ドルがパーに…
2度目に行った時は、駐車場内での試験は合格できたのですが、路上に出て5分も経たずに戻って来ました。
理由は道路工事で出にくくなっていた交差点に進入する時に、優先妨害をしてしまったためでした。
怪獣は優先妨害をするつもりはなかったのですが、後続車にクラクションを鳴らされて焦ったのでつい出てしまったようでした。
またもや試験料がパーに…
1度目と2回目に試験を受けに行ったドライビングスクールの試験官は不親切で、試験に落ちた理由は話すけれど、どうしたらいいのか訊いても、「(州の発行している)教本を読むように」と、しか言わず、具体的なアドバイスは全くしてくれませんでした。
(↑路上テスト合格証)
短期間に2度も試験に落ちた(おまけに、どのように練習すればいいのかもわからない)ので、怪獣はすっかりやる気をなくして、そうこうしているうちにパーミッション(仮免)の期限が切れてしまいました。
その後何度か筆記試験を受けて、パーミッションを再発行してもらって、通学の時などに路上で運転の練習をしていましたが、路上テストを受けに行く自信が持てないままでした。
運転免許がないと通学に不便なので、今年こそは…と、やっと重い腰を上げて1月下旬に筆記試験を受けてパーミッションを取って練習していたものの、COVID-19騒動でドライビングスクールが休業になってしまいました。
今年もダメかなぁ…と、思いつつ路上での運転練習を続けていたら、6月4日からは路上試験が再開されることになり、早速怪獣が予約をとって試験を受けに行きました。
路上試験再開という事で、試験を受けに来る人がひっきりなしにいました。
(未成年は保護者も同乗で試験を受けられるのですが、怪獣は成人していたので、私は外で待っていました。)
(↑試験に合格した日の夕飯。
お祝いだぁ~という事で、赤飯を炊いた。)
今回は1回目と2回目に試験を受けたドライビングスクールは避けて、違うドライビングスクールに申し込んだのですが、今回の試験官は親切で、駐車場内での試験で、停止線との距離が少し離れすぎていたけれども、「もう少し前に出して」と指示して適切な位置に止めさせていました。
路上の試験は持ち込んだ車ではなく、スクールの車で試験だったのだけれど、出発前にミラーを合わせたりシートを合わせたりなどの調整を指示して一緒にやらせていました。
(以前の不親切なドライビングスクールなら、何も言わずに減点だけしていたと思う。)
ドライビングスクールの駐車場から出る時も、方向指示器を入れるタイミングが遅かったので、これは…また不合格かしら…と心配していたら、合格で合格証を貰うことができました。
(↑夕食後のデザートのバナナブレッド)
5年越しの合格で嬉しかったので、夕食にはお赤飯を炊きました~
後は、州の出先機関に行って運転免許の申請をすれば、免許を発行してもらえます。
州の出先機関も自宅待機命令で業務を休止していたのですが、6月4日から予約制で運転免許の更新や申請、ライセンスプレートの更新ができるようになりました。(6月末までに免許などの更新期限の切れた人は、7月末までに2ドルの遅延金を払って更新すればよくなりました。)
怪獣も試験合格後に予約を試みたのですが、最寄りの出先機関は7月まで予約でいっぱい、近隣の市の出先機関を調べまくってやっと翌日の5日に予約が取れて申請に行くことができました。
(↑近隣の市の出先機関
予約時間が来るまでは外で待機。
予約時間が来ても人数が制限されているので、外で待つこともある。あ
建物内はマスク着用義務。)
パーミッションと路上試験合格証、身分証明とその他居住を証明するものを持って申請。
2週間以内に郵送で免許証が届くらしいです。
遂に免許取得、
☆(*^o^)乂(^-^*)☆ ヤッタネ!!