1日遅れの更新です。
1か月前に書き始めた記事なのですが、アメリカの医療保険の話も少し絡んで長くなったのでなかなかアップできずにいましたが、複数回に分けて書くことにしました。
去年の11月に、怪獣の奥歯が急に痛みだして急患で診てもらいました。
診てくれたかかりつけの歯医者によると、右下の親知らずが横向きに生えていて隣の歯を押していて、隣の歯に炎症が起こっているということでした。
また、親知らずと隣の歯の間が虫歯になっていて、放っておいたら隣の歯も抜かなくてはならなくなるので、親知らずの抜歯を勧められました。
レントゲンの写真だと横向きに生えている(もしくは生えてきそうな)親知らずは1本だけでなく、上下左右4本全部の親知らずだったので、全て抜歯してしまうように言われました。
普段かかっている歯医者では、親知らずの抜歯はできないので、抜歯専門の歯医者を紹介するので、予約を取って抜歯してもらうように言われました。
(↑↓抜歯専門の歯医者から貰ったパンフレット)
アメリカの歯医者は一般の歯医者、歯根の治療専門の歯医者、抜歯専門の歯医者、子どもの歯医者、など、細かく分かれていて、一般の歯医者にかかっていても根っ子の治療や抜歯になると別の歯科を紹介されます。
紹介された抜歯専門の歯医者に連絡を取ったら、「あなたの加入している歯科保険と(当クリニックが)契約していないので(保険)治療することはできない」と、言われました。
これもアメリカあるあるなのですが、アメリカでは国民皆保険制度でないので、個人(または会社)でそれぞれ医療保険会社を選んで加入します。
医療保険会社は病院のグループと契約していて、加入している保険会社と契約していない病院では治療を受け付けないし、受ける場合は治療費が全額自己負担になることが殆どです。
仕方がないので、かかりつけの歯医者に別の(抜歯専門の)歯科を紹介してもらい、予約を取って11月12日にカウンセリングに行きました。
カウンセリングで4本全部抜歯すると2100ドル(日本円で約22万円)かかると言われました。
保険を使うと半額になるのですが(それでも1050ドル)、我が家はその年の歯科治療の保険の限度額を超えてしまっていたので、全て自己負担。
これもまたアメリカの歯科保険あるあるなのですが、毎年保険を買い替える時に限度額を設定して、限度額を超えた場合は自費治療になっています。限度額を高額にすれば支払う保険料も高くなるので、必要な額を見積もって加入します。
問題のある親知らず1本だけ抜いて、残りの3本は年明けに抜歯してもらうように交渉して、12月4日に最初の1本の抜歯が決まりました。
歯を抜く予約をするまでで、ここまでかかってしまいました。
長くなったので続きは次回以降にしたいと思います。