2025年9月15日月曜日

4度目の転職 その6 とりあえず一段落、そして…

 今回の記事で、4度目の転職シリーズは終わりの予定です。

(↑猫の手?何ソレ?コレかな?状態の水墨画シスターズ)

 身の回りの物と最低限の家具を運んで借家へ移り、働き始めた
 オリエンテーションを終えた後は、同僚のTさんにマンツーマンで仕事を教えてもらいながら、健康保険や税金や401k(確定拠出型年金)の手続きをしなければならなくて忙しかったようです。 アメリカは26歳以上の家族は扶養家族であることの証明が必要で、怪獣の健康保険に加入させるには所定の書類の提出を求められます。
 前職の時は、担当の事務の方が日本人だったため、扶養の証明の手続きは前々職から引き継いでHRで手続きしてくれたのですが、今回の担当者はアメリカ人で採用の手続きの時に行き違いのあった件のHRなので、手続きがスムーズに進まないようでした。
 そのうえ今回の転職は州をまたいでの転職なので、会社関係の手続きの他に免許の切り替えや車のナンバープレートの変更もしなくてはならないなど、仕事の時間が終わって家に帰っても手続き関係で忙しいようです。

 が働き始めたのは8月の最終週でしたが、9月1日はレイバーデーで3連休だったので、週末は家へ帰って来ました。
 週末とレイバーデーに家の修理をして、インデペンデンスデーの花火に招いてくれたWさんの車のラジエーターの交換を手伝ったりして、レイバーデーの午後に車(ミニクーパーS)に積めるだけの荷物を積んで借家に帰って行きました。

(↑本や飾りを本棚から出して梱包作業中、ほぼ壁一面の本棚なのでかなりの物が収納出来ていた。1/5の本は廃棄することにした)

 現在、今住んでいる家から借家への引っ越しを進めていますが、荷物を整理梱包してが月に2度帰って来る時に少しずつ運んでもらって、ある程度荷物を運べたら大きな家具はレンタルトラックを借りて一度に運ぶ予定でいます。

 運ぶ荷物の梱包なのですが、借家は現在住んでいる家の2/3の床面積しかなく、そのうえ地下室もないので、実質的に今の家の1/2の面積しかないので、全ての荷物を持っていく事はできない。
 不要なものは処分しなければならないのですが、これがなかなか捨てられない。
 去年くらいから断捨離を進めてきたつもりだったのだけれど、思ったほど断捨離出来ていなくて脱力~
 いったい、いつになったら荷造り終わるのか…

  ┫o(^‥^=)~ おかたずけニャ ~(=^‥^)o┳

マジで猫の手も借りたい…

 引っ越し完了するまでには時間がかかりそうなので、これからの引っ越しの様子の記事は節目ごとにUPすることにします。

 

 

 

アメリカの健康保険の手続き:

 以前の記事にアメリカには基本的に公的な保険がない(低所得者と高齢者の公的保険はある)ことは書いたのですが、今回は加入(更新)手続きについて書こうと思います。

 アメリカの医療保険は民間の保険なので、保険で補償される項目や範囲や自己負担額などが保険会社や選んだプランによって色々です。
 保険料も選んだプランや加入する家族の人数などによって色々です。
 本採用になった時に保険に加入しますが、保険会社が変わるとプラン(補償の内容)も変わるので、内容の全てに目を通さなければならず、プランの中で自分にあった物を選ぶ事になります。
 また、歯科と眼科はそれぞれ健康保険とは別の保険会社で、多くの場合はプランは1つで掛け金も一律です。
 その上、毎年秋頃に翌年の保険のプラン選んで更新しなければならず、更新の時に選べるプランの内容や掛け金が変更になったり、時には会社が契約する保険会社が変わったりするので、面倒ですが毎年プランに目を通して更新しなくてはならないです。

 日本の様に高額医療費制度もないので、保険のプラン自体に自己負担金の上限額が決められていて、上限を越えたらその年はそれ以上の自己負担金を払わなくてもいいけれど、翌年の更新時には掛け金が変わったり低額のプランが選べなくなったりします。
 また、医療費の積み立てもだいたいセットになっていて、積み立ては非課税ですが医療費以外には使えず、使わずに翌年に持ち越せる額が決まっているので、健康で積み立てを使わなかった場合は持ち越せなかった積立金を失う事になります。
 なので、どれくらいの額を積み立てるのかも考慮しなければならず、保険に新規加入や更新の時は決めることが多すぎて面倒です。

 日本の健康保険みたいに1種類のプランにしちゃえば、手続きもシンプルで楽なのに…と、思うのですが、アメリカ人に言わせると「自分の掛ける保険の内容は自分で決められることが大事」だそうで、なんとも高額な自由の代償で、アメリカらしいなぁ…と、思いました。

2025年9月12日金曜日

4度目の転職 その5 単身引っ越し

 やっと入居日が8月21日(木曜日)に決まって、の身の回りのものや最低限の食器や調理器具や家具を運ぶことになりました。
 家具などを運ばなくてはならないため、引っ越しには怪獣と私の家族総出で行く事になりました。

 不動産会社からのメールで、「家の鍵は21日の午前10時に家の玄関のキーボックスに入れるので、メールに書かれているパスワードでキーボックスが開きます」と、いう連絡がきていたので、午前10時頃に入居先に着くように出発する事にしました。

 今住んでいる家から入居先までは車で約5時間。
午前10時にたどり着こうと思ったら、朝5時に出発することになるので、入居の前日に怪獣のSUVにトレーラーを連結して荷物を積んで、当日は出発するのみの状態にすることにしました。

 トレーラーとSUVに積んだ荷物は、デスク、チェア、本棚、ソファーベッド、ライトスタンド×2(の仕事部屋に置いてあった家具)と、キッチンのテーブルと椅子のセット、チェスト型の衣装ケース、掃除機、アイロン台、スピーカー(オーディオ)小型エアコンプレッサー、食器、調理器具、調味料、枕や毛布などの寝具、の衣類、トイレットペーパー、シャンプーやボディーソープなどの衛生用品などでした。
 スピーカーと小型エアコンプレッサーは元々は積む予定ではなかったのですが、トレーラーに積んだ荷物に隙間があって不安定なため、隙間を埋めるために積みました。
 積んだ荷物を固定ベルトで固定して、ブルーシートをかけてその上から固定用のベルトでブルーシートを固定しました。
 
 当日は朝5時出発予定でしたが、引っ越し荷物以外の準備に時間がかかって出発できたのは朝5時半でした。

 ハイウエイを2時間くらい走ったところで、荷物に被せてあったブルーシートが風圧でめくれ始めた(↑の画像)ので、近くの出口で降りてガソリンスタンドに寄って荷物の固定とブルーシートの固定をやり直しました。
 また、車とトレーラーのタイヤにも空気を入れて高速走行に適切な空気圧にして、再出発。
荷物の固定とタイヤにエアを入れる作業で40分くらい時間のロスをしてしまいましたが、到着予定の時間より約1時間遅れで無事に入居先に到着しました。


(←1階の玄関を入った部屋の様子)

 鍵をキーボックスを開けて受け取り、家の中に入って間取りなどを確認。
 屋内の様子はネットの画像でしか見ていなかったため、間取りがどうなっているか全く分からず、荷物を運びこむにもどの部屋に運べばいいか分からなかったので、取り敢えずざっと家全体を見て回りました。

 1階はリビングとダイニングとキッチンとトイレとガレージ、2階はベッドルームが3部屋とバスルーム2つとメンテナンスルーム(湯沸し器や暖房器具と洗濯機や乾燥機を置く部屋)とファミリールームがありました。

 ファミリールームにデスクやチェアや本棚とライトスタンドを、ベッドルームの一つにソファーベッドと衣装ケースとライトスタンドを運び入れ、1階のキッチンにテーブルと椅子と調理用具、ダイニングにスピーカーを運びました。
 小型エアコンプレッサーはガレージに置きました。
 ソファーベッドとデスクとキッチンテーブルは運ぶ時に分解してあったので、組立作業もしました。

 荷物の搬入&組立てが終わったら、インスペクション(入居時の家や各部屋の状態をチェック)をしました。
 インスペクションは入居時に義務付けられていて、入居の日も含めて4日以内に不動産会社に報告しなければならず、チェックの項目がメールで送られていて、問題のある部分は写真を撮って画像を添付して送り返す必要がありました。
 その日は荷物を運び入れるだけで、一旦家に戻り日曜日にが一人で戻って来る予定だったので、インスペクションが出来るのは入居当日しかなかったので人手があるうちにやってしまうことにしました。

 インスペクションの点検の項目がかなり細かくて項目数も多く何ページにも渡っていて、チェックして回るだけでかなりの時間がかかりました。
(屋内、屋外、庭、特に屋内の部屋はコンセント一つ一つ通電しているか確認しなければならず、たまたま持ってきたテーブルタップにパイロットランプ付きのスイッチがついていたので、全部屋回ってテーブルタップを繋いで点検しました。)
 点検の結果、2階のマスターバスのシャワーのドアがなかったり、キッチンの水回りなどに多少の問題はあったのですが、修理や交換を要求する程ではなく、入居時から問題があった事を知らせるだけなので、写真を撮って後で報告する事にして、入力データを一旦セーブしました。

(←キッチン)

 入居日は荷物を運んでインスペクションだけの予定だったので清掃道具は持って来ておらず、ところがキッチンがあまりにも汚くて(特に床と水回り)掃除をしないわけにもいかない状態だったので、掃除道具を買いにスーパーへ出かけるついでに遅い昼食も買いに行くことにしました。

 掃除用具とサブウェイでサンドウィッチを買って借家へ戻って、昼食を済ませてキッチンの掃除をして戸締りをして帰路についたのが午後4時頃でした。

 家に戻って来たのは午後9時過ぎで、猫に餌をやって、それから遅い夕食を食べてシャワーを浴びて寝ました。

 インスペクションに思ったより時間がかかってしまった+往復に10時間と、かなりハードな1日でした。

グッタリ~_(⌒(_´-ω-)_ ヅガレダ~

 

追記:

 が新しい職場で働き始めた後で分かったのですが、同じ職場で働く人の中でが一番職場に近い所に住んでいたそうです。
 というのも、リモートワークが主流で、職場に出勤しても午前中だけで帰って午後は自宅で仕事をする人が多いようです。
 まだ仕事が始まったばかりなので、を指導してくれる同僚は毎日来てくれているみたいですが、最初の1週間で1度も会った事のない同僚もいたらしいです。
 前職は毎日出社が基本で、リモートワークの許可が下りることが殆どなく、毎日片道1時間かけて車で通勤するのが苦痛で、「会社の近くに引っ越したい」と、言っていたので、日系の企業でも会社が変わると就業形態もかなり違うんだなぁ…と、思いました。
 
 

 

2025年9月9日火曜日

4度目の転職 その5 家探し2


 会社近くで賃貸の戸建てを探す事に決めたので、帰宅して早速不動産プラットフォームサイトで物件を探し始めました。

(←不動産プラットフォームサイトのトップページ、zillow.comより引用)

 仕事の開始日が8月25日(月曜日)なので、(週末は不動産会社はお休みなため)遅くともその前の週の金曜日(22日)までに入居出来なければ数日はホテルで滞在するしかない事になってしまいます。

 生活に必要な最低限の荷物の搬入もしたいので、ホテル滞在は避けたいところ。
 残り1週間で申し込みから契約、入居まで済まさなければならないのでかなりのハードスケジュールです。

 幸いコロナ以降、オンラインでの申し込みと契約が主流になっていて、現地に行かなくても手続きできるのは助かりました。

 オンラインでの手続きのデメリットは、物件選びを地図アプリと不動産会社のサイトの画像で見るだけで判断しなければならず、実際の様子は見る事ができない事です。

 不動産会社の画像は印象を良くするためか、何年か前に撮った画像を使っているようでした。
 と、言うのも、アパートの内覧の帰りに立ち寄った一軒家の外観が、不動産会社の画像と比べると外壁などが薄汚れて古びていたので、不動産会社の画像はあてにせず、築年数から推察する方が良いと感じたためです。

 不動産会社のウエブサイトで新しい会社のある市内で探したら、2件ほど候補が見つかって、比べてみて最終的に1つの物件に決めました。
 どちらもほぼ同じような物件で、最後の決め手は庭に木が生えているかどうかでした。
庭に木が生えていると手入れや落ち葉などの作業が大変なので、庭に木の生えていない物件を選びました。

 申し込む物件が決まったら、メールで管理している不動産会社にコンタクトを取って手続きを進めて行きます。

 申し込みには家賃を払える経済力があるかの証明が必要で、直近3回分の給与の銀行振り込みの記録を提出しなければならないのですが、信用調査は不動産会社とは別の会社が担当していて、手続きはオンラインで出来るのですが会社が違うので、アクセスのために不動産会社のサイトで登録したアカウントとは別の信用調査会社でアカウントを作り直さなければならず色々面倒でした。

 信用調査会社に銀行振り込みの記録を提出して2日くらいして、調査に通ったと言う連絡が来て、不動産会社と賃貸契約の手続きを進められることになりました。

 不動産会社から賃貸契約書がメールで送られてきたのだけれど、備え付けの電化製品が故障した場合とか、屋外の庭の手入れとか、退去の際にはハウスクリーニングを入れてその際の領収書を提出するとか、細かい項目が沢山で読むだけでかなりの時間がかかりました。
 項目に全て目を通して、デポジットなどの手続き料金を支払ってやっと入居日が21日(木曜日)に決まりました。

 新会社との雇用契約の手続きよりも、賃貸契約の方が複雑で時間だかかったのは「これ如何に?」と、言う感じでした。

手続きの料金:

 手続きの料金の内容は、デポジット(日本の『敷金』のようなもの)、入居者一人当たりの入居料、ペットを飼う場合はペットの入居料、月の途中からの入居だったので、日割り計算で算出した家賃などでした。
 今回は一人の入居だったので、入居料は1人分、家族が引っ越せるようになったら追加で入居料と、ペットの入居料を払う事になります。また、ペットを飼う場合は月々1頭あたりの追加料金が家賃に加算されます。

戸建ての賃貸を契約した感想:

 今回、戸建ての賃貸を借りることになって、細かい項目が沢山で長い契約書を読みながら、契約書の項目は自分たちの家を貸す時の契約書の項目の参考になると感じました。
 家を売却して住み替えするのでなくて、今の家を賃貸に出そうと決めた理由は主に2つあります。
 一つは、今回の転職で引っ越す事になったのですが、(At-will employmentなので)長く働ける補償はないため、どれくらいの期間新しい職場で働き続けられるかがわからないし、リタイア後に住む場所を確保しておきたいと、考えた事。
 ふたつ目の理由は、幸いにも今住んでいる家はリーマンショックの直後に購入したため、価格もほぼ底値で住宅ローンも完済していて、賃貸に出して家賃収入が得ることができれば、新しい職場の近くて家を借りる時の家賃だったり、家を買った場合は買った家の住宅ローンに充てることができるからです。
 単身用のアパートを借りるよりは予算はかなりオーバーしてしまったけれど、戸建ての賃貸を借りたのは結果的に良い経験だったのかもしれない。

 

2025年9月6日土曜日

4度目の転職 その4 家探し1


 無事就職も決まり8月25日から仕事が始まるので、取り敢えずが住むところを探す事にしました。

 雇用契約が決まってから仕事の初日まで約2週間。
 家族で引っ越しするとしても、2週間で引っ越し完了するのは無理なので、だけ単身で数か月アパートを借りて、その間家族で住める家を探して貰って見つかったら残りの家族で引っ越す事にしました。

 人材会社のSさんが住む家について隣社に訊いてくれて、の上司になる予定のGさんが地元の出身なので相談するといいと、連絡先を教えてくれました。
 Gさんに相談すると、日本から赴任で来ている人たちが多く住んでいるエリアを教えてくれました。
 日本人が多く住んでいるエリアは新しい職場から車で40分くらいの場所で、隣社のある場所よりは都会よりの地域で日本食品のスーパーや日本食レストランとかもあるということでした。

 取り敢えず薦めて貰ったエリアで1ベッドルームのアパート見学するために、8月13日と14日の1泊2日で夫婦で出かけました。

 予め予算などの条件に合いそうなアパートの運営会社いくつかに連絡して、内覧の予約を取り、13日の午後に3件、14日の午前中に3件見て回りました。

 見学に行った殆どのアパートは2~3階建ての棟が複数集まった集合住宅地で、アパートの敷地内に住民専用の公園やプールやBBQスペースがあり、管理棟や共用棟にはアパートの住人が使えるエクササイズ・ジムやラウンジやパーティールーム(有料)が設けられていました。
 多くのアパートが1年の契約期間で家賃が設定されていて、1年以下の契約OKな物件でも契約期間が半年だと家賃は1.5倍、月毎の契約だと2倍近い家賃になると言う事でした。

 2日目(14日)の最後に見学に行ったアパートで、案内してくれたスタッフにの職場はどこなのかと訊かれたので、市の名前を答えると、
「マップアプリで調べたらここから車で45分かかるし、ラッシュアワーだと1時間くらいかかるかも、うちに契約してくれたら嬉しいから強くは勧めないけれど、職場のあるところでアパートを見学してみてもいいかも…」と、言ってくれました。

 幸いの新しい職場は帰り道だったので、予約は取ってなかったけれど、飛び込みでアパートの管理事務所を訪れて1か所見学させてもらう事が出来ました。
 都市部から離れたこともあって、同じ予算で日本人の多いエリアよりも部屋の大きさも広く新しい建物で、周りも静かで住環境はかなり良かったです。
 ただ、新しい職場の近くのアパートも1年契約のみでした。

 アパートは1年契約しかないなら、家族が途中で引っ越して来るには荷物が多すぎなので、一軒家の貸家も見てみようと言う事になりました
 不動産会社に連絡を取って内覧させてもらうには時間がなかったので、不動産プラットフォームサイトで貸しに出されている物件の住所を探して、外から眺めてみることにしました。

 時間があまりなかったので、1軒しか見る事はできなかったのですが、直前に見学に行ったアパートと比べると古いけれど、ガレージとその前に2台分の駐車スペースもあり、裏庭もあって、アパートと比べると屋外のスペースがゆったりしていると感じました。

 帰りの車の中で、2日間で見たアパートと戸建てや住むエリアなど色々な条件を比較してどの物件を契約するか話し合いました。

 日本人の多いエリアのアパート買い物など便利だけれど、都市部の近くなので部屋のサイズは狭くて少し騒音がある事、1年単位で借りるなら途中で家族が合流するには荷物が多くて入りきれないので、レンタル倉庫を借りたりガレージを借りなければならない

 会社の近くのアパート新しいし、部屋のサイズも広めで周りの環境は静かだけれど、車がないと買い物には不便で、家族が合流した場合は駐車スペースも倉庫も別で借りなければならない

 会社近くの戸建てを借りる場合は、買い物には車が必要月々の家賃は高くなるけれど、部屋数もアパートより多くガレージに2台+ガレージ前に最低でも2台の駐車スペースがあり、裏庭もあるので家族が合流した場合も別に倉庫やガレージを借りる必要がない

 などのメリットデメリットを比較して検討した結果、会社の近くに賃貸の戸建てを探そうと言う事になりました。

 会社近くで戸建てを借りる事に決めたのは、
・屋内、屋外ともスペースが広いこと
・駐車スペース(我が家は車4台+トレーラー1台持ち)
・家賃が少し高くても、通勤の時間やガソリン代を考えたら納得できる
の主に3つの理由からでした。

 は、「(会社近くの戸建てを借りることになるなら)最初から戸建ての賃貸を見て回れば良かった時間の無駄」と、言っていました。
 私は、元々はが単身赴任で数カ月暮らして、その間に家族が住める家を探して購入し、その後に家族の引っ越しを予定していたため、アパートを探したけれど、アパートに見学に行って初めて契約期間が1年単位(短期契約は家賃が高額になる)だと知ったのだから仕方がないと思い、その旨をに話し、「アパートを見に行って、私たちは都市部のアパートに住めないと言う事が分かったのだから、それだけでも収穫だよ」と、説得しました。

 長くなったので、続きは次回に…

 

2025年9月3日水曜日

4度目の転職 その3 採用

 隣社の2次面接後に、紹介してくれた人材会社のイギリス人エージェントのSさんから「隣社から提示された給与や健康保険などの雇用の条件を送ったので、確認してください。質問などがあれば隣社のHR(人事)の担当者と話す機会を設定するのでその時に訊いてください。内容に同意できれば採用通知を送ります。」と、連絡が入りました。

 隣社を紹介&斡旋してくれた人材会社は、本社はイギリスにあるけれど世界各地に支社があって、アメリカの中西部担当のNさんも今回の雇用契約に連絡係として関わってくれていました。
 交渉はSさん、HR(人事)との連絡はNさん担当という感じでした。

 面接の翌週の火曜日に隣社のHRと電話で話し、疑問点などの回答ももらって、「金曜日までに同意するかどうかの連絡をメールでください」と、言われました。
 雇用の条件には納得できたので、その日のうちに就職の意思を伝えるメールを送りました。

 前職までは採用通知は手書きのサインをする欄があって、PDFからプリントアウトしたものに手書きでサインしてスキャナでスキャンしてメールで送り返して雇用契約が成立するという流れでした。
 今回も手書きのサインをする採用通知が送られてくると思ったら、なかなか送られてこないので、連絡係のNさんに採用通知が来ない事を連絡して、隣社のHRに訊いてもらいました。

 HRによると、「採用受け入れの意志表示のメールが届いていない」と、いうことでした。

(・・。)ん? 

 送ったよなぁ…と思って、確認したら、ちゃんと送ってある。
 でもHRには届いていないと言う。

 ホエ?(´д` ) ホエ?(´д`) ホエ?( ´д`) ホエ?

 送ったメールの内容をAIにかけてみたら、
「この内容は曖昧で、はっきりした意思表示とは取られず誤解を生む可能性があります。」
と、回答。

 メールの内容は元々は日本語で書いたものを、AIの翻訳で英語に翻訳してがチェックした後送ったものでした。
 翻訳された英語の文章は、日本人の感覚だと採用の意志を十分に伝えているように思えたのですが、アメリカ人にしてみれば『はっきりした意思表示』には感じられなかった模様です。

(こういう小さい誤解が軋轢を生んでいるんだろうなぁ…)

 もう一度メールを書き直して、今度は最後にAIにもチェックしてもらって、曖昧ではなくクリアである事を確認して送りました。

 その後、HRから採用受け入れのメールを受け取ったと連絡があり、次は手書きのサイン用のPDFが送られてくると思ったのですが、いつまで経っても送られて来ない。
 連絡係のNさんに訊いてみたら、意思表示のメールを出したら雇用契約の締結は終わり、との事でした。

( ´゚д゚`)エー 「そんなんでいいの?」

 と、思ったけれど、そんなんでいいらしい。

 雇用契約の書類も会社によって色々だけれど、日系企業で手書きのサインなしでの締結は初めてだったので驚きました。

 少々行き違いはあったものの、8月の頭に無事に雇用契約も済み、8月25日から新しい職場で働くことが決まりました。