2008年10月15日水曜日

風花

10月に入って朝晩冷え込むようになってきて、山の山頂の方から紅葉が始まってきていました。

(↑左:9月の写真、右:10月の写真。取った場所が違うので、少し大きさが違うのですが、10月の写真の方の山腹が紅葉してきている。)

 朝晩はセントラルヒーティングが結構長い時間動くようになってきたと思ったら、先週の土曜日から今週の日曜日にかけて、雪が降りました。

(↑左:9月、右:10月の山腹の部分だけの写真。)

 雪と言っても陽は射しているし、風花のような細かい雪で地面に落ちる前に溶けてしまう雪でした。
こちらで暮らすようになって、ある程度寒さになれて来て、気温が10℃くらいならジャケットがなくても平気だったのですが、さすがに日曜日は寒くて(最低気温が-2℃、最高気温が8℃)冬用のジャケットを出しました。


(← 標高の高い山の頂上付近は完全に雪で覆われている。)

2008年10月13日月曜日

ヤード・ポンドの世界

こちらに来て早くも3年が過ぎました。
日本にいた頃から和風の生活スタイルにこだわりがなかったので、こちらに来て最初は多少言葉の違いやカルチャーショックも経験したけれども、和風の生活スタイルが恋しくて仕方がないと言う状態にならなかったです。
 娘は食生活について初めは文句を言っていましたが、最近は日本食を1週間以上食べなくても平気になってしまいました。


 そんな私たち親子がアメリカに来たばかりの頃、英語以外で一番途惑ったのがヤード・ポンド法(度量衡)です。

(←制限速度の標識。マイル表示)

 アメリカは、先進国で(もしかしたら世界で)唯一ヤード・ポンドを未だに使っている国です。
スーパーに買い物に行っても、肉や野菜は1ポンドあたりの値段表示だし。
ガソリンもガロンが単位。
化粧品やシャンプーなどはオンスが単位。
布を切り売りしてもらう時は、ヤード単位。
道路標識はマイル表示、橋桁の高さはフィート表示。

最初はインチとかオンスと言われても、どれくらいの量なのかピンとこなかったです。
 
おまけにこれらの単位は10進法じゃない
。

  例えば、長さの単位で一番小さい単位はインチでその次はフィートなのですが、10インチは1フィートではなく、「12インチ=1フィート。」
フィートの次はヤードなのですが、こちらも「3フィート=1ヤード」(12進法でもない)。
ヤードの次はマイルなのですが、「1760ヤード=1マイル」

  さらに、工業製品(螺子など)はメートル単位の物とインチ単位のものが混在しているのでかなり厄介です。
螺子をなくしたので似たような螺子を買いにいったら、螺子の溝のピッチ(刻み幅)が合わなくて長さも太さも一緒なのに取り付けられなかったりします。

 オンスの単位は重さの単位と液体と容積の単位の3種類あってややこしい。

 温度の単位もF(ファーレンハイト)「32F=0℃」だし、
 
科学の授業等の単位はは全部メートル法でと摂氏なので、アメリカ人は両方の単位を覚えなければならないので大変です。

2008年10月11日土曜日

マジック・ツリー・ハウス(シリーズ)


 怪獣の学校では、低学年は1日20分、高学年は1日30分の読書課題があります。

(←左から、マジック・ツリー・ハウス #17、#16、#15)

 今まで読んでいる事を確認するために音読をさせていたのですが、言葉の発達に問題がある怪獣は、音読がものすごく苦手で今まで読書課題は全然と言うほどやっていませんでした。
怪獣にとっては、読書は辛いだけの苦行だったと思います。

 今年の夏休みに、黙読で「ホワイト・ファング」を読み通して以来、本を読む楽しさがやっとわかって来たようで、新学期に入ってからはオズボーン著の「マジック・ツリー・ハウス」シリーズを読んでいます。
 本の内容としては、兄妹が不思議なツリー・ハウスを見つけて、そこで遊んでいると突然色んな時代の色んな場所にタイムワープしてしまって、色々な冒険をするというストーリーです。

 現在40巻近くまでシリーズが続いていて、怪獣の話しによると20巻あたりで主人公が別の子供に代わるらしいです。
 1冊あたり70ページ前後、挿絵も多くて、本のレベルとしては小学校低学年向けの本です。

 怪獣は現在6年生なので、親としては小学校高学年レベルの本を読めるようになって欲しいと思いますが、無理をすると読書自体が嫌いになりかねないので、楽しく読める本を読みたいだけ読めればいいかと思っています。

 このシリーズが読書の習慣のきっかけになるといいな。

2008年10月9日木曜日

ハロウィンの季節

10月になって、スーパー等でもハロウィンの飾りや衣装、トリック・オア・トリート用のお菓子が並ぶようになってきました。

(↑ジャック・オ・ランタン型のディフューザー芳香剤)

ハロウィン用の飾りは、墓石や骸骨、くもの巣、蜘蛛、釜など、オバケ屋敷が作れそうな感じの飾り付けがいっぱい。

(←キャンドル。キャラメル・パンプキンの香り)

ハリーポッターの好きな娘の方は、ハロウィンの飾り付けが大好きで、喋る骸骨や、窓枠に飾る手首から切断された血まみれの手、幅が30センチ以上はあるような毒蜘蛛のぬいぐるみ、を買ってくれと毎年のようにリクエストしてきます。

(←カボチャの形のドーナッツ)

 娘とは対照的に、怪獣の方はかなりの臆病者で、ハロウィンの飾り付けが大嫌い。
スーパーなどでも、ハロウィンの飾り付けの並んでいる棚からは離れて歩いています。

ハロウィンの飾りで怪獣でも大丈夫な唯一ものが、ジャック・オ・ランタンなので、
「カボチャなら、ハロウィンが過ぎてもサンクス・ギブンまで飾って置けるからいいや」
と、言う事で、我が家のハロウィンの飾りはカボチャのみになっています。

ハロウィンと言えば、忘れてはならないのがトリック・オア・トリートに着ていくコスチュームです。

去年(ブリーチ)と一昨年(安倍清明)は頑張って和風のコスチュームを手作りしたのですが、今年は店で売っているものを購入しました。

 店で売っているものは、生地も薄くてチャチなのですが、見た目はそれなりなので、許容範囲という所でしょうか。

2008年10月7日火曜日

インディー・ジョーンズDVD


この前、BEST BUY(家電製品店)に行ったら、インディ・ジョーンズのDVDがセールになっていたので購入しました。

(←最後の聖戦のパッケージ)

娘が図書館で借りてきたのを観て以来、欲しがっていたのですが、その時は「レイダース」、「魔宮の伝説」、「最後の聖戦」の3作品を揃えようと思うと、50ドルを超えていたので購入できずにいました。

今年になって、インディ・ジョーンズシリーズの4作目の映画が出る時に、3作品セットでセールになっていたのですが、それでも40ドルしたので買わずにいました。

(←魔宮の伝説)

 今度は、4作目のDVDが10月15日に発売されるためのセールで、1作品8ドルになっていたので、購入する事にしました。

 
今回購入を機にもう一度3作品とも見直したのですが、「最後の聖戦」の少年時代のインディのロケ地が、去年の暮れに行ったアーチーズ・ナショナルパークでした。
子供たちとDVDを観ながら、
「バランスド・ロックだ~、ここ行ったよね。」
「スリー・ゴシップだよ、表の舗装された道路が写らないように、裏側から撮っているね・・・」
等と、どの辺でロケをしたのか推測をして楽しみました。

2008年10月5日日曜日

メロマカロナ


娘のワールド・シビリゼーション(世界史?)のクラスで、最近はギリシア文明について勉強しているので、授業の活動の一部として、「オリンピック」をする事になったらしい。

(←我が家で作ったメロマカロナ。インターネットのレシピで適当に作ったので、本場のメロマカロナの形かどうかはわからない。)

オリンピックは、食べ物部門と競技部門に分かれていて、食べ物部門の方は、ギリシアにちなんだ食べ物を持って来る、競技部門は、シーツを体に巻きつけて綱引き、砲丸投げ、立ち幅跳び、中距離走をしてコンテストをするそうです。

クラスの生徒は食べ物か競技のどちらかに参加しなくてはいけなくて、娘は「食べ物」の方に参加する事になりました。

インターネットでギリシア料理を調べると結構色々あったので、その中で材料の揃えやすい「メロマカロナ(クリスマスクッキー)」を作りました。

オリーブオイルを使ったクッキーの生地の中に、刻んだ胡桃とスパイスを包んで焼いた月餅の様なものに、シロップをかけたもので胡桃が香ばしくて意外と美味しかった。
娘は
「こんなに美味しいのに、どうしてもっと世界中に宣伝しないのだろう?」
と、言っていました。

2008年10月3日金曜日

フェアリーサークル2


去年、フェアリーサークルが出来た場所の近くに、今年もフェアリーサークルが出来ました。

さすがに2年目になると、初めて見た去年の時のような感動もなく、「去年に比べると、少し輪の大きさが大きいかな?」と、思っただけでした。

(←去年のフェアリーサークル。茸を白線で結んでみたもの。)
 この間、高校の生物の教科書を読んでいたら、
「フェアリーサークルの元になっている茸の菌糸は何年も土の中で生きていて、土の中の栄養を使って成長する。
中心部分の栄養を使い果たすと外側へ向かって菌糸が伸びていくらしく、年々外側へ向かって大きくなって行って、30メートルくらいの大きな輪になる事がある。」そうです。

(←今年のフェアリーサークル。写真が去年の物より少し小さいけれど、一回り輪が大きくなっているのがわかる。)

・・・と言う事は、あの輪の内側の地面は茸の菌糸だらけで、来年はもっと輪のサイズが大きくなると言う事なのかな?

2008年10月1日水曜日

猫の怪我


 飼っているうちの一匹の猫が、顎の下の所を怪我したらしい。
何処かに引っ掛けたのか、25セント硬貨くらいの大きさで毛がゴッソリ抜けていて、擦り傷のような浅い傷から血が出ていました。

獣医に行く程ではないと思ったので、人間の薬で消毒して抗生剤入りの軟膏を塗っておきました。

自分で舐められる場所の怪我ではなかったので、2日くらいで瘡蓋が出来ていたのですが、後ろ足で引っ掻いて瘡蓋がはがれてしまい、元の木阿弥になってしまいました。

(←瘡蓋。剥がれて落ちかかっている。)

毛だらけなので絆創膏も貼れないし、貼ったとしても剥がしてしまうだろうし、言葉の通じない猫の怪我を治すのは難しい。

2008年9月29日月曜日

ライスロニ


 夏休みでこちらに来ていた夫が家族と一緒に食事をしていた時に、
「あなたたちの舌は完全にアメリカナイズしている。」
と、ボソッとつぶやいていた。
夫の話しだと、ハンバーガーやサブマリンやライスロニやパスタが夕食のメインデッシュだったり、甘ったるいケーキが平気だったり、完全にアメリカ人の食生活だそうです。

(↑ライスロニ。フレーバーが何種類かあって、写真は左から、フライドライス、チキン・マッシュルーム、チキン・ガーリック、スパニッシライス)

 確かに、アメリカ人の普段の日の夕食は質素なものか、冷凍食品が多い。
写真のライスロニの他にも、パスタロニ、マカロニチーズ、ハンバーガーヘルパー、などのパスタを使ったインスタントの姉妹品があって、夕食はマカロニチーズと水(もしくは清涼飲料水)だけと言う家を見たことがあります。

 我が家でよく食べるのは、ライスロニです。
箱の中には、お米とバーミセリ(1センチくらいに切ったスパゲッティのようなもの)、スープの素が入っていて、炊くだけと言う簡単さ。

 箱に書いてあるレシピによると、
 
必要なもの(材料)
水     600cc
バター  大さじ2
ライスロニ1箱

 ① 鍋に分量のバターを入れて溶かし、お米とバーミセリを加えて中火で炒める。

 ② バーミセリが小麦色(ゴールデンブラウン)になったら、箱に入っていたスープの素と、水を加える。
(分量の通り水を入れると、お粥状になってしまうので、我が家では水量は500cc強くらいに控えて、ぬるま湯を使っています。)

③ 沸騰するまでは、時々かき混ぜる。
 
 

④ 沸騰したら弱火にして、蓋をして15~20分、お米がやわらかくなるまで炊く。
 

⑤ 出来上がり。
 
写真ではわかりにくいのですが、パスタとライスが混ざって「そばめし」のような食感です。
我が家では、サラダやチキンナゲットと一緒に食べる事が多いです。

余談なのですが、アメリカではお米を炊く前に磨ぐという習慣がありません。
白米を買ってきて炊く時も、袋からお米を直に鍋に入れて、水を加えて炊きます。
日本のような粒の短いお米でも、炊き上がりはパラパラして、ぬかの臭いがします。
そのためなのか、ソースやグレービー等をつけて食べる事が多いです。

2008年9月27日土曜日

英語の勉強法

 今学期はブレイクを取っているので、大学院出願を目標に平日の午前中は近くに住む日本人(彼女は大学出願にTOEFLが必要)と一緒にTOEFLの勉強をしています。

 一緒に勉強をしていて気が付いたのですが、私が高校の時から続けている英語の勉強法で、日本の受験英語には全く役に立たなかったけれど、留学して役に立っているんだなと感じたものが幾つかありました。

 今までに気が付いたものを挙げると、

 ① 英文に主語や動詞(文の構造)を書き込む。
英文を読むときに、S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)を書き込んで練習していたので、長い文章でも文の構造をパッと見分けられるので、わからない単語が出てきても何とか内容が把握できる。
 ② 単語を調べて本などに直接書き込む。単語帳は使わない。書き込む時には、意味だけではなくて品詞(名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、など)も一緒に書き込む。
同じスペルの単語でも文の中の何処に位置するかで、品詞が変わってくるので沢山の意味の中から適切な意味を探すのに役立つし、自分が文章を書く時に単語を選ぶ時にも役立つ。
 ③ 接頭語、接尾語、語根、を覚える。
語根から派生語の意味を憶測できるので、わざわざ辞典を引かなくても済む。

 ↑の3つの方法は、文法や語彙以前の英語の基礎の基礎で、文法の本や「でる単」を暗記するのに比べると、結果が出るまでには時間がかかりますが、根気良く続けていると英語を学ぶ上でのベースになりました。

TOEFLの勉強を一緒にしていて、
「どうして、長い文章を混乱することなく読めるの?」
「どうして、この単語が動詞だと言い切れるの?」
「どうやって、意味のわからない単語で辞典を引かなくてもいいものと、引かなくてはいけない単語を見分けているの?」
「どうして、長い単語や専門用語の混ざった文章を辞典を引くことなく読めるの?」
と、質問されて、説明していくうちに、
「自分の英語の勉強法は、一般的な日本人の勉強法とは違うのかもしれない」
と、気が付きました。

今回の教訓:「すぐに結果は出なくても、勉強した事は決して無駄にはならない。」

2008年9月25日木曜日

クレーム


  私の学校が忙しくて食事を作る暇がない時は、冷凍食品を温めて食べることが多いです。

 我が家の定番の冷凍食品は、ピザやTVディナーで、時々ラザニアやコーンドッグを購入します。

 6月のことだったのですが、スーパーで購入した冷凍食品を開けてみるといつもと比べてかなり量が少ないので、量ってみるとパッケージに表示されている重さの約半分しかありませんでした。

 (←お詫びの手紙と商品引換券)

 少し足りないなら仕方がないと思えるのだけれど、半分の量しか入っていないのはいくらなんでも酷すぎるので、クレームを入れることにしました。

 商品のパッケージにはウェブサイトのURLしかなかったので、商品の感想を書く欄に購入した商品名と日付、スーパーの名前を記入して、半分の量しか入っていなかった事を書き込みました。

 クレームを書き込んだものの、アメリカの企業の対応は日本と比べるといい加減なので、返答は期待していませんでした。
クレームを入れて、1週間ぐらいでお詫びの手紙と商品引換券が郵送されてきていたのですが、ダイレクトメールだろうと思って開封もしていませんでした。

 8月に入って、溜まったダイレクトメールを処分しようと思って開封したらお詫びの手紙と商品引換券出てきたので、びっくりしました。

2008年9月23日火曜日

カレント・イシュー


娘は今学期カレント・イシュー(時事問題?)のクラスを取っています。

授業では、政治家の顔と名前を覚えたり、社会問題について話し合ったりと言う事をするようで、先週は3時間かけて妊娠中絶についてのディスカッションをしたそうです。

①母体に危険がある場合のみ妊娠6ヶ月未満まで中絶を認める。
②母体に危険がある場合と、レイプによって妊娠した場合妊娠6ヶ月未満まで中絶を認める。
③妊娠6ヶ月未満までは、自由に中絶を認める。
④妊娠6ヶ月以降も自由に中絶を認める。
の4つの意見に分けて、自分の意見に最も近いものを選ぶようにグループ分けをしたそうです。

結果は、①と②のグループでクラスの約2/3.
③が残りのほとんどで、④は2人しかいなかったそうです。

授業では、自分たちの意見を述べる他にも、「自分のガールフレンドが妊娠したらどうする?」などの現実的な状況も話し合ったそうです。

教師からは、「中絶をしている医師が中絶に反対する人に殺された事件」や中絶の現実などの情報も提示されて、結構白熱したディスカッションになったようです。

娘は英語が上手くないので、自分の意見が言えなくてストレスが溜まったみたいですが、色んなことを学んだらしく、家に帰ってきてディスカッションの様子を話してくれました。

アメリカの授業は生徒が自分の意見を言える参加型の授業が多いです。
多くのクラスで、出席の点数、宿題とテストの点数の他に、参加点(授業態度?の点数)があって、意見を言ったり、質問したりするとポイントがもらえるようになっています。