2008年2月28日木曜日

アメリカ大統領選挙の仕組み?3


(←初代大統領、ジョージ・ワシントン)

最後に大統領選の日程ですが、
予備選挙(プライマリー・イレクション)が1月末~6月頭にかけて各州ごと
一般選挙(ジェネラル・イレクション)が11月の第1月曜日の次の火曜日に、合衆国全体で一斉に。
選挙人選挙は、12月の第2水曜の次の月曜日
大統領の宣誓式翌年の1月20日になります。

宣誓式で大統領は、
"I do solemnly swear (or affirm) that I will faithfully execute the Office of President of the United States, and will to the best of my Ability, preserve,protect and defend the Cnstitution of the United States."
(要約すると「大統領の職務を誠実にはたし、憲法を守ることを誓います。」と、言う内容。)
と、宣誓するように合衆国憲法に定められています。

この記事を書いている現在は、予備選挙の真っ最中。
共和党の有力な候補者ジュリアーニ候補(前ニューヨーク市長)とロムニー候補(前マサチューセッツ知事)は次々に予備選挙で撤退したので、現在はマケイン候補(上院議員)が共和党の有力な候補者です
民主党ヒラリー・クリントン候補(上院議員)とオバマ候補(上院議員)が接戦中です。

ディベート等でも、当初から和やかな雰囲気だった共和党に比べると、民主党は相手候補の批判が多くまさに熾烈な選挙戦なのが対照的です。

2008年2月26日火曜日

アメリカ大統領選挙の仕組み?2


予備選挙が終わると、今度は一般選挙への手続きが始まります。

(←教科書の図のコピー。上の段が議員の選挙。下の段が大統領選挙。これを見ると説明はいらなくなってしまうのだけれど・・・)

4.選挙人団(エレクトラル・カレッジElectoral College)
一般選挙は各州+ワシントンD.C.の51箇所で行われます。
有権者が直接大統領候補に投票するのではなくて、各州の選挙人に投票します。
有権者に選ばれた選挙人が大統領に投票する仕組みになっています。
選挙人は通常自分の名前ではなく、○○候補の選挙人という形で選ばれます。

選挙人の数はその州の上院議員数(各州2人)下院議員数(人口によって人数が決まっている。上の図だと、アイオワ州では5人)を足したものがその州の選挙人の数になります。
(ワシントンD.C.は特別区で選挙人の数は現在は3人。)

5.有権者が選挙人に投票する(一般選挙)
各州の一般選挙で有権者が選挙人を選びます
一番多くの選挙人を当選させた大統領候補者がその州全部の選挙人の票を手に入れます。

(上の図だと、一番票を集めたR政党がアイオワの全部の選挙人の票7を手に入れることが出来、二番目のD政党と少数派のO政党は、0票になります。オール・オア・ナッシングなので、選挙人団の数の多い州で僅差で負けが続くと、合計の有権者の投票数で他の候補を上回っていても大統領選挙に負けてしまう事があります。逆転の当選は過去に2回しかなくて、最近の例は2000年の大統領選で、ブッシュとゴアが戦ってブッシュが勝っています。)

6.選挙人団が大統領候補に投票する(本選挙)
ほとんどの選挙人は自分の約束した候補者に投票するので、有権者が選挙人を選んだ時点で結果は明らかなのですが、選挙人の気が変わって約束した候補者と別の候補者に投票することもないとは言い切れないそうです。

過半数の選挙人に選ばれた候補者が大統領になります

選挙人団の選挙で当選者が決まらない場合は、下院議員(各州1票すつ)が大統領。上院議員が副大統領を選びます。
 
あー、長かった。
それにしても、「もっとも有権者の投票数を集めた候補者と選挙の当選者が一致しないこともある」というのは不思議な仕組みだと思います。

 

2008年2月24日日曜日

アメリカ大統領選挙の仕組み?


以下はもらった大統領選挙のプリントの要約&翻訳です。

1.誰が立候補できる
35歳以上
生まれつきのアメリカ市民であること
③少なくても14年以上はアメリカの住民であること
大統領の経験が1期以下であること
の4つが立候補の条件で、どれが欠けても大統領に立候補することは出来ません。

(現カリフォルニア知事のシュワルツネッガー氏は、生まれつきのアメリカ市民ではないので、大統領には立候補できないことになります。)

2.予備選挙(プライマリー・イレクション)/地方集会(カーカス)
政党ごとに大統領候補者を1人に絞ります
州ごとに予備選挙か地方集会で政党の候補者を選ぶのですが、予備選挙の日程は全国一緒ではなくて1月~6月まで州によってまちまち。
スーパーチュースデイ(2008年の大統領選挙では2月5日)は多くの州が予備選挙を行う日で、この日の選挙の結果が候補者になれるかどうかを左右するので、ニュースなどでは盛んに報道されます。
過半数の票を得た候補者が政党の大統領候補になります。

3.大統領候補と副大統領候補
選ばれた政党の大統領候補者は副大統領候補を指名することが出来ます
一般選挙(ジェネラルイレクション)では大統領候補と副大統領候補は一緒に出馬します
ある大統領候補に投票すると、自動的に一緒に出馬している副大統領候補に投票したことになり、大統領と副大統領を別々に選ぶことはありません。
(この辺がすごく複雑です。大統領の候補者は自分の支持の弱い州でも票が得られるように、自分の支持基盤の弱い州で支持基盤の強い候補者を副大統領候補に選びます。
おなじ理由で、自分と政策が全く同じ候補者ではなくて、大筋は変わらないけれど細部の違う政策を持っている候補者を選びます。)

 

予備選挙が終わるといよいよ一般選挙ですが、続きはまた次回。

2008年2月22日金曜日

2月22日


2月22日は日本では「猫の日」。
アメリカではジョージ・ワシントンの誕生日だそうです。
2月22日自体が公休日と言うわけではないのですが、2月の第3月曜日はプレジデントデーでお休みです。
(今年は2月18日でした)

プレジデントと言えば、今年は大統領選の年ということもあって、年があけて予備選挙(プライマリー・イレクション)が始まると、新聞でも、テレビでも、ラジオやインターネットでも大統領選挙の話題がない日はないくらです


アメリカの大統領選挙は直接選挙じゃないので、仕組みが複雑
おまけに、投票された票の数の多さで勝敗が決まるのではなくて、沢山票を持っている州で多く勝った方が当選という、ややこしい仕組み。

は中学高校とアメリカン・ヒストリーが必修で大統領選について勉強したけれど、あまりわかっていないみたい。
アメリカ人でさえも、仕組みを上手く説明することの出来る人は少ない。
私もプリントを読んだことがあるのだけれど、細かいところまでは理解不能?

果たしてあんなに複雑な仕組みで、国民の意見って反映されるのだろうか?

2008年2月19日火曜日

転校手続き2(留学準備・手続き4)

最近単調な生活でネタが尽きてきたので、留学の準備やこちらに来て間もない頃の出来事を書いていこうと思います。


怪獣の学校に行った後で、今度はの学校に行った。
私達が住んでいる市は、キンダー1年、エレメンタリー(小学校)6年、ミドル(中学校)2年、ハイスクール(高校)4年が義務教育です。

(←のミドルスクールの駐車場からの写真)

怪獣の学校で書いた書類とほぼ同じ書類に記入をして、習熟度別の数学のクラスと、選択科目の登録をしました。
選択科目を選べるところは高校の単位の取り方と似ていますが、ミドルスクールではクラスがあって、選択の時間以外はクラスの時間割はみんな一緒。
選択のクラスも、1学期に3つくらいまでで、全教科登録しなくてはならない高校に比べると登録は楽です。

小学校と違って教室移動をしなくてはならないので、校内の地図をもらえないか聞いたのですが、
「地図はかえってややこしいし、慣れてくれば地図なしでも大丈夫」
と、言われてもらえなかった。

怪獣の通っている学校はコの字型の建物で、判りやすかったのだけれど、の通っていた学校は8の字型廊下が繋がっていて、廊下の両サイドに教室が並んでいる。
メインの建物に、体育館や図書館などの建物が隣接していて更に複雑な構造で、まるで迷路のようだった

2008年2月17日日曜日

転校手続き1(留学準備・手続き3)

最近単調な生活でネタが尽きてきたので、留学の準備やこちらに来て間もない頃の出来事を書いていこうと思います。


私達が8月の下旬にこちらに着いた時には、子供達の新学期が始まっていました。
アメリカは夏休みが長いと聞いていたので、
「日本と同じように9月1日から新学期だろう」
と、思っていたら、学区によって休みの長さが違うようで、私達の住むことになった市では8月20日頃から新学期でした。

「とりあえず、子供達の転校手続きを・・・」
と、思ってヤフーマップで調べた学校の連絡先に電話をしました。

日本から来て、家族寮に住んでいるのだけれど、子供達の転校手続きには何が必要なのかを訊ねたら、
またもや
わからない
と言う返事。

の学校と怪獣の学校と両方に電話をしたのだけれど、どちらも同じ対応。
私は2度手間になるのが嫌だったので、必要なものは前もって揃えて行きたかったのですが、
こちらでの生活立ち上げのために一緒についてきていた留学経験のあるが、
「電話では埒があかないから、直接聞きに行こう。」
「アメリカはじかに行きさえすれば、何とかなる」
と、言い出したので、
日本から持ってきた子供の学校関係の書類を持って、地図を頼りに直接学校に行くことになりました

最初に怪獣の入学予定の学校に行ったら、
住所を知らせると、
「校区が違うから、W小学校へ行って。」
と、言われました。

「校区が違うなら、電話をかけたときに言ってくれればいいのに・・・」

W小学校に行くと、早速沢山の書類を渡されて記入して手続きが始まりました。
案の定、不備の書類があって、書類が揃わないと通学できないので、翌日に持って行くことになりました。
帰る前に、
他に必要なものはありませんか?
と、訊ねたら、
とにかく、足りない書類を持ってきて。」
と言われました。

翌日書類を持っていったら、
指定の予防接種が済んでいないと、通学できない。」
と、言われ今度は予防接種関係の書類を渡されて、保健センターに行くように言われた。

「どうして、一度に言ってくれないのだろう?」

今日の一言
「アメリカでは電話で用件が伝わらない。手続きは1度に1つづつしか進まない。」

 

2008年2月15日金曜日

リモートキー紛失


先週の木曜日、車のリモートキー(ボタンを押すとキーを施錠したり、開錠したりできるもの。日本でなんと呼んでいるのかは分からない。)をどこかに落としてしまった

家の車は1998年産で、リモートキーも接触が悪かったのか、ボタンも何度か押さないと反応しなくなっていたし、プラスチックも劣化していた。
に何度か修理してもらって使っていたのが、遂にキーホルダーにぶら下げる金具が壊れてしまったようで、いつの間にかなくなっていた。

最後にリモートキーを使った場所から自宅まで、車を停めた場所を捜したけれど見つからない。
古くなっていたし、もし誰かが拾ったとしても市内の車一台一台確かめて探すとは思えなかったので、
「ちょっと不便だけれど、リモートキーなしでいいかな」
と、思っていました。

そのことをに話すと、
「古いシステムでリモートキーでエンジンがかけられることはない車種だから、車自体が盗まれることはないけれど、トラブルに巻き込まれる恐れもあるので、新しいリモートキーに変えたほうがいい。ちょっと高いけれど、100ドルくらいだと思う。」
の仕事は自動車関係)と、言うことだったので、翌日新しいキーを買いに行くことにしました。

キーだけのお値段で、税込み90ドルでした。(ほぼの見積もり通り)

90ドルは高かったけれど、使いやすくなったので良かったと思うことにしよう。

2008年2月13日水曜日

バレンタインクッキー


今年もバレンタインが近づいてきたので、怪獣のクラスで配るために、恒例のクッキー作りをしました

去年と全然デザインが変わらないのですが、今年はフロスティングのクッキーは大きいのは作らずに、ジャムサンドクッキーを作る時に真ん中を抜いた余りの小さなハートで作りました。


100枚以上のクッキーを焼くので、去年と同様に時間がかなりかかってしまいました。

市販のカードつきの「友お菓子」も5ドルで30個入りで売っているので、「来年は市販のお菓子にしようかな・・・」と思っているところです。

2008年2月11日月曜日

医師の診断書と予防接種(留学準備・手続き2)

最近単調な生活でネタが尽きてきたので、留学の準備やこちらに来て間もない頃の出来事を書いていこうと思います。


ビザがおりて留学が確実になったので、大使館の面接が終わってすぐから渡航の準備を始めました。

飛行機のチケットを手配したり、子供たちの学校の転校の書類を調えたり、出発までの1ヵ月半は、目が回る程の忙しさでした。

私の学校では特に予防接種の指定はなかったのですが、インターネットで調べると子供たちがアメリカの学校に通うためには、決まった種類と回数の予防接種が必要なことがわかった
接種の種類と回数は地域によって違いがあるのだけれど、アメリカのどの地域でも日本の予防接種に比べて種類も回数も多いらしい。

「日本での予防接種の記録がないと、予防接種を受けていないとみなされて、全部の種類の予防接種を受けなくてはならない。」
「日本で予防接種を受けた記録があっても、回数の足りない分は接種しないといけない。」
「日本のように1種類ずつ、期間をあけて受けるのではなくて、1度に何種類も接種される。」
と、言うことだったので、かかりつけの医者に予防接種の記録を(英文で)書いてもらうことにした。

また、怪獣は毎日飲んでいる処方薬があったので、その薬をアメリカに携帯して入国するためには投薬証明が必要だったので、投薬証明と診断書を(これもまた英文で)書いてもらった。

英文の診断書のフォーマットはインターネットで探した
インターネットで「英文診断書」を検索すると、翻訳サービの業者のサイトが沢山ヒットするけれども、どれも翻訳に1枚5千円以上かかる
貧乏な我が家はたかが紙切れにそんな大金を払う余裕はないし、翻訳を待っている時間も無い。
やっと探し当てたフォーム集をプリントアウトして医師に持っていった。
フォーム自体はとてもシンプルだったので、
「こんなので、大丈夫かな?」
と、心配にはなったけれど、プリントアウトしたフォームに医師のサインと説明を書いてもらったもので通用したので、経済的にとても助かった。

今日の一言
「留学の際の英文診断書は、業者に頼んで翻訳してもらう必要はない。」

 

2008年2月9日土曜日

子供たちの学校を探す(留学準備・手続き)

最近単調な生活でネタが尽きてきたので、留学の準備やこちらに来て間もない頃の出来事を書いていこうと思います。


(←家族寮のバルコニー。2年前の写真。怪獣がまだ小さい。)

ビザの申請用紙に、
「渡米の目的は何ですか?」
「学校に通いますか?」
「学校の名前は何ですか?」
と言う質問がある。

私の場合は留学する本人なのでI-20(通学許可書)に書かれている通りを書けばいいけれど、子供たちの場合は結果的に現地の公立校に通うことになるけれども、学校に通うのが本来の目的ではないので、記入する時には注意が必要です

現在アメリカでは、交換留学生や短期自費留学(最大1年間、公立学校でも授業料を取られる)以外の公立高校への留学が認められていません
公立学校は税金で運営されているため、税金を払わない外国人の子供に無料で教育を受けさせるのを防ぐ為らしいです。
高校生以下の子供だけの留学が難しくなっているので、本当は子供を留学させるのが目的だけれど、親が学生のビザを取って子供を付き添いで連れてくるケースが多いらしく、ビザの面接や書類も本当に親の留学が目的かどうかをかなり厳しくチェックしています

上記の質問の子供たちの申請用紙の欄には、
「母親に同伴するため」
「はい」
「○○小学校(等)」
と書かなければならないのですが、私がビザを申請した時点では子供たちの通う学校の学区がわかりませんでした。

夫が私の学校のインターナショナル・オフィスに国際電話をかけて聞いてくれたのだけれど、最初はアメリカ人らしく調べもせず
「わからない」
と言っていたのですが、ビザの申請に必要だからと言うことで粘り強く交渉したら
「家族寮に住むなら、ここかもしれない」
と、言ってやっといくつかの小学校と中学校の名前を教えてもらいました

その後、ヤフーマップで学校の名前から場所を確かめて一番寮に近い学校を申請用紙に書き込んで、ビザを取得。

実際に渡米して書き込んだ学校に行ったら、学区外で別の学校に行くように言われたのだけれど、一応ビザが取れたので結果オーライと言うところでしょうか。

 

2008年2月7日木曜日

雪かき


去年と比べると雪の多い今年の冬。
次から次へと雪が降って、雪かきが大変

雪が積もっていると運転ができないので、学校から帰ってきて、娘と二人で雪かきをするのだけれど、たっぷりはかかってしまう
運動不足解消にはいいのかもしれないけれど、雪かきした日の夜は腰が痛いし、疲れ果ててしまう。

近所の人は、雪かきをするのは車の周りだけ、雪にはまって滑っても平気で運転している
私は雪道の運転が下手なので、かなり広範囲に雪をよけないと駐車場から出られない

今学期はタイから来たクラスメートがいるのだけれど、彼も「毎朝早く起きて雪かきしないと、車が出せない。帰ってからも積もった雪をどけておかないと、翌朝には雪が踏み固められたりして氷に変わってしまうので、雪かきをしなくてはいけない。まるで、アメリカに雪かきをしに来たみたいだ・・・」とつぶやいていました。

2008年2月5日火曜日

さよなら独身寮


キャンパス内にある独身寮の建物が、耐震基準に合わないということで、取り壊されることになった

私たちがこちらに来た時から、取り壊しの話は出ていたのだけれど、まだ寮に住んでいる学生がいて、取り壊されていなかった。

去年の6月に、新しい方の家族寮に住んでいる人たちを古い方の家族寮に引越しさせて、独身を新しい方の家族寮に移して、去年の暮れから取り壊しが始まった。


(← 独身寮の内部。2005年のハローウィンの時の写真。通路が大人がやっとすれ違えるくらいの広さしかなくてかなり狭い。)

私たちの親の世代が学生だった頃からあった建物だから、日本からの留学生で住んだ人も沢山いただろうなと思う。

取り壊しが完全に終わって、新しい寮が建つまでは独身者は家族向けの寮に住むことになると思うのだけれど、元々家族向けに設計された寮なので、問題もあるみたい。
例えば、1つのユニットに4~5人で住んでいるのに、バスルームが一つしかない。
朝の時間は誰かがシャワーを使うと、トイレも使えないし洗面も出来ない。
普通、独身用のアパートは4~5人のユニットで、バスルームが2つで、洗面所は別のところが多いので、家族タイプの寮に独身が住むのはかなりきついみたい。

2008年2月3日日曜日

怪しい日本語


  元々、コミュニケーションに問題があって、日本語が上手く話せないまま渡米してしまった怪獣

こちらで2年以上も学校に通っていると、日本語が微妙な感じになってきています。
「語彙が少ないとか、外国人みたいな喋り方」
と言うのではなくて、言葉が完全に女言葉

「~かしら?」
とか、
「~になっちゃうのよ。」
とか、
「~じゃない?」
など、語尾が変。

日常生活の中で日本語を話すのは私とだけなので、女言葉ばかり聞かされるので仕方がないかもしれない。
でも、今はまだ小学生だから「ご愛嬌」で聞き流してもらえても、高校生くらいになっても女言葉のままだと、まずくないだろうか?
と、不安が頭をよぎる今日この頃です。

2008年2月1日金曜日

数学の宿題


の数学のクラスでは今、「三平方の定理」をやっているらしい(高校生だけれども習熟度別で、は英語が母国語ではないので、一番簡単なクラスに入れられた)。
こちらの学校では、日本の学校のように教科書を読んで説明しておしまいではない。
実験等の科学も数学も体で覚えるような授業が多い。

(←の宿題の一部)

のクラスで、小さな2つの正方形をを点線で指定された通りに切り取って、斜辺を一辺とする大きな正方形に収まるように貼り付けてくると言うパズルの課題が出た。
(つまり、三平方の定理を身をもって体験すると言う宿題。)

点線も幾通りかに指定されていて、簡単なものもあれば、難しいものもある。
写真の上の方のパズルがどうしても解けなかった
学校の先生もそのパズルが一番難しいだろうと言っていたらしい。
「いくら考えてもわからないから、怪獣にやってもらう」
と言って、怪獣にやらせていた。
最初は、
「宿題なんて嫌だ~」
と、言っていた怪獣。
彼はパズルが得意なので、5分くらい試行錯誤を繰り返したら解けてしまった

試行錯誤を繰り返しているうちも、一生懸命考えている感じではなくて、適当に並べているようにしか見えないのに、解けてしまう。
計算問題も、九九の暗誦は遅いものの、
「本当に計算してるの?」
と思うくらい、適当にやっているのによりも速いし正解率も高い。
「私やとは違う頭の働き方なんだろうなぁ」
と思う。
そういうところが、怪獣のニックネームの所以なんだけれど・・・