2015年5月31日日曜日

Nasty People
どこにでもいる「イヤな奴」とのつきあいかた


 一昨年(2013)の秋に"People of the Lie"(邦題「平気でうそをつく人たち」)を読んで以来、"Dinosaur Brains"(邦題「ディノザウルス考現学」)や「7つの習慣」など、80年代~90年代にかけての実用心理学や心理学を応用した自己啓発本?を読む事が多くなっています。

 元々はの職場での人間関係のトラブルの解決方法を探して読み始めたのですが、読んでいるうちに、私の生活や発達障害への対応にも役立つ考えが沢山あって、興味が湧いて、似たような系列の読書が続いています。

 "Nasty People-How to Stop Being Hurt by Them without Stooping to Their Level"(邦題「どこにでもいる『イヤな奴』とのつきあいかた」)も、1990年代に出版された本で、この記事の画像の本は改訂版で2003年に出版されています。
 日本語版は集英社から2004年に単行本が出版されています。

 著者のジェイ・カーターは、大学やアダルトスクールで心理学やコミュニケーションについての講義をしていて、アダルトスクールで教えた生徒が、彼の"Invalidation"の仕組みについての講義を聴いて人生が変わるほどの影響を受けて、同じ事で悩んでいる人のためになればと、ジェイ・カーターの"Invalidation"についての論文を配っていたのですが、それを読んだ人たちが、もっと多くの人に広めるためにジェイ・カーターに本を執筆するように頼んで出版される運びになったそうです。

 この本の中心になっている"Invalidation"と言う言葉の定義は他人を貶めることによって自分を優位にする(見せる)または優越感を得る行為のことで、相手の自尊心を破壊して操る事が目的です。
 "Invalidation"を行う人を"Invalidator"(日本語訳では「イヤな奴」)と、(この本では)呼んでいていて、誰もが一時的に"Invalidator"に豹変する可能性はあって、殆どが無意識でやっている。
 人口の1%が意図的に"Invalidation"を行う人で、これらの人は要注意らしい。
(1%についての記述は"People of the Lie"の内容と重なる部分があって、理解しやすかったです。)

 英語版のページ数はたったの100ページ。
ページ数が少ないことについて、著者は
「この本には"Invalidation"について基本的で重要な原則と、短い事例しか書いていない」
「料理の本と違って、一つ一つの手順を手取り足取り書いたHow toものではない」
「野球に関する本を何冊も読破しても、プロの野球選手になれないように、この本も読んで原則を理解して、読者個人個人のスタイルや状況に合うやり方を見つけていくしかない」
と、書いています。
 

 

 

おまけ:

 

 この本に出てくる単語は解説の必要な心理学用語は殆どなく、一般書として読みやすく理解しやすいです。
 唯一の例外は"Invalidation"や"Invalidator"で、直訳の意味は「無効にすること、失効」「無効にする人」で、この本では一般的な意味ではなく、他人を貶めることによって自分を優位にする(見せる)または優越感を得る行為と定義しています。
 恐らく、著者のジェイ・カーターが"Invalidation"の行為を一言で言い表すために使った言葉で、心理学の一般用語としては使われていないのではないかと思います。
(当然辞書にも載っていなかったです。)

 

 

2015年5月28日木曜日

タンポポ地獄


 4月28日に桜が咲き始め、5月の上旬には満開。

(←5月4日)

 庭の他の木も若葉や花が開きはじめて、芝生も新緑が綺麗だなぁ…と、喜んだのも束の間…

(←若葉が芽吹いてきた庭の木)

 芝生に多量の雑草が大量発生!

<( ̄□ ̄;)>ガーン

 お蔭で5月の最初の週末は、一家総出で草むしりになってしまった。

 去年も一昨年も春先には雑草に悩まされたのだけれど、今年の雑草は去年の雑草とは種類が違った。

(↑表庭。タンポポが沢山生えている)

 今年はタンポポとオオイヌノフグリが多く、所々にクローバーが生えている状態です。

 特に、今年はタンポポの当たり年らしく、お隣の庭も、斜め向かいお家の庭もタンポポだらけ。
(斜め向かいのお家の庭は去年もタンポポだらけだったが…)

(↑我が家の庭と、奥に写っているのは斜め向かいの家の庭。
うちの庭よりもタンポポの黄色の部分が多い。)

 タンポポは、綿毛が飛んでしまうと更に増殖してしまうので、早目に駆除したいと思って一家総出で草むしりに励んだのだけれど、春先は雨季のため、雨が降る日が多く作業ができる時間が少ない。
(雨の日は花も閉じるので綿毛が飛ぶことはないのだけれど…)
 その上、取っても取っても次から次へと新しいのが生えて来て、作業がなかなか捗らない。

(↑芝刈り機で刈った後)

 5月の最初の週末の次の週、私も草むしりをしたのだけれど、タンポポは根っこが深くて抜きにくく、1回(2時間)で手の皮が剥けてしまった。
 その後、怪獣で草むしりをしたけれど、タンポポの成長に追いつかず、遂に芝刈り機で芝生ごと刈り取ってしまった。
(斜め向かいのお家は草むしりすることなく、いきなり芝刈り機で刈り取ってしまっていた。
最初から駆除する気は全くなく、見た目が良ければいい感じ。)

 オオイヌノフグリとクローバーは芝生と混ざって生えている上に、地面に這うように生えているので芝刈り機では刈り取れないので、芝刈りをした後、雑草に効く除草剤をまいておいた。

 タンポポなどの雑草が大発生した理由は、土壌の窒素とカルシウム不足。
去年の秋に肥料(兼雑草の除草剤)を撒いたのだけれど、量が足りなかったみたい。
 除草剤で雑草が枯れたら取り除いて、芝生の肥料を撒いた後暫くしてから、芝生の種を撒く(Over seedする)予定。

 斜め向かいのお家みたいにパッと見た目だけ整えておく方法もあるけれど、雑草が増えると芝生を駆逐してしまって最終的には芝生の植え替えが必要になったりする。
それを考えると、雑草の生えにくい状態にしておく方が長い目で見ると経済的。
 今年の秋は十分な量の肥料を撒いて、来年に備えようと思った。

 

 

2015年5月25日月曜日

シニア・プロム


 21日はシニア・プロムの日だった。
怪獣が高校のパーティーに参加するのは今回が初めて。
(ジュニアの時に、ホームカミング・パーティーに女の子を誘ったのだけれど、断られてしまって以来、パーティーに参加したいとは言わなかった。)

 今回は高校生活最後のプロムだったせいか、
「相手の女の子がいなくても行く」
と、言い出して早々にチケットを買った。

 チケットを買ったのは良かったけれど、他に一緒に行く男友達もいないし、一人ポツーンになるのじゃないかと親は心配していたが、本人は全然気にしていない様子。

(←パーティーの会場になったイベントホール)

 怪獣の進学の事で相談に行った時、学校のソーシャルワーカーさんや、IEPの先生や、言語の先生が、プロムの事を心配してくれて、プロムで一緒にいてくれる友達グループを手配してくれたよう。
「あるグル―プに入れてくれるように声をかけたから、大丈夫。」
と、言ってくれた。

 その時に、プロムに着て行く服装のことについてもアドバイスをしてくれた。
 男性は、ダークスーツかタキシード、ネクタイ着用で、靴はドレスシューズ、と、指定された。
(プロムを一度も経験したことのない私たち親は、小学校の卒業式の時のような、ワイシャツにネクタイのセミフォーマルな格好で参加させるつもりでいたので、アドバイスをもらって良かった。)

 「スマホを持っているなら、プロムに行ったら写真も沢山撮らせて、テキストで友達に送るようにしてください」と、
言われ、
「スマホは持っているけれど、普段からあまり写真を撮らない」
と返事をしたら、
「セルフィー(自撮り)のやり方が分からないかもしれないから、今日のIEPのクラスで教えておきます」
と、言ってくれた。

 IEPって、こんなことまで面倒見てくれるんだ…と感心した。

 当日は6時半開場で、ディナーが7時から。
食事はイタリアンだったみたい。
 サラダはいまいちだったけれど、他は美味しかったと言っていた。

 ディナーが終わったら、ダンスやゲームなどのイベントがあったみたい。

 怪獣は彼女を連れて行かなかったので、
「先生とダンスを踊ったの?」
と、訊いたら、
「先生とは踊らなかったけど、女の子と踊った。」
と、返事。
 詳しいことは「内緒」と言って話してくれなかったけれど、多分グループの男友達がガールフレンドを貸してくれたのかもしれない。

 プロムは夜の11時までだったけれど、ディナーさえ食べてしまえば、それよりも早い時間に帰ってもOKだった。

 怪獣は運転免許を持っていないので、帰りたくなったら電話するように話しておいたら、10時少し前になって電話があった。
 もっと早く連絡してくると思っていたので、結構パーティーは楽しめたみたい。

 パーティー会場までは少し時間がかかるので、その間写真でも撮って待つ用に指示。
 すぐ迎えに来れないと聞いてブーブー言っていたけれど、待っている間に玄関付近の写真を沢山撮ってくれていた。

 今回のプロムでは、彼女と来た子の中にはリムジンで送り迎えしてもらっている子もいた。

 男女ともタキシードやスーツやイブニングドレスを着て皆正装して来ていて、男性はスーツの襟の所に飾るBoutonniereをつけて来ていたし、女性は腕に飾るWristletをつけていた。
(カップルの場合、BoutonniereとWristletは同じ花や色で合わせるのが普通で、男性が準備するのが習慣らしい。)

 怪獣もダークスーツにBoutonniereをつけて行った、家を出る時はちょっとフォーマルすぎじゃないかと思ったけれど、会場に入っていく子たちの服や飾りはもっとゴージャスだった。

 の通っていた高校は田舎だったため、プロムにここまでお金をかける習慣がなくて、女の子のドレスもフォーマルっぽいワンピースだし、男の子も簡単なスーツだった。
 女の子にコサージュを買う子もいたみたいだけれど、男の子がBoutonniereをつけているのを見たこともなかった。
 場所が違うと習慣も随分違うんだなぁ…と思った。

 

おまけ:Boutonniereについて

 Boutonniereはフランス語でボタンホールの意味。
男性のスーツの襟のボタンホールの所に飾る花で、昔は頻繁につけられていたが、今は結婚式などのフォーマルな機会につけるのみになっている(らしい)。

(←襟につけたBoutonniere
出かける前が忙しくて、帰って来てから撮影したので、本来の位置はボタンホールの所に花が来るようにとめるのだけれど、少し外側にずれているし、花びらも傷ついている。)

 花屋さんに前もって注文して、当日か前日に受け取って、使う直前まで冷蔵庫で保管しておく。

 受け取るまでは、ブローチの様に安全ピンかなんかがついているのかな…と思っていたら、ピン(待ち針)が2本ついていて、ピンで留めるだけらしい。

 ピン2本でどうやって留めるかがわからず、ネットの動画で検索してしまった。

(←襟の裏側からピン2本で留める)

 今回怪獣がつけて行ったBoutonniereは、最もシンプルなデザインのもの。
(凝ったデザインやお花が高価だと、値段も高くなる。)
 なのに、税込みで12ドル近くもした。
 高校生のプロムに生花のBoutonniereなんて…ここの高校生ってお金がかかる。
 ここに限らず南部の州とか、伝統的なヨーロッパの風習の残っている所は似たりよったりなんだろうなぁ…

 

2015年5月22日金曜日

高校のクラスの最終日


 5月19日は、怪獣の学校のクラスの最後の日だった。
この日の後も、卒業式用のガウンを受け取りに学校には行ったりするのだけれど、もう19日以降は高校で勉強しなくていいぞと言う(学校生活の最後の)日。

(←シニアを出迎える家族たち)

 Senior Walk out Dayと言って、シニア(最上級生:日本の高校3年生にあたる)は、(怪獣たちの学校の場合は)午前中でテストが終わったら正面玄関から一斉に下校。

 正面玄関から出てくるシニアを、保護者や家族が出迎えて、家族や友達と写真を撮ったり、イヤーブック(卒業アルバムのようなもの)に友達にサインをしてもらったりする。

 学校の職員や先生も出て来て、シニアと一緒に写真を撮る人もいる。

 怪獣もクラスメイトと写真を撮ったのだけれど、履修していたクラスが物理とか微積のクラスだったので、一緒に写るのは男子生徒ばっかり。

 Senior Walk out Dayの当日は、最高気温が16℃と寒かったにも関わらず、女子生徒は写真撮影のためにノースリーブのドレスを着ている子も沢山いた。

 卒業に関するイベントは他にも色々あって、4月21日にシニアを集めて卒業までのスケジュールの説明会があって、その時にスケジュールのリストを貰って来ました。

 まず、4月27日の週はシニア・プロムのチケットの販売が行われて、一人50ドル(カップルで100ドル)でした。

 5月11日にの週は、図書館などから借りていた本を返す週。

 5月18日(学校生活最後の日の前日)は最後のテストの開始の日で、シニア・ブレックファースト(学校が提供する朝食)が朝の8時にありました。
 ブレックファーストと言うので、ベーコンエッグとかを想像していたのですが、怪獣によるとフルーツとケーキ一切れで、どちらかと言うと朝のおやつと言う感じだったみたいです。

 5月19日は学校生活最後の日。Senior Walk out Day

 5月21日がシニア・プロム。

 5月26日が卒業式に使うキャップとガウンの受け取りの日。

 6月2日が卒業式とオールナイト・パーティーの日。

と、イベントが目白押し。

 の高校卒業の時は(他の州)だったので、学校生活の最終日は卒業式の2日前で、普通通りに下校で特にイベントもなかったし、(ボーイフレンドのいなかったは)プロムにも参加しなかったので、親の方も特に準備に忙しいという事はありませんでした。

 ところが、怪獣の学校では彼氏や彼女がいなくても、友達同士でプロムに行くし、学校主催のオールナイト・パーティーや、卒業生の家でそれぞれ卒業パーティーを開く習慣があったりで、保護者が関わるイベントやお金を出す必要があって、結構大変。

 の通っていた高校に比べると、いかにも「アメリカの高校」って感じで楽しいのだけれど、私たち親は何もかも初めてなので戸惑います。

 Senior Walk out Dayの事も、たまたま進学の事で前の週の木曜日に学校に行った時に、怪獣のIEPの先生から、
「学校最後の日は保護者や親が玄関前で出迎えることになっているので、両親揃って絶対に来てください。
それから、友達や先生と写真を撮るのが習慣なので、必ずカメラを持って来て下さい。
私も写真に写るために一緒に外に出るので、(来てるかどうか)確認します。」
と、釘を刺され、にその時間だけ仕事を抜けてもらって、夫婦そろって参加しました。

 

 

 

2015年5月19日火曜日

メイソンジャーとジャーサラダ


 怪獣の卒業パーティーに使おうと思ってメイソンジャーを探していた。

(←パイント=約480mlとハーフパイント=約240mlの瓶)

 メイソンジャーは広口のネジ蓋式の密閉ガラス瓶で、ジャムやソースなどの家庭保存食用(瓶詰)に使われる。

 ちょっと前に、メイソンジャーにドレッシングと野菜を入れてサラダを作り、冷蔵庫に保存してランチに持って行くのが、ニューヨークで流行ったらしく、日本でもメイソンジャーが注目され始めたようで、ネットのレシピなどでも見かけるようになりました。

(←パイントジャー=約480ml)

 瓶や蓋を煮沸消毒して、サラダなどを詰めて冷蔵庫で保管すると(材料にもよりますが)4~5日フレッシュな感じが持つそうで、日曜の夜に1週間分のランチ用を作って置く人もいるらしいです。

(←ハーフパイントジャー=約240ml)

 怪獣の卒業パーティーに使おうと思った理由は、前もって一人分ずつのジャーサラダを作っておけば、日持ちするので当日サラダを作らなくて済むし、残ってしまっても一人分ずつ分けてあるので、その日うちに食べきらなくても済むからです。

(←上:パイント=約480ml
下:ハーフパイント=約240ml)

 メイソンジャーはいろんなサイズと形や色があるのですが、一人用のサラダに使うのはハーフパイント=約240mlの瓶です。

 今回買ったのはスタンダードな形のパイントジャー(=約480ml)とハーフパイントジャー(=約240ml)を1ダースずつ。

 パイントジャーは税抜きで1つ70¢、ハーフパイントジャーは66¢でした。

(←シンプル・メイソンジャー・サラダ)

 メイソンジャーの使い道は、食品の保存や入れ物としてだけではなく、ストローが挿せる蓋に交換して飲み物やスムージーを飲んだり(マグカップのような持ち手のついている瓶もある)、カップケーキを焼くのにも使えるとか…

 調理関係以外では、キャンドルホルダーとして使ったり(キャンドルをぶら下げることが出来るようなバケツのような取っ手を売っている)、花瓶の代わりに使ったり、インテリア用品として使ったり用途は色々です。

(←自作のサラダ)

 ジャーサラダを作ってみたのですが、冷蔵庫に置いておけば日持ちするので、思った以上に便利。
 ネットのレシピも豊富だし、作り置きして常備して置くといいかも…と、怠け者の私は思ってしまった。

 ↑の画像のシンプル・メイソンジャー・サラダの作り方は↓から…

 

 

ジャーサラダの作り方:

 まず、瓶を洗って煮沸消毒します。

・瓶が完全に浸かる鍋に、瓶と水を入れ、火にかけます。
(熱湯に瓶を入れると温度差で割れてしまうらしいので、水から火にかけます。)
・沸騰したら、(80~90℃の水温で)約10分間煮る。
・蓋は3分間煮る。
・トングなどで瓶を鍋からだして、お湯をよくきって、清潔な布巾に並べて乾かす。

調理に使うまな板や包丁も煮沸消毒したお湯の余りで、熱湯消毒するといいです。

シンプル・メイソンジャー・サラダ
(ハーフパイントジャー4つ分)

材料:
・アーモンドバター…大さじ3※
・米酢  …大さじ1
・塩   …少々
・メープルシロップ…大さじ1
・ごま油 …大さじ2
・サラダ用ほうれん草…4カップ弱※※
・セロリ  …1本
・ラディッシュ…2~3個
・青りんご …1/4個
・刻み胡桃 …80㏄

作り方:

ドレッシングを作る
アーモンドバター、米酢、塩、メープルシロップ、ごま油、を密閉容器に入れて蓋をしっかり締めて、瓶を振って完全に混ぜる。

野菜類を準備する
リンゴは良く洗って芯を取り、薄切りにして、変色防止のため塩水に晒す。
ラディッシュも良く洗い、スライサーでスライスする。
④セロリも洗って、7ミリ角くらいのサイコロ状に切る。
⑤胡桃も荒く刻んでおく。
⑥サラダ用ほうれん草は(必要なら)水洗いして、水をよく切り、キッチンペーパーなどで水気を完全に乾かしておく。

瓶に詰める

メイソンジャーに①のドレッシング大さじ1を入れる。
⑦に、底から、リンゴ、ラディッシュ、セロリ、胡桃、ほうれん草の順で詰めて蓋を閉めて密閉し、冷蔵庫に入れて3~4日保管。

食べる時は瓶をひっくり返してボウルに移して食べる。

 

※アーモンドバターがなければ、練り胡麻で代用できます。
※※私が作った時は、ベビーほうれん草とスプリングミックスを混ぜたサラダミックスを使いました。元々のレシピではミックス・グリーン・サラダになっていました。

レシピは
http://eatwithinyourmeans.com/simple-mason-jar-salad-review-conscious-cleanse/
より、引用。
日本語訳にして一部材料を変えました。

 

 

2015年5月16日土曜日

カレッジ見学


 4月の中旬くらいから、やっと我が家の庭の木も芽吹き始めました。

(←桜、4月18日)

 4月23日に小雪がちらついたものの、その後は順調に気温が上がって、4月28日には我が家の桜の花がようやく咲き始めました。

 やっと遅い春が来た~♪
ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
と、喜んだのも束の間、庭の木が芽吹くのと同時に、雑草も急激に伸び始め、表の庭が雑草の花畑になってしまった。

(←桜、4月28日)

 話は変わって、4月29日に怪獣はIEPのクラスで近くのコミュニティー・カレッジの見学に行きました。

 見学は29日の9時ごろから学校の授業中に出かける予定だったため、見学に先立って4月17日に、親の承諾の書類を提出してくださいと、お知らせの紙を怪獣が持って帰って来ました。

 ところが持って帰って来たのは、お知らせの紙と、先月終わったIEPのお知らせの紙のみ。

(←桜 4月28日)

 お知らせには、
「添付の承諾書にサインをして24日までに担当の__に提出してください。」
と、書いてあったけれど、
承諾書もついてないし、提出先の担当者の名前も空白のままでした。
 多分、承諾書をプリントアウトするつもりで、終わったIEPのお知らせの紙をプリントアウトしてしまったと思われます。

(←桜、4月28日)

 怪獣の担当のIEPのリーダーの先生は、親身になってくれるいい先生なのだけれど、(今年のIEPの記事にも書いたのだけれど)どこかが抜けている。
(それでも、プロフェッショナルとして働けるアメリカって…)

 

 怪獣に、他の紙は貰わなかったのかと何度も確認したけれど、お知らせ以外の紙は貰っていない様子。
 17日の日は金曜日で、翌日学校はなかったので、週明けにIEPのリーダーの先生に訊いてみるように怪獣に話しました。

(←桜、5月2日)

 週明けの月曜日、学校から帰って来た怪獣に承諾書について話に行ったかどうか訊いたけれど、話していなかったようなので、翌火曜日に要件を書いたメモを持たせました。

 火曜日にやっと承諾書と提出先の担当者の名前の書かれたお知らせを持って帰って来ました。
(担当者は案の定、IEPのリーダーの先生だった)
 サインをして、水曜日に承諾書を提出させました。

(←桜の花、5月2日)

 見学当日の29日は、普段通りに学校に出かけて普段通りの時間に帰宅。
 見学先のコミュニティ・カレッジは、もともと出願しようと思っていたカレッジだったので、何か興味のあるコースはなかったかと怪獣に聞いたら、グラフィックデザインのクラスはまあまあ興味があったけれど、特に他は面白そうなコースはなかったらしいです。

(←桜、5月4日)

 見学を機会に、進学したい学校かどうか雰囲気がつかめるといいな…と、思ったのですが、本人はあまり積極的ではない感じ。
 今回見学したカレッジは、オープン・エンロールメントの大学で無試験で入学できるし、秋からの学期の入学申し込みの締め切りが8月で、出願を焦る必要はないので、もう少し様子をみることにしました。

(←桜の花、5月4日
ほぼ、満開の状態。)

 

 

 

2015年5月13日水曜日

もしかして強運男?


 私が怪獣を連れて2005年8月にアメリカに留学した当時、怪獣は日本で小学校3年の1学期を終わったところで、誕生日の関係から、エレメンタリースクール(小学校)の4年に転入することになりました。

 日本でも言語の遅れがあったのに、小学3年の2学期と3学期を飛ばして、いきなり4年生になってしまって、しかも(当然のことながら)全部英語の授業だったため、授業に全くついて行けず大変なことになってしまいました。

 ストレスからか、クラスで問題を起こすようになってしまい、学年を3年に落とす事(留年?)を勧められました。

 3年のクラス担任のMs.Dは、学生時代日本で過ごしたことがあり、その当時でも簡単な会話や日本語を読むことができる先生でした。

 クラスのテューター(補助)でついていた、大学生で教師の卵のMr.Dは、ハワイ出身でお祖母さんが日本人、英語と日本語のバイリンガルで、クラスのテューターとして働いていたけれど、ほぼ怪獣の専属でついてくれて、アルファベットの発音から怪獣に英語を教えてくれました。

 ESLも集団のクラスではなくて、教師と生徒の1対1で、パソコンを使ってゲームで遊びながら英語を学んでいく方法で、テレビゲームの大好きな怪獣のお気に入りの授業になりました。

 おかげで、3年生の1年間で、学校生活を送るのには不自由のないくらい成長しました。
(読み書きはまだ遅れはあったけれど…)

 怪獣の転入した学校が、たまたま大学のキャンパスの近くの学校で、大学の家族寮も近く留学生の子どもが多く通っている学校で、テューターのアルバイトで来ている学生も、英語以外の外国語が喋れる人が多く採用されていたこと、たまたま日本語と英語のバイリンガルのテューターに巡り会えたこと(日本語のバイリンガルは非常に少ない)など、本当に運が良かったとしか思えない状況です。

 その後、仕事の都合などでアメリカの公立学校子どもを通わせることになった日本人から話を聞いたことがあるのですが、ここまで恵まれた環境で最初の一年を過ごせる例は極めて稀なことなんだと、知りました。
(実際、当時中学生だったの方は、ホームルームの担任のみが日本語を少し話せる教師で、ESLもスペイン語圏の子どもたちに囲まれた集団の授業で、英語の習得に苦労したようです。)

 私たちの渡米から5年後に、のアメリカ転勤が決まり、今住んでいる市に移って来た時も、引っ越し先を決める時に近隣に住んでいる知り合いや、不動産屋の評判などから、今通っている高校の学区に引っ越す事を決めました。
 知り合いや不動産屋の口コミも、一般的な情報や子どもや自分自身が通ったことがある経験からの情報で、発達障害の教育やサービスについての情報は全くありませんでした。

 お金持ちが多いエリアだけあって、学校の設備は整っているし、「引っ越し前に住んでいた州に比べると、サービスはいいなぁ…」と、感じてはいましたが、「評判の良い学区だからなのだろう」くらいにしか思っていませんでした。

 今年の2月に、(怪獣のIEPについてきてくれた)元ソーシャルワーカーさんと知り合いになる機会があって、彼女の話から私たちの住んでいるカウンティ(郡)は、発達障害や知的障害者の就労プログラムが全米でも最も充実している地域で、州内からだけでなく州外からも就労サービスを受けるために引っ越してくる人がいることを知りました。

 元ソーシャルワーカーさんは、退職する前は主に障害者の就労支援の仕事をしていて、今年卒業する怪獣の進路を探していく上で彼女がIEPに参加してくれたのは本当に助かりました。

 彼女と知り合いになったのも、2月に我が家の車が故障してしまい、私が昼間に車を使う用事があって、友人に誰か用事に行く先に乗せていってくれる人って知らないかどうか相談したら、「同じ場所にたまたま同じ日に行く人がいるので、紹介してあげる」と、言われて、紹介してもらったのが、元ソーシャルワーカーさんでした。

 車が故障してなかなか直らなかった時は「ついてないなぁ…」と、思っていたのですが、車が故障したお蔭で元ソーシャルワーカーさんに会えたのだから凄い。

 渡米したての頃、日英バイリンガルのテューターに出会えたのも、のアメリカ転勤が決まって今の家に引っ越して来たのも、ソーシャルワーカーさんと知り合いになれたのも、ラッキーが重なったとしか言いようがないです。

 もっと遡れば、留学のためのビザが取得できたことも、日本の小学校で色々あって、あの時期に留学を決意したことも、怪獣にとっては全て良い結果に繋がっているように思えます。

 必要な時に必要な場所で必要な人や必要な出来事と巡り会えるなんて、もしかしたら怪獣ってかなりラッキーな男なのかも…

 

 

2015年5月10日日曜日

職業(就労)援助プログラムに合格


 去年の秋に申し込んであった職業(就労)援助プログラム
今年の1月に、申し込みが受理されて、援助プログラムの対象になると言う通知が来ました。

 通知は来たものの、その後何の動きもなく、どうなるんだろう?と思っていた。
 この間の最後のIEPに行った時に、IEPの翌週の月曜日(3月30日)にアセスメント(調査)が行われるらしいことがわかった。

 アセスメント(調査)は、本人と面接して、スキルや能力などを判断し、どのタイプの職業を斡旋するか、政府からの障害者手当などに該当するかどうか調べるもの。

 怪獣はアメリカの市民ではないため、政府からの手当の対象にはならないけれど、どのタイプの職業に斡旋されるかはその後の就職活動に影響してくる。

 IEPの時に一緒についてきてくれた元ソーシャルワーカーさんの話だと、政府からの手当の対象になると、つける職業が制限されてくるので、普通に企業に就職する能力がないなら手当を貰う方がいいけれど、能力があるにも関わらず手当を貰ったことで職種や賃金が制限されるケースもあるから、要注意だと話していました。

 アセスメントの結果がどうなったかは、まだ連絡はないです。
 就労支援プログラムの団体は、今のところ、直接親や本人とコンタクトしてくるのではなくて、学校を通してやり取りしているので、何がどうなっているのかが見えにくいです。
(折角、プログラムが利用できるようになったのに、何が起こっているのかが不透明なのは残念です。)
 おまけに、就労支援プログラムだけに限らず、アメリカの事務の手続きは、日本とは比べ物にならないくらいのんびりしています。
 就労支援プログラムにはあまり期待せずに、こちらも進学や他のプログラムの参加を考えた方がよさそうです。

2015年5月7日木曜日

端午の節句2015

 5月5日はアメリカは公休日ではなかったのだけれど、怪獣の学校は何故か(多分先生たちの研修)休みだった。
 折角休みになったのはいいけれど、生憎の雨で、怪獣はどこへも出かけることなく家でゴロゴロしていた。

(↑端午の節句のテーブルセッティング)

 ゴロゴロしていた怪獣とは対照的に、私は日本食で端午の節句をお祝いするべく準備に追われていた。
(ディーなーと言っても平日なのでお客さんが来るわけではなく、家族のみの食事だったけれど…)
 お惣菜ではない和食のディナーを作るのは、雛祭りの時以来。
今回は品数を減らしてデザートも入れても6品目でした。

(↑一人分の盛り付け)

メニューは、
・稲荷寿司
・軍艦巻き(4種類)
・牛のたたき
・タコとオクラのネギ醤油
・うどん
・兜型アップルパイ
・柏餅
でした。

(↑デザート一人分)

 一番手間がかかったのは兜型のアップルパイ。
ネットで見つけたレシピの通り、春巻きの皮を利用して作ったのですが、皮が乾燥ていたためかバラバラになってしまい、7つ作った内の3つしか兜の形にはなりませんでした。
 柏餅は日本食の食品店に買い物に行った時に見つけたので買っておいたのですが、冷蔵保存で餅が固くなってしまってあまり美味しくなかったです。

 柏餅以外は好評だったので、頑張った甲斐がありました。

 

 

 

 

おまけ:

(↑稲荷寿司)

(↑軍艦巻き:
納豆巻き、いくらと胡瓜、スモークサーモンと玉ねぎ、海老とアボカド)

(↑炊飯器で作った牛のたたき)

(↑タコとオクラのネギ醤油)