2016年6月26日日曜日

夏至2016 クールデザート・パーティ

 夏至は1年で最も昼の時間が長い日である。
天文学的な夏至の定義はわからないけれど、今年はアメリカでは6月20日(日本では6月21日)が夏至だったので、家族で夕食?に冷たいデザートを食べることにした。

(↑夏至の夕食に使ったテーブルセッティング
今年のメキシコ風のテーブルコーディネートは冷たいデザートには雰囲気が合わないと思ったので、再来年の夏のテーブルコーディネートに使う予定だったテーブルクロス&食器類を使ってしまった)

 作ったデザートは6種類。
甘いもの(特に生クリームを多く使ったデザート)だけでは、食べているうちに胃がもたれてくるので、デザートの合間につまめるように、カナッペも4種類作った。

(↑手前から、ローストビーフ・ハムのカナッペ、
スモークサーモンのカナッペ、
チキンとアボカドのカナッペ)

(↑手前:チキンとアボカドのカナッペ、サーモンのカナッペ、
奥:小海老とアボカドのカナッペ)

 デザートがメインで、カナッペは合間に食べるつもりだったけれど、男どもはカナッペを最初に食べまくって、後で集中してデザートを食べていた。

(↑一人分を盛りつけたゼリーと水ようかん)

 今回作ったスィーツは冷蔵庫で冷やすデザートにした。
アイスクリームやシャーベット類は(テーブルに並べておくと解けるので)作らなかった。

(↑チョコレートムース・パイ)

(↑ベイクドチーズケーキ・パイ)

(↑一人分を盛りつけたパイ類)

 6種類のデザートを見て、が、
がいたら良かったのにね~」
と、一言。
は前のセメスターで落とした専門科目の単位があるので、夏セメスターで再履修中でこの夏は帰省していない。)
 まぁ、デザート・ビュッフェぽくって、女子向けのメニューではあるよなぁ…

(↑オレンジババロアとカスタードプディング)

 

 

おまけ:

(↑弱く照明を点けて撮影したキャンドル)

 夏至の日は日が沈んで部屋が暗くなり始めた頃から、キャンドルの明かりだけで2時間ほど過ごすキャンドル・ナイトもやった。
(夕食の間はまだ日が沈んでいなかった&食事の写真撮影のため明かりを点けていた。)

 日没が夜の9時過ぎのため、なかなか暗くなtらず、午後10時ちょっと前から始めたので、終わったのが午後12時近くで、後は寝るだけという感じになってしまった。

 本当はクーラーも消せたら良かったのだけれど、夏至の当日はあまりにも暑すぎてクーラーを消すことはできなかった。


(←玄関ホールのキャンドル)

 夏至は昼の時間が最も長い日ということだったので、翌日どれくらい昼の時間が短くなっているのか天気予報のアプリをチェックしたら、日の出が1分遅くなっているだけだった。

2016年6月17日金曜日

The Intern
マイ・インターン


 The Internは2015年のアメリカのコメディー映画。
ベルギーで2015年9月15日にプレミア公開された後に、アメリカで2015年9月25日に劇場公開。
 邦題は「マイ・インターン」で、2015年10月10日に劇場公開。

 この作品は何かのDVDの予告でチラッと見て、去年から観たいと思っていたのですが、図書館のDVDは予約や貸し出し中で中々借りることができませんでした。
 やっと、借りることができたのが先月の下旬でした。

 ニューヨークのブルックリンに住む70歳のベン・ウィティカー(ロバート・デニーロ)は長年電話帳を作る会社で働いていたが、退職して、その後奥さんに先立たれて寡暮らし。

 色々なサークルなどに積極的に参加しているが、知り合いや友人も亡くなる人も出てきたりして、孤独感を感じている。

 何か社会と関わりを持てたらと思っている時に、掲示板である服飾ネット販売の会社でシニア・インターン募集のチラシを見つける。
 何か社会の役に立つことがしたい、と思っていたベンは早速申し込むことにする。

 シニア・インターンを募集していた会社は、ジュールズ・オスティン(アン・ハサウェイ)が1年半前に始めた服飾ネット販売の会社で、急成長中。
 アンは非社交的な性格で、一人で働くのが好き、会社はどんどん大きくなるのに何もかも一人で切り盛りしているアンは多忙な日々を送っている。

 ジュールズの会社に応募したベンは、いくつかの面接をめでたくパスして、他の3人とともに採用される。

 採用された他の3人はそれぞれ色々な部署に配属されるが、ベンはジュールズ個人に配属される。

 一人で働くのが好きなジュールズは、はじめはベンを遠ざけようとするが、同僚たちからも評判が良く、気の利くベンを次第に信頼するようになっていく。

 最近のロバートデニーロ出演の作品(「ミート・ザ・ピアレンツ」や「みんな元気」など)では、気難しい老人のイメージだったのだけれど、のこの作品は温厚で賢い老人の役周りを演じていたのが新鮮でした。

 

 

 

 

2016年6月14日火曜日

移植した菖蒲

 3年前から少しずつ裏庭に移植した菖蒲が今年も花を咲かせた。

(↑5月下旬の裏庭の菖蒲)

 我が家は緩やかな傾斜の底の方にあって、(地下水なども含めた)水がたまりやすく、裏庭も(特に春の雨季には)少し湿っていることが多い。
 そんな湿った環境が菖蒲には適しているみたいで、移植後も枯れずに毎年のように花を咲かせるようになった。


(←丈の高い花の大きい品種)

 丈の高いものと低いものの2種類の品種があるのだけれど、丈の高い大きい花のつく品種は、頭でっかちなため、風が強いとすぐに倒れてしまう。

 が倒れてしまったり、倒れそうな花をカットしたので、花瓶に飾って切り花として楽しむことにした。
(もうちょっと早く咲いてくれていれば、端午の節句に間に合うのに…)

(←玄関ホールに飾った切り花の菖蒲)

 切り花は昼間は玄関ホールに飾っているけれど、うちは猫をかっていて、人間が見ていないと猫が切り花をかじってしまう。

 植物の中には猫に有毒なものもあるので、出かける時や夜寝る時など人間の目が届かない間は1階のトイレに置いておくことにしたのだけれど、ある朝トイレから花を出そうとしたら、問題が発生していた!

(←矢印の先:色素がついてしまった個所)

 咲き終わってしぼんだ花から濃い紫の色素がでて、トイレの壁を汚してしまった。

( ̄▽ ̄;)!!ガーン

 前の夜(トイレに移動する前)には咲いていたのに、夜のうちに萎んでしまったらしい。

 カウンターの上の汚れは水拭きしたらとれた。

(←壁についてしまったシミ)

 けれども、壁の汚れた部分は、水拭きして、その後アルコールで拭いたのだけれど、完全には落ちない。

(T△T)

 ゴシゴシやったら、ペンキがはげそう。
 これは…塗装しなおすしかないかもしれない。

 

 

2016年6月8日水曜日

バンパーの修理
貰い追突事故その3


 去年の冬至の日に追突されて壊れた我が家の車のバンパー
 壊れた個所は右後ろのプラスティク製のバンパーが破損、後ろの金属性のバンパーの右側が歪んでしまっていた。

 私たちの掛けている保険が、車両保険に加入していなかったため、保険屋が事故の原因になった車の持主の掛けていた保険屋に連絡を取ってくれなかったうえに、クリスマスの時期で手続きをしようにも事務所などが閉まっていて修理ができていなかった。

(←がタイラップを使って応急処置で直したバンパー)

 年明けに、少し遠くまでドライブするために、が割れたバンパーをタイラップ(結束バンド)でとめて、応急処置はしたので、見た目も遠目から見ただけでは破損がわかりにくかったし、(高速でも)走行には問題はなかったため、保険屋の手続きが伸び伸びになっていた。

(↑結束バンドで補修したバンパー。裏から見たところ。)

 見た目や走行には問題ないものの、応急処置をしたバンパーは、本来のバンパーの役目を果たさない(次に追突されたらボディを守る強度はない)ので、ちゃんと修理しなくてはと思っていたのだけれど、保険の請求の手続きがよくわからない。

 1月の下旬に、(良く食事会を一緒にする)Cさんに相談したら、
「(高校卒業後から数年前までずっと、保険会社で働いた経験があるので、)簡単なので手伝ってあげる」
と、手続きを手伝ってくれた。

(←新しいバンパー)

 手伝うというよりは、Cさんが主体で動いてくれて、私がやったことといえば、ポリスレポート(事故証明)のお金を払ったことと、書類の本人のサインの必要なところに署名しただけ。

①事故の時に貰ったレシートを提示して、事故証明を発行してもらう。
(私はどこに事故証明を取りに行けばいいのかわからなかったので、Cさんがいなかったらどうなっていたことか…)

②相手の保険会社と請求先を調べる。
(Cさんは、ポリスレポートに書いてある保険会社の名前から電話番号を探して、電話をかけて担当者をきいていた。)

③書類を揃える。
今回必要だったのは、ポリスレポート、自分の保険の証書(車体保険に未加入である事を証明するため)、修理見積り書類(自動車整備店で見積もってもらう)、相手の保険会社に費用を請求する手紙、でした。

④書類を郵送する。
請求の手紙にサインをして、集めた書類全部をコピーをとった後、郵送する。

 提出しなければならない書類を指示したり、請求の手紙の作成はCさんが全てやってくれて、あっという間に請求の手紙の郵送は終わった。
(私がやっていたら相手の保険屋に電話をかけて必要な情報を聞くだけでも、何週間もかかってしまったでしょう。)

(←左:応急処置したバンパー
右:新しいバンパー)

 請求の手紙を出してから、2週間くらいして、相手の保険会社から、小切手が届いた。
 小切手の額は500ドル+事故証明を取るときにかかった金額で、整備店の見積もりよりも100ドル少し低かった。

 破損したプラスティック製のバンパーはいいとして、金属製のバンパーは去年の夏に、トレーラーのブレーキランプ類のための電気ケーブルを繋ぐソケットをDIYで改造して取りつけたばっかり。
 純正のバンパーにはソケットはついていないので、整備店に修理に出すと折角の改造が無駄になってしまう。

 整備店に出すと自腹で100ドルちょっと負担しなければならない上に、配電用のソケットがなくなってしまうので、がDIYで直すことにした。

(↑修理のためにバンパーを外したところ)

 まず、1.破損したプラスティック製のバンパーをネットで注文。

注文したバンパーが届くまでの間に、2.金属製のバンパーを外して歪んだ部分のペンキをはがして、凹んだ部分を補修。
(大きな凹みはゴムのハンマーで打ち出し、表面を整えるためにパテで形を成形。)

(←外したバンパー)

3.凹みを直したバンパーを塗装。
最初にプライマー(下地)を塗った後に、乾かして軽くサンドペーパーがけをした後、1回目のペンキを塗る。
必要ならサンドペーパーをかけて、最後に仕上げ塗り(2回目)のペンキを塗る。
(今回はプライマーとペンキはスプレー缶を使った。)

(←塗装の様子)

 

4.塗装が終わって乾かした後、ナンバープレートや電気コード用のソケットなどを取りつけて、プラスティック製のバンパーと一緒に車に取りつける。

 

 プラスティック製のバンパーは40ドルくらい、後はプライマーとペンキのスプレー缶の値段で修理ができてしまった。

 

 DIYをしたおかげで、修理費が浮いたので、保険屋から受け取ったお金のうち50ドルはCさんに手数料として払った。
(Cさんは受け取り拒否をしていたけれど、「後でそのお金でご飯を奢って~」と、言ったら受け取ってくれて、私とハンバーガーショップ巡りをすることになった。)

 

 

 

 

(↓修理の終わったバンパー)

 

 

 

 

 

2016年6月5日日曜日

アップル・キャラメル・チーズパイ(レシピ)

 この間、手元にあった材料でアップル・キャラメル・チーズパイを作ってみた。
 あり合わせの材料で作ったにしては美味しくできたので、レシピを載せることにした。

材料:

(トッピング)
・砂糖    …大さじ6
・水      …大さじ2
・水      …大さじ2 
・紅玉リンゴ…小1‐1/2玉

 

(キャラメルソース)
・キャラメル  …10粒
・牛乳     …大さじ2

 

(フィリング)
・クリームチーズ …1箱(226g)
・砂糖    …100㏄ 
・溶き卵   …2個
・紅玉リンゴ…小2-1/2
・小麦粉  …大さじ2

 

(パイ皮)
・冷凍パイシェル …一皿
※自分で作る場合のレシピはから


作り方:

冷凍のパイ皮は解凍しておく。

①トッピングを作る

①-1:リンゴは皮をむいて4㎜くらいの薄切りにする。

①-2:テフロン加工の小さなフライパンに分量の砂糖と大さじ2の水を入れて、あめ色になるまで煮る。

①-3:あめ色になったら火からおろして、大さじ2の水を加えてカラメルソースを作る。
(注:水を加えると激しく反応するので、水を加えた後反応が収まるまでは蓋をした方が飛び散らない)

①-4:薄切りにたリンゴを①-3に加え、少し弱めの中火で、形が崩れないように煮る。リンゴがあめ色になったら火からおろす。

オーブンを185℃で予熱する。

②キャラメルソースを作ってパイ皮に流す

②-1:耐熱容器にキャラメルと牛乳を入れ、レンジ強加熱で1分30秒加熱して、良くかき混ぜてキャラメルソースを作る。

②-2:冷凍のパイ皮に粗熱を取ったキャラメルソースを流す。

③フィリングをつくってパイ皮に流す

③-1:リンゴは皮をむいて、5㎜角くらいに刻んで、小麦粉大さじ1をまぶす。

③-2:柔らかくしたクリームチーズと砂糖を泡だて器で混ぜ、小麦粉大さじ1と溶き卵を加えて更に混ぜる。

③-3:③-2に小麦粉をまぶしたリンゴを混ぜヘラでサッと混ぜる。

③-4:③-3のフィリングを②-2のキャラメルソースを流したパイ皮にフィリングを詰めて表面を均す。

④トッピングを乗せて焼く

④-1:①で作ったトッピングを③-4のパイに乗せる
(煮たリンゴを並べてから、カラメルソースをかけたほうが見栄えはよくなる。)

④-2:天板に乗せて、予熱したオーブンで約40分焼く。
(表面の様子を見ながら焼き時間は調整する)

④-3:表面の焦げ防止のために、アルミホイルで覆い、更に10~15分、フィリングに十分に火が通るまで焼く。

焼きあがったらラックに置いて、室温で暫く冷ました後、冷蔵庫で冷やす

 

このレシピは以前にブログに載せたキャラメル・アップル・チーズケーキのアレンジ版です。
グラハムクラッカーを敷き詰める代わりに、冷凍のパイ皿を使ったのと、ナッツを使わなかったこと、トッピングにキャラメルソースの代わりにカラメルソースで煮込んだリンゴを使った点が違います。

 

トッピングのカラメルソースで煮たリンゴが美味しかったです。

 

 

 

パイ生地のレシピ

パイ生地(21センチのパイ皿1つ分)

 

材料:
薄力粉   …100g
強力粉   …50g
バター   …110g
冷水    …30~50㏄

 

作り方:
薄力粉と強力粉を合わせてふるう
冷えたバターを薄く切って小麦粉をまぶしておく
バターと小麦粉をフードプロセッサーに入れて混ぜる
粉とバターが良く混ざったら、冷水を少しずつ加えてフードプロセッサーで混ぜる
生地がしっとりして来たら取り出してラップで包んで冷蔵庫で1時間休ませる
休ませた後、伸ばした生地をパイ皿に敷きこむ

2016年6月4日土曜日

置き去り後行方不明事件について2
アメリカでの報道に対する反応

 ひとつ前の記事に書いた事件で行方不明になっていた男の子が無事見つかった。

 日本国内だけでなく、海外にまで報道されて海外でもこの事件について議論になっていた。

 昨日(日本時間の6月3日)の朝、見つかって元気でいることが報道されると、数時間以内にアメリカでも無事保護の報道が色々なメディアでされた。

 画像はアメリカYahoo!のスマホ版の記事。
画像のYahoo!の記事にもたくさんコメントがついていて、

・人食い熊のうようよいる森に置き去りにするなんて、狂っている。

・誰がそんなに早く子どもがいなくなるって予測できたんだよ。

・ダメかと思っていたので見つかってハッピーエンドでよかった。

・俺の悪い予感が外れて、物凄くうれしい。

・森の中で6日間も生き延びるなんて、奇跡だとおもう。

・普通の子どもなら置き去りにされた場所からすぐには動かないのに、この子はすぐにどこかへ行ってしまった。
相当わんぱくな子だと思う。

・人や車に石を投げるような問題を抱えているなら、セラピーに通ったほうがいい。

・さあこれから、親子でセラピーを受ける時間だ。

・この経験から、この子には石を投げてはいけないことをしっかり学んでほしい。

・この子は、これからは親の言いつけを守るようになるんじゃないか?

・こんな恐ろしい親の元に子どもを戻すなんて馬鹿げてる。親権をはく奪すべきだ。子どもは戻りたいといっていたとしても、ストックホルム・シンドロームにかかってるだけだ。

・私はこの親の正しいことを教えようと努力した事には敬意を払うわ。子どもの間違いは正されなくてはいけない。

・彼の6日間の冒険を読んでみたい。

・ディズニーのシナリオライターがすでに原稿を書き始めているよ。

とか、

・自分もネバダの砂漠の真ん中で親を怒らせて兄弟と一緒に車からおろされて置き去りにされたことがある、ほんの数分で親は戻ってきたけれど、あの時は永遠のように感じた。

・自分も置き去りにされたことはあるが、街の中だった。

など、自分の経験を交えたコメントや、

・ゴリラの檻に子どもが入るのを放置してゴリラを殺させた親よりはずっとまし。

・この日本人の父親ははメディアの前で全世界の人に向けて謝っているのに、ゴリラの檻に子どもを入れた親は、事故だったと開き直って謝りもしない。日本の文化の良いところをアメリカも見習うべきだ。

など、最近ゴリラの檻に子どもが入ってしまったため、子どもの安全のために希少種のゴリラを射殺した事件に絡めてコメントする人や、

このYahoo!の記事のライターが、「日本には子供の躾に甘く子どもをダメにしているというが評判ある」と書いたため、

・自分が子供の頃は親にベルトで叩かれるという体罰が一般的で、自分もそれが凄く嫌だったが、今は親に感謝している。
今のアメリカの親は、子どもをちゃんと躾できずに子どもをのさばらせており、それが社会に迷惑をかけている。

・日本の子供が甘やかされているとは思えない。むしろ逆じゃないのか?

・日本が子どものマナーに厳格でなく、甘いという評判だって?それは全く事実と反する。

・日本の犯罪率が世界で最も低いのは親がちゃんと躾をしてるからだ。日本の集団を第一に考える文化と比べて、アメリカの「私が一番」という考えが、親を敬わない子どもを作り上げるんだ。

・著者は日本と中国を勘違いしてるんじゃない?

と、反論のコメントも多かった。

他にも、アメリカと日本の考え方の違いを比べるコメントも多かった。
日本では「躾vs虐待」がコメントや議論に多くでてきた言葉だけれど、アメリカでは「子どもの個人の権利」という言葉がコメントの中に散見された。

 それにしても、大きな健康上の問題もなく、無事に見つかって良かった。
 いつもはかかってるはずの待避所の鍵が開いていたり、森を適当に歩いていて建物のある場所まで辿り着けたり、たまたま雨が降っていたので施設を利用しようとした隊員に発見されたり、本当にこの子は最強に運が良かったのじゃないかと思う。

 今は無事に見つかった喜びで、行方不明だった子にたいしてお小言をいう人はいないだろうと思うけれど、今後この子がヒーローに祭り上げられることなく、ちゃんと周りが対応して、この子が十分に反省して学ぶ機会になるといいと思う。
 親にとってはこれからが、躾の正念場かなぁ…

 

 

2016年6月2日木曜日

躾けのための罰と脅し
-置き去り後不明事件について-


 先月の末頃、北海道の山中に、躾のために置き去りにされた男児が行方不明になるという事件が起きた。

 はじめは、「山菜取りに行ってはぐれた」という話だったらしいが、後で、「実は躾のために置き去りにして5分後に戻ったらいなくなっていた(しかも、2度も車から降ろしていた)が、世間体を考えたら言い出せなかった」と、父親が話したらしい。

 「山菜取で…」の時に同情的だったメディアなども、「置き去り…」発言の後は、躾VS虐待の論議がされるようになって、大かたは虐待じゃないかと親を責める意見が多いような感じて、何となく議論のポイントがずれているんじゃないかと感じる。

 私は置き去りという罰の方法を容認(擁護)するつもりはサラサラないし、自分が親だったらこのケースでは置き去りにはしないだろうと思う。

 自分が親だったら…
は、私が子育てして20年以上も経っていて、置き去りの効果が無いと経験的に知っているからであって、子育て経験が浅かったり、自分自身が置き去り(や締め出し)の罰を受けて育ってきたら、何の疑問もなく置き去りにしてしまったかもしれない。

 某教育評論家などは、『置き去り=虐待』と厳しく非難しているようだけれど、それはその評論家が教育関連の仕事をしていて、何百人(もしかしたら何千人)もの子供と付き合ってきたから導き出せる考えで、この事件の親に『置き去り=虐待』の意識があったかどうかは疑わしい。
 虐待とまでは考えていなかっただろうけれど、最初に「山菜取りで…」と、嘘をついているところをみると、何らかの後ろめたさは感じていたのだろうとは思う。
 もしかしたら、子供が親に叱られるとおびえるように、この事件の親も世間から非難されることに怯えていただけなのかもしれない。

 残念なことに、世間は起こった結果で責めたてるだけで、その時に感じた後ろめたさが何なのか、どう対処すればよかったのか、最善の対処の基になる考えは何なのかを教えてくれることはない。

 この事件の親に限らず、多くの未熟な親は『躾』と『脅し』の区別がついていないのではないだろうか。

「早く寝ないと、お化けが来るよ~」
と、いう他愛のない(?)脅しから、
「親の言うことがきけないなら、うちの子ではないから出ていけ!」
(この事件では「他人に迷惑をかけて親をこまらせるなら、山に置き去りにするぞ!」)
と、いう強迫まがいの脅しまで、
親は日常的に脅しの言葉を子供に投げかけている。

脅すことによって、問題行動が起こらなくなったり、減少したりするので、(しばしば表面的な即効性もあるため)未熟な親は、脅しを躾けのための有効なツールと勘違いしてしまう事も多いと思う。
 問題行動が起こらなくなったり減ったりするなら、脅しを使ってもいいじゃないか、と思うかも知れないけれど、脅しと躾けには決定的な違いがある。

 残念なことに、世間は起こった結果で責めたてるだけで、その時に感じた後ろめたさが何なのか、どう対処すればよかったのか、最善の対処の基になる考えは何なのかを教えてくれることはない。

 この事件の親に限らず、多くの未熟な親は『躾』と『脅し』の区別がついていないのではないだろうか。

「早く寝ないと、お化けが来るよ~」
と、いう他愛のない(?)脅しから、
「親の言うことがきけないなら、うちの子ではないから出ていけ!」
(この事件では「他人に迷惑をかけて親をこまらせるなら、山に置き去りにするぞ!」)
と、いう強迫まがいの脅しまで、
親は日常的に脅しの言葉を子供に投げかけている。

脅すことによって、問題行動が起こらなくなったり、減少したりするので、(しばしば表面的な即効性もあるため)未熟な親は、脅しを躾けのための有効なツールと勘違いしてしまう事も多いと思う。
 問題行動が起こらなくなったり減ったりするなら、脅しを使ってもいいじゃないか、と思うかも知れないけれど、脅しと躾けには決定的な違いがある。

 どんな親だって完璧じゃないのだから、いつも的確なタイミングで、的確な対応ができるとは限らないし、冷静でいられなかったり判断を誤ることもあるだろうと思う。

 私はこの事件で親が責められるべき点があるとしたら、最初に「山菜取りではぐれた」と嘘をついた事ではないかと思う。 

(もしも、置き去りにしたという証言が本当だとしたら、)その他の点については、親が未熟なためと、たまたま不幸が重なったために起こってしまった事件で、メディアなどや赤の他人からまで批判を浴びる必要のないものだと思う。

 この記事を書いている時点でも、依然として子どもの行方はわからないままだし、何の手がかりも見つかっていない。
 他人の私ですら、心配だし無事で帰ってきて欲しいと思うのだから、親の気持ちはそれ以上だろうと思う。

 (親がまだ他にも隠し事をしているのではないとしたら、)この事件は親が自分の未熟さを自覚するという教訓を学ぶには、あまりにも高い代償だと思う。

※ この記事に使った画像は我が家の近くの遊歩道で、事件の起こった山林とは関係ありません。