2011年4月20日水曜日

貧乏ヒマなし


 4月も中旬になって、
「もう雪は降ることはないだろう」
と、思っていたら、月曜日に雪が降って積もった。
気温が高いので、夕方には解けてしまったけれど…
暖かい春が待ち遠しいです。

ブログネタ: 究極の選択! 暇な毎日と忙しい毎日、どっちがいい?参加数拍手

 さて、お題の「暇な毎日と忙しい毎日…」ですが、
私は断然暇な毎日がいいです。

 去年の夏に引っ越して以来、学校には行っていないのに忙しい。
と、言うのも、ベッド・カーテンだのエリア・ラグだのソファーの上掛けだの布製のインテリア・グッズを作るのに追われているためです。

 元々ソーイングが好きではない私は、できれば既製品で済ませたいのですが、家や家具のサイズやデザインに合う物が売っていないし、オーダー・メイドなんて高くて手が出ないので自分で作ることに…

2011年4月18日月曜日

水泳の授業を取らないこと


 休学中とはいえ、今もとりあえず大学生なんですが…
最初の大学時代(20歳前後)に戻れるとしたら、水泳の授業を取らないことと、第二外国語の授業を取ること。

ブログネタ: もし学生時代に戻れるなら、何をしたい?参加数

 水泳の授業は
「泳げるようになって単位も取れるし、実習で沖縄のビーチにもいけるからお得♪~」
と、思って取ったのですが、
実習が夏至の頃で、梅雨の明け直後の沖縄の紫外線は半端じゃなかった。

 日焼け止めは使っていたのだけれど、もう20年くらい前の話だからSPFが15くらいしかない上にPAも+くらいだったので焼け石に水。
とりあえずウォーター・プルーフのを使っていたけれど、海水に何時間も漬かっているので長時間もつはずもなく・・・
水着の形の日焼けどころか、水着の柄に日焼けしてしまった。
元々地黒だった私は、服を着ると黒人と間違われるくらい真っ黒に焼けていました。

 当時は
「外国人みたいでエキゾチック♪~」
と、思っていたのですが、
20代の後半になったら、その時焼けたのがシミになって出てきて、どうやっても消えなし、ファンデーションでもカバー不能。

 もしも学生の頃に戻れるなら、絶対水泳の授業は取らない。

 水泳の授業の代わりに、取るならスペイン語のクラス。
私の専攻は専門科目(特に実験や実習が多かった)ので、卒業単位に第二外国語は入っていなかったので、取りませんでした。
 ところが40歳をを手前に留学したら、卒業には英語の他にも2ヶ国語以上の外国語の履修が必要で、若い頃ならともかく中年になって一からの外国語の勉強は大変。
せめて、最初に学生だった20前後の頃に取っていたら、ある程度の基礎があって楽だっただろうに…

2011年4月16日土曜日

パーフェクト・ワールド


 震災の後、夫の日本の会社にいる同僚から、
「アメリカのオフィスで仕事ないかな~」
と、聞かれることが度々あるそうです。

 半分冗談のような感じから、本気っぽいものまで色々だそうですが、この間原発の事故の評価がレベル7に上がってから更に聞かれる回数が増えたみたいです。

 今は日本の状況が不安定だから、「国外脱出」という考えもちらつくんだろうけれど、アメリカは日本人が考えている程良い国ではないです。

 白人の男性優先社会で差別も根強い。
先進国の中で一番最悪な医療制度と医療保険(オバマ大統領は医療保険を何とかしようとしているけれど、医療制度も抱き合わせで改革しないと医療保険の補助に税金がかかるだけで、問題は解決しないと思う)。
毎年春には個人で税金の申告をしないといけない。
日本の会社の様に、事務の人が全部やってくれて、書類に目を通して認印を押すだけなんて簡単なものではなくて、計算も書類の作成も自力でやらなくてはならない。
お金のある人は会計士に依頼したりする。

 日本の同僚に、
「医療費が日本の10倍で、所得税は平均的なサラリーマンで25~35%、毎年税金の申告が義務でお金も時間もかかるよ」
と、話すと考え込んでしまうらしい。

 パーフェクト・ワールドなんて存在しないのだから、どの国で暮らすにしても、長所や欠点も考えた上で自分が妥協できる所で住むしかないと思う。
 家族や友達がいるし、文化や言葉の問題もあるだろうし、仕事の問題や、ビザの問題もあるだろうから、多くの人が自分の生まれ育った国で住むことを選ぶと思う。

 我が家の場合はアメリカに住むデメリットは承知の上で、子どもの教育を考えてアメリカに暫く住むことを選んだけれど、「アメリカ大好き~」「アメリカに憧れて渡米した」と言うわけではない。  

2011年4月14日木曜日

質問返し


 年齢などプライベートなことで答えたくない質問には、「いくつに見える?」「なんて返事をすると思う?」と質問で返します。

ブログネタ: 答えたくない質問、どう切り抜ける?参加数拍手

 年齢なら「○歳くらい?」と、言われるので、それよりも上か下かだけは返事をするけれど、それ以外の場合は大体返事が返ってこないか、「わからない」と言われることが多いので、
「そうか、残念。じゃあ、わかったら教えて。それまではナ・イ・ショ(またはヒ・ミ・ツ)。」
と、答える。

プライベート以外の質問で、「答えたくない質問」と言うのはあまりないし、プライベートな質問には大体が答えなくても差しさわりのないことばかり。

 仕事の関係などで「(知っていても)答えられない質問」と言うのはあるけれど、それには「わからない」と返事するか、「答えられない」と言うしかない。

2011年4月12日火曜日

棺桶に片足


 3月、4月とちょっとガッカリなことが続いて気分が停滞気味です。

 一番堪えたのが、夏休みの間前に住んでいた州に戻って大学に復学する予定だったのですが、娘の住んでいるアパートの年齢制限にかかってしまって入居できないことがわかったことでした。
 
 独身者向けのアパートは30代くらいまでで、40過ぎのオバサンはダメらしい。

 丁度娘のルームメイトが引っ越すので、娘とルームメイトになれば調理器具や食器類を買わなくて済むので、経済的に楽だったのですが、家族向けのアパートに一人で住んで食器も家具も揃えるとなると結構な金額になってしまって、経済的に復学は無理そう。

 「あぁ~、また卒業が遠のいていく~(u_u。)」

と、思ったら、気分はすっかり老人。
もう90歳くらいで、棺桶に片足を突っ込んでいる気分なくらいガッカリil||li _| ̄|○ il||li
猫と一緒に窓辺で日向ぼっこして、一日過ごせそうな感じ。

 

ブログネタ: あなたの“気持ち年齢”は、いま何歳?参加数拍手

 

 今住んでいる家が築30年越えなんで、夏の間修理や改装などやることは山の様にあるので、夏までには老人気分から抜け出せるといいのだけれど… 

2011年4月10日日曜日

スプリング・ブレイク事件


 暦上は春なんだけれど、まだ雪も降るし、花も咲く気配もない。
怪獣の学校は、先々週の金曜日から先週にかけてスプリング・ブレーク(春休み)でした。

 先々週の木曜日怪獣が帰って来るなり、
「明日は学校休み~」
と、報告してくれた。
学校のスケジュール帳にも休みのマークはついていないし、学校のウェブサイトを見てもお知らせがない。
(金曜日が4月1日だったので)夫も私も
「一足早いエイプリル・フールで騙されたんじゃない?」
と、言うことで、とりあえず翌日は怪獣をいつもの時間に登校させました。
すると、30分くらいで
「やっぱり学校なかった~」
と、帰ってきた。
怪獣から春休みだと言う話は聞いていなかったし、金曜日だけがお休みだと思っていたので、
「先生達の研修かな?でも、なにも4月1日にすることないのに…紛らわしい」
と、思っていた。

 夕方職場から帰ってきた夫が、
「どうやら、学校はスプリング・ブレークらしいよ。職場の同僚で、子どもの休みに合わせて休暇を取る人がいたよ。」
と、話してくれたので、怪獣に確認した所、
「月曜日もお休み」
と、返事はするものの、本当にスプリング・ブレークなのかいつまで休みなのかは知らないと言うこと…

 自分の学校のスケジュールがわからないなんて…
「しっかりしてくれよ~(T_T)」
学校のウェブサイトではなく、スクール・ディストリクト(日本の市の教育委員会のようなもの)のサイトを確認してやっと、先々週の金曜日から先週がスプリング・ブレークだということがわかった。

 学年の変わる日本と違って、春休みの後も同じクラス同じ先生で授業が再開されるし、学期の変わり目と言うわけでもないので、ちょっと中途半端な感じです。

 外はまだ寒くて、「お出かけ」の気分になれない怪獣は家でゲームとDVD三昧。
今は「不思議の海のナディア」(アメリカで買った物で、音声は日本語と英語が選べる)にはまってます。 

2011年4月8日金曜日

限りなく白に近いピンク


 ヘアスタイルを変えた友人に、心の中では『前の方が10倍マシ』と思っていても、「雰囲気が変わっていいんじゃない?」と、相手の気持ちを傷つけないように言う罪のない嘘のことを英語では"white lie(ホワイト・ライ)"と言います。

ブログネタ:【賞品付き】つい言ってしまった「あんまりな嘘」参加数拍手

 ホワイト・ライは人間関係を潤滑にするためにはなくてはならないものなので、誰もが日常的に罪の意識なしについているけれど、私のつく嘘は少し手が込んでいて全くのホワイト・ライとはいえない感じ。
 私の場合は嘘をつくというよりは、知られたくない情報を与えないで、意図的に相手に誤認させることが多いです。

 例えば、アメリカでもセールスの電話がかかってくるのですが、セールスの電話に対応する時は、
"I cannot understand English well."「私は英語を上手く理解できない」
と、言います。
英語がネイティブスピーカーのように上手く理解できないのは本当ですが、セールスパーソンの言っている事が全く理解できないわけではないです。
 おまけに私のスピーキングのスピードは遅いし、発音が明らかにネイティブとは違うので、あとはセールスの人が勝手に、「英語が通じない」と誤認して「すみませんでした。よい日を過ごしてください。」と電話を切ってくれるので助かります。
 
 日本に一時帰国していた時も、典型的な日本人の風貌ではないことを利用して「日本語得意じゃないんで…」と言うと、勝手に外国人だと誤解して「そうですか。」と言って帰ってくれる。
駅前の選挙運動で捕まっても、「選挙権がないんで…」(住民票がないので、地方選挙権は本当にない)と、言うと外国人だと思われて放免してくれる。

 日本語では全くの嘘を「真っ赤な嘘」と言うので、罪のない嘘が白で、全くの嘘が赤なら、私が時々つく嘘はピンク、しかも限りなく白に近いピンクなのでは…

 しかし、潅仏会(お釈迦様の誕生日)に「嘘」についての記事をUPするなんて、業が深いというか罰当たりというか…複雑な気持ち。
 

 

2011年4月6日水曜日

桜のトンネル


 今日も雪が降っていて、春にはまだまだ程遠い感じで、うちの庭にも桜の木はあるのですが、今のところ咲く気配は全くないです。
 去年の夏に引っ越したばかりなので、今住んでいる所で桜が咲いているのはまだ見たことはないけれど、写真は引越し前に住んでいた街の桜です。
 アメリカの桜はピンクが濃いです。

 

ブログネタ: 【写真ネタ】あなたの街の「桜」を撮って!参加数拍手

 

←左の写真も、引越し前のご近所さんの庭の八重桜。
八重桜は花の時期が遅いので、5月頃の写真です。

 この桜、道路沿いに張り出していてすごくキレイだったのですが、去年の夏に切り倒されてしまいました。
(去年の5月の末に降った大雪のせいで、一部の枝が折れてしまったからかもしれません。)



↓おまけ:日本に住んでいた時の近所の公園の桜。
今年もこんな風に咲いているのかな?

2011年4月4日月曜日

アメリカン・ヒストリーの教科書(ミドルスクール)


  現在経済的理由で大学を休学中の私。
勉強といえば、怪獣の宿題を見てあげるくらい。
数学は夫の担当。
アメリカ史とアース・サイエンス(地学?)は私の担当になっています。

(←怪獣のアメリカン・ヒストリーの教科書の上に座るマダラ猫。)

 私はESL時代にアメリカ史を勉強したし、大学ではアメリカン・ガバメントのクラスを履修したので、全く未知の科目と言うわけではないのですが、アメリカ史はあまり得意ではないので、ちゃんと教えられるのか心配でした。

 アメリカン・ヒストリーの教科書はA4くらいの大きさで、800ページ弱+用語と資料が100ページで、百科事典のような感じ。
 ボリュームもあるし、装丁もしっかりしているので、値段も高くて、無償配布ではなくて学校の備品として貸し出しています。

(←アメリカの産業革命についての記述。一般的な工場の図が載っている。)

 800ページ近くあるけれど、字だけではなくて写真や絵や図やグラフやチャートも使われていてわかりやすい。
 読んだだけで歴史の流れを把握できるように詳しく説明されていて、大学の教科書よりわかりやすい。
(大学の教科書は、中学・高校でアメリカ史を学んでいることを前提に作られているので、基本的なことは詳しく説明されていない。)

 (←ワイルド・ウェスト・ショー/西部サーカスについての記述。歴史上重要な出来事だけでなく、文化や背景や当時生きていた人の日記なども載っている。)

 薄っぺらな日本の教科書と違って、内容も充実しているので、教科書があればガイドや参考書は必要ないし、学校に行かずにホームスクールで独学もできる。

 怪獣に教えるために教科書を読み始めたのだけれど、結構面白いのではまってしまった。

 日本の教科書もこれくらいのボリュームにしてくれたらな…
ボリュームがあるとコストもかかるけれど、社会に出たらほとんどの人は歴史の教科書なんて読まないから、無償配布でなくて貸し出し制にすればいいのに…
と思う。

2011年4月2日土曜日

「自粛ムード」でもいいんじゃない?


 アメリカに住んでいて感じるのは、「時間に几帳面」なこと、「責任感が強い」こと、「親切で丁寧」なことは、世界に誇れる日本の文化だと思う。

 

ブログネタ: 外国人に伝えたい、日本のいいところは?参加数拍手

 

 まず、時間通りに交通機関や物流が仕事の計画が動くのは、日本では当然だけれど、アメリカではすごく稀。
アメリカの日程や時間はあくまで「目安」程度の信頼性しかない。
指定された日付や時間通りにことが運べばラッキーで、日付や時間が守られなくても当然で、守られなかったことに対してお詫びもしないのがのが普通。
 それでもアメリカ人はまだ、ラテンアメリカと比べるとまだ時間を守る方。
ラテンアメリカの人は、(個人差はあるけれど)待ち合わせの時間に2時間くらい平気で遅れる。
仕事の締め切りに間に合わないことが多くて、いつ出来るのかさえも締め切りの日に見通しがたっていないこともあったりする。
 それと比べると、日本の時間通りに物事が運ぶのは、神業なくらいすごいことだと思う。

 役割に対する責任感も日本人は強いと思う。
自分の役割はきちんとこなすし、役割以外でも自分の仕事をこなすために必要なことは進んでやる。
たとえば、同僚が休んで仕事に穴が開いた場合でも、日本だと自分の仕事に支障がでるなら頼まれなくても穴埋めをして、さらに自分の仕事もこなす。
アメリカだと、同僚から頼まれない限り穴埋めなんてしないし、自分の仕事に差しさわりが出てストップしてしまっても、自分とは関係ないと思っている感じ。

 親切で丁寧なのも日本人の特質だと思う。
アメリカではものを訊ねた時に、「わからない」と言われておしまいになる確率がとても高い。
アメリカでは情報を持っている人や担当の人を探してから質問しないといけない。
日本では訊ねた人が担当者でなくても、担当者が誰なのかどうすればコンタクトが取れるのか教えてくれる。
時には担当者に連絡して話を通してくれたりもする。
全くわからない場合でも、一緒に調べてくれたり丁寧に対応してくれる。

 日本に住んでいる時は「当たり前」と思っていたことも、日本を離れて生活すると日本独特の長所だったんだと気がついて、「日本って優れた国だな」と再認識。

 

 ニューヨークタイムズに「日本人は過度の自粛に取り憑かれている」と記事がでて、日本でも、「消費の落ち込みで経済がますます落ち込むのではないか」と心配する声もちらほら上がって来ているみたいだけれど、個人的には「自粛」って悪い傾向ではないと思っている。

 立った姿勢からジャンプしても、あまり高くも遠くにも飛べない。
でも腰を落として膝を曲げてかがんで、下半身のバネを使えば、立ち姿勢から飛ぶよりずっと高く遠くへ飛べる。
「自粛」って膝をかがめてバネの力を得ようとする行動なのかもしれない。
(欧米では、「助走して惰性で飛んだ方がもっと遠くへ飛べる」と、思っているかもしれないけれど、助走するのにはエネルギーって使うよね?そのエネルギーはどこから得るの?)
今の日本は自分の立ち位置から、できるだけ大きく飛躍するためにエネルギーを貯めている状態なのかもしれない。

 ダイエットで食事制限をしていた人が、ある時箍(タガ)が外れて制限してきた物を食べてしまって、リバウンドしてダイエット前の体重よりも増えてしまうように、
 第二次世界大戦中に「節約・我慢」の生活を続けてきた日本人が、戦後の大量消費を支えてきたように、
 時間に几帳面で、責任感が強くて親切で丁寧な日本文化だから、今回の自粛も復興の原動力になるかもしれない。
「今は、自粛ムードもいいんじゃない?」
と、思う。

 

 

2011年3月31日木曜日

発達障害者の知覚(感覚)


 昨日の記事に書いた、誤信念課題で不正解になるだろうと思った怪獣が2問とも正解、夫が2問とも不正解と意外な結果。
私が最初の一問は不正解、二問目は正解と、まあ予想通りの結果でした。

 私の場合は1度引っかかると似たような問題に次には引っかりにくくなるのは、出題者の意図のパターンがつかめるからです。
問題の中に出てくる人物の視点や、思考の道筋がわかるからではないのです。

 発達障害の人の問題の認識の仕方って、色覚異常の人が赤信号を見分ける方法と似ていると思います。
色覚異常などで信号の色が見分けられない人が、
「赤信号は右」
「信号の一番右のランプが点いていたら、止まれ」
と、覚えるのと一緒で、赤信号の色自体が見えているわけではないんです。
だから、外国に行って、信号が横ではなくて縦に並んでいたら、どのランプが点いた時が赤信号なのかわからなくなる。
自分で突っ込んでみたり、周りの様子を観察することを繰り返して
「どうやら一番上のランプが点いた時が止まれなんだ」
って、わかるようになるのと似ている感覚です。

 それだけなら、一度赤信号の位置を確認できたら、後は他の交差点にも応用できそうなんですが、発達障害の場合(正確に言うと私の場合)
「この交差点で赤信号の位置は隣の交差点でも同じだろうか?」
「もしかしたら違う順番に並んでいるのではないか?」
と、考えてまた次の交差点で立ち止まってしまう。

 自分が色覚異常(他の人とは感覚が違うの)だということに気がついていればまだ良いのだけれど、そうでない場合、最も深刻な問題は、自分には見えていない色のある世界が他人には見えていることに気がつかないことです。
「どれも同じように見えるのに、私以外の人はどうやって『止まれ』の信号を見分けているんだろう?」
「みんな『簡単だ、気をつけて見ろ』と、言うけれど、どこをどう気をつければ違いがわかるのだろう?」
周りの人も、視力はあるので色が見えていないことに気がつきにくいのも、誤解を生む原因になってしまう。

 上の写真を見て、
「何の花?」
「写真に写っている花の数は?」
「葉っぱの枚数は?」
の質問には答えられても、
「花の色は何色?」
には、カラー写真じゃないから答えられない。

 色覚異常の人がカラーの写真を見せられても、上のモノクロの写真の様にしか見えないから、
たとえ中央の花の花びらの数など細部を瞬時に答えられても、色は(バラの花に多い色を覚えて正解の確率を上げることは出来ても)写真を見て答えることは出来ない。
訓練云々でどうにかなるものではない。

 発達障害者も同じで、どんな訓練を受けても長い時間をかけても、悲しいことに一生かかっても出来るようにならないことがある。
たとえ、他の事が人並み以上に出来ても、
「こんなこと?」と、思うような簡単なことが出来なかったり、出来たとしても自分にない能力を補うため(色覚異常者がバラの花に多い色を覚えて正解の確率を上げるような)努力の割には成果の上がらない方法を取らざるを得ないこともある。


 健常者には←左の写真のように見えているバラの花の色も、モノクロームでしか見る事の出来ない人もいる。

 「色が見えないんだ」(能力に欠けている)ということはまだ理解しやすいけれど、もしも色は見えているけれど(可視光線はみえないけれど紫外線や赤外線が見えるとか)別の色(別の能力がある)に見えていると、更に理解するのが難しくなる。

←左の写真の様にしか見えていない人に、あなたならどうやって普通のカラー写真の色(自分に見えているいる色)を説明する?

 

左の写真の様にしか見えないことを、普通のカラー写真を見ただけで想像できる?

2011年3月30日水曜日

サリーとアンの課題(誤信念課題)


 怪獣の学校の心理のカウンセラーに、
「アスペルガーの疑いがあるため、日本語のできる心理のドクターを紹介するので、受診してテストを受けて欲しい」
と、言われた。

 3歳の頃に集団検診で引っかかって以来、日本でもアメリカでも複数の医者や心理のカウンセラーに見てもらったけれど、「発達障害の一種」と言う診断までは出るのだけれど、その先の細かい診断が出ない。

 「ADHD」「自閉症スペクトラム」「アスペルガー」「LD」あたりが有力な候補で、今回学校の心理カウンセラーは「アスペルガーとLDが重なっている」と考えているらしい。

 確かにこだわりが強い所や、挨拶を返さないあたりは限りなく「自閉症スペクトラム」くさいので、サリーとアンの課題(誤信念課題)と言うテストを怪獣にしてみた。

 

 内容は

 

    1. サリーとアンが、部屋で一緒に遊んでいました。

 

    1. サリーはボールを、かごの中に入れて部屋を出て行きました。

 

    1. サリーがいない間に、アンがボールを別の箱の中に移しました。

 

    1. サリーが部屋に戻ってきました。

 

  1. 「サリーはボールを取り出そうと、最初にどこを探すでしょう?」と被験者に質問する。

 

と、言うもので、サリーの視点で捉えることが出来るかどうかをテストするもの。
自閉症スペクトラムの多く(80%)は誤信念課題の問題に不正解するらしい。

正解は「かごの中」なんですが、
かつて怪獣に関わっていた医師に、「お母さんも発達障害ですね」と言われた経験のある私は見事に「箱の中」と答えて不正解。

 ところが怪獣に聞くと「かごの中」と正解を答えただけでなく、「サリーがボールを最後に見たのはかごの中で、アンが移したことを知らないから」と、理由もほぼ模範解答。

 サリーとアンの課題の応用バージョンで※ジョンとメアリーの課題と言うものもあるのだけれど、それも怪獣は(理由は状況が複雑なので説明できなかったけれど)迷うことなく正解できた。

(・_・)アレレ....?

 てっきり怪獣も不正解だろうと思ったら正解で、肩透かしを喰った気分。
「これだから専門家も判定しにくいんだろうなぁ」

 

ちなみに夫に同じテストをしたら、両方とも不正解でした。

(・_・)アレレ?

 

※ジョンとメアリーの課題については↓からどうぞ




※ジョンとメアリーの課題

 メアリーとジョンは公園にいました。
 ジョンはアイスクリームが欲しくなりましたが、
 お金をもっていませんでした。
 アイスクーリム屋が
 「ずっと公園にいるから家からお金を持っておいで」
 と言ってくれたので、ジョンは家に帰りました。
 しかし、アイスクリーム屋は気が変わって、メアリーに
 「公園で待つのはやめて教会へ行く。」
 と言ってそこを立ち去りました。
 ジョンは、たまたまおじさんに会って教会のところに
 移動することを教えてもらいました。
 一方、メアリーはジョンの家に行き、ジョンは
 もうアイスクリームを買いに出かけたと知りました。
 この時メアリーは、ジョンはどこへアイスクリームを
 買いに行ったと考えたでしょうか。