2013年1月30日水曜日

霧氷&学校休校


 月曜日(1月28日)の朝、5時半くらいに電話がなって、
「こんな早い時間に誰だろう?」
と、思ったら、怪獣の学校からの休校のお知らせの電話だった。

(←玄関先のレンガの壁
外側が霧で濡れて氷結して、ツルツルしていて光の反射が凍っていない部分と違う。)

 日本だったら連絡網かなんかで連絡するのだろうけれど、怪獣の通っている学校は、休校になったり始業時間が遅れたりする場合は、機械が登録した連絡先に電話をかけてくる。

(←着氷した庭の木の葉)

 学校のお知らせによると、
「天候の状況により、休校」
と、言う事だったので、

「大雪なんだろうなぁ~
が仕事に行く前に雪かきしないと、(通勤に使う)車が出せない」
と、思いつつ雪かきのために外に出ると、
7cm位でそんなに雪は積もっていない。

 「これなら、30分以内でガレージの前の雪は避けられるかもしれない」
と、思って、
雪かきシャベルを雪に差し込んだら…

ガキッツ!!固ーいウッ!(*_* )
雪の表面が薄い氷の膜でコーティングされていた。

(←上:氷の膜の張った門扉
下:塀の上に積もった雪の上の氷の膜)

 よく見ると雪だけでなく、庭の木も門も家の壁にも、氷の薄い膜が張っている。
 どうやら、気温が高めで霧がでていたので、霧で濡れた部分が氷結して氷の膜になったみたい。
 あたり一面がツルツル。

 もしかして、コレって霧氷というヤツですか?
フ-ン(o・。・o)ナルホド…
って、感心している場合じゃない…

 道路や駐車場もツルツルで、除雪(除氷?)しないと危険。
 ,∵゜⊂-o( ̄□ ̄o)三(o ̄□ ̄)o-⊃゜∵.,.,雪かき

 ところが、氷でコーティングされた雪は、シャベルですくい難い上に、ずっしり重い。
 ガレージの前、全部雪かきする予定だったけれど、
とりあえず、車1台がかろうじて通れる分だけ雪かきして、残りは後ですることに…

 いつもより重労働。
腰に負担の来る雪かきでした。
ヅガレダ~┌┤´д`├┐ダル~

 ロータリー式の雪かき(手押し式の雪かきスノーブロアーはこのタイプがほとんど、)は滑って使えないだろうから、除雪するとしたらスコップで手作業か雪を押しのけるタイプの除雪車を使うしかない。
 これでは、スクールバスを駐車場から出すのにも時間がかかりそう。
どうりで学校がお休みになるはずだよ。
 

余談:

 実は、怪獣はその前の週末から風邪をひいたのか、調子が悪くて寝込んでいた。
 高熱は出なかったのだけれど、微熱があったようで、日曜日には鼻血まで出て大騒ぎ。
 
 月曜日の朝にはかなり回復していたけれど、登校させるかどうか迷っていたので、
 今回の休校は「渡りに船」だった。
( ̄ー ̄)vラッキー♪
 

2013年1月28日月曜日

Seeking a Friend for the End of the World エンド・オブ・ザ・ワールド


 1月の2週目の週末に、図書館から5本まとめてDVDを借りたのを皮切りに、毎週2~3本DVDを借りて観ていて、少し映画(DVD)観賞は食傷気味。

 返却だけして新しいのを借りなければいいだけの話なのだけれど、棚に観たかったDVDがあると、つい借りてしまう。
 レンタル屋と違って図書館だから、1作品あたりのDVDの本数も少ない。
観たいのがあったらその場で借りないと、暫くは観れないかもしれないと思うと、借りずにはいられない衝動に駆られてしまう。

 "Seeking a Friend for the End of the World"もそんな作品の一つ。
2012年のアメリカのコメディ・ドラマで。

 邦題は「エンド・オブ・ザ・ワールド」で、2013年1月18日から劇場公開されています。

 ストーリーは、直径70マイル(112km)の巨大隕石「マチルダ」が地球に衝突しかかっていて、それを防ぐために打ち上げた宇宙船が内部の火事から爆発。
隕石の衝突を防ぐ手立ては他にはなく、3週間後に地球の滅亡が確定したという、ラジオのニュースをカップルが側道に止めた車のラジオで聴いているシーンから始まります。

 ドッジ・ピーターソン(スティーヴ・カレル)は保険のセールスマン。
 妻のリンダ(ナンシー・カレル)はドッジの運転する車の助手席で地球滅亡のニュースを聞くやいなや、車を降りてそれっきり帰ってこなくなります。

 地球が滅亡するということで、仕事に行かなくなる人が増え、馬鹿騒ぎやドラッグ・パーティーや乱交パーティーを楽しんだり、自分の趣味に没頭したり、家族や友人と過ごす人、自殺をする人、暴動を起して盗みを働く人など、それぞれ好き勝手な事を始めます。

 ドッジも友人のパーティーに招かれて参加するけれども、馬鹿騒ぎをする気になれず、自宅に戻って1人で過ごしていると、

 自分のアパートの窓の外の非常階段で泣いているペニー(キーラ・ナイトレイ)を見つける。
 ペニーは下の階の住人で、イギリスの家族を捨てて、ボーイフレンドと暮らすためにニューヨークに来たのに、ボーイフレンドと破局してしまったと嘆く。

 2人は近くで起こった暴動をきっかけにアパートを離れ、ドッジはペニーに、自分の高校の時の恋人を探すのを手伝ってくれたら、イギリスに帰る飛行機のあてがあると説得。
 2人は車でドッジの昔の恋人をさがす旅に出かける。

 この作品は、ジャンルがコメディ・ドラマというせいか、コメディ要素も強くなく、かといって全くのドラマというわけでもなく、ちょっと中途半端な印象でした。
 設定が地球滅亡と重いだけに、コメディとドラマと両方詰め込むには無理があるような気がしました。  
 

2013年1月26日土曜日

教師の駆け込み退職 -そんなぁ~御無体な…-


インターネットの日本のニュースで、
「2月から退職金が下がるのを前に、駆け込み退職をする教員や職員が続出」
「下村文科相が、『責任ある立場の先生は、最後まで誇りを持って仕事を全うしてもらいたい。許されないことだ』と非難」
と、言う記事があって、なんか変だと思った。

 最初に「駆け込み退職…」の記事を読んだ時は、「仕方ないかなぁ」と思ったけれど、
 数日経って、「文科相が非難…」の記事がでて、
「あれ?ちょっと待てよ~なんかおかしくない?」
と、思った。

 何が変なのかというと、
「退職金を年度の途中で下げておいて、駆け込み退職希望者がでたら批判するっておかしくないのか?」
と、言う事。

 年度の途中で退職金を下げて得をしているのは、行政だけ。

 教師は退職しなければ値下げ分丸々損。
駆け込み退職したとしても、退職金の値下げがなければ、勤め上げて入るはずの2カ月分(自治体によっては3か月分)の給料がもらえなくなる。
おまけに「あの先生は生徒を見捨てた」の汚名をかぶっての退職。
どっちにしてもメリットはない。

 それに対して行政は、
責任感から教師が退職しなければ、値下げ分を払わなくて済む。
早期退職されても、2カ月分の給料は払わなくて済む。
どっちに転んでも得する仕組みになってる。
 その上、
「年度の途中でやめるなんて無責任」
と、退職者の人格を批判して、行政の不手際の責任を転嫁できる。 

 どう考えても仕組まれているとしか思えないくらい、行政に好都合に事が進んでいる。

 それにしても、どうして今の時期なのだろう?
駆け込み退職で国民の目をそらしたい、「何か(国民にとって不利な事)」が平行して起こっていないのだろうか?
と、つい勘ぐってしまう。

 なんにしても一番の被害に遭ったのは、学校に通っている子どもたち。
今回の件で、日本の政府が日本の将来を担う子どものことを、あまり考えていない事だけはわかった。 

 

2013年1月24日木曜日

ダイニング・チェアの修理(張替え)


 暖かかった先々週とうって変わって、今週はまた冷凍庫の日々に逆戻りです。
 火曜日の最高気温はマイナス11℃、超真冬日でした。
雪かきのために外に出るのだけれど、寒さで息ができないくらい。
マスクやマフラーで口を覆って雪かき作業してます。 

 先週はDVD観賞三昧の週で、レビューも3連続で書いたけれど、レビューばかりを書くのにも疲れたので、
2年くらい前に終わってブログにUPしていなかった、ダイニングチェアの修理の記事をUPすることにしました。

 私たち夫婦は内装や家具を自分たちでリモデルしたりコーディネートをするのが好きです。

 家全体を1つのスタイルでコーディネートするのも好きだけれど、今(2010年です)我が家がはまっているのはエクレティブ・スタイル(折衷様式)で幾つかのスタイルを組み合わせるスタイルです。
(組み合わせによっては、物置小屋のような乱雑な感じにもなりかねない、危険なスタイルとも言えます。)

(↑張替え前の椅子)

 クレイグス・リストでみつけて購入した、アンティークのダイニング・セットは※ジェイコビアン風(だと思うのだけれど)、全体的に暗い色使いなので重い古めかしい感じでした。
ダイニングルームに置くと、本当に古臭い印象になってしまったので、
「もう少し明るい現代風な感じにしよう」
と言うことで、ダイニング・チェアの生地を張り替えることにしました。

手順は…
まず、椅子の古い生地を外す
腰掛の部分を裏返して、生地をとめてある金具(ステープラー)を外す。

(↑ドライバーとニッパーでステープラーを外しているところ。)

(↑ステープラーを外した後、生地をはがしているところ)

はがした生地は新しい生地の型紙になるので破損しないように原型のままとっておく。

はがした生地をもとに、新しいシート生地を裁断して、撥水のためスコッチガードをスプレーする

 (↑左:古い生地を置いたところ
中:裁断した新しい布とスコッチガードの缶
右:スコッチガードをスプレーしているところ)

撥水スプレー(スコッチガード)はムラなくスプレーして、1回目が乾いたら2回目のスプレーをして乾かす。

撥水スプレーが完全に乾いたら、
③椅子に新しいシート生地をステイプラーでとめていく

(↑生地をステープラーでとめている所。)

④シート生地で腰掛ける部分を覆ったら、細かい部分を手縫いで仕上げていく

(↑左:角の部分を縫っているところ。
中・右:ステープラーで止めた部分をかくすためにモールを縫い付けているところ。)

(←張替えの終わった椅子。)

 手縫いの部分に時間がかかったけれど、張替えの作業はそんなに難しいものではなかったです。

 椅子を張り替えて、テーブルランナーを明るい色に交換して、カーテンや壁掛け式のキャンドルホルダーを飾ったら、殺風景で古めかしかったダイニングの印象が随分変わりました。
(これで後は、バッフェの上の壁に鏡があったらなぁ…
と、思うのですが、気に入ったデザインのものが見つからずに空白の壁のままです。)

(↑左:椅子を張り替える前。右:張り替えた後)

 
 

 
 

※ジェイコビアン風の家具

(←映画「もうひとりのシェイクスピア」で使われている、ジェイコビアン・スタイルのダイニングセット)

 ジェイコビアン・スタイルはイギリスのスタイルで、直線的で堅いフォルム、飾りの彫刻の施された、暗い色合いの中世風の家具。
 アメリカの英国植民地時代の家具に多いスタイル。
 アメリカでは1920年代から1930年代にかけて、ジェイコビアン風の家具のリバイバルの時期があって、我が家のダイニングセットもその時期のもの。
 

2013年1月22日火曜日

Salmon Fishing in the Yemen 砂漠でサーモン・フィッシング


  "Salmon Fishing in the Yemen"は、2011年のイギリスのラブコメディ&恋愛ドラマ。

 邦題は「砂漠でサーモン・フィッシング」で、日本では2012年12月8日から劇場公開されています。

 アルフレッド・ジョーンズ(ユアン・マクレガー)は、政府の機関に勤める有名な水産学者。
 人付き合いが苦手で、釣が趣味で疑似餌を作ったり、ちょっと変わり者で不器用な男性。

(←上:鮭釣りプロジェクトについて説明するフレッド
下:ハリエット)

 ハリエット・チェトウォド=タルボット(エミリー・ブラント)は、ファイナンシャル・アドバイザー。
 イエメンの大富豪シャイフ・ムハマンド(アムール・ワケド)から、「イエメンで鮭釣りが出来るようにして欲しい」と、依頼を受け、アルフレッド(フレッド)にプロジェクトの依頼のメールを書きます。

 フレッドは、「イエメンのような高温で乾燥した場所で、鮭釣りが出来るほどの鮭の繁殖は到底不可能」
と、メールを返します。

(←上:フレッドの上司バーナード
下:首相つきの報道秘書パトリシア)

 ところが、中東諸国とイギリスの良好な関係をアピールしたい、首相の報道秘書パトリシア・マックスウェル(クリスティン・スコット・トーマス)が、鮭釣りプロジェクトに注目。
 
 フレッドの上司バーナード(コンリース・ヒル)に、プロジェクトを成功させるように圧力をかける。
 
 バーナードは
「プロジェクトを引き受けるか、さもなくば首だ」
と、フレッドを脅し、フレッドはやむなく鮭釣りプロジェクトを引き受ける事に…

(←イエメンの大富豪シャイフ・ムハマンド)

 この映画は、コメディだけれどイギリスの作品ということもあって、馬鹿笑いできるアメリカン・コメディーとは雰囲気が違います。

 以前は何も考えずに笑えるアメリカン・コメディーが好きでしたが、
最近は年のせいか、この作品や「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」のような、風刺やウィットの効いたコメディーの方が面白いと思うようになりました。

 

 

余談:

 この作品のフレッド役のユアン・マクレガーの英語の発音は、イギリス(スコットランドかアイルランドかもしれない)訛がきつくて、
アメリカ英語に慣れている私の耳は、英語の字幕がないと何を言っているのかわかりにくかったです。

 会話ではわからない時は聞き返すことができるけれど、映画などの一方的に流れる英語に訛があっても聞き取れるようになれたらなぁ~と、思ってしまった。

2013年1月20日日曜日

Anonymous もうひとりのシェイクスピア


 Anonymousは2011年のイギリスの映画。
ジャンルは政治的スリラー(政治サスペンス)と歴史フィクションドラマ(フィクション時代劇?)。
 邦題は「もうひとりのシェイクスピア」で、日本では2012年12月22日から劇場公開されています。

 エリザベス1世時代の、第17代オックスフォード伯・エドワード・ド・ヴィアーの生涯をフィクションを交えて描いた作品で、有名なシェークスピアの作品は、実はエドワードが本当の作者だったという設定。
 ストーリーは、エリザベス1世の後継者をめぐる政治的陰謀やかけ引きを絡めながら展開していく。

(←上:エドワード・ド・ヴィアー
中:ベン・ジョンソン
下:ベンの名前を使ってエドワードの書いた劇を発表するように命令するシーン)

 エドワード(リス・アイファンズ)は宮廷の実力者ウィリアム・セシル(デイヴィッド・シューリス)の娘婿。
 詩や劇のシナリオを書くのを生きがいとしているが、舅のウィリアム・セシルは文学や芸術を嫌い、娘婿のエドワードの文学や芸術活動を一切禁止している。

 自分の名前では作品を発表できないエドワードは、劇作家で政治的な風刺劇を上演したため投獄されていたベン・ジョンソン(セバスチャン・アルメストロ)を釈放する代わりに、自分の作品をベンの名前を使って世に出すように命令する。

(←シェークスピア)

 ベンは命令にしたがってエドワードの作品を上演、成功を収めるものの、
自分の名前を使うのをためらって作者名を伏せておいたら、俳優の一人シェークスピア(レイフ・スポール)が「自分が作者だ」と名乗り出て、エドワードの作品はシェークスピアの作品と言うことになってしまう。
 
 エドワードはその後もシェークスピアの名を借りて、自分の作品を発表し続けるが…

(←左:エドワードの舅ウィリアム・セシル
右:エドワードの義理の弟ロバート・セシル)

 DVDについていた映像特典によると、
シェークスピアにはゴーストライターがいたという疑惑は、1700年代から持ち上がっているそうです。
 理由は
①シェークスピア自身が書いたオリジナルの原稿や証拠がないこと。
(シェークスピアの劇は、彼の死から7年後になるまで出版されない。)
②シェークスピアに宛てられた手紙や彼が書いた手紙が1つも見つかっていないこと。
③シェークスピアと呼ばれた男の署名(サイン)はいくつかあるが、自分の名前なのにスペリングがバラバラ。
(シェークスピアは字がかけなかったのでは?という疑いがもたれている)
④シェークスピアの父は文盲で、シェークスピアの娘たちも文盲で、公的文書の署名は名前の代わりにX(エックス)で代用していること。
(彼の家族は文盲なのに、彼だけが文学に秀でていたとは考えにくい)
等から、論争になっていたそうです。

(←晩年のエリザベス1世の役のヴァネッサ・レッドグレーヴ)

 トーマス・ルーニーは1910年の著書の中で、シェークスピアの作品とされる劇を書いた人物は、次の条件を兼ね備えた人物であろうと推理して、
①エリザベス1世の宮廷にいた貴族である
(劇の登場人物の多くが貴族で貴族の社会の事に精通している)
②ギリシャ語とラテン語とフランス語を喋れる
③イタリアに長期滞在したことがある
(「ロミオとジュリエット」や「ベニスの商人」などイタリアを舞台にした作品が多いこと)
④弁護士などの職業で当時の法律をよく知っている
などの点から、
第17代オックスフォード伯・エドワード・ド・ヴィアーが本当の作家ではないかと主張する。

(←若き日のエドワード役のジェイミー・キャンベル・バウアー)
 
 けれども、第17代オックスフォード伯・エドワード・ド・ヴィアーが劇を書いたという確実な証拠や記録もないため、
シェークスピア自身が作家であるとするグループ(ストラットフォーディアン)と、エドワードが本当の作家であると主張するグループ(オックスフォーディアン)の間で、今も論争が続いているということです。
 

  

  

余談:

(←ノッティング・ヒルでスパイク役を演じるリス・アイファンズ)

 この映画で第17代オックスフォード伯・エドワード・ド・ヴィアーを演じているリス・アイファンズは、1999年の映画「ノッティング・ヒル」で主役のヒュー・グラントのルームメイト役スパイクの役を演じています。

 「ノッテイング・ヒル」の役柄とのあまりのギャップに、同一人物だと暫くは気が付きませんでした。  

2013年1月16日水曜日

学校週6日制案 今更戻して大丈夫?


 雨の後の低気温の予報で、「路面凍結か」と心配していたけれど、
結局降水量が少なく、凍結しなくて済んで良かった。
C=(^◇^ ; ホッ!
(学校が休みにならなくて、怪獣はちょっと不満げだったけれど…)

 この間ネットの記事で、日本の学校を週6日制に戻そうと検討中だと読んだ。
 何でもゆとり教育の失敗で、子どもの学力が低下したので、学力向上のためのカリキュラムを新しく組んだら、週5日制では時間が足りないからと言うのが理由らしい。

 私が学校に通っていた時代は週6日制だったので、その頃に戻すだけなのだけれど、なんとなく引っかかるものがある。

 アメリカの学校に子どもを通わせていて感じることは、日本の学校って行事が多いと思う。
 運動会(体育祭)や学習発表会(文化祭)など、授業はないけれど学校に通わなくてはならない日がある上に、準備や練習などに時間が取られる。
 その他にも、始業式、終業式、入学式、卒業式など、修学旅行、遠足、など授業以外の時間に使われることが多い。
 アメリカでも(入学式はないけれど)卒業式等の学校行事はあるけれど、簡素化されていて行事に参加する以外の生徒は通常の授業だったり、放課後に行事のための時間を別に設けたりする。

 学校行事が全くムダだとは思わないけれど、もう少し簡略化したら週5日制のままでも学力向上のための授業時間は確保できるんじゃないのかと思う。

 週6日制にするのはいいけれど、学校に通う日数は増えて学力は向上しないまま、というような事にはならないんだろうか?

 また、学ぶ内容も「ゆとり」の前のレベルに戻してくれるのだろうか?
 ゆとり教育で育った世代がこれからどんどん教員になっていくけれど、果たしてゆとり世代の教師にゆとり以前の教師のような指導力はあるんだろうか?
(自分がその年齢で習わなかったことを、教えるって可能なんだろうか?)

2013年1月13日日曜日

オルトネーターの交換(車の修理)


 先週は1月には珍しく、暖かい日が続いた。
金曜日には雨が降って、積もっていた雪も随分融けた。

(←雪の融けた玄関前。
クリスマス直後の雪の時とは景色が随分違う)

 地面が濡れたままで急激に温度が下がると、水が氷に変わってスケートリンク状態になってしまうので、
雨が乾くまでは暖かい天気が続いて欲しいと思ったけれど、予報では日曜日に雨から雪に変わり、翌日は最高気温が氷点下。
(天然のスケートリンクを作るには、最高の条件の天気になりそう。
月曜日の道路の状況次第では休校もありそうな雰囲気です。)

(←取り外した問題のあったオルトネーター)

 先週はオルトネーター(発電機)も交換した。
(正確に言うと、先々週の週末から先週にかけて。)
 我が家にはセダンとSUVの2台自家用車があるのだけれど、セダンの方が去年の夏くらいから、エンジン音とは別のノイズが出るようになっていた。

 アクセルペダルを踏むとノイズが大きくなるので、多分発電機に問題があるのだろうと思っていたのだけれど、('98製の車なので)他にも問題の出る可能性のある部分があって、原因を絞り込めないでいました。

(←交換が終わった新しいオルトネーター)

 去年の年末にやっと、ノイズの原因がオルトネーターだとわかって、交換用のオルトネーターを注文。
(今回購入したのは、リマニュファクチュアリングと言って、不具合があってメーカーに戻ってきたものを修理して売っているもの。
純正品だけれど、新品を買うよりかなり安い。)

 年が明けて部品が届いたので、先々週の土曜日に交換の作業を始めた。 

 オルトネーターはエンジンルームを開けるとすぐ見える場所についているので、作業自体は2時間くらいしかかからなかったのだけれど、
途中で割り込みが入って中断したため週をまたいでの作業になった。

(←取り付けが終わった新しいオルトネーター。
横からの写真。)

 週明けに試運転をして、交換した部品がちゃんと動く事を確認できたので、水曜日から通勤に使えるようになりました。 
 
 

 

 

余談:この記事をUPするために、新しくDIYのカテゴリーを追加しました。
車の修理の他にも、住宅の改修のDIYの記事があったので、新しいカテゴリーに分類する事にしたのですが、
まとめて分類する方法がわからなくて、一つ一つの記事を手動で分類したので疲れました~
┌┤´д`├┐ダル~
 

2013年1月11日金曜日

ディスコンの女


 去年の暮12月26日からBath&BodyWorksで、セールをやっていたので(年が明けてからですが)覗きに行きました。

(←スパークリング・ブラックベリー・ウッヅ)

 半年に一度のセールでは値段が最大75%オフになるという魅力もあるのだけれど、一度ディスコンになってしまって普段店頭では買えない商品も店頭で買える(こともある)からです。
 私が気に入って使っていたブラックラズベリー・バニラという香りがあったのですが、去年の夏には店頭で見かけなくなってしまい、
「ディスコンか~」
と、がっかりしていたのですが、秋になってスパークリング・ブラックベリー・ウッヅという新しいパッケージで似た香りの新商品が販売されたので、代りが見つかって安心していました。

 ところが、この商品は期間限定の商品だったみたいで、セールでは75%オフで投売りしていました。
o(T^T)o

 Bath&BodyWorksみたいなメーカーでは次々に新商品を出して(値上げして)いくのが常だから、気に入った商品がディスコンで手に入らなくなってしまうのは仕方がない。

 私の場合はそれだけではなくて、他にもお気に入りの商品がディスコンや期間限定発売で人気が出なくて、そのまま店頭から消えてしまうということがよくある。

(←TAZOのルイボス・コンセントレート) 

 手軽にアイス・チャイが作れるTAZOのルイボス・コンセントレートもディスコンになってしまったし、

 怪獣のコミュニケーションの向上のために使っていたニューロミンという名前の(魚油由来でない)ベジタリアン用のDHAのサプリメントも、いつも行くドラッグストアでは手に入らなくなって調べると、メーカのサイトにも商品がなくなっていた(多分ディスコンになったのだと思う)。

 ディスコンになってしまうことが多いのは、私が日本人でアメリカ人と嗜好が違うから、というのではなくて、
日本にいた時から、お気に入りのものはなくなってしまうことが多かった。

 に話すと、
「あなたの感覚は、一般の人の感覚とか・な・り違うからね~」
と、言われてしまった。

 そりゃあ、そうで御座いましょうとも。
一般の人と感覚が一緒だったら、多分あなた()とは結婚していなかっただろうねぇ~
 

2013年1月9日水曜日

雪*ゆき*雪


 クリスマスブレイクも終わり、週明けの1月7日から、怪獣の学校が始まりました。

(←クリスマス12/25の朝)

 クリスマスの前の週末から雪が降り始めて、
「ホワイトクリスマスだぁ~」
と、ロマンティックな気分に浸ったのも束の間。
 クリスマスの夜から翌日にかけて雪が降ったり止んだりが続いて、道路の状況が悪く、外出できなくなってしまった。

(←12月27日の朝
門と塀が半分くらい埋まっている)

 お陰で、アフタークリスマスセールに出かけたのも1日遅れの27日で、目ぼしい物はほとんどなくなっていました。
(あの雪の中、買い物に行った人たちもいたんだ…「さすがアメリカ人」と驚きました。)

(←12月27日の朝、我が家の玄関前の積雪量。
25日の夜には来客があったので、ガレージの前と玄関前は一度除雪してあったにもかかわらず、18センチ。)

 27日は晴れたので、ガレージの前と玄関の前の雪かきをして、やっと車を出して買い物にいく事ができました。

 日本にいた頃は、(雪の少ない地域に住んでいたので)雪が降ると雪だるまを作ったり、雪遊びを楽しんでいた怪獣も、

今は雪が降ると雪かきに借り出されるので、以前ほど嬉しそうではなくなり、雪が降ると家から一歩も出なくなってしまいました。

(←ガレージの前の雪を除ける怪獣

 スコップを使った除雪は中腰でやらなければならないので、翌日は腰痛になってしまいます。

 の友人に言わせると、除雪腰痛は、「庭付きの一戸建てを持つ人の贅沢病」だそうです。
(アパートに住む人は自分の庭がないし、アパートの庭は業者が雪かきするので)

2013年1月7日月曜日

初(大)笑い


 お正月には百人一首で遊ぶのが我が家の恒例行事。
今年も、元旦の夕食後百人一首をすることになった。

 我が家の遊び方は「散らし取り」で、読み手は私が務めることが多く、今年も私が読むことになりました。

 取り手の中で一番不利なのは、小学校2年までしか日本の学校に通った事のない怪獣
 今年初参加のの友人E.Bちゃんは小学校5年まで日本に住んでいて、日本の学校に通っていたし、大学で日本語のクラスも取って教師のアシスタントを務めるレベル。
 は中学1年まで日本の学校に通っていたし、は(とりあえず)日本の高校を卒業している。 

 取り札は全部平仮名なのだから、平仮名さえ読めればよさそうなものだけれど、百人一首の仮名は現代のものとは読み方が違う。
 怪獣は「ゑ」とか「ゐ」とか「けふ」とか「てふ」とかが読めない。

 普通に遊んだら絶対負けるのがわかっているので、怪獣は乗り気でない。
力の差を考慮して、ペアを組んでやることになって、怪獣とE.Bちゃんvs.の組み合わせて遊ぶ事になった。

 始めは、下の句を聴いて取り札を探す正攻法で頑張っていた怪獣だけれど、
思うように取れないのが悔しくて、後半は札の上に身を乗り出して妨害する作戦にでた。
 が札が探しにくくなっただけでなく、自分の見方も札が探しにくくなって逆効果。

 おまけにが、取り札の最初の文字が同じ札を指差して、お手つきを誘う作戦に出たものだから、更に取り手は混乱。

 お手つき続発。d (>◇< ) アウト!
同時に何人もが同じ札を押さえる(しかも間違った札)こと続出。
で、一同大爆笑。

 混乱のせいか、一通り読み札を読み終わっても、3枚ほど取り札が余っている。
札が揃っているかを確かめるために、第2ラウンドをする事になった。

 第2ラウンドは、怪獣が読み手に立候補して読み札を読むことになったのだけれど、
「小学2年レベルの日本語力で、果たして百人一首の読み手が務まるのか?」
と、懐疑的雰囲気の中、第2ラウンド開始。

 怪獣の読み方は、
・五、七、五、七、七、以外の場所で区切る。
・読めない字は飛ばす
・読むスピードが遅い
・だんだん声が小さくなっていくので、下の句が聞き取れない
・取り札が取られていないのに、次の札を読む
など。
 文字を飛ばしたり、区切る位置が違うと、本来のものとは意味が違ったりして、
ツッコミ所がいっぱい。

 途切れ途切れに読むので、感度の悪いラジオ(同調していないラジオ)を聴いているみたいで、
「鹿が出てくるなら、この札かなぁ~」
とか
「坊主の絵でしょ?」
とか、憶測で取り札を探す状態。
かるた取りというよりは、推理ゲームみたいで、
可笑しくて可笑しくて、お腹の皮が捩れるくらい笑いました。

 百人一首ってこんなに大笑いできる遊びだったっけ? 

2013年1月5日土曜日

お正月のテーブルアレンジ(テーブルセッティング)2013

 クリスマスも終わって新年なので、ダイニングもクリスマスのテーブルセッティングからお正月のアレンジに変えることにしました。


(←1人分のテーブルセッティング)

 今年の正月のテーブルは、ゴールドと赤を中心にアレンジしました。
(ゴールドと赤ならクリスマスでも使っているので、飾りの使い回しが出来るので…(^-^;
去年も食器以外はクリスマスの飾りをそのまま使たっけ…)

(←センターピース)

 センターピースはアフタークリスマスセールで買った小物用トレーと飾り、手持ちのキャンドルホルダーとLEDキャンドルでアレンジしました。

 ビュッフェの上はアドベントキャンドルを流用したもので飾りました。

 ビュッフェの側の壁には小さなリースをさげました。
リースの土台の赤い実のついた蔓もアフタークリスマスのセールで買ったもの。
 蔓を円くまとめて、金色と銀色の折鶴で飾りました。
(折り紙が売っていなかったので、金色の鶴は包装紙を銀色の鶴はアルミホイルを正方形に切って作りました。
アルミホイルの鶴は折るのが大変だった
(;´ρ`) グッタリ

 テーブルの上も赤い包装紙で作った折鶴を置いて、スキャッター(大きめのビーズ)を散らしました。

なんだ~?このツブツブは?
折鶴まであるけれど、
食事(元旦の夜は手巻き寿司の予定だったので)の邪魔になるから片付け~」

と、の掛け声がかかって、
折鶴とビーズは食事の間はしまう事になりました。
折角頑張って折ったのに…
 

2013年1月3日木曜日

Frankenmuth3(大晦日2012)

 今日(1月2日)からは仕事。子どもたちは今週いっぱいクリスマス・ブレークなので、私と子どもは家でノンビリ。
は早起きして仕事に出かけました。
♪~~ヽ(∇ ̄* 三 * ̄∇)ノ~~ガンバレ-♪

 大晦日は家族との友人E.Bちゃんとフランケンムースに行きました。

 フランケンムースはミシガン州にあるドイツ風の観光地
E.Bちゃんは今回初めて、は夏の時期には行った事があるけれど、クリスマスシーズンには行った事がないので、観光に行く事にしました。


 クリスマスの直後ということもあって、通りに並ぶお店はクリスマスのデコレーションがされていて、観光馬車↑にもクリスマスの飾りが付いていました。

(←クリスマスの飾り付けがされたファッジ※屋さん)

※ファッジ
欧米のお菓子。砂糖とバターと牛乳(練乳)をかき混ぜて加熱して、練りながら冷やして固めたもので、キャラメルとチョコレートの間のような食感。

メインストリートには、ファッジやタフィーやキャンディーなどのお菓子の店が多かったです。

 出かけた日は風が強くて寒かったので、隣り合うレストラン以外のお店を一軒一軒回ったら、お菓子やさんをハシゴする感じになってしまいました。
 
 どのお菓子屋の商品も同じようなものが多かったのですが、お店によって試食に出ているお菓子の種類が違ったので、色んなお菓子が味見できて楽しかったです。

←の写真はハンドメイドのコンフォーターとキルトのお店。

 ショーウィンドウのクリスマスデコレーションがすごく素敵だったのだけれど、ガラスの反射で中が写っていないのが残念。
 
 私たちが回ったお店で、お菓子屋さんの次に多かったのが、お土産品店。
ほとんどのお土産品店の中にはクリスマスツリーが飾られていて、どのツリーのデコレーションも面白くて参考にしたいものばかりでした。
 中には(手袋とか帽子とかの)商品をツリーにぶら下げて売っているお店もありました。

(↑左:チーズハウスのマスコットの像
中、右:観光地のお約束の顔出しパネル
右のパネルは怪獣が男女を入れ替えて撮ったもの。違和感が激しくて笑える。

 フランケンムース観光の後は、買い物(主に食品)をして帰宅。
年越しそばの代わりにインスタントラーメンを食べることに…
 

 

 

  年越しそばの代わりに食べたのが、←のインスタントラーメン。

 我が家の近くの日本食のお店では扱っていなくて、去年(2012年)の秋、が出張の時に買ってきたものを年越し用に取っておいたもの。

(←盛り付けたところ。
焼き豚がなかったので、スモークハムで代用した。)
 やっぱり、日本のラーメンは美味しい。
 アメリカでも大都市のジャパニーズストアにならあるのかしら?
 近くの日本食品店でも扱うようにならないかなぁ~