約1か月くらい前に、日本人の部下とのコミュニケーションが上手くいかないので、対策を一緒に考えてくれないかと夫に相談されたことがあった。
元々、技術畑出身の夫は、言葉足らずの部分が多いし、話をまとめるのが上手くないので、要点をおさえる練習をしたらどうかとアドバイスした。
ところが、ある日仕事から帰ってきた夫が、
「(コミュニケーションが上手くいっていない)部下が、オレのメールを訂正してきた。どうやって返事を書けばいい?」
と、聞いてくるので、事情を聞いた。
夫がある事柄についての報告と連絡のメールを書いて関係者に送ったら、そのメールを読んだ件の部下が、夫のメールに別の色で(訂正箇所を)上書きして、
「メールの(間違っている箇所を)訂正しました。○○(部下の名前)」
と、メッセージをつけて関係者全員に訂正メールを送ったらしい。
私は部外者なので、メールは見ていないし内容も聞いていないけれど、
夫の説明よると、訂正された箇所は元のメールの7~8割におよび、
内容も夫の書いた内容を件の部下の視点から見た(主観的な)もので(当然立場が違えば表現も違ってくる)、連絡したい事柄にくい違いはなかったらしい。
「どうやってコミュニケーションしたらいいのか…」
と、困惑する夫。
ちょと待ったー‼ (*゚o゚)/チョイトオマチ!!
それは、コミュニケーションの問題じゃないぞー
チャウ((-.- 三 -.-))チャウ
普通、メールを読んでくい違いがあると思ったら、メールを書いた本人に個人的に確認するでしょ。
たとえ事実の誤認があって訂正が必要な場合でも、メールを書いた本人にその旨を伝えて、本人が訂正して再送付するようにするのが、相手に対する礼儀。
自分が誤解しているかどうかも確かめずに、他人のメールを勝手に書き直して、
「(間違っていたので)訂正しました~」
と、関係者全員に晒すのは、(夫がまともにメールが書けないかのように、事情を知らない人に印象付けるのが目的の)嫌がらせ以外の何物でもないでしょ。
しかも、更に話を聞くと、今回のメールの訂正事件だけでなく、以前にも夫に対する批判のメールを同僚や他部署の人間や夫の上司にまで送りつけたり、
事実無根の情報まで付け加えた周りを(わざと)誤解させるようなメールを色々な人に送って、不都合を夫のせいにしようとしたこともあったらしい。
これは、「パワハラ」ならぬ「逆パワハラ」だよ。
他の人にも似たような失礼な態度や嫌がらせをしているのかと聞いたら、他の人にはしていなくて夫だけらしい。
(ノ_-;)ハア…
完全に逆パワハラのターゲットになっちゃってるよ…
前の会社のパワハラ上司に似たような事をされてたじゃない。
今度は逆パワハラ部下だよ~
「要点をおさえてコミュニケーション…」
なんて、呑気な事を言っている場合じゃない。
追記:
この記事の投稿を待っている間にも、件の部下が仕事で起こった対応の遅れを非難して、なぜそれが起こったのか説明しろ、という内容のメールを関係者全員に送ったらしい。
部下が非難している対応の遅れは夫の責任ではなくて、完全に八つ当たり。
おまけに手遅れという程遅れたわけでもなく、業務に差し障りは出なかったらしい。
なぜ起こったかなんて説明したら、ミスをした人が関係者全員に晒されることになってしまう。
(仕事をしていく上で、マイナーなミスはどうしても出てくるわけで、それをいちいち追及していたら、職場の雰囲気が悪くなるし、モチベーションも下がってしまう。)
件の部下は、仕事をこなしていく上で起こる不都合は小さなものでも大騒ぎして、周りに触れ回って、(例え夫のミスでなくても)全て不都合を防げなかった夫の責任として追及したいらしい。
非難している当の部下は、マイナーなミスもあるし、重役から注意されるほどの大きなミスも何度か犯している。
夫は今まで穏便に対応してきたのだけれど、それが裏目に出てしまったようだ。
(夫を非難して周りに触れ回っている時間があるなら、自分の仕事を完璧にこなせよ…)
まるで、どこかの国の「告げ口外交」みたいだ…
「ジャパン・ディスカウント・キャンペーン」ならぬ、
「夫ディスカウント・キャンペーン」只今進行中。