2014年7月30日水曜日

今度は逆パワハラ部下


 約1か月くらい前に、日本人の部下とのコミュニケーションが上手くいかないので、対策を一緒に考えてくれないかとに相談されたことがあった

 元々、技術畑出身のは、言葉足らずの部分が多いし、話をまとめるのが上手くないので、要点をおさえる練習をしたらどうかとアドバイスした。

 ところが、ある日仕事から帰ってきたが、
「(コミュニケーションが上手くいっていない)部下が、オレのメールを訂正してきた。どうやって返事を書けばいい?」
と、聞いてくるので、事情を聞いた。

 がある事柄についての報告と連絡のメールを書いて関係者に送ったら、そのメールを読んだ件の部下が、のメールに別の色で(訂正箇所を)上書きして、
「メールの(間違っている箇所を)訂正しました。○○(部下の名前)」
と、メッセージをつけて関係者全員に訂正メールを送ったらしい。

 私は部外者なので、メールは見ていないし内容も聞いていないけれど、
の説明よると、訂正された箇所は元のメールの7~8割におよび、
内容もの書いた内容を件の部下の視点から見た(主観的な)もので(当然立場が違えば表現も違ってくる)、連絡したい事柄にくい違いはなかったらしい。

「どうやってコミュニケーションしたらいいのか…」
と、困惑する

ちょと待ったー‼ (*゚o゚)/チョイトオマチ!!

それは、コミュニケーションの問題じゃないぞー
チャウ((-.- 三 -.-))チャウ

 普通、メールを読んでくい違いがあると思ったら、メールを書いた本人に個人的に確認するでしょ。

 たとえ事実の誤認があって訂正が必要な場合でも、メールを書いた本人にその旨を伝えて、本人が訂正して再送付するようにするのが、相手に対する礼儀。

 自分が誤解しているかどうかも確かめずに、他人のメールを勝手に書き直して、
「(間違っていたので)訂正しました~」
と、関係者全員に晒すのは、(がまともにメールが書けないかのように、事情を知らない人に印象付けるのが目的の)嫌がらせ以外の何物でもないでしょ。

 しかも、更に話を聞くと、今回のメールの訂正事件だけでなく、以前にもに対する批判のメールを同僚や他部署の人間やの上司にまで送りつけたり、
事実無根の情報まで付け加えた周りを(わざと)誤解させるようなメールを色々な人に送って、不都合をのせいにしようとしたこともあったらしい。

これは、「パワハラ」ならぬ「逆パワハラ」だよ。

 他の人にも似たような失礼な態度や嫌がらせをしているのかと聞いたら、他の人にはしていなくてだけらしい。

(ノ_-;)ハア…
完全に逆パワハラのターゲットになっちゃってるよ…

前の会社のパワハラ上司に似たような事をされてたじゃない。

今度は逆パワハラ部下だよ~

「要点をおさえてコミュニケーション…」
なんて、呑気な事を言っている場合じゃない。

 

 

 

追記

 この記事の投稿を待っている間にも、件の部下が仕事で起こった対応の遅れを非難して、なぜそれが起こったのか説明しろ、という内容のメールを関係者全員に送ったらしい。

 部下が非難している対応の遅れはの責任ではなくて、完全に八つ当たり。
おまけに手遅れという程遅れたわけでもなく、業務に差し障りは出なかったらしい。
 なぜ起こったかなんて説明したら、ミスをした人が関係者全員に晒されることになってしまう。
(仕事をしていく上で、マイナーなミスはどうしても出てくるわけで、それをいちいち追及していたら、職場の雰囲気が悪くなるし、モチベーションも下がってしまう。)

 件の部下は、仕事をこなしていく上で起こる不都合は小さなものでも大騒ぎして、周りに触れ回って、(例えのミスでなくても)全て不都合を防げなかったの責任として追及したいらしい。
 非難している当の部下は、マイナーなミスもあるし、重役から注意されるほどの大きなミスも何度か犯している。
 夫は今まで穏便に対応してきたのだけれど、それが裏目に出てしまったようだ。
を非難して周りに触れ回っている時間があるなら、自分の仕事を完璧にこなせよ…)

 まるで、どこかの国の「告げ口外交」みたいだ…
「ジャパン・ディスカウント・キャンペーン」ならぬ、
ディスカウント・キャンペーン」只今進行中。

 

 

 

2014年7月28日月曜日

家庭菜園2014 その2


 1回目の定植が終わった約2週間後の7月9日に、2回目の定植(胡瓜の定植)をすることにしました。

(←土を篩い終わって、植える位置をきめているところ)

 1回目の時に残してあった、残り1/4の土を篩って均し、植え付けの準備をしました。
(1回目は2人で作業したので、ほぼ丸1日かかってしまいましたが、今回は前回の1/3の量だったことと、3人で作業したので、1時間強で土を篩う作業は終わりました。)

(←胡瓜の定植)

 植え付けのために鉢からだすと、2週間前にはまだ小さかった苗も、仮の鉢に根がいっぱい張っている状態でした。

 苗を定植した後、蔓を這わせる棒をたてて、紐で苗を軽く固定しました。

(↑定植が終わった胡瓜)

 その後、雨で胡瓜の葉に土がはね上がるのを防ぐため、苗の周りにビニールを敷きました。
(土にいる菌が原因で、去年と一昨年はウドンコ病が出てしまったので、まだ小さい苗のうちに感染するのを防ぐため。)

(↑定植後、鹿よけのフェンスを戻したところ)

 定植後は鹿よけのフェンスを元に戻して7月9日の作業は終了しました。

(↑7月15日の菜園)

 胡瓜の定植から約1週間後の7月15日には、1回目に植えたトマトやズッキーニ、謎の野菜(多分カボチャ)の花も咲き始め、胡瓜にも花が咲き始めた。

(←7月15日の菜園
上:胡瓜の花
中:豆
下:ズッキーニの花)

 豆は花が終わって、さやが出始めてきている。
種の入っていた袋を捨ててしまったので、この豆はどうやって食べるのかが分からず思案中。
(さやえんどうのように鞘ごとたべるのか?それとも、豆だけ食べるのか、品種もわからないので困ってしまった。)

 1回目の定植の時に、畑に植えた謎の野菜(恐らくカボチャ)が、あっという間に巨大化して、隣にある豆を覆ってしまって、豆は完全に陰になってしまった。
 もう少し離して植えれば良かったと後悔中。

 胡瓜の植わっているフェンス側に空きスペースがあるのは、サツマモが植えられたと考えているから。
 スーパーで買ったサツマイモから芽が出たので、一部を切り取って鉢に植えて様子見中。
 蔓と根が出てきたら畑に植える予定だけれど、無事に蔓が育つのか?

(←上:ベルペッパー
下:サツマイモの種イモを植えたところ)

 菜園に植えた野菜の他にも、今年はベルペッパー(パプリカの緑色バージョンの野菜)を鉢植えで栽培することにした。

 去年と一昨年と苗を買ってきて畑に植えたのだけれど、土のPHが合わなくて、全く育たなかったので、今年は鉢植えにしてみようと言うことになった。
 今のところ、プランターに4本植えてあるけれど、ちょっと狭い感じ。
大きなプランターに植え替えが必要になるかも…

 

 

 

2014年7月26日土曜日

家庭菜園2014


 我が家が住んでいる地域は高緯度で、夏の期間が短い。

(←種まきをスタート)

 去年一昨年も、庭の畑に野菜の苗を定植するのが7月の上旬になってしまって、秋までに収穫できずに霜が降りてしまうことが多かった。

(←4月5日、種まき後)

 今年は今までの教訓から、種まきも例年より少し早い4月5日にして、暖かくなるまでガレージの中で苗を育てることにした。

 最初に撒いたののは、トマトと胡瓜と大根。
 種まきして、10日後の4月15日に雪が降った。

(←4月17日、芽が出た大根)

 寒さに強い大根は暫くして芽を出したけれど、トマトと胡瓜は全く芽の出る気配がなかった。

 その後、4月の下旬にトマトがやっと小さな芽をだしたけれど、胡瓜は全く芽が出なかったので、5月の中旬に2回目の種まきをした。

 2回目の種まきでは、胡瓜の他に豆、ズッキーニ、ベルペッパー、を撒いた。
 気温が暖かくなっていたせいか、どの種も暫くすると芽が出て、一番遅いベルペッパーも6月になるまでには芽を出した。

(↑作業前の雑草ボーボーの畑)

 6月の中旬には、1回目の種まきで撒いたトマトと大根が大きくなっていたので、6月21日(よりによって夏至の日だ…)に、畑を耕して(土を篩って)大きくなった苗から定植することにした。

(←今年の謎の野菜)

 草ボーボーだった畑から雑草を抜いて捨てて、肥料のために捨てた野菜屑から自然発芽した、野菜の苗らしきものを(後で畑に植え戻すために)選り分けて置いた。

 雑草を抜き終ったら畑全体を耕して、土を篩う作業なのだけれど、は寝室の窓枠の塗装作業を並行しながらやっていたため、畑の作業は実質的に怪獣と私の2人で進めていたため、非常に効率がわるかった。

(↑土を篩う作業を3/4まで終えたところ)

 効率が悪く時間がかかったため、畑の両端のトマトと大根を植える部分だけ耕して土を篩う作業をして、残りの胡瓜を植える部分は耕しただけで、篩いをかけずにおくことにした。

(←大根の定植)

 耕して土を篩った部分に、苗を定植していった。

 去年は大根を北側の端に植えたのだけれど、今年は午後になると建物の影になってしまう南側の端に定植した。

 トマトは、大根の逆の北側の端に定植することにした。
今年の謎の野菜は、トマトと南瓜らしかったので、トマトらしき野菜はトマトと一緒に植えた。

 トマトの(南側の)隣には2回目の種まきで、定植できるくらいの大きさになっていた、豆の苗を2つとズッキーニの苗を植えた。

(←上:トマトの定植
下:トマトと豆とズッキーニを植え終わったところ)

 ズッキーニと豆の苗の南側の隣には、南瓜らしき謎の野菜を植えて、第1回目の定植は終了。

 トマトと豆の苗の周りに、行燈型のケースを取り付け、畑の周りに支柱を立ててその周りに(鹿害予防用の)プラスティック製のネットを張り巡らして仮止めして、6月21日分の作業がやっと終わった。

(↑鹿害予防用のネットを張っているところ。)

 

 

 

2014年7月24日木曜日

Lighthouse(灯台)8
-Holland Habor Light-

 Grand Havenの灯台を見た後は、今日の最後の目的地のHolland Habor Lightに向かいました。

 灯台にはインターネットで住所を調べて、GPSを使って行くのですが、Holland Habor Lightはネットに記載されていた住所と、GPSの位置が一致していなくて(ネットの住所が違っていた可能性が大)少し迷いました。

 やっと灯台の建物を見つけて、近くまで行ったのですが、灯台の側の岸辺ではなくて、対岸のステートパーク内のビーチの一角が最も近寄れた場所でした。
 灯台の側の岸部に行くにはMacztawa湖をぐるっと回ってしか行けなかったので、今回は対岸から眺めるだけになりました。

(↑Holland Habor Light)

 Holland Habor LightはMacztawa湖とミシガン湖を結ぶ水路の南の岸部にたつ灯台で、1872年に木製の枠が作られ、1880年に金属のポールの上にライトを守る箱の取り付けられた、信号塔のような形でスタート。
 Grand Havenの灯台ように、灯台まで防波堤沿いに(悪天候時のための)キャットウォークがついていた。

 その後、住宅が横に建てられ、用途の変更とともに改修が重ねられて1932年に電化され、1936年に現在の形(住宅の建物とつながった形)になった。
 1972年に、コーストガードが灯台としての管理を終了することを発表、1974年に地元で保存のための委員会が作られ、現在はレジャーボートの信号用に稼働している。

 2つの切妻屋根を持つHolland Habor Lightには、同じ図面をもとに作られた外見のそっくりな灯台がある。
 ミシガン湖の対岸ウィスコンシン州にあるKewaunee Pierhead LightがHolland Habor Lightと双子の灯台と呼ばれていて、色が白い他は同じ作りらしいです。


(←ウィスコンシン州のKewaunee Pierhead Light)

http://en.wikipedia.org/wiki/Kewaunee_Pierhead_Lighthouse
より引用

 

 

2014年7月22日火曜日

Lighthouse(灯台)7
-Grand Haven South Pierhead Light & Inner Light-

 Muskegonの2つの灯台を見た後は、車で20分位南下したところにある、Grand Havenの町の2つの灯台を見に行きました。

(↑奥:Grand Haven South Pierhead Light 、
手前:Grand Haven South Pier Inner Light)

 2つの灯台はGrand Riverの河口の防波堤にあって、周りはステイトパークの施設です。
 どちらも一般公開はされていなくて、私たちが行った時は両方とも改修中でした。

(↑Grand Haven South Pier Inner Light
ペンキ塗りたてでした。)

 防波堤の途中にある円筒形の灯台がInner Lightで、鋼鉄板製。
1905年に建造。(Inner Lightができる前は、Grand Havenの港の別の場所に1839年に建てられた灯台があった。)

 防波堤の先端にある小屋型の建物がPierhead Light で、木製のフレームに鋳鉄製の壁でできています。
 オリジナルの灯台は1875年に濃霧信号用の灯台として建てられ、1905年に現在の場所に移動されました。

 2つの灯台を結んで伸びている桟橋の上の鉄製の橋のようなもの(キャットウォーク)は、悪天候時に灯台守が移動するためのもので、1969に灯台が自動化するまで使われていました。

(↑近くのビーチから見た2つの灯台)


 防波堤にはビーチも隣接していて、ステートパーク内と言うこともあって、観光の人や水遊びに来ている人もたくさんいました。

 

 

2014年7月20日日曜日

Lighthouse(灯台)6
-Muskegon South Pierhead Light & Breakwater Light-

 7月11日(金曜日)に、ミシガン湖畔にある灯台を見に行きました。

(↑Muskegon South Pierhead Light)

 今回は3か所、計5つの灯台を見て日帰りで帰ってくる計画をたてました。
3か所と言っても、それぞれの灯台の間が車で20分位しか離れていなかったこと、どの灯台も小規模なもので、外から眺められるだけで資料館もなかったことなどから、ハードスケジュールと言うわけではありませんでした。

(↑http://en.wikipedia.org/wiki/Muskegon,_Michigan#mediaviewer/File:Muskegon_Michigan_harbor_entrance.jpg
より引用。
矢印を加えたもの)

 最初に行ったのはMuskegon(ムスケガン?)という町にある2つの灯台で、Muskegon湖とミシガン湖を結ぶ水路のミシガン湖側に位置しています。
 1つはコーストガード(沿岸警備隊)の施設の中にある遊歩道桟橋の先端に位置する灯台で、Muskegon South Pierhead Light。
(↑上の写真のグリーンの矢印の先)
 もう一つは、南側の防波堤の先にある灯台で、Muskegon South Breakwater Light。
(↑上の写真のオレンジの矢印の先)

(↑Muskegon South Pierhead Light)

 Pierhead Lightの方は、オリジナルは1852年に建設、1903年に再建。
円筒形の鋳鉄製のタワーで、現在も稼働しています。
 灯台のある遊歩道桟橋には、コーストガードの敷地を通り抜けていくことができるのですが、特に案内板などはなく、ちょっとわかりにくかったためか、見学者も少なかったです。

(↑Muskegon South Breakwater Light)

 Breakwater Lightは、1903年にPierhead Lightの再建と同時に建てられた灯台で、鋳鉄製の四角錐型の灯台。
現在も稼働しています。
 こちらの方は隣接するビーチから防波堤が見えていて、防波堤の入口もわかりやすかったです。

(↑Muskegon South Breakwater Light)

 2つの灯台はどちらもコーストガードの管轄ですが、民間の保護団体が2つの灯台の改修と一般公開を目指して資金を集めているそうです。
(現在の建物の強度では、危険で灯台の上まで人が上ることができない。)

 

 

おまけ:
 Muskegonの灯台を見た後で、Muskegonの町でランチしました。
がスマホのアプリで見つけたメキシカンレストランで、評価が良くて値段が安かったので行くことにしました。

 アプリでの評判とは裏はらに、お店のロケーションが良くなくて、はじめスマホのGPSを頼りに行った時は、お店があるのに気が付かなくて通り過ぎてしまいました。

 大通りから少し離れている一方通行の道で(車で行くと大通りから直接アクセスできずにぐるっと回って行かなければいけない)、周りが錆びれた地域だったこと。
 おまけに同じ建物(建物も古かった)にある隣の店舗は閉鎖されていたこと、店は入り口にガラスの小さなドア1つがあるだけで窓がなくて、外から店内の様子が見えないこと。
店の前まで来ても、
「このお店営業しているの?」
と、思ったくらいでした。

 勇気を出して入ったら、店内は薄暗くて(午後3時前だったこともあって)パッと見には誰も客がいない。
 奥からオバサンが
「いらっしゃーい、好きな所へどうぞー(最初はスペイン語で、次に英語で)」
と、声をかけてくれたのだけれど、声の主が現れるまでにちょっと時間がかかった。

 料理の方は、アメリカナイズされたメキシコ料理でしたが、味は美味しくて、お店のおばちゃんも気さくで色んな話をしてくれて、いい感じのお店でした。
 私たちが食べている間にも、地元の人らしき客が3人も持ち帰りで注文していったので、地元での評判はよさそう。
「これでロケーションが良かったらもっと繁盛するだろうに…」
と、思いました。

2014年7月16日水曜日

夏のテーブルコーディネート(テーブルセッティング)2014

 7月になったので、夏用のテーブルアレンジメントに変えました。

(↑全体のアレンジ)

(↑一人分のセッティング)

 今年は去年の夏のコーディネートからコバルトブルーを引いた、オレンジと白をベースにアレンジしました。
 テーブルランナーとナプキンは去年と同じものを使っているし、バッフェの上のランタンとキャンドルも去年のものを使いまわしています。

(↑今年のセンターピース)
 今年はフローティングキャンドルをセンターピースと両脇のシリンダーに使っています。

(←センターピースの両脇に飾ったフローティングキャンドル)

 シリンダー型の花瓶は、1ドルショップで買ったもので、フローティングキャンドルに使うには丁度いいサイズでした。

 センターピースのフローティングキャンドルには蓮の花の形のキャンドルを使いたかったのですが、近くのお店では見つからなかったので、普通のフローティングキャンドルを使いました。

(↑ビュッフェの上のデコレーション)

 今年はビュッフェの両脇にトロピカル風の花を飾ってみました。
もっと、花の数が多いとゴージャスな感じになるのだろうけれど、
怪獣
「家をジャングルにするつもり?」
と、つっこまれたので、控えめな程度でやめておくことにしました。
(+トロピカルの造花は高価なので、控えめの方がお財布にも優しいし…)

 

 

 

2014年7月14日月曜日

Overflowing Brain
オーバーフローする脳


 Overflowing BrainはTorkel Klingberg著のワーキングメモリーに関する心理学の本で、初版はスウェーデン語で2007年に出版、英語版の初版が2008年、日本語訳版が2011年に出版されています。

(←英語版の表紙※1)

 日本語訳版のタイトルは「オーバーフローする脳」で、翻訳者は苧阪 直行です。

 この本はワーキングメモリーについての、(当時の)最新の技術を使って、その働きや訓練の仕方などについての実験結果や、その他の関連する論文などの研究と考察を元に、ワーキングメモリーを訓練して発達させることができるのかどうかを検証していく内容でした。

(←日本語訳版の表紙※2)

 結論として、「人間はワーキングメモリーを鍛える事ができる」という事が書かれていたのですが、具体的な方法については詳しく書かれていませんでした。

 本の最初の部分では「ワーキングメモリーとは何か?」について、解説されていて、その後研究の結果や関連論文の考察なども交えて、説明が進んでいきます。

 また、ワーキングメモリーとADHDについての関連を考察する章もあって、興味深いと思いました。

 英語版を読んでいて思ったのは、(本は一般向と研究者両方向けということになっていましたが、)この本を読むには最低でも大学の教養レベルの心理学と教養レベルの生物学の知識がないと無理だと思いました。

 日本語版はどうなのかわからないけれど、英語版は気軽な楽しみのための読書には向いていない本だと思いました。 
(ワーキングメモリーについて興味のある、人にはいいのかもしれないけれど…)

 

 

 

 

 

↑の表紙の画像の参照

※1:http://www.amazon.co.jp/The-Overflowing-Brain-Information-Overload/dp/0195372883/ref=pd_rhf_ee_p_t_1_FM2S#reader_0195372883
より引用

 

※2:http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4788512610/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=465392&s=books
より、引用

2014年7月12日土曜日

メキシカンBBQ


 7月5日に怪獣の部屋の窓を交換した時に、メキシコ人のPさん夫婦が手伝いに来てくれました。

 Pさん夫婦の提案で、その日の夕食はメキシカンBBQにすることになり、窓の取り付けを私たちの家族+P夫さんで進めている間、P奥さんはメキシカンBBQの買い物に行ったり準備をしてくれました。

 今回作ってくれたのは、牛肉の塊をスライスしたものに下味をつけてBBQグリルで焼き、焼いた後食べやすいサイズにカットしておいたものと、3種類のサルサ(グアカモレ、サルサ・バンデラ、サルサ・ロハ)を、コーンのソフトトルティーヤにのせて食べるタコスの一種でした。

 メキシコでは屋外のホームパーティーなどで、BBQタコスが食べられることが多く、肉もビーフだけでなく、チキンやポークのこともあるそうです。

 タコスだけれど、カル・メックス料理と違ってレタスを入れないのが面白いなぁ…と思いました。

 

 

2014年7月10日木曜日

リモデリング79
寝室の窓の交換2
-新しい窓の取り付け-

(↑交換前のマスターベッドルームの窓
左:屋外側、右:屋内側)

 7月4日にマスターベッドルームの窓を、7月5日に怪獣の部屋の窓を交換しました。 

 新しい窓は取り付ける前に、屋外側の塗装屋内側の塗装をしているのだけれど、作業の工程がライブラリーとダイニングの窓と全く一緒なので、省略することにします。
(1階の窓の塗装と一つだけ違ったのは、内部の塗装に使っていたステインAがディスコンになってしまったのか、どのお店で探しても見つからず、似たような色を調合して作ってもらったのですが、以前のような色が出ずに、配合を少し変えることになってしまったことでした。)


(←古い窓を取り外したところ)

 前回の記事で古い窓の取り外しについて書いたので、取り外した後の作業の手順を書きます。

 

①開口部の処理
 開口部に残っているコーキングを剥がしたり、窓敷居を置く土台になる板の補修や、新しい窓のサイズに合わせて開口部のサイズを調整します。

(←上:開口部の処理を終えたところ。
中:新しい窓フレームを取り付けているところ。
下:新しい窓フレームの固定が終わったところ)

 新しい窓は古い窓と比べると、横幅が1.5インチ広く、高さが5インチくらい低かったです。

 開口部の処理の作業では、幅を少し広げる作業(ライブラリーとダイニングの窓の交換4を参照)をして、窓の高さが短くなった分、鴨居の上に当たる部分にスペーサーを入れて窓フレームが固定できるようにしました。
(スペーサーは新しい窓のサイズに合わせて2x4材で自作しました。)

 スペーサーの屋外部分に防水シートを貼った後、更に防水シートの上(屋外側)にコンクリートボードをネジどめした後、開口部の鴨居の部分に取り付けました。
 窓敷居ののる土台板に防水テープを貼る。

②新しい窓フレームの取り付けと断熱処理
 新しい窓枠を処理が終わった開口部に置いて、水平と垂直を確認して位置をシムなどで調整し、ネジ止めして固定します。
 窓の固定後、開口部と窓フレームの隙間に断熱フォームを入れて埋めていきます。

(↑左:スペーサーに断熱材を入れたところ。
右:石膏ボードを内側に貼ってところ)

③スペーサーを入れた部分の屋内側と屋外側の処理をする。
 スペーサーを入れた部分の屋内側にはスペーサーの空洞部分に断熱材を詰めて、石膏ボードでカバーし、屋外側は人工石を貼ります。

④窓を取り付ける。
 窓枠(窓ガラスのついている部分)を取り付け、ハンドルなどの付属品類を取り付けます。

(↑取り付け作業が終わった新しい窓
左:屋外側、右:屋内側)

 後は、屋外側のトリムの作業と、屋外側の窓周りの壁の処理、壁のペイント、屋内側のトリムを付ける作業が残っていますが、とりあえず窓が閉まって鍵がかかるようになったので、作業は一休みです。

2014年7月8日火曜日

リモデリング78
寝室の窓の交換1
-古い窓の取り外し-

 今年の独立記念日は金曜日で、金・土・日と三連休でした。
 例年、独立記念日は家庭菜園の作業かDIYで家の修理やリモデリングをしていることが多いです。

(↑交換予定の窓:2階の矢印の先の窓2か所。
夏の写真は木の葉が茂っていて窓が見えにくいので、冬の写真を使っています。)

 今年も金曜と土曜の2日で、マスターベッドルームの窓と怪獣の部屋の窓を交換することにしました。
 窓やエクステリアのドアの交換は、1日で古い窓の取り外しから新しい窓の取り付けを済ませて鍵をかけられる状態までにしなくてはいけないので、窓が2か所だと交換には2日かかることになります。
プロなら、1日で2か所以上交換できるかも…


(←今回交換した窓
手順の説明のために、いくつか線を加えました。)

 

 今回交換した窓は、去年交換したライブラリーとダイニングの窓と同じデザイン同じ幅で、高さだけが短いもので、手順もほぼ一緒でした。

 手順が違ったのは、古い窓の取り外し方と開口部の余分なスペースの処理方法でした。

 思った以上に手間取ったのは、古い窓の取り外しでした。
手間取った理由は、我が家には十分な長さの梯子がないため、屋外から取り外しの作業が出来なかったためです。

(←上の窓を簡略図にしたもの)

 古い窓の外側部分の構造は左の図の様に、一番外側から、
1.外側のトリム(オレンジ)、2.窓フレーム(水色)、3.窓枠(緑)、4.ガラスをおさえているトリム(黄)、5.ガラスの順で並んでいて、
窓を建物に固定するために、窓フレームの左右に2x4の土台板(薄紫)が使われていました。

 1階のライブラリーとダイニングの窓を外した時は、屋内のトリムを外した後、1.の外側のトリムを外して、窓全体を外したのですが、今回は外側のトリムを外すために、窓枠より内側の部分(3.窓枠、4.ガラスをおさえているトリム、5.ガラス)を外さなければ屋外のトリムが取り外せませんでした。

(←固定窓枠と窓フレームのみの簡略図)

 古い窓は3つの窓が連なっている形で、真ん中の窓は可動窓、左右の窓は固定窓(嵌め殺し)でした。

 左の図のように、固定窓枠(緑)は窓フレーム(水色)にネジ(黒)で、ピンクの矢印の向きに固定されていました。
(ネジて窓枠と窓フレームを固定した後、ガラスを入れてトリム(黄)で押さえられていました。

 取り外しの手順は、

①固定窓枠と窓フレームをとめているネジを切断する。
 窓フレームと窓枠の隙間にグラインダーなどの工具を差し入れて、ネジを切断する。

②窓枠を窓フレームから外す。

(←窓フレームと2x4材と一部の外側のトリムのみの簡略図)

 窓枠が外れたら、外側のトリムに手が届くようになるので、

③トリムと窓枠と2x4材をとめている釘を外す。
 窓フレーム(水色)と2x4材(薄紫)は、外側からトリム(オレンジ)で押さえて釘止め(ピンクの矢印の先の黒のドット)してあるだけだったので、釘抜きなどで釘を抜いてトリムを取り外します。

④窓フレームを取り外す。
 窓フレームを外からハンマーなどで叩いてずらし、室内側に倒して取り外します。

古い窓の取り外しが終わったら、開口部の処理をして新しい窓の取り付けになりますが、長くなったので次回に続く…

 

 

 

余談:

 今回の窓の交換の記事は、去年に交換した1階のライブラリーとダイニングの窓と作業がほぼ同じなので、ビフォーとアフターの写真と簡単な説明だけUPする予定でしたが、
から「窓の取り外しの記録も残しておいて欲しい」と、要望があったので、今回の記事を書くことになりました。
 予算の関係で今年交換の予定はないけれど、2階の真ん中の窓が今回外した窓と同じタイプなので、将来真ん中の窓を交換する時の参考にするためらしいです。