2013年2月27日水曜日

Moonrise Kingdom ムーンライズ・キングダム


  Moonrise Kingdomは2012年のアメリカ映画。
ジャンルはラブコメ-ドラマ。
 邦題は「ムーンライズ・キングダム」で2013年2月8日から劇場公開されています。

 舞台は1965年のニュー・ペンザンス島(実在しない架空の島)。
 舗装された道路はなく、車も警察のパトカーが1台きり。
警察もシャープ保安官(ブルース・ウィリス)1人きりの島。

(←サム)

 主人公の12歳のサム・シェークスキー(ジャレッド・ギルマン)はボーイスカウトのサマーキャンプに参加している。

 1年前の夏、キャンプに参加している時に出会った島に住む女の子(ヒロイン)スージー・ビショップ(カーラ・ヘイワード)に一目惚れ、スージーもサムが気に入って住所を書いた紙を渡し、2人はひそかに文通している。

(←スージー)

 両親を亡くして里親に育てられるサムと、トラブルを起してばかりのスージーは、周囲から理解されない孤独な者同士で、すぐに意気投合。

 周りの大人から束縛されずに2人だけで暮らすために、駆け落ちの計画を立てて実行に移す。

(←左から:ウォルト、ローラー、ウォード・キャンプマスター、シャープ保安官)

 いなくなった2人を見つけるために、スージーの両親のウォルト(ビル・マーレイ)とローラ(フランシス・マクドーマンド)、キャンプマスターのウォード(エドワード・ノートン)、シャープ保安官とボーイスカウト・キャンプの子どもたちが島中を探し回る。

(←上:ナレーターのボブ・バラバン
中:カズン・ベン役のジェイソン・シュワルツマン
下:ソーシャルワーク役のティルダ・スウィントン)

 サムとスージー2人の逃避行の行方は…

 この映画は、架空の島の架空の出来事がテーマの架空のストーリー。
 ジャンルはラブコメ-ドラマになっているけれど、ラブコメというにはあまりにも主人公が幼すぎ。
 どちらかというと小さなアドベンチャーという印象の映画でした。
 
 

2013年2月25日月曜日

Ruby Sparks ルビー・スパークス


 Ruby Sparksは2012年のアメリカのラブコメディ。
邦題は「ルビー・スパークス」で、2012年12月に劇場公開。

 カルヴィン(ポール・ダノ)はハイティーンの頃に書いた小説で成功をおさめ、周りに天才と賞賛される小説家。
 ガールフレンドのライラ(デボラ・アン・ウォール)に手痛い失恋をして以来、極度の人間不信に陥り、
「自分に近づいてくる人は、小説家の自分に興味があるだけ。」
と、思っていて、
友達付き合いのない孤独な生活を送っている。

 最初に書いた小説に見合うような小説を書かなければと言うプレッシャーから、思うように筆が進まずスランプ状態。

 通っているセラピーのドクター・ローゼンタールから、カルヴィンの飼っている犬のスコット(雄なのに片足を上げておしっこできない)をありのままで好いてくれる女の子について、1ページの作文を書いてくるように課題が出される。

 カルヴィンは夢の中に出てきた若い女性をヒントに、課題を書き始める。
 カルヴィンはその女性にルビー・スパークスと名前をつけ、カルビンの恋人という設定で書き始める。課題を書いているうちにルビーの夢を再び見たり、新しいアイデアが次々に浮かんできて、執筆活動に弾みがつき、スランプを抜け出したかのように思えた。

 ある朝、カルヴィンが目を覚ますとカルビンの家に小説に書いている女性ルビー(ゾーイ・カザン)がいて、(カルヴィンが小説に書いたように)数ヶ月前からそこに暮らしているかのように振舞って混乱する。

 小説の執筆にのめり込むあまり、ついに幻想を見るようになったと思ったカルヴィンは、ドクター・ローゼンタールに連絡するが留守電で、兄のハリーに電話で相談をしたら、とにかく外出して現実の人間と会うように勧められる。

 ところが、外出先にもルビーがついてきて、周りの人間にもルビーが見えることがわかり、ルビーが幻想でないことがわかりますます混乱する。
 混乱しながらも、ルビーと暮らしていくうちにカルヴィンは自分の作り出したルビーに惹かれていく…

 この映画は、ジャンルがラブコメディになっているけれど、どちらかというとファンタジーに恋愛が絡んでいるといった方がいいような感じがしました。

 私は、ファンタジーの中でもこの作品のようなエブリデイ・マジック(ロー・ファンタジー)ものが好き。

(←ルビー)

 映画の主演で脚本のゾーイ・カザンと主人公のポール・ダノは私生活でもカップルだし、監督のジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリスもカップル。
 主演と監督がそれぞれカップル同士ということで、ファンタジーの世界の恋愛がよりリアルに描かれているところが魅力的な作品だと思いました。
 

2013年2月23日土曜日

ひな祭りのテーブル・コーディネート2013

 バレンタインが過ぎたので、今度はひな祭りのテーブル・アレンジに交換しました。
 
 テーブルクロスやテーブルランナーやランチョンマットなどは、(折角作ったんだから使わなきゃということで、)去年のひな祭りのテーブルセットに使ったものと全く同じ。
 食器とセンターピースが変わっただけです。


(←1人分のテーブル・セッティング)

 食器が変わったといっても、正月のセッティングに使った食器の使い回しなので、費用は0(ゼロ)。
 今回のテーブル・アレンジにかかった費用は、桜の造花の8ドル弱だけで済みました。

(←ビュッフェの上の桜の飾り。
花瓶は前に住んでいた人が置いていったもの。
シンプルなデザインなので、色んな花に合わせやすい。)

 桜の造花はセンターピースとビュッフェの上の飾りに使いました。

 ひな祭りなのに、桃の花じゃなくて桜の花なのは、桃の花の造花が手に入らないため。
(日本には桃の花の造花って売ってるのかなぁ~
日本にいた頃は、小さい家(部屋)でお花を飾る場所がなかったので、造花を買ったことがないのでよくわからない。)

(←センターピース)

 センターピースはとりあえず一直線に並べた。
本当はS字型にアシンメトリーに並べる予定だったのだけれど、一番手前に写っている金平糖みたいな形の折り紙を怪獣が作成中で、予定した数揃わなかったので一直線にした。
 
  

 

(←金平糖型の折り紙大きいバージョンと怪獣

 金平糖状の折り紙は怪獣の十八番。
今までに色々なサイズと角の数で作っている。

 今回センターピースに使った金平糖状の折り紙は、幾つかのピースを組み合わせて作ることと、色やサイズを考えて紙を切っていかなければならないので、作るのに時間がかかるらしい。

2013年2月21日木曜日

陪審員の召喚


 数日前、市の裁判所からの手紙を受け取った。
開けてみると、陪審員として裁判所に出廷するようにと言う要請だった。

 封筒の中には、出廷する日付との書かれた質問用紙と返信用の封筒が入っていて、受け取った日から10日以内に質問に回答して送り返すように指示されていました。

 陪審員を務めるのは、アメリカ市民の義務だけれど、私は外国人なので対象外のはず。 

 通っている英会話のサークルのボランティアの人(アメリカ人)に、
「アメリカ市民じゃないのに、陪審員の召喚の手紙が来た。」
と、話したら、
「(アメリカ市民じゃなくても)無視して放っておいたらダメ。
裁判所に電話をかけてどうしたらいいか聞いたほうがいい。」
と、言われました。

 実は、陪審員の召喚の手紙を受け取るのは今回で2回目。
以前住んでいた州でも陪審員の召喚の手紙を受け取ったのだけれど、引越しの2日前のことで、引越しのどさくさに紛れて紛失してしまって、返信していなかった。

 今回は暫く今住んでいる州から引越しする予定はないので、返信しておいたほうがよさそう。
 手紙に書かれていた、裁判所の番号に電話をかけることにした。

 電話をかけて聞くだけなら簡単、と思うかもしれないけれど、
私は日本語でさえ電話で問い合わせるのが苦手。
というのも、私は会話をする時に、雰囲気や表情(視覚の情報)から相手の言いたい事を予測して、聴覚情報の収集能力の弱さを補っているから、顔の見えない電話は予測がつかなくて困る。
 その上、機械を通した人間の声は聞き取りにくい。
 日本語ならまだしも、ましてや英語で電話をかけるなんて、よっぽどの事がない限りしたくない。
 けど、仕方がないので渋々電話する事に…

:「ハロー」
:「陪審員の召喚の手紙が来たのだけれど、(私は)まだアメリカ市民じゃないんだけれど、どうしたらいい?」
:「質問○○(○○の部分が聞きとれていない)はある?」
:「はい?」
尻上がりに聞いたつもりだったのだけれど、普通の肯定と取られたみたいで、
:「ナンバー3に…」
:「ごめんなさい、私は言葉の問題があって…ナンバー3って何?」
:「質問の沢山書かれたのの3番目の質問。
『あなたはアメリカ市民ですか?』にNOのところを塗りつぶして、返信して。」
:「全部の質問に答える必要はないの?」
多分、まるっきり英語が出来ないと思われたのだろう。
:「3番目だけでいいから返信して。」
:「ありがとう」
:「よい一日を…」

はぁ~C=(^◇^ ; ホッ!
全部の質問に答えなくて済んで良かった。
(日常生活では使わない法律用語が沢山あって、辞書を引かなきゃいけないので面倒くさかった。)

と、いうことで、3番目の質問だけに答えて返信しましたとさ。
めでたしめでたし。
  
それにしても、アメリカには住民票の制度がないから、陪審員の召喚などの手紙も電話帳などからランダムに選んで郵送するみたい。
なので、陪審員を務める資格のない人にも送られてくるらしい。
資格のない人にも召喚の手紙を送って、返信させるなんて、なんか無駄じゃないのかなぁ~と思う。

2013年2月19日火曜日

The Book of Awakening 「自分を変える」心の磨き方


  "The Book of Awakening: Having the Life You Want by Being Present to the Life You Have "は詩人で哲学者のMark Nepoの著作。
 日本語訳も三笠書房から出版されていて、「『自分を変える』心の磨き方: 迷っても、つまずいても、もっと『幸せ』になれる!」野口嘉則[
訳]です。

 著者のマーク・ニポが、癌で闘病している時に自分らしさを求めて気がついたことを日記形式で書きとめた形で、それぞれの日付の最後の部分が、一日をよりよく過ごすためのメッセージで締めくくられています。

 その中で、心にとまったのは"How Does It Taste?"という題の1月15日の日付の日記。

 要約すると、

 ある年老いたヒンズー教の師が、いつも文句ばかり言っている弟子にうんざりしてきたので、ある朝塩を持ってくるようにいいつけます。
 弟子が塩を持ってくると、コップ一杯の水に片手にいっぱいの塩を入れて飲むように言います。
 師が「どんな味がする?」と聞くと、
 弟子は「(塩)辛い」と答えます。

 今度は、同じ量の片手いっぱいの塩を湖に入れて、湖から水を飲むように指示します。
 弟子は湖の水を飲んで、師の「どんな味がする?塩の味がするか?」という質問に、「真水の味で(塩の味は)しない」と答えます。

 師は、「人生の痛みは塩だ。痛みの量は同じだが、辛さの度合いはそれをいれる入れ物の大きさによる。辛いと感じたら自分の感性を広げなさい。コップになるな、湖になりなさい。」

(原文は↓から。)

 この本は去年の11月頃、図書館から借り出してきて読みました。
去年の11月には我が家にとって一大事件が起こった時期で、試練の時にこの本を読む機会があったのは、ラッキーだったと思います。
 
 

 

原文:

January 15
How Does It Tast?

The more spacious and larger our fundamental nature,
the more bearable the pains in living.
-- Wayne Muller

 

An aging Hindu master grew tired of his apprentice complaining, and so, one morning, sent him for some salt. When the apprentice returned, the master instructed the unhappy young man to put a handful of salt in a glass of water, and then to drink it.

 

"How does it taste?" the master asked.

 

"Bitter," spit the apprentice.

 

The master chuckled and then asked the young man to take the same handful of salt and put it in the lake. The two walked in silence to the nearby lake, and once the apprentice swirled his handful of salt in the water, the old man said, "Now drink from the lake."

 

As the water dripped down the young man's chin, the master asked, "How does it taste?"

 

"Fresh," remarked the apprentice.

 

"Do you taste the salt?" asked the master.

 

"No," said the young man.

 

At this, the master sat beside this serious young man who so reminded him of himself and took his hands, offering, "The pain of life is pure salt; no more, no less. The amount of pain in life remains the same, exactly the same. But the amount of bitterness we taste depends on the container we put the pain in. So when you are in pain, the only thing you can do is to enlarge your sense of things... Stop being a glass. Become a lake."

 

* Center yourself and focus on a pain that is with you.

 

* Rather than trying to eliminate the pain, try to breathe through it.

 

* With each in-breath, notice your efforts to wrap around the pain.

 

* With each out-breath, try to enlarge your sense of Self, and let the pain float within the depth of all we'll never know.

"The Book of Awakening "pp.39-40より引用

2013年2月17日日曜日

スウィーツ・パーティ バレンタイン2013

 こちらでは、バレンタイン・デーには夫婦やカップルでで食事に出かけることが多いのだけれど、の仕事が激務で平日に時間を作ってディナーはちょっと無理そうだったので、自宅でお菓子を並べてスウィーツ・パーティをする事にした。


 パーティーと言っても家族だけなので、準備したお菓子は6種類。

(←レインボー・ジェロ

・レインボー・ジェロ
・生チョコ
・スイートポテト
・ウーピーパイ
・クッキー
・アイスクリーム

(←生チョコ(手前)と
スイートポテト(奥))

 クッキーとアイスクリームは市販品で、それ以外は自家製です。

 飲み物はお菓子が甘い物ばかりなので、ハーブティーと水にしました。

(←ウーピーパイ
別名:ホームメイド・オレオ。
オリジナルは円く焼いたココアのケーキの間に、フロスティングか甘いクリームを挟んだお菓子。
今回は、ストロベリー味のケーキミックスを使って、間にクリームチーズとストロベリーソースで作ったクリームを挟みました。)

(←アイスクリームとクッキー)

 6種類と言ってもコースにして順番に出したのではなくて、テーブルにお菓子を並べて、セルフサービスで好きなように食べられる形式にしました。

 甘いお菓子ばっかりなので、他州の大学に通っているがいたら大喜びだろうけれど、男どもには受けはよくないんじゃないかと思っていました。

 ところが意外にも、甘い物好きの怪獣は大喜び。
いつもと変わった雰囲気でお菓子が食べられるので、にも好評でした。

 スウィーツ・パーティーならディナーほど手間も時間もかからないし、お金もかからないから、来年もバレンタインはスウィーツ・パーティーでお祝いしようかしら…
 

 

余談

(←今回使ったハーブティー
セレッシャルというメーカーの「レモン・ジンガー」フレーバー)

 木曜日はバレンタイン・デーということで、の職場のアメリカ人は早い時間に退社したみたいです。
がオフィスを出るときに駐車場に残っていたのは、全部日本人の同僚の車ばっかりだったそうです。

が一言、
「日本人って、勤勉だよなぁ~」
と、つぶやいていたのが印象的でした。
 
 

2013年2月15日金曜日

ぷろなうんしえーしょん?3


 先週から英会話の練習のために通っている、英会話サークルに今週も行ってきました。

 毎週1回、1時間半くらい20人くらいのグループで、与えられたトピックについて話す形式で、喋りたい人は喋りっぱなし、そうでない人は聞き役に回っている感じです。

 主な参加者は英語が母国語でない人たちと、ボランティアのアメリカ人(2~3人)です。
 授業ではなくてサークルなので、登録しても参加できる時に参加する形で、名簿には載っているけれど一度もあったことのない人もいます。

 サークルでも何でもいいから、英会話に参加しようと思った理由は、最近日本語しか喋らないので、英語の発音がおかしくなっているため。

 我が家に約1名、発音にうるさいのがいまして…
(実は怪獣なんですが…)
発音が違うと話が通じないのでございます。

 この間「液体」という意味で、"リキッド"と言ったのですが通じなくて、
私:「ほら、雪が融けると水になるじゃん。アレだよアレ。」
と、言ったら、
怪:「"クゥィド"のこと?」(赤字部分はアクセント)
と、ネイティブ並みの発音で訂正された。

 他にも、
"アドバンテージ"と、言ったら通じなくて、
"アドヴァーンティジ"と、訂正された。

 日本に来た外人が、外国語訛の日本語で話しかけてきても、言っている意味がわかるように、
英語が母国語のアメリカ人も、私が発音が少しおかしい英語で喋っても話は通じるし、(スピーキングの授業ではない限り)指摘も訂正もされたことがない。
「なんか、おかしい」と思っても、失礼になるので、あえて指摘しない。
それどころか、"You speak good English."と、お世辞まで言ってくれる。

 話が通じているみたいなので、
「なんだ~私って英語喋れるじゃん(゚ー゚)(。_。)ウンウン
と、思ったら大間違い。
相手が(私の)発音のおかしな部分を、変換して理解してくれているのである。 

 ところが、発達障害のある怪獣は、そのおかしな部分を修正して理解する作業が苦手。
その上、指摘する事を失礼だと思っていないので、感じたままを正直に指摘してくる。

 人間関係を円滑にする上では、怪獣の特質はマイナスに働くけれど、実状を把握する上ではものすごく有益でありがたい。

 最近怪獣と英語で会話する時に、通じないかったり、訂正される事が多くなった。
と、言う事は…
私のスピーキングのスキルがかなり退化している証拠。

 とにかく英語を話す機会を増やすこと、英会話なら発音も直してくれるので、スピーキングの退化防止に通うことにした。
 

2013年2月11日月曜日

Five Year Engagement 憧れのウェディング・ベル

 Five Year Engagementは2012年のアメリカのラブコメディ。
邦題は「憧れのウェディング・ベル」で劇場未公開(2013年2月現在)。

 トム・ソロモン(ジェイソン・シーゲル)は高級レストランのシェフ、バイオレット・バーンズ(エミリー・ブラント)は心理学のドクターコースの卒業生で、サンフランシスコに住んでいる。

(←トムとバイオレット)

 2人はニューイヤー・カウントダウンパーティーで知り合い、付き合い始めて約1年で婚約、結婚式の準備を始めた。

 ところがトムの親友で職場の同僚のアレックス・エイルハウワー(クリス・プラット)とバイオレットの妹のスージー(アリソン・ブリー)が、トムとバイオレットの婚約パーティーで意気投合、できちゃった結婚する事になり、トムとバイオレットの結婚式は延期された。

(←アレックスとスージーの結婚式)

 その後、バイオレットがミシガン大学から、ポスドクのプログラムの合格の通知が届いて、2年間のポスドクのコースに進むことになったので、彼らの結婚式はバイオレットがポスドクのコースを終わるまで更に延期される事に…

 シェフの仕事はどこででもできると、トムはバイオレットと一緒にミシガンに引越し、同棲を始める。
 長い婚約期間、同棲生活、2人の関係が少しずつ変わっていく。
 果たして、2人は無事にゴールインできるのか…
 
 

 

おまけ:

 映画のストーリーには全く関係ないのだけれど、映画の中でトムが着けていたエプロンの柄がセクシー?
 この手のエプロン(エプロンに裸、もしくは露出の高い水着の柄)で女性版は見たことがあるのだけれど、男性版ははじめて見た。

 実はこの後、シーゲルが後ろを向くシーンがあるのだけれど、エプロンの下はノーパンでお尻が丸見え。

 に、
「見てみて~裏はノーパンだよ~」
って、言ったら、
「あなた、最近怪しい方向に(趣味が)走っていない?」
と、突っ込こまれてしまった。

 確かに、独身の頃はこういうのを見ても恥ずかしがるだけで、と話すことはなかったよなぁ~
 オバサンになって、恥じらいが吹っ飛んでしまったのかも…
でも、いい年したオバサンが、カマトトぶって恥らうのも変だし…
むっつりスケベも性に合わないし、
とこの手のシーンを見る時は、いったいどう振舞えばいいんだよ~
(・へ・;;)うーむ・・・・

2013年2月9日土曜日

吹雪・休校・雪かき&ガキのつかい2


 木曜日、怪獣が学校から帰ってきて、
:「明日は学校がキャンセルになるって噂なんだけれど…」
と、言う。

:「噂って…誰が言ってたの?」
:「みんなだよ、スノー・ストームが来るみたいだよ。」

 (↑←吹雪いている最中。
空中に浮いているゴミの様に見えるのが、舞っている雪。
結構雪片のサイズが大きかった。)

 スノー・ストームって、吹雪じゃん。
困るよ~
金曜日はを空港に迎えに行かなきゃいけないんだから…

 インターネットで天気予報を調べたら、吹雪の予報。
おまけに、深夜から雪が降り続いて朝にはかなり積もるらしい。

 翌朝起きてみると、丁度雪が小休止したところで吹雪いてはいなかったけれど、
雪はかなり積もっていた。

 いつもの様に朝5時くらいに学校から機械が電話をかけてきて、今日(金曜日)は悪天候のため休校、とお知らせがあった。

(←玄関先の雪かきをしているところ)

 いつもはつけないテレビをつけると、ニュースは吹雪の話題ばかり、私たちの住んでいるエリアでは学校が次々に休校になって、小・中・高あわせて600校以上が休校になっていた。

 また、天気予報では金曜日の夜から翌土曜日にかけて、ボストンを含むニューイングランド地方で、記録的なブリザード(猛吹雪)になると予想。
 ボストンでは積雪70センチと台風並みの強風が予想され、スーパーやガソリンスタンドで買占めが起こったり、飛行機を含む公共の交通機関が封鎖される見通しだと、報道されていた。

 私たちの住んでいるエリアでは特に交通の混乱はなく、飛行機も予定通り運航されているようだったので、
を迎えに行くために、出発予定の1時間くらい前からガレージの前の雪かきを始めた。

(←スノー・ブロアーで雪かきしてもらった後
縦にキャタピラーのスジが残っている。)

 幸い怪獣が休みなので、怪獣もかりだして2人でスコップで雪かきをしていたら、
お向かいの旦那さんが、スノー・ブロアー(手押し式の雪かき機)で雪かきを手伝ってくれた。 

 手作業でやっていたら2人で1時間くらいかかるところを、スノー・ブロアーでやってもらったら、5分くらいで終わってしまった。
O(-人-)O アリガタヤ・・

(←手作業で雪かきした後。
横向きにスジがついている。)

 雪かきも終わり、夫を空港へ迎えに行き、無事に戻ってくる事ができた。

 頼んでいた「おつかい」は、やっぱり駄目でした。
でもその代わり、他のものを埋め合わせで買ってきてくれたので、それだけでも進歩でした。
d(-_^)good!!
 




 
 

2013年2月8日金曜日

ガキのつかい

 今週はが日本に出張に行っている。
「日本に行くなら、日本の食べ物とかお菓子とか買ってきてね~」
と、頼んだのだけれど、ちょっと(実はかなり)心配。
 
 は頼まれたものを買ってくるという、所謂「おつかい」というものができない。

 できないと言っても、買い物自体ができないのではない。
自分の欲しい物は、あらゆる手段で手に入れてくる。
 頼まれたもの(指定されたもの)を探して買ってくることができないのである。

 口頭でお願いしたら違うものを買ってきたり、買い漏れが起こるのは確かなので、
買いに行くお店を指定し、商品名やブランド名や大体の値段まで書いたリストを渡したり、行く前にインターネットで買ってきて欲しい商品の画像を見せたり、色々試したのだけれど、上手く行った例がない。

ε-(ーдー)ハァ

 近くのスーパーで買えるようなものを頼む時はまだいい。
自分が買いなおしに行けばいいだけだから。
(それでも二重手間なので、ガッカリする。)

 これが出張先かなんかで、そこでしか買えないような物を頼んで、違う物を買ってきた時(もしくは買ってこなかった時)は、落胆を通り越してすごく悲しい。
(/TДT)/あうぅ・・・・

 しかも、買ってきたものが違うのに
夫:「買ってきてやったぞよ( ̄^ ̄)ノエッヘン
って態度で、超偉そう。

私:「いや違ってるし…ヾ(- -;)ぉぃぉぃ
って、指摘すると

今度は
夫:「折角買ってきてやったのに~(+`△´) ナンダト!!
と、逆切れ

(/=`◇´)/≪ギャォオオオオオオオオオオオオオオオ!!
暴れまくりたいのはこっちだよ~

 これが新婚の時からずーっと繰り返されているのである。

 「ガキのつかい」じゃあるまいし…
おつかいに関しては、小学校の頃の私の方がまだマシというのはどういうことなんだ?
大人になっても「おつかい(指定された物を買ってくる)」ができない
果たして私のお願いした日本の食べ物は買って来れるのだろうか?

 



 



 

余談:

 「ガキのつかい」で思い出したのだけれど、
日本に住んでいた頃だから10年以上前のこと、
が会社からの帰宅途中に傷害事件に遭ったことがあった。

 病院からが電話をかけてきて、車で迎えに来て欲しいと言うことだった。
車で病院にかけつけたらの姿はなく、病院のスタッフに聞いたら
「警察に戻ったんじゃないか」
との事。

 警察に行ったら、の姿はなく
:「旦那さん病院ですよ」
との事。

 警察に行く前に、病院に行ってがいなかったことを話し、
私:「警察にいないなら、電車で帰宅したかもしれない。」
と、話すと、

警察官が
警:「奥さん、まさか(言われた事しかできない)『ガキのつかい』じゃあるまいし、『とりあえず病院へ』と、言われたら、怪我の手当てが終わったら警察に戻ってくるでしょ。」
と、言う。

その「まさか」未満の事(言われた事すらできない)が、日常的に繰り返されているのが我が家なのである。

私:「とりあえず、家に電話をかけさせてください」
と、頼んで警察の電話を借りて家に電話をかけたら…

いたよ。やっぱり家にいた。
ε-( ̄ヘ ̄)┌

私:「すみません。自宅に帰ってるみたいなんで、私も戻ります。」
と、言ったら、

警察官も呆れ顔で、
警:「旦那さんに、調書を作るから必ず明日警察に来るように言って下さい。」
と、言われた。

 家に帰って、わざわざ私を呼び出しておいて自分は電車で帰宅してしまった理由を聞いたら、
夫:「(通勤に使っていた)バイクを路肩に停めっぱなしにしてたからさ、気になって見にいったら、
近くの家の人が庭先を貸してくれるって言ったから、好意に甘えて一晩駐輪させてもらうことにして、電車で帰ってきた。」

私:「それで、自力で帰れるならどうして私を呼び出すのよ!!」
(`Д´メ)

夫:「ああそれは…バイクを停めるところがなかったら、車に積んで家に戻ろう思ったから。
今から一緒にバイクを引き上げに行ってもいい?」

私:「今から、誰が、どこに行くってぇU?」
∑( ̄皿 ̄;; ンガァーーー!!!

( `ロ´)≪ガミガミガミガミ(/。ヽ)キキタクナイ…

 警察の人に「とりあえず病院へ…」と言われて、病院から警察に戻らなかったり、
私を呼び出しておいて、自分の心配事が解決してしまったら家に戻ってしまったり、
帰った私が不機嫌なのにも関わらず、平気でバイクを引き上げに行こうと提案したり、
言外の意図が読み取れない、空気が読めないあたりが非常に発達障害っぽい。

 私も人と違う、ちょっと発達障害っぽいところがあると自覚しているけれど、と暮らしていると、「ひょっとして私は定型発達なんじゃないか?」と、思ってしまうくらいコミュニケーションがとれない。
 が子供の頃は発達障害が今ほどポピュラーじゃなかったから、診断名がつかなかったのだろうけれど、今だったら確実に診断名がつくのではないかと思う。
 

2013年2月6日水曜日

始動~ バレンタインデーのテーブルコーディネート・再挑戦

 「寒いし雪かきが面倒だから出かけたくない~」
と、暫く冬眠していたのですが、
昨日に引き続き、今日も頑張ってガレージの前の雪を除けてお出かけしてきました。

 面倒くさがりの私が2日連続でお出かけなんて滅多にない事なのですが、

 実は、昨日の買い物の帰りに図書館によって、無料英会話サークルの申し込みをしたら、
「明日の午前中だから忘れないでね。」
と、いわれて、今日も出かけてきたというわけ。


 アメリカは移民の国なので、新しく移民してきた人のために英語教育をしてくれるところが沢山あります。
 多くは市や自治体などが無料か安価で提供している、アダルトスクールだったり、ボランティアで読み書きを教えてくれる団体だったり色々です。

 引越して以来、ほぼ引きこもり状態で英語を話す機会なんてほとんどないので、復学のリハビリを兼ねて参加することにしました。
(とにかく話さないと、発音がおかしくなるみたいで、最近怪獣に度々訂正されるようになってきてます。)

 今日は英会話の他に、バレンタインのテーブルセッティングの写真の撮り直しもしました。

(↑昨日の画像で上手く出なかった造花の色が肉眼で見た色に近く撮れている)

 昨夜は白熱球が光源だったので、黄色くかぶって暗い写真で修正しても上手く色が出なかったのですが、今日は太陽の明かりと(室内で少しくらいので)白熱球を弱めに使って撮影。

 撮影ってほど大したものじゃなくて、ただシャッターを押すだけなんだけれど、かなり本物の色に近い状態になりました。

(←昨日撮った画像では、どぎついピンクに写っていたチューリップの造花も、
少し黄色くかぶっているけれども、自然な色あいに撮れました。) 
 
 
 


おまけ:以前、瀬津喩さんから
使わない時のテーブルセッティングはどうなってるの?
と、コメントをいただいたので、使わない時の写真を撮ってみました。

(←スタンバイ状態)

アレンジして時間を置かずに使う(当日使うか翌日使うかのどちらかの)スタンバイ状態の場合は、
ゴブレットを伏せて食器のセッティングはそのまま、上から布(ナプキンなどが多い)をかけておきます。

(←すぐ使わない場合
上:カバーをかける前
下:ナプキンなどで覆いをかけたところ)

 アレンジしたけどすぐ使わない(または、一度使って次の使用まで数日以上間がある)場合は、
テーブルカバーやナプキンなどの布類は畳んで、食器はサイズ毎に重ねたり纏めたりしてテーブルに置いて布をかけておきます。
センターピースやキャンドルもまとめて布をかけておきます。

本当はダイニングにチャイナ・キャビネットがあって、使わない時は食器類をしまっておけたら良いのですが、
うちのダイニングはチャイナ・キャビネットを置けるほど広くないので、ついつい食器がダイニングテーブルの上に置きっぱなしになってしまいます。

 

おまけのおまけ

(←左:ラップをかけた水差し。右:水差しの中のキャンディ)

 通常は、キャンドルや花は飾ったままの状態で布をかけておくのですが、
今回はチューリップの花器に水差しを使って、中にハート型の砂糖菓子を飾りとして入れたので、
埃と虫害を防ぐために、使っていない時はチューリップは外して、水差しの口をラップで覆ってあります。

2013年2月5日火曜日

バレンタインデーのテーブルアレンジ(テーブルセッティング)2013

 お正月のテーブルアレンジを1月下旬に片付けてからずっと、バレンタインのセッティングに変えたいなぁ~と思っていたのですが、あまりの寒さに材料の買い物に行く気になれなかった。

 買い物の何が面倒って、雪かきしないと車を出せないのが面倒。
そんなこんなでダラダラしていたら、2月になってしまった。
 このままだとバレンタインが過ぎてしまう…
仕方がないので、重い腰を上げて買い物に行く事にした。


(←1人分のテーブルセッティング)

 今回の予算は、造花を買う予定だったので50ドル。
チャージャー(食器の下に敷いてあるプレーシングのためのプレート)はクリスマスの時の使いまわしだし、ナプキンは、お正月の時に使ったもの、お皿はサンクスギブンの時に買ったし、今回必要だったのはテーブルクロスと造花とリボンくらい。

 テーブルクロスはシーツで代用する事にして、シーツセットを購入。
(当然バレンタインが過ぎたら洗濯して、娘の部屋でシーツとして使う予定。)
バフェの上のテーブルランナーも、シーツセットについていたピローケースだし、とにかく節約できるものは節約したつもりだったのだけれど、造花が高くて完全に予算オーバー。

 バラの花8本と、チューリップ5本で約50ドル。
これだと、生花を買うほうが安いけれど、我が家は猫がいて生花が飾れないので、造花しか選択肢がない。

 買い物を終えて、家に戻ってきて早速アレンジにかかったのだけれど、アレンジが完成する前に日が暮れてしまった。
 折角アレンジしたので、写真を撮ったのだけれど、白熱球の灯りが光源のため、全体が黄色い色で暗い写真になってしまった。

 お絵かきソフトで色調を修正したけれど、大枚をはたいて買った造花の色が綺麗に出ていない。
Σ(|||▽||| )ガーン

 悔しいので明日、陽があるうちに再挑戦することにした。

 ということで、続きはまた明日…

 

2013年2月1日金曜日

Groundhog Day 恋はデジャ・ヴ


 2月2日はグランドホッグ・デーです。
グランドホッグを使って天気を占う行事の行われる日で、ペンシルバニア州のパンクサトーニーのものが有名です。

 ビル・マーレイ主演の映画"Groundhog Day"は、グランドホッグ・デーのパンクサトーニーを舞台にしたラブコメディ。
 1993年の作品で、邦題は「恋はデジャ・ヴ」。

 ストーリーは、気象予報士のフィル・コナーズ(ビル・マーレイ)は自信家で自己中な性格。
 グランドホッグ・デーの中継をするために、同僚のリタ・ハンソン(アンディ・マクダウェル)とカメラマンのラリー(クリス・エリオット)と共に、グランドホッグ・デーの前日にパンクサトーニーに向かいます。

 フィルは
「田舎町での取材なんて退屈だ」
と、現地に向かう車の中でもグランドホッグ・デーの当日も文句タラタラ。
 取材を終えてやっと田舎から開放されると思っていたら、悪天候のため道路が封鎖され前日に宿泊したホテルに引き返す事に…

 翌日ホテルで目を覚ましたフィルは、次々に起こることが前日と全く同じなので自分が2月2日のグランドホッグデーの朝に戻っている事に気がつく。

 混乱しながらも一日を終えたフィルは、ホテルに戻り眠りにつくが、翌朝目覚めるとまたもや2月2日の朝に戻っている。

 その次の朝も目が覚めると2月2日で、フィルは2月2日から抜け出せなくなってしまい、何度も何度も同じ日を過ごす事になる。

 フィルは何度も同じ時間を繰り返して、違う経験を何度も試しながら、自己中な人格が少しずつ変わっていく。
2月2日から抜け出そうとありとあらゆる手を使ったり、
フィル以外の街の人に起こる出来事を把握しているのでそれを利用して犯罪をしたり人助けをしたり、同僚のリタを口説くが何度やっても成功しなかったり、
試行錯誤の様子が面白い映画。

 フィルは望まないのに2月2日を何度も繰り返すことになってしまうけれど、
人間誰でも、「あの日に戻ってもう一度やり直せたら」と思う、特別な日がいくつかあると思う。